愛犬と一緒にキャンプに行くときは、持参するアイテムがとても大切です。必要な持ち物を忘れてしまうと、他のキャンパーさんに迷惑をかけてしまう場合があります。
しかし、犬とのキャンプに「どのようなアイテムが必要になるのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
本記事では、キャンプに犬を連れていくときに用意するものや、おすすめのドッグフリーサイトがあるキャンプ場について解説します。
普段とは異なる自然の中で愛犬と一緒にキャンプを楽しみたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
犬とキャンプをする際に用意するもの
愛犬とのキャンプには、必須アイテムと便利アイテムの用意が欠かせません。ここでは、犬とのキャンプをする際に用意するアイテムを紹介します。
犬用のケージ
犬をキャンプへ連れていく際は、犬用ケージを用意しましょう。犬は環境が変わると不安になるため、安心して休める場所を確保してあげてください。
犬用ケージの中には、普段から愛用している毛布やおもちゃなどを入れて、環境が異なっても安心して休めるようにします。
また、犬用ケージは犬の安全確保としても大切なアイテムです。焚き火や炊事場所などで、犬が怪我をしてしまうことを未然に防げます。
フードやボウル
犬とキャンプに行く際は、普段使っているフードやボウルを用意しましょう。
犬は環境の変化に敏感な動物です。普段とは違う環境によって、興奮してエサを食べなくなってしまうことがあるため、食べ慣れたフードを愛用しているボウルで与えてください。
犬は普段とは異なる野外という環境で本能的に恐怖心を抱き、警戒心が強くなる傾向があります。飼い主が普段と同じように安心できる環境を作ってあげることが大切です。
リード
犬とのキャンプにはリードの用意が欠かせません。犬用のケージを用意していても、犬が離れないようにリードをつないでおきましょう。
普段と異なる場所や周りの環境により、犬が興奮してしまうことがあります。
普段は大人しい犬でも、突然走り出して他のキャンパーさんの側に行ってしまうことがあるため、キャンプ場内でリードを外してはいけません。
特に共用スペースでは、他人に迷惑をかけないように必ずリードをつけて移動することを徹底してください。
証明書関係
犬をキャンプ場に連れて行く場合、以下の証明書の提出や札の着用が求められる場合があります。
- 狂犬病予防接種注射済証明書
- 3種以上の混合ワクチン予防接種証明書
犬との同伴が許可されているキャンプ場に行く際は、必要な証明書をあらかじめ施設に確認しておきましょう。
各証明書には有効期限が設けられているため、有効期限内の書類を用意してください。
また、飼い主の身分証明書の提出を求められる場合があります。万が一、キャンプ中に事故や病気になったときのために、病院へ行くことを考えて身分証明書や健康保険証、お薬手帳を用意しておきましょう。
衛生用品
ティッシュ、タオルなどの衛生用品は必須アイテムです。
キャンプ場内の川や泥が多い場所で遊んだあとは、犬の足や体を拭いてあげるときに使います。特に冬場は体が少し濡れているだけでも風邪の原因となるため、タオルでしっかりと拭いてあげてください。
あらゆる場面で必要になるため、犬と一緒にキャンプに行くときは普段より多めに用意しておくとよいでしょう。
冷暖房器具
犬とのキャンプには、冷暖房器具が必須アイテムです。
キャンプ場は冷暖房設備が整ったロッジやコテージだけでなく、野外サイトにテントを張って宿泊するオートキャンプ場もあるため、気温の変化に対応できる冷暖房器具を用意しておくとよいでしょう。
しかし、オートキャンプ場では、電源サイトを利用しない限り電化製品を使うことができません。体温調節にはたくさん着込むか、火を起こすしか方法がないため、体調を悪くしてしまう場合もあります。
EcoFlowの冷暖房機能付きのポータブルクーラー「WAVE 2」は、取り外し可能な着脱式バッテリーを取り付けると、どこでも使える究極のポータブルエアコンに変化します。
パワフルな冷暖房機能は、季節によって冷房と暖房を使い分けることによって体調不良を防げます。
→EcoFlow 冷暖房機能付きのポータブルクーラー「WAVE 2」
ポータブル電源
ポータブル電源は、AC100V電源の電化製品を野外でも利用できるキャンプの便利アイテムです。ポータブル電源を利用することで、犬がいつもと同じ環境で過ごすことができます。
EcoFlowが販売するポータブル電源「RIVER 2」は、自宅のACコンセントからわずか60分で満充電することが可能で、450Wまでの電化製品を使えます。
野外キャンプでもさまざま電化製品を使えるため、快適な環境作りに重宝します。RIVER 2を使って大自然の中で犬と一緒に快適なキャンプを楽しんでみましょう。
犬とのキャンプで気を付けるべきマナー
犬と一緒にキャンプをする場合は最低限のマナーが必要です。ここでは、犬とのキャンプで気を付けるべきマナーについて解説します。
隣への挨拶
キャンプ場に到着して拠点が決まった後は、自分たちの区画の両隣にいる他のキャンパーさんに挨拶をしておきましょう。
特に犬とのキャンプでは、吠えてしまったり、走り回ったりして驚かせてしまう場合もあるため、トラブルにならないように事前の挨拶が最低限のマナーです。
もし、隣にも犬がいる場合は、犬同士が吠え合ったり追いかけたりしないように、テントの位置を調整してください。
非日常の自然を求めてキャンプに訪れる方もいるため、適度な距離感を持って快適に生活できるように心がけましょう。
リードを常につないでおく
犬をキャンプに連れて行く場合、常に犬が見える場所にリードをつなげておきましょう。ドッグランやフリーサイト以外では、常にリードをつないでおくことが規則です。
ただし、キャンプ場内にフェンスで囲まれているドッグランやフリーサイトがある場合は、リードを外しても問題ありません。
広大なキャンプ場では、犬が離れてしまうと迷子になってしまう可能性も考えられます。そのため、必ずリードはつないでおきましょう。
トイレの処理をしっかりする
キャンプでは、犬も普段と違う環境に緊張している場合があるため、こまめにフィールド外へ散歩に連れていき、共有スペースで粗相をさせないようにしましょう。
万が一、テント付近や共用スペースで粗相をしてしまった場合は、他の利用者や施設の方に迷惑がかからないようにきれいに始末してください。
みんなが心地よく使えるように配慮するのが、犬と一緒にキャンプする飼い主のマナーです。
抜け毛に注意する
大型犬や毛質が長い犬は、抜け毛に注意してください。
キャンプ場は犬を飼っていない方も多く利用するため、テント付近に抜け毛がたくさん落ちていると不快に感じてしまう方もいます。
抜け毛の多い時期は、キャンプ場に入る前にブラッシングを行い、抜け毛が落ちないように配慮してください。
大自然の中で犬との楽しいキャンプの時間が、些細なトラブルで嫌な思い出にならないように注意しておきましょう。
遊んだあとの片付け
犬と川遊びや砂場などで遊んだあとは、犬の体をしっかり拭いて、水気や泥汚れでテント周りを汚さないようにしましょう。
犬を濡れたままにすると、体を振って水を飛ばして、他の利用者に迷惑をかけてしまう場合があります。
また、足が泥まみれのまま舗装された道を歩けば、足跡や泥で施設の方に迷惑をかけてしまうでしょう。
犬と遊んだ後はしっかり片付けて、マナーを守って利用してください。
ドックフリーサイトがあるおすすめキャンプ場【関東】
ここでは、ドッグフリーサイトがある関東のおすすめのキャンプ場を紹介します。
わんダフルネイチャーヴィレッジ/東京都
「自然と癒しをテーマに愛犬と自然の共生を体験できる」がコンセプトのわんダフルネイチャーヴィレッジは、秋川丘陵の側にあるアウトドア複合施設です。
リードを外して一緒に宿泊できるサイトもあり、愛犬とのキャンプにピッタリなキャンプ場となります。
都心から車で約1時間半のあきる野ICより車で10分程度の場所にあり、アクセスのよさが魅力です。
【詳細情報】
場所:東京都あきる野市上代継字白岩600番地
アクセス:都心から約1時間半、あきる野ICより車で10分
公式サイト:https://www.wnv.tokyo/
スターフォレストキャンプ場/神奈川県
「ここは、都会に近い秘密基地」がコンセプトのスターフォレストキャンプ場は、ウッドフェンスで囲まれたドックラン併設のテントサイトがあるキャンプ場です。
大自然の中で、愛犬をリードなしで遊ばせることができます。
都心から車で1時間半程度の好立地で、横浜横須賀道路の逗子ICから車で10分とアクセスも良好です。
【詳細情報】
場所:神奈川県三浦郡葉山町上山口1431-1
アクセス:都心から車で約1時間半・須賀道路の逗子ICから車で10分
公式サイト:https://www.hayama-rvsite.info/
ミリーズラブ/群馬県
「ワンちゃんが喜んでくれる施設」がコンセプトのミリーズラブは、広大な面積を誇るキャンプ場で自由に走り回れるドッグラン内に宿泊できるのが魅力です。
群馬県と長野県の中間に位置しており、都心から3時間半程度で標高1080メートルの広大な自然を満喫できます。
【詳細情報】
場所:群馬県吾妻郡嬬恋村大前2092-65
アクセス:都心から車で約3時間半・碓氷軽井沢IC 出口から約30分
公式サイト:https://www.millilab.jp/access.html
那須高原オートキャンプ場 クアトロペロス/栃木県
「那須高原の麓にある犬と一緒に泊まれるオートキャンプ場」がコンセプトの那須高原オートキャンプ場は、人も犬も楽しめる施設です。
約70坪の大きさがある宿泊サイトは、エリアが個々の柵で仕切られており、犬がリードなしでも走りまわれるように設計されています。
アクセスは都心から車で約3時間、東北自動車道の那須ICから約20分の場所にあります。
【詳細情報】
場所:栃木県那須郡那須町大字高久丙字玉取平1152番6
アクセス:都心から車で3時間・那須ICから約20分
公式サイト:https://camp-cuatroperros.com/
長瀞オートキャンプ場/埼玉県
「自然に囲まれた中で日々の疲れをリフレッシュ。」がコンセプトの長瀞オートキャンプ場は、車でそのまま入れるドックラン付きのフリーサイトがあるキャンプ場です。
ノーリードで自由に遊ばせることができて、自然と共にリフレッシュできる魅力があります。都心から約2時間の関越自動車道花園ICから、車で30分とアクセスしやすいのが特徴です。
【詳細情報】
場所:埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1
アクセス:都心から2時間・関越自動車道の花園ICから車で30分
公式サイト:https://www.nagatoro-camp.com/
ゴールドマウンテンオートキャンプ場/千葉県
「街中に位置して豊かな自然を満喫できる」がコンセプトのゴールドマウンテンオートキャンプ場は、フェンスで仕切られた専用のドックフリーサイトがあるキャンプ場です。
都心から約1時間でアクセスできる魅力があり、常磐自動車道の柏ICから車で30分程度の場所にあります。
【詳細情報】
場所:千葉県柏市金山576
アクセス:都心から車で1時間・柏ICから車で30分
公式サイト:https://gm-autocamp.com/
ドックフリーサイトがあるおすすめキャンプ場【甲信越・東海】
ここでは、ドッグフリーサイトがある甲信越・東海のおすすめのキャンプ場を紹介します。
ウエストリバーオートキャンプ場/山梨県
「施設が充実しているキャンプ場」がコンセプトのウエストリバーオートキャンプ場は、AC電源サイトや芝と微砂利などを選べるキャンプ場です。
犬が自由に走り回れる広さを確保してあり、犬の足にも優しいのが魅力となっています。
都心から約2時間半の中央自動車道双葉ICから車で20分の場所にあるため、利便性に優れています。
【詳細情報】
場所:山梨県南アルプス市須澤131
アクセス:都心から2時間半・中央自動車道双葉ICから車で20分
公式サイト:http://www.westriver-camp.com/index.html
いなかの風キャンプ場/長野県
「本物の自然を体験しよう」がコンセプトのいなかの風キャンプ場は、木製の柵で囲われたドッグランサイトがあるキャンプ場です。
広さの異なる複数のドッグランサイトが用意されており、大型犬でもノーリードで走り回れます。
都心からは約3時間半の場所にあり、中央自動車道駒ヶ根ICから車で10分程度のため、迷うことなくアクセス可能です。
【詳細情報】
場所:長野県上伊那郡飯島町日曽利43-3
アクセス:都心から3時間半・中央自動車道駒ヶ根ICから車で10分
公式サイト:https://inakanokaze.com/
南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場/静岡県
「ゆっくり海を眺めながら静かなプライベートキャンプ」がコンセプトの南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場は、南伊豆に面した絶景スポットで大自然を満喫することができるキャンプ場です。
海風を感じられる絶景の中に柵で囲まれたドックフリーサイトもあり、心地良いキャンプ場として魅力が溢れています。
都心から車で約3時間半、伊豆縦貫自動車道の月ヶ瀬ICより車で40分程度の場所にあります。
【詳細情報】
場所:静岡県賀茂郡南伊豆町伊浜2222
アクセス:都心から車で3時間半・月ヶ瀬ICより車で40分
公式サイト:https://www.yu-higaoka-camp.com/
まとめ
犬とキャンプするときには、ゲージ、リード、ボウル、フード、冷暖房器具、ポータブル電源などが必要です。
犬と一緒に宿泊するサイトは基本的に野外となるため、季節や天候によって気温の変化が激しく、快適に過ごせない場合があります。
特に冷暖房器具は犬とのキャンプには欠かせないアイテムです。
EcoFlowが販売する冷暖房機能付きのポータブルクーラー「WAVE 2」は、たった5分間で温度を10℃上げ下げできる冷暖房機能があり、テントの中でも犬と一緒に快適に過ごせます。
さらに、ポータブル電源「RIVER 2」をキャンプ場に持ち込むことによって、さまざまな電化製品を野外でも利用できるため、犬がいつもと同じ安心できる環境を作ってあげられます。
愛犬とのキャンプを考えている方は、ぜひこの機会にEcoFlowの商品をチェックしてみてください。