春は暖かくなり外出が増える季節ですが、外で過ごすのが気持ちいい季節だからこそ春キャンプに行くのがおすすめです。
春キャンプは今までキャンプをしたことがない初心者の方でも比較的始めやすく、桜をはじめ花が咲いたり緑が豊かになったりと、春キャンプであれば景観を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、春に旬を迎える食材も多いため、桜を見ながら美味しい料理を楽しむのもおすすめポイントの1つです。
今回は、春キャンプがおすすめであるポイントや気をつけたいポイントをはじめ、春キャンプにおすすめのキャンプ場やキャンプがより快適になる便利グッズを解説します。
春キャンプのおすすめポイント
過ごしやすい季節となる春は旅行に出かけたいと思う方も増えますが、春を肌で実感できる春キャンプはキャンプを今まで経験したことがない方にもおすすめできます。
春は花が咲いたり緑が青々しくなったりと自然を感じられるだけではなく、旬の食べ物も多いため屋外での調理を楽しみながら食事をとれます。
春キャンプのおすすめポイントは、主に、下記の3つが挙げられます。
桜を楽しめる
春といえばお花見をイメージする方も多いですが、春キャンプは桜を楽しみながら屋外で過ごすことができます。
キャンプ場によっては桜が植えられているため、桜の木の下にテントをはることができ贅沢なお花見を1日中楽しめます。
桜キャンプの魅力や楽しみ方はこちらの記事もご覧ください。
→1年に1度きりの桜キャンプの魅力や楽しみ方!おすすめのキャンプ場10選も紹介
気候が暖かく快適に過ごせる
暑すぎる夏や寒い冬とは違い、春は日中、上着を着なくても快適に過ごせるような気候になるため、屋外でも快適に過ごすことができます。
熱中症などを発症するリスクも抑えられるため、キャンプに集中しながらさまざまなアクティビティも楽しめるでしょう。
春キャンプのおすすめポイントや持ち物についてはこちらの記事もご覧ください
→アウトドア初心者は春キャンプがおすすめ!必需品・持ち物12選をご紹介
春野菜などの旬の食材を使った料理を楽しめる
春は、春野菜をはじめ魚や果物など、さまざまな食材が旬を迎える季節であるため、キャンプでも旬を迎えた食材を使った料理を楽しむことができます。
春の定番食材であるたけのこや春キャベツ、アサリやホタルイカなど、美味しい旬の食材をキャンプ料理で使えば、より春を感じられるでしょう。
春キャンプで気をつけたい4つのポイント
魅力が多い春キャンプですが、初めてキャンプをする方や春キャンプを検討している方は、事前に注意したいポイントも知っておく必要があります。
気をつけたいポイントを把握してリスクを回避し、春キャンプを安全に楽しみましょう。
防寒対策は怠らない
日中は太陽によって暖かくなる日が多い春ですが、夜はまだ肌寒さを感じる季節です。
特に、キャンプ場は山や川の近くである場合が多いため、日中も太陽が隠れて影になると寒くなることも考えられます。
暖かいからといって薄着でキャンプを行うと、風邪を引いてしまう可能性もあるため、必ず気温によって脱ぎ着できる格好で春キャンプに向かいましょう。
標高が高いキャンプ場は注意
キャンプ場は山の中にある場合があり、標高が高い場所になると春でも突然雪が降る可能性があります。
特に、キャンプ初心者の方は雪が降ると対応できないことが出てくるため、なるべく標高が低かったり気候が安定していたりする場所を選びましょう。
花粉症対策をする
春は気候が暖かくなり気持ちが良い季節ですが、花粉症が本格化する季節でもあるため嫌な思いをする方も少なくありません。
キャンプ場周辺は自然豊かな場所であることが多いため、花粉症の方で春キャンプを検討している方は、薬を飲んだりマスクやメガネをしたりと花粉症対策を必ず行いましょう。
春の旅行におすすめのキャンプ場6選
ここまで春キャンプの魅力をご紹介しましたが、数多くあるキャンプ場の中でもどのような場所が春キャンプに適しているのでしょうか。
ここからは、春に訪れたいおすすめのキャンプ場を6つ厳選してご紹介します。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場は、その名の通り、成田ゆめ牧場に併設されているキャンプ場です。
園内には至る所に桜が植えられていて、特にオートキャンプ場内でもAサイトは桜の本数が多いため、お花見をしながらキャンプを楽しめます。
牧場があるため、牛やヤギなどの動物たちとも触れ合うことができたり、牛乳を100%使ったソフトクリームや黒毛和牛のバーベキューなど牧場ならではの料理を楽しめたりと、キャンプだけではないアクティビティも体験できます。
24時間利用可能な男女別のシャワー室やキャンプに必要な道具が揃ったレンタルセットの用意があるため、キャンプ初心者の方や子供がいる方にも安心して楽しめるキャンプ場です。
【詳細情報】
住所:千葉県成田市名木730-3
公式サイト:https://www.yumebokujo.com/camp.html
フォレストサンズ長瀞
フォレストサンズ長瀞は、日本さくら名所百選に選ばれている北桜通りの前にあるキャンプ場で、3月下旬頃から桜のトンネルを楽しめます。
キャンプ場は関東では珍しい直火可能なサイトをはじめ、ウッドコテージやトラベルクルーラーといった施設が豊富にあるため、ご自身の好みのよってキャンプのスタイルを選択でき、キャンプ初心者から上級者まで楽しめます。
また、ボルタリングやマウンテンバイクのレンタルもあり、キャンプならではの屋外レジャーを楽しめるのも魅力の1つです。
【詳細情報】
住所:埼玉県秩父郡長瀞町本野上363
公式サイト:https://forestsons.jp/
芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ
芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラは、芦ノ湖畔にある唯一のキャンプ場で芦ノ湖や箱根の景色を楽しむことができます。
面倒な食材の準備や片付けをせずにお任せできるコースもあるため、キャンプ初心者やゆったり宿泊を楽しみたい方にもおすすめです。
そして、箱根周辺の固有種である「マメザクラ」が植えられているため、珍しい桜を鑑賞することも可能です。
キャンプ場周辺には桜の名所や温泉施設など、キャンプ帰りの観光も楽しめます。
敷地内には日中から入浴可能な広い共同浴場もあり、キャンプを楽しんだ後に1日の疲れを癒すこともできます。
【詳細情報】
住所:神奈川県足柄下郡箱根元箱根164
公式サイト:https://campmura.com/
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
ケニーズ・ファミリー・ビレッジは名前にある通りファミリー向けのオートキャンプ場で、関東圏からアクセスしやすい場所にあります。
オートキャンプ場と河原サイトの間には桜並木があるため、場所によっては満開の桜の木の下でキャンプをすることができます。
テントをはってキャンプを楽しめるサイトもあればログハウスの用意もあり、キャンプ初心者でも宿泊方法を選べるため安心してキャンプを行えます。
また、季節によってますの掴み取りや花火大会といった、子供参加できるイベントを開催しているため、家族連れで楽しめるでしょう。
【詳細情報】
住所:埼玉県飯能市上名栗3196
公式サイト:https://www.kfv.co.jp/
氷川キャンプ場
氷川キャンプ場は、キャンプ場では珍しく駅から徒歩5分でつく好立地で、車でなくても電車で大自然に囲まれたキャンプを楽しめます。
桜や周りの自然から春を感じることができ、カヌーやカヤック体験も行っているため温かい日は川遊びも可能です。
バーベキューセットなどのレンタルや販売が充実しているため、必要最低限の荷物を持参すればキャンプが楽しめるのも魅力的です。
【詳細情報】
住所:東京都西多摩郡奥多摩町氷川702
公式サイト:https://www.okutamas.co.jp/hikawa/
赤城山オートキャンプ場
赤城山オートキャンプ場は大自然に囲まれた環境でキャンプが楽しめ、売店やレストランも併設しているため食材や飲み物は現地で調達できます。
直営の養豚場があり、ブランド豚肉を食べることも可能なので、食を楽しみたい方にもおすすめです。
ファミリー向けでもありますが、ソロキャンパー向けのサイトが用意されているため、一人キャンプをゆっくり楽しみたい方も利用しやすいでしょう。
近隣にはぐんまフラワーパークがあり、たくさんの種類の花が咲く景色を見ることができ、キャンプの後も春を感じられます。
【詳細情報】
住所:群馬県前橋市三夜沢町425-1
公式サイト:https://autocamp-akagi.com/about/index.html
キャンプがより快適になる便利グッズ5選
春キャンプをより快適に楽しむためには、キャンプグッズをこだわって揃えるのがおすすめです。
キャンプグッズにはたくさん種類がありますが、ご自身がこだわりたいポイントを決めてから探していくのがポイントです。
ここからは、春キャンプがより快適になる便利グッズを5つご紹介しましょう。
チェア
チェアと一言で言ってもアウトドア用のチェアの種類は豊富で、背もたれが広く体が包まれるようなタイプや座り心地をこだわっているタイプなど、ご自身の好みに合わせて最適なものを選べばより快適にゆったりとした時間を過ごせます。
チェアを選ぶ基本はテーブルの高さに合わせることですが、ゆったり過ごすのか、または、アクティブに過ごすのかなど、ご自身のキャンプの過ごし方を考えて選ぶのも良いでしょう。
ランタン
ランタンは夜のキャンプで暗闇を照らす際に必ず必要なアイテムですが、明かりが調節できるものを選べば雰囲気も変えることができる万能アイテムです。
強い明かりを放つものや、ムードを出せる淡い明かりのものなど、アウトドアで使用できるランタンにはさまざまな種類があります。
1つだけランタンを用意するのではなく、ベッドスペースやダイニングスペースなど、スペースごとランタンを置くと快適にキャンプを過ごせます。
焚き火台
キャンプといえば焚き火と言っても過言ではないほど、キャンプにとって重要なアイテムである焚き火台は、料理する時はもちろん、夜を明るくしてくれたり癒し効果があったりと、さまざまな場面で活用できます。
コンパクトなタイプを選べば持ち運びに便利で、ご自身だけの焚き火を楽しむことができおすすめです。
コット
コットとは簡易的な折りたたみベッドで、簡単に組み立てができるため1台用意しておけば、自然の中でお昼寝を楽しめるなどゆったりとした時間を楽しむことができます。
また、大人数でキャンプをする場合は、ベンチとしても活用できるため、これからキャンプを始める方におすすめしたいアイテムの1つです。
ポータブル電源
ポータブル電源は、充電しておくことで屋外でコンセントが使用でき、電気を使う電化製品などを動かすことが可能です。
屋外に関わらず、ケトルやコンロ、ホットプレート、扇風機などが使えるようになるため、簡単にお湯を沸かしたり料理を温めたり、音楽を流したりすることもでき、キャンプの過ごし方の幅が広がります。
ポータブル電源を選ぶ時には、ご自身がどのくらい電力を使用したいのか容量をあらかじめ考慮しておきましょう。
まとめ
今回は、春キャンプについておすすめのキャンプ場や便利グッズなどを紹介しました。
旅行というとホテルに泊まったり観光したりするイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、外が気持ち良い春だからこそアイテムや食材にこだわったキャンプを始めるのがおすすめです。
特に、ご自身の好みに合わせたキャンプグッズを集めれば、より快適にキャンプを楽しむことができるでしょう。
便利グッズの中でもポータブル電源は屋外で電気を使えるようになるため、今までのキャンプでできなかったことにも挑戦できる可能性が広がります。
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2,048Whと大容量であるため、家族でキャンプをする時でも安心して使えます。
また、6kWhまで容量拡張可能であるため、キャンプだけではなく家庭用蓄電池や防災備蓄品としてもおすすめです。
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