ポータブル電源でのバイク充電は、一部に限り可能です。
しかし、具体的にどのようなバイクが充電できるのかについてはわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ポータブル電源でバイク充電は可能なのか、選び方、便利な理由、留意点をわかりやすく解説します。
ポータブル電源でバイク充電は可能なのかについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
ポータブル電源でバイク充電は可能?
ポータブル電源でバイクを充電することは可能です。ただし、ガソリンで走行するバイクではなく電気で走行するバイクに限られるため、注意が必要となるでしょう。
ここでは、ポータブル電源でバイク充電は可能なのかについて詳しく解説します。
ガソリンで走行するバイクは充電できない
ガソリンで走行するバイクは、一般的に充電できません。
エンジンを起動させるのにガソリンを使用するバイクの場合、動力源となるガソリンがないと走れないため、ポータブル電源での充電は不可能といえるでしょう。
ガソリン式のバイクは原則、ガソリンでしか走れません。
電気で走行するバイクは充電できる
電気で走行するバイクは、基本的に充電できます。
エンジンを起動させるのに電気しか使用しないバイクの場合、動力源となる電気があるだけで走れるため、ポータブル電源での充電が可能です。
電気式のバイクなら、電気だけで走れるでしょう。
電動バイクのメリット
電動バイクの主なメリットは、以下の通りです。
- ガソリンスタンドへ出かける必要がなく、時間・費用の節約になる
- 静音性に優れており、騒音や振動が発生するのを抑えられる
- 排気ガスを排出しないため、環境への負荷を抑えられる
- メンテナンスが比較的楽に行える
いわゆる電気のみで走る電動バイクはガソリンスタンドへ出かける必要がなく自宅で充電できるため、時間・費用の節約になります。
静音性に優れており、騒音や振動が発生するのを抑えられる他、排気ガスを排出しないため、環境への負荷を抑えられるのもメリットです。
メンテナンスが比較的楽に行えるため、管理に手間や面倒をかけたくない人にも良いです。
何よりポータブル電源でも充電できるため、利便性に優れた乗り物といえるでしょう。
電動バイクのデメリット
電動バイクの主なデメリットは、以下の通りです。
- 走行距離が他のバイクと比べて限られる
- フル充電にある程度の時間がかかる
電動バイクは走行距離が他のバイクと比べて限られます。
ちょっとした近所を走るには十分ですが、ドライブなどで郊外へ出かけるとなると心許ないため、ポータブル電源などを合わせて持ち歩きたいです。
その他、フル充電にある程度の時間がかかるのもデメリットです。
最近では充電性能が改善されている電動バイクもありますが、ガソリンのように数十秒・数分の給付で済むということはありません。
どうしても充電に一定の時間がかかるからこそ、工夫が必要な乗り物といえるでしょう。
なお、他の記事ではe-bike(イーバイク)とはについて解説しているため、あわせてご確認ください。
→e-bike(イーバイク)とは?代表的な4つの種類、メリット・デメリットを解説
バイク充電に適したポータブル電源の選び方
バイク充電に適したポータブル電源を選ぶためには、選び方を知っておきたいです。
ここでは、バイクに適したポータブル電源の選び方について詳しく解説します。
- 安全性や耐久性で選ぶ
- 大きさや重さで選ぶ
- 出力や容量で選ぶ
- ポートの種類で選ぶ
- 持ち運びやすさで選ぶ
バイクを充電するためのポータブル電源を選ぶなら、安全性や耐久性で選びましょう。
予備電源としてポータブル電源を持ち歩くなら、ある程度の安全性と耐久性がないと途中で壊れるかもしれません。外に持ち出すことを考えると、頑丈で丈夫なものが良いです。
また、持ち出しを考えるなら大きさや重さで選ぶことも重要となります。バイクに積んで運ぶことを考えると、軽量かつ小型のものが良いでしょう。
その他、出力や容量、ポートの種類、持ち運びやすさで選ぶと良いのではないでしょうか。どの要素もバイク充電をするのに欠かせないため、上記の項目から選んでみてください。
なお、他の記事ではツーリングキャンプの持ち物について解説しているため、あわせてご参照ください。
→バイクでキャンプ!ツーリングキャンプの持ち物(必需品・便利グッズ)を紹介
バイク旅にポータブル電源があると便利な理由
バイク旅をするなら、ポータブル電源があると何かと便利です。
ここでは、バイク旅にポータブル電源があると便利な理由について詳しく解説します。
アウトドア・リモートワークなどで電源として活用できる
ポータブル電源があると、アウトドア・リモートワークなどで電源として活用できます。
電源がない場所でも一定までエネルギーを確保できるため、旅先でデバイスを充電したり、家電を使用したりしたい場合に便利です。
場所によっては電源がまったく取れない場所もあるからこそ、バイク旅をするならポータブル電源を持参しましょう。
スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイスを充電できる
ポータブル電源があれば、スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイスを充電できます。
スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイスは一度の充電で1〜2日は充電が持つのですが、調べものなどで常に使用していると1日と持たないことも多いです。
何もしていなくてもバッテリーが消費され、気づけば残量が少なくなっていることもあるため、ポータブル電源を持参して常に充電できるようにしておくと便利です。
ポータブル電源ならカメラやビデオも充電できる他、電化製品・電子機器などの家電にも充電できるからこそ、1台持参しておくだけで何かと活躍します。
具体的な使用時間の計算については、以下の式をご活用ください。
- ポータブル電源の容量×0.8÷家電の消費電力=使用時間
以上の式に当てはめると、仮に容量2,000Whのポータブル電源だった場合は消費電力20Wのスマホ充電器で約80時間、40Wのタブレット充電器で40時間、60Wのパソコン充電器で約26.7時間使用できるでしょう。
カメラやビデオなどの家電も、ポータブル電源があるだけで数十時間は使用できます。
もちろん、バイク旅に必要な電気毛布やドライヤーなども数時間使用でき、より快適に滞在できるはずです。
バイク旅のように電源の確保が難しい状況でもポータブル電源さえあれば一定期間・一定量の電力が確保できるため、ぜひ持参してみてはいかがでしょうか。
バッテリー上がりの緊急用電源として使用できる
ポータブル電源は、バッテリー上がりの緊急用電源として使用できます。
電動バイクで怖いのが、バッテリー上がりです。バッテリー上がりとは、内蔵されている電池の電気量が不足して電源が入らない状態に陥ることです。
一度、電動バイクでバッテリー上がりを起こすと再起動まで相応のエネルギーが必要となります。
ポータブル電源がなければ電源は復旧できず、充電できるコンセントのあるところまで手で押して移動しなければなりません。
逆にポータブル電源があれば、いつどこでバッテリー上がりを起こしてもすぐに復旧できるでしょう。
ポータブル電源は非常時のサポート役として持って行くだけでも安心であるため、ぜひバイク旅のお供として持参してみてはいかがでしょうか。
バッテリーの残量を比較的長持ちさせられる
ポータブル電源は、バッテリーの残量を比較的長持ちさせられます。
電動バイクを自宅で充電できるのはもちろん出先でも充電できるようになるため、短期間・長期間どちらの旅にも対応可能です。
電動バイクは1回のフル充電で約40〜50km走れるのですが、ポータブル電源があればもともとのキャパシティを超えて走行できます。
大容量ポータブル電源なら数回分の充電が行えるため、予備のバッテリーとして持参するのも良いでしょう。
なお、EcoFlowでは大容量ポータブル電源をいくつか取り扱っているため、もしバイク旅で必要とのことであれば、一度お問い合わせください。
当社で取り揃えているポータブル電源はどれも高出力・大容量となっており、バイク旅のように電源が取れない場所でも難なく使用可能です。
充電自体はケーブルをコンセントに挿して電源を入れるだけと非常に簡単なため、初めてポータブル電源に触れる人でも安心です。
なかでも、シンプルながら高出力・大容量で知られるEcoFlow DELTA 3 Plusは、急速充電に対応していていつでもどこでも持ち運べる優れものとなっています。
EcoFlow DELTA 3 Plusなら約56分で100%充電でき、家電の約99%に対応できるため、旅先で電化製品・電子機器を使用したい人の心強い味方となるでしょう。
購入をご検討中の人は、ぜひEcoFlowの公式ホームページからご相談ください。
バイクでポータブル電源を使用する留意点
バイクでポータブル電源を使用するなら、圧迫や衝撃を与えないこと、高温多湿の場所を避けること、積載量をオーバーしないこと、道路交通法を遵守することが大切です。
ここでは、バイクでポータブル電源を使用する留意点について詳しく解説します。
圧迫や衝撃を与えない
ポータブル電源は、圧迫や衝撃を与えないようにしたいです。
どの製品も一定の安全性・耐久性が確保されているのですが、ポータブル電源は精密機械だけあって、落としたりぶつけたりすると故障する可能性があります。
乱暴に扱うと寿命を迎える前に動かなくなることがあるからこそ、取り扱いは慎重かつ丁寧に行うようにしてください。
高温多湿の場所を避ける
ポータブル電源は、高温多湿の場所に弱いとされています。
外で使用できるようある程度強く設計されているのですが、高温多湿は厳禁です。
保管場所は暗くて涼しいところかつ、通気性の良いところを選びましょう。
なお、バッテリー残量ゼロのまま保管すると過放電してバッテリー本体が劣化しやすくなるため、定期的に充電するなど保管方法の工夫が必要です。
逆に満充電の状態でさらに充電する行為もバッテリーの劣化を招くため、常に40〜60%になるよう充電してください。
積載量をオーバーしない
バイクにポータブル電源を積み込むなら、積載量をオーバーしないようご注意ください。
ポータブル電源のサイズは出力・容量に比例しており、低出力・小容量のものほど小さく、高出力・大容量のものほど大きくなります。
サイズによってはバイクに積み込めない可能性があるため、ポータブル電源のサイズとバイクの積載量を計算してから積み込むようにしましょう。
道路交通法を遵守する
バイクで旅をするなら、道路交通法を遵守しましょう。
ソロでもツーリングでも道路交通法を守ることは欠かせません。仮に道路交通法に違反すると罰金・反則金・免許停止の処罰が待っているため、常に安全運転を心がけてください。
人身事故を起こすと刑事処分・行政処分が発生する可能性もあるからこそ、運転中は集中力を絶やさず周囲に危害を加えないようにしましょう。
最近では煽り運転など運転手のマナーが度々問題視されていて警察も取り締まりを強化しているため、運転の仕方にも注意が必要です。
まとめ
ポータブル電源でバイク充電は可能なのか、選び方、便利な理由、留意点を解説しました。
ポータブル電源でのバイクの充電は可能なのですが、充電できるのは電気式のバイクだけで、ガソリン式のバイクは動かせません。
あくまでもポータブル電源で充電できるのは電動バイクに限られるため、きちんと吟味してから選ぶことを推奨します。
電動バイクなら自宅のコンセントはもちろん、ポータブル電源のポートからでも充電できるからこそ、より快適にバイクライフを楽しめるはずです。
なお、ポータブル電源を持参するなら、高出力・大容量のものが良いでしょう。
高性能なポータブル電源なら電動バイクの充電はもちろん、スマホ・タブレット・パソコンなどのデバイス、その他の家電への給電が可能です。
何よりポータブル電源は持ち運べるため、バッテリー上がりの緊急用電源として使用したり、バッテリーの残量を比較的長持ちさせられたりします。
日帰りの場合はポータブル電源もあまり必要ないかもしれませんが、泊まりの場合は1台あるだけで便利なため、ぜひ旅の相棒にしてみてはいかがでしょうか。
EcoFlowではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、高性能ポータブル電源を幅広く取り揃えているため、バイクにあわせて選びたい人にも安心です。
EcoFlow DELTA 3 Plusはコンパクトかつシンプルなポータブル電源で、いつでもどこでも持ち出しできるのはもちろん、高出力・大容量で知られています。
ケーブルをコンセントに挿して電源を入れるだけで充電できるため、初めてポータブル電源に触れる人でも戸惑うことはありません。
急速充電対応でほとんどの家電に使用できる他、超静音構造で騒音・振動も抑えられているため、外はもちろん家で使用するにも便利です。
詳しい情報に関しては、公式ホームページからご覧いただけます。