たこ焼き器はたこ焼き以外にも、さまざまなアレンジメニューを調理できます。キャンプ場にこのたこ焼き器を持っていけば、アヒージョや一口ピザ、カステラなどを作り、その場を盛り上げることができるでしょう。
ただし、たこ焼き器にはキャンプに適した製品とそうでない製品があります。製品によって特徴が大きく異なる場合もあるため、たこ焼き器を選ぶ際は注意が必要です。
そこで今回は、キャンプで活躍するたこ焼き器の特徴、おすすめレシピや製品の選び方を解説します。最後までご覧になれば、キャンプで使用するたこ焼き器の魅力が理解でき、その上でご自身に適した製品を見つけることができるでしょう。
キャンプで活躍する「たこ焼き器」とは?
たこ焼き器をキャンプで使用したことはありますか?たこ焼き器は、スキレットやクッカーに並ぶキャンプの便利アイテムの1つです。たこ焼きを作れるだけでなく、さまざまなアレンジメニューを調理できます。
また、キャンプで行うたこ焼きパーティーは、自宅とは違った開放的で楽しい気分が味わえます。さまざまな食材を用意し、大人数でたこ焼きパーティーを楽しんでみてください。
ただし、家庭用のたこ焼き器をキャンプ場に持ち込んで使用する場合、電源を確保する必要があります。キャンプ場に電源がないことを想定し、ポータブル電源などの外部電源をあらかじめ用意しておくのも1つの手です。
キャンプ場におけるたこ焼き器の活用方法
キャンプと言えばバーベキューですが、回数を重ねると次第に飽きを感じてしまいます。そんなときは、たこ焼き器を使ってパーティーメニューを作ってみてください。新鮮な気持ちでキャンプを満喫できるはずです。
なお、たこ焼き器で調理可能なアレンジメニューとしては、以下のようなものが挙げられます。
- アヒージョ
- 一口ピザ
- 一口アメリカンドッグ
- チーズフォンデュ
- 焼きおにぎり
- ゴマ団子
- カステラ
たこ焼き器を使えば、多種多様なアレンジレシピを調理できます。通常のキャンプ飯に飽きた方は、たこ焼き器を使ってぜひユニークな料理を作ってみてください。
たこ焼き器を使ったおすすめレシピ5選
本項では、たこ焼き器を使ったおすすめレシピを5つ紹介します。通常のキャンプ飯にはない新鮮な気持ちが味わえるため、ぜひ一度アレンジメニューを作ってみてください。
- シュウマイ
- アヒージョ
- 焼きおにぎり
- ゴマ団子
- カステラ
それぞれのレシピを1つずつ解説します。
レシピ1.シュウマイ
たこ焼き器を使えば、キャンプ場でシュウマイを作ることができます。たこ焼き器の丸い形を利用することで、1つひとつ包む手間が省けます。一気にたくさんのシュウマイを作れるので、大人数のパーティーにもおすすめです。
【材料】
- シュウマイの皮:24枚
- 豚ひき肉:200g
- 玉ねぎ:1/2個
- ミックスベジタブル:20g
- 水:50ml
- ごま油:大さじ2
(調味料)
- 料理酒:大さじ2
- オイスターソース:大さじ1
- 鶏ガラスープの素:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 生姜のすりおろし:少量
【作り方】
- みじん切りにした玉ねぎ、豚ひき肉、調味料をボウルに入れてよく混ぜる
- たこ焼き器の穴にごま油を塗り、シュウマイの皮を敷き詰める
- (1)を入れてミックスベジタブルを上にのせる
- たこ焼き器に蓋をして焼き目がつくまで3分ほど火を通す
- 水を回しかけて5分ほど加熱して完成
レシピ2.アヒージョ
簡単で美味しく作れるたこ焼き器のアヒージョ。焼き穴にオリーブオイルとにんにく、アンチョビ、そして好きな具材を入れるだけの簡単メニューです。
一口サイズで食べやすく、お酒のつまみになります。好きな具材を使ってキャンプを盛り上げましょう。
【材料】
- 好みのシーフード:100g
- ブロッコリー:1/2株
- ミニトマト:5個
- ヤングコーン:3本
- ソーセージ:2本
- マッシュルーム:3個
- カマンベールチーズ:30g
(A)
- オリーブオイル:100ml
- にんにくのすりおろし:小さじ1
- アンチョビ:適量
- 塩コショウ:少量
【作り方】
- 各材料を焼き穴に入る大きさにカットする
- 焼き穴に(A)を1/3の高さまで入れる
- オイルがあたたまったら焼き穴に各材料を入れる
- 材料に火が通った順から裏返して焼き色がついたら完成
レシピ3.焼きおにぎり
続いて、焼き穴でコロコロ転がして作る焼きおにぎりを紹介します。味付けした一口大のお米を焼き穴に入れ、外側がカリッとなるまでじっくり焼き上げます。カリカリと香ばしいため、お酒のつまみにもなるほか、シメのご飯としても有効です。
なお、好みで肉巻きおにぎりにしたり、チーズをトッピングしたりなど、アレンジを加えることも可能です。
【材料】
- ご飯:300g
- 醤油:大さじ1
- ごま油:大さじ1/2
(タレ)
- みりん:大さじ1
- 醤油:大さじ2
【作り方】
- ご飯と醤油をボウルに入れてよく混ぜる
- ご飯を24等分にしてラップで包んで丸める
- たこ焼き器にごま油を塗り、油があたたまったらご飯をのせる
- ご飯が全体的に焼き上がったらタレを全体に塗る
- タレがこんがりと焼けたら完成
レシピ4.ゴマ団子
たこ焼き器を使えば、ゴマ団子のようなデザートメニューも作れます。一口サイズで食べやすく、もちっとした食感がたまりません。
また、油で揚げないためヘルシーです。生地に豆腐や砂糖を混ぜ合わせるなど、一部アレンジを加えることもできます。
【材料】
- つぶあん:200g
- 白いりごま:大さじ3
- ごま油:大さじ2
(生地)
- 白玉粉:200g
- 水:180ml
【作り方】
- つぶあんを24等分にして丸めておく
- ボウルに生地の材料を入れてよく混ぜ合わせる
- (2)でつぶあんを包んで白いりごまをまわりにつける
- たこ焼き器にごま油を塗り、(3)を焼き色がつくまで3分ほど焼く
- 裏返して3分ほど焼いて火が通ったら完成
レシピ5.カステラ
一口サイズのカステラも簡単に作れます。懐かしく優しい味わいをキャンプ場で堪能できます。甘いカステラが好きな方は、はちみつをたっぷり塗ってみてください。
なお、カステラのなかにナッツやマシュマロ、チョコレート、イチゴなどを包むアレンジメニューもあります。材料が余っていたらぜひ試してみてください。
【材料】
- ホットケーキミックス:2袋(300g)
- 卵:2個
- 牛乳:140ml
- バター:30g
- はちみつ:大4
- サラダ油:適量
【作り方】
- ボウルに卵と牛乳を入れてよく混ぜ、ホットケーキミックスを加えて軽く混ぜる
- (1)に溶かしたバターを加えてよく混ぜる
- たこ焼き器にサラダ油を塗り、(2)を焼き穴の8分目くらいまで入れる
- 生地が膨らんできたらひっくり返し、なかに火が通るまでクルクルと焼き上げる
キャンプで利用するたこ焼き器の選び方
一言でたこ焼き器と言っても、その種類は多岐にわたります。「どのたこ焼き器を購入すればいいのだろう?」と、迷ってしまう方もいるはずです。キャンプで使用するたこ焼き器を選ぶ際は、以下3つのポイントを意識してみてください。
- プレートの種類
- プレートの大きさ
- 温度調整機能の有無
各ポイントを順番に解説します。
ポイント1.プレートの種類
1つ目のポイントは、プレートの種類です。たこ焼き器には、電気タイプやガスタイプ、焚き火台にのせて使える鉄板タイプがあります。用途に応じてプレートの種類を選択することが大切です。
電気タイプの特徴は、火力が弱めで失敗のリスクが低いことです。一方、ガスタイプは火力が強い分、短時間で調理を終わらせることができます。
キャンプでの使用に最もおすすめなのは、携帯性に優れた鉄板タイプです。焚き火台やバーナーを持っていく場合、鉄板タイプであれば荷物の負担を軽減できます。
ポイント2.プレートの大きさ
たこ焼き器を選ぶ際は、プレートの大きさも重要です。プレートの大きさは、20穴以上ある4〜5人用のものから、8〜12穴しかない1〜2人用のものまであります。
また、製品に応じて焼き穴の大きさも異なります。直径3.8cmの小さいサイズであれば、昔ながらのたこ焼きを作れる一方、直径4.7cmの大きいサイズなら、アレンジメニューを作りやすいという利点があります。
たこ焼き器のプレートの大きさは、キャンプで使用する人数や調理内容に合わせて選びましょう。
ポイント3.温度調整機能の有無
3つ目のポイントは、温度調整機能の有無です。温度調整機能を搭載した製品であれば、その場の状況に合わせて柔軟に調理できます。
例えば、素早くカリッと焼き上げたいなら高温、会話をしながらゆっくり焼きたいなら低温、料理を冷まさないようにしたいなら保温、といった使い方が可能です。
また、製品によっては自動でたこ焼きをひっくり返してくれる機能が搭載されています。コストは多少かさみますが、快適に調理したい方は購入を検討してみてください。
たこ焼き器の利用で重宝されるEcoFlowのポータブル電源
電気タイプのたこ焼き器を使用する場合、何かしらの方法で電力を確保する必要があります。そんな場合に活躍するのが、携帯性に優れたポータブル電源です。
本サイトを運営するEcoFlowは、コンパクトかつ軽量なポータブル電源を多数販売しております。ポータブル電源の購入を検討中の方は、以下4つの製品をご確認ください。
- DELTA 2
- DELTA Pro
- RIVER 2
- RIVER 2 Pro
各製品の特徴を詳しく解説します。
DELTA 2
「DELTA 2」は、バランスに優れたパワフルなポータブル電源です。日常、レジャーから緊急時まで、これ1台で電力をまかなえます。
たこ焼き器の利用はもちろんのこと、炊飯器やホットプレート、電気ケトルなどの同時利用も可能です。また、本製品の電池部分には、安全で長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池が採用されているのもポイントです。
容量 | 1,024Wh |
定格出力 | 1,500W |
AC充電入力 | 最大1,200W |
サイズ | 40.0 x 21.1 x 28.1 cm |
重量 | 約12kg |
出力口 | 合計15 ACx6 USBx6 DCx2 シガーソケット x1 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/delta-2-portable-power-station |
DELTA Pro
大容量バッテリーを求める方には、「DELTA Pro」をおすすめします。本製品は、3,600Whという驚きのバッテリー容量を誇ります。
大人数で電気機器を同時利用しても、「バッテリー容量が不足した」という状況が起こりにくいのが利点です。普段使いやアウトドアだけでなく、非常用電源としても活躍します。
容量 | 3,600Wh |
定格出力 | 3,000W |
AC充電入力 | 最大1,500W |
サイズ | 63.5×28.5×41.6cm |
重量 | 45Kg |
出力口 | 合計:15 AC×5 USB×6 DC×2 シガーソケット×1 アンダーソン×1 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/delta-pro-portable-power-station |
RIVER 2
「RIVER 2」は、最近発売した最新型のポータブル電源です。史上最速の充電スピードを実現。わずか60分で満充電が可能です。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したことで、バッテリーの寿命は業界平均より6倍長い3000+回を実現しました。軽量で携帯性に優れているのも本製品の魅力です。
容量 | 256Wh |
定格出力 | 300W |
AC充電入力 | 最大360W |
サイズ | 24.5 x 21.5 x 14.5cm |
重量 | 約3.5kg |
出力口 | 合計11 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-portable-power-station |
RIVER 2 Pro
「RIVER 2 Pro」は、近日発売予定のポータブル電源です。携帯性と機能性を両立した本製品は、最先端バッテリー保護機能を搭載したことで、高い安全性を確保しました。
複数の充電方法に対応しているなど、使い勝手も優れています。「たこ焼き器以外の電気機器にも利用したい」という方におすすめです。
容量 | 768Wh |
定格出力 | 800W |
AC 入力 | 100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A |
サイズ | 26.9 x 25.9 x 22.6cm |
重量 | 約7.8kg |
出力口 | 合計10 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station |
まとめ
本記事では、キャンプで活躍するたこ焼き器の特徴、おすすめレシピや製品の選び方を解説しました。
たこ焼き器は、スキレットやクッカーに並ぶキャンプの便利アイテムの1つであり、さまざまなアレンジメニューを調理できます。大人数のキャンプでたこ焼き器を使用すれば、パーティー気分を味わえるはずです。
なお、電気タイプのたこ焼き器をキャンプ場で使用する場合は、備え付けの電源かポータブル電源などの携帯電源が必要になります。たこ焼き器の購入と一緒に、EcoFlowのポータブル電源も検討してみてください。