ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池で、いつでもどこでも電気を使用可能としてくれる装置です。
しかし、いつでもどこでも充電できるわけではありません。充電できる環境が揃っていないと電力を貯められないため、注意が必要となります。
この記事では、ポータブル電源を充電できる場所、方法、注意点、マナーをわかりやすく解説します。
ポータブル電源を充電できる場所について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
ポータブル電源を充電できる場所
ポータブル電源は、主に公共施設・宿泊施設・商業施設などで充電可能です。その他、車・自宅・ソーラーパネルなどからも充電できるでしょう。
ここでは、ポータブル電源を充電できる場所について詳しく解説します。
公共施設
ポータブル電源は、公共施設で充電できます。充電できる主な公共施設は以下の通りです。
- 駅
- 道の駅
- 図書館
- 公園
- カフェ
- EVステーション
一部ではあるものの、ポータブル電源は駅や道の駅で充電できます。無料でコンセントを使用させてくれる場所なら、すぐに充電可能です。
他には図書館や公園、カフェやEVステーションなどでも充電できるでしょう。
宿泊施設
ポータブル電源は、宿泊施設でも充電できます。主な宿泊施設は以下の通りです。
- 温泉旅館
- ビジネスホテル
- キャンプ場
- RVパーク
温泉旅館やビジネスホテルによっては、利用者限定でコンセントを使用させてもらえるため、ポータブル電源も即充電できるでしょう。
他にもキャンプ場やRVパークなど、電源サイトのある宿泊施設なら充電可能です。
商業施設
ポータブル電源は、商業施設でも充電できます。主な商業施設は以下の通りです。
- 家電量販店
- ショッピングモール
家電量販店やショッピングモールは不特定多数の人が行き来するため、勝手に電源を使用して充電することは許されません。
ただ、一部の商業施設では充電スポット・専用エリアを設けており、充電可能です。
その他
その他、ポータブル電源は車・自宅・ソーラーパネルを介して充電することも可能です。
- 車
- 自宅
- ソーラーパネル
ポータブル電源は幅広い充電方法に対応しており、車のシガーソケット、自宅のコンセント、ソーラーパネルなどから充電可能です。
充電方法によってはインバーターが必要となったり、互換性が求められたりするものの、車・自宅・ソーラーパネルですぐに充電できるのは心強いのではないでしょうか。
なお、他の記事ではポータブル電源の充電残量が急に0になるのはなぜか、ポータブル電源の充電を長持ちさせる3つの方法について解説しているため、あわせてご確認ください。
→ポータブル電源の充電残量が急に0になるのはなぜ？原因や対処法を詳しく解説！
→ポータブル電源の充電を長持ちさせる3つの方法！充電管理アプリの重要性とは？
ポータブル電源の充電方法
ポータブル電源の充電方法としてはコンセントへの接続、シガーソケットへの接続、ソーラーパネルへの接続などが主流です。
ここでは、ポータブル電源の充電方法について詳しく解説します。
コンセントに接続する
コンセントは、ポータブル電源の代表的な充電方法の一つです。
機種にもよりますが、コンセントのある場所ならいつでもどこでも充電できます。
ただし、コンセントにはAC（交流）とDC（直流）があるため、注意が必要となります。
いわゆる一般家庭ではAC（交流）となっていて接続するだけですぐ充電できるのですが、電池やバッテリーなどのDC（直流）は一度変換しなければいけません。
変換のためには、インバーターと呼ばれる変換器が必要です。
もちろん、家のコンセントで直接充電する際はインバーターが必要ないため、よりスムーズに充電したいときは自宅のコンセントにそのまま挿すのが良いでしょう。
シガーソケットに接続する
シガーソケットは、走行中に並行して充電できる方法です。
インバーターが必要となるものの、車内備え付けのシガーソケットから簡単に充電できるため、ポータブル電源の充電方法としてはなかなか便利といえます。
キャンプや車中泊をするなら、シガーソケットから充電できるようにしておくと良いです。
ソーラーパネルに接続する
ソーラーパネルは、発電中に並行して充電できる方法です。
同じくインバーターが必要となるものの、太陽光発電のソーラーパネルから難なく充電できるため、ポータブル電源の充電方法として役立ちます。
製品によってはソーラーパネルと互換性のないポータブル電源があるため注意が必要ではあるものの、メーカーによってはセットで販売されていることがあります。
セット販売なら互換性を気にすることなく利用できて安心です。
なお、他の記事では車のバッテリーの充電方法は、ソーラーパネルからバッテリーに充電するには、走行充電を行えるのかについて解説しているため、あわせてご参照ください。
→車のバッテリーの充電方法は？充電が必要な理由や自力で充電する手順を解説
→ソーラーパネルからバッテリーに充電するには？充電する手順と注意点を解説
→ポータブル電源は走行充電を行える？具体的な方法や注意点を詳しく解説
ポータブル電源の充電の注意点
ポータブル電源を充電するなら、以下の点に注意が必要です。
- 高温多湿になりやすい環境での充電は避ける
- 分配ソケット（タコ足配線）による複数接続は避ける
- バッテリー残量をゼロにしたまま放置するのは避ける
ここでは、ポータブル電源の充電の注意点について詳しく解説します。
高温多湿になりやすい環境での充電は避ける
ポータブル電源は、高温多湿になりやすい環境での充電は避けましょう。
いくつもの耐久テストを経て開発されているポータブル電源は、多少の圧迫や衝撃に耐えられるよう設計されているのですが、極度の高温多湿には耐えられません。
湿気や熱気がこもると動かなくなることがあるため、高温多湿な場所での充電はNGです。
充電していない状態でも高温多湿の場所で保管すると壊れやすくなるからこそ、可能な限り通気性に優れた場所で保管するようにしてください。
分配ソケット（タコ足配線）による複数接続は避ける
分配ソケット（タコ足配線）による複数接続は、ダメージが蓄積しやすくなります。
ポータブル電源自体は複数のデバイスや家電を一緒に接続できるようになっているのですが、本体そのものを他の機器と同時に接続するのは危険です。
本来の許容量を超えて何台も接続すると不具合の原因となるため、公共施設・宿泊施設・商業施設に分配ソケット（タコ足配線）を持ち込んで充電するのは避けてください。
家庭で充電する状況でも、複数接続はバッテリーが落ちる原因となるからこそ、できる限り1台ずつ充電することを推奨します。
バッテリー残量をゼロにしたまま放置するのは避ける
バッテリー残量をゼロにしたまま放置すると、過放電しやすくなります。
過放電とは、容量がゼロを示している状況からさらにエネルギーを取り出そうと放電してしまう状態のことです。
ポータブル電源のようにリチウムイオン電池を内蔵した機器は自己放電という特性を持っており、使用していなくても容量が徐々に減り、最終的にゼロになります。
容量ゼロのまま放置すると過放電が発生してバッテリーが劣化するため、定期的に充電してあげる必要があるでしょう。
なお、他の記事ではポータブル電源の過放電を復活させる方法とは、充電しっぱなしは危険なのかについて解説しているため、あわせてご覧ください。
→ポータブル電源の過放電を復活させる方法とは？復活が難しい場合の対処法も紹介
→ポータブル電源の充電しっぱなしは危険？長持ちさせる充電方法を解説
ポータブル電源の充電のマナー
ポータブル電源を外で充電するなら、マナーの遵守を意識したいです。
許可のないところでは充電しない、他の人との譲り合いを忘れない、他の人に迷惑をかけないなど必要最低限のマナーについては知っておきましょう。
ここでは、ポータブル電源の充電のマナーについて詳しく解説します。
許可のないところでは充電しない
ポータブル電源は、許可のないところでは充電してはなりません。
コンセントがある場所ならいつでもどこでも充電できるのがポータブル電源の魅力ですが、関係のない人が勝手に公共施設・宿泊施設・商業施設で充電するのは犯罪です。
充電が許可されるのは利用者のみで、無関係の人が無断で充電すると盗電になるリスクがあるため、注意が必要となります。
仮に施設内にコンセントが備えられていても「ご自由にご使用ください」などの表記がない限りは、極力使用しないようにしましょう。
他の人との譲り合いを忘れない
充電する際は、他の人との譲り合いを心がけましょう。
仮に充電が許可されている場所でも、同じ人がずっと独占するのはマナー違反です。マナー違反は利用者同士のトラブルの原因になるため、常識の範囲内での利用が求められます。
何時間も何十時間も独占して充電しないよう、他の人にお譲りください。
最近のポータブル電源は1時間もあればフル充電できる製品も出ているため、気を遣いたくないなら急速充電対応のモデルを選んでみてはいかがでしょうか。
他の人に迷惑をかけない
充電するときは、他の人に迷惑をかけないようにしてください。
充電が終わるまでの間、周辺でバーベキューをしたり騒音や振動を出したりするのはマナー違反です。大音量で映画を観たり、音楽を流したりするのも避けることが求められます。
充電を待ちながらずっとアイドリングするなど、常識外れの行動は避けましょう。
なお、他の記事では車中泊初心者が知っておきたい生活マナー、車中泊旅行で気を付けたいこと、道の駅の車中泊禁止リストについて解説しているため、あわせてご覧ください。
→車中泊初心者が知っておきたい生活マナー！必要なものやおすすめグッズも紹介
→車中泊旅行で気を付けたいことは？マナーと注意点を詳しく解説！
→道の駅の車中泊禁止リスト！車中泊が禁止されている理由と守るべきルール・マナーを解説
急速充電できるEcoFlowのポータブル電源
外でポータブル電源を充電することを想定するなら、急速充電に対応した製品を選ぶのが良いかもしれません。
急速充電対応のポータブル電源なら、約1時間で100％充電できます。
ポータブル電源に対しては「充電速度が遅い」と思っている人もいるかもしれませんが、最近のモデルはより充電速度が早くなっています。
最新機種となると充電にかかる時間が1時間を切るものもあるため、外で充電したいと考えているなら急速充電対応のものを選ぶのが良いでしょう。
なお、幅広いポータブル電源を取り扱っているEcoFlowでは、急速充電に対応したものも取り揃えており、外で充電する場合も気を遣うことはありません。
環境によって充電速度が変わる可能性があるものの、気兼ねなく充電できるポータブル電源を揃えているため、ぜひ一度お問い合わせください。
当社の製品はただ充電速度に優れているだけでなく、家電の約99％に対応できるなど幅広いシーンにご使用いただけます。
アウトドアはもちろんリモートワークにも用いられるため、家でも外でもポータブル電源を使用したい人に便利です。
大規模災害によって停電が発生しても非常用電源として役立つからこそ、1台備えておくだけでも安心ではないでしょうか。
当社が誇るEcoFlow DELTA 3 Plusは幅広い場面で使用できる他、急速充電可能でほとんどの家電に対応できるため、シーンを選ばずに利用できます。
停電時の非常用電源として備えておくのにも安心です。
詳細は、当社の公式ホームページからご相談ください。
まとめ
ポータブル電源を充電できる場所、方法、注意点、マナーを解説しました。
ポータブル電源を充電できる場所としては、主に公共施設・宿泊施設・商業施設などがあります。他には、車・自宅・ソーラーパネルなどでも充電可能です。
具体的には、以下のような場所で充電できるでしょう。
| 施設 | 充電できる場所 |
| 公共施設 | ・駅・道の駅・図書館・公園・カフェ・EVステーション |
| 宿泊施設 | ・温泉旅館・ビジネスホテル・キャンプ場・RVパーク |
| 商業施設 | ・家電量販店・ショッピングモール |
以上の施設であれば、充電できるチャンスがあるのではないでしょうか。
ただ、必ずしもコンセントがあるすべての場所でポータブル電源が充電できるとは限らないため、許可されているところのみで充電してください。
なお、充電するのに気を遣いたくないなら、急速充電対応の製品が便利です。
ポータブル電源にはいくつかの種類があり、製品によって充電速度が変わります。
急速充電対応のモデルは約1時間で充電できるため、キャンプや車中泊の途中で急遽充電が必要となった状況でも安心です。
充電できる場所が過密状態だと若干気を遣う可能性があるものの、急速充電できるならすぐに充電してすぐに立ち去れます。
EcoFlowでは、充電に1時間とかからないポータブル電源を揃えているため、もし「すぐに充電できるものが欲しい」とのことであれば一度ご検討ください。
当社では安全性・耐久性に優れたアウトドア向け・リモートワーク向けのものから、災害に備えられる高出力・大容量のものまで揃えているため、必要なシーンに合わせてご購入いただけます。
業界トップクラスの充電速度を誇るEcoFlow DELTA 3 Plusはどのような場所でもすぐにフル充電できるからこそ、場所を選ばずに使用したい人に推奨したいです。
EcoFlow DELTA 3 Plusはコンパクト設計で持ち運びも楽々なため、アウトドアやリモートワークの他、非常用電源を備えたい人にも良いと思います。
商品の詳細は、公式ホームページからご覧いただけると幸いです。