キャンプや車中泊、災害対策など、あらゆるシーンで活躍するポータブル電源。アウトドアで使用したくても、その重さと大きさから購入をためらう方も多いのではないでしょうか。携帯性に優れた小型タイプを選べば、どこでも気軽に持ち運んで電気を供給できます。
そこで今回は、小型のポータブル電源を購入する魅力について解説します。小型ポータブル電源を選ぶ際のポイントやおすすめの製品も掲載しているので、場所を選ばずにいつでも電気が使える生活を実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
小型ポータブル電源の3つの魅力
小型タイプのポータブル電源は、扱う人や使用する場所を選ばない、まさに万能な大容量バッテリーです。技術の進歩により、高性能・大容量・高出力の小型モデルが続々と登場しています。小型ポータブル電源の主な魅力は、以下のとおりです。
- 軽量なので持ち運びしやすい
- コンパクトなのでバッグにも入る
- 大型よりも充電速度が速い
それぞれの魅力について、詳しく見ていきましょう。
軽量なので持ち運びしやすい
小型ポータブル電源の最大の魅力と言えるのが、持ち運びのしやすさです。重さが4kgに満たない軽量タイプもあり、女性でも気軽に持ち運べます。
使いたい時にサッと取り出して電気を供給できるため、使用する場所を選びません。災害が起きて自宅に居住できない状況になったとしても、ポータブル電源を携帯して迅速に避難できます。
コンパクトなのでバッグにも入る
コンパクトな小型ポータブル電源は、バッグにぴったり収まります。リュックに他の荷物と一緒に入れれば、手が塞がることもありません。そのため、荷物が多くなるアウトドアや旅行にも気軽に持ち出せるようになり、お出かけの快適性が飛躍的に向上します。収納スペースをほとんど占有しないので、一人暮らしの方にもおすすめです。
大型よりも充電速度が速い
ポータブル電源の充電速度は、容量が小さいほど速くなります。小型ポータブル電源は、大型タイプに比べると容量が小さいため、高速充電が可能です。
本サイトを運営するEcoFlowが販売する小型ポータブル電源「EcoFlow RIVERシリーズ」は、AC充電で最短1時間という脅威の充電スピードを誇ります。使いたい時にすぐ使えるので、利用シーンも広がります。
小型ポータブル電源の具体的な利用シーン
小型ポータブル電源が活躍する場面は、日常生活からアウトドア、災害時など様々です。軽量コンパクト設計により、リュックに入れてどこでも自由に持ち運べます。小型ポータブル電源の具体的な利用シーンは、以下のとおりです。
- アウトドア|キャンプや車中泊を快適にする
- DIY作業|電動工具で作業を効率化する
- 防災グッズ|災害による停電時に活躍する
それぞれの利用シーンでどのような使い方ができるのか、詳しく見ていきましょう。
アウトドア|キャンプや車中泊を快適にする
キャンプや車中泊、釣り、登山などのアウトドアではどうしても荷物が多くなるので、小型ポータブル電源が重宝します。ストレスフリーで現地まで移動し、電気を使った快適なアウトドアが実現します。アウトドアにおける実際の活用シーンは、以下のとおりです。
- ポータブルエアコンや扇風機、電気毛布で快適な気温を維持できる
- 電気ケトルや電子レンジを使い、手軽に温かい料理が作れる
- LEDランタンを点灯させて、夜の暗闇を照らせる
- 緊急時の連絡やナビ代わりに必要なスマホを常にフル充電にしておける
- 車内の電気供給源にすれば、バッテリー上がりが起きる心配がいらない
駐車場からアウトドアの場所まで距離があっても、小型ポータブル電源であれば持ち運びの負担になりません。
DIY作業|電動工具で作業を効率化する
DIYが趣味の方は、騒音トラブルや家財の損傷を防ぐために屋外で作業する場合が多いでしょう。小型ポータブル電源があれば、作業の効率化に欠かせない電動工具を作業が終わるまで使用し続けられます。持ち運びが楽々なので、山や海などの遠く離れた場所での作業も問題ありません。
防災グッズ|災害による停電時に活躍する
小型ポータブル電源は、災害時の停電対策にもおすすめです。コンセントからの電気供給が寸断しても、ポータブル電源から家電に給電できます。万が一、避難を余儀なくされても、防災リュックに入れて迅速に避難できます。限られた避難所のスペースでも、置き場所に困りません。
小型ポータブル電源を選ぶ際のポイント5選
小型ポータブル電源といえど、決して安い買い物ではありません。これから長く使い続けるには、慎重に選ぶ必要があります。小型ポータブル電源を選ぶ際には、以下の5つのポイントに着目してください。
- ポイント1|目的に合った容量・定格出力を備える
- ポイント2|出力波形が正弦波で設計されている
- ポイント3|AC出力ポートが複数個備わっている
- ポイント4|出力電圧が100Vで設計されている
- ポイント5|ソーラー充電に対応している
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
ポイント1|目的に合った容量・定格出力を備える
大前提として、購入する目的に合った容量・定格出力を選ぶ必要があります。定格出力(W)とは、安定して出力できる最大の電力量のことです。容量(Wh)とは、1Wの電力を1時間使った時の電力量を指します。
例えば、停電対策が目的にも関わらず、低出力のモデルを購入してしまえば、高出力の家電を動かせません。ポータブル電源を導入する目的と必要な容量・定格出力の目安は、以下のとおりです。
目的 | 必要な定格出力 | 必要な容量 |
・日帰りアウトドア・デジタル家電の充電 | 300W~500W | 200Wh~500Wh |
・1泊2日アウトドア・1~2人暮らしの停電対策 | 500W~1000W | 500Wh~1000Wh |
・連泊アウトドア・3人家族以上の停電対策・節電対策 | 1000W~ | 1000Wh~ |
ポイント2|出力波形が正弦波で設計されている
使用する家電を安全に使用するためには、ポータブル電源からの出力波形が正弦波であるタイプを選びましょう。出力波形とは、ポータブル電源に蓄えられた直流電力が交流に変換されて出力される際の波形を指します。
家庭用のコンセントからは規則正しい形状をした正弦波の電流が流れてくるため、家電は正弦波を想定した設計がされている場合がほとんどです。そのため、正弦波が採用されたポータブル電源を選べば、問題なく家電を稼働できます。
しかし、安価なポータブル電源の出力波形には、正弦波を模した矩形波や修正正弦波が採用されている場合があります。安さに惹かれて購入してしまうと、家電の故障や劣化を招きかねないので、注意してください。
ポイント3|AC出力ポートが複数個備わっている
家電を同時に動かしたいなら、AC出力ポートの数も重要です。家電の合計電力量がポータブル電源の定格出力を超えない範囲であれば、複数台の家電を動かせます。しかし、そもそも出力ポートの数が少なければ、電力量に余裕があっても家電を接続できません。
ポイント4|出力電圧が100Vで設計されている
日本製の家電を主に使用する場合は、出力電圧100Vのポータブル電源を選ぶ必要があります。日本の家庭やオフィスで採用されている商用電源電圧は、100Vが一般的です。110Vや120Vのポータブル電源から家電を動かすと、以下のようなリスクが高まります。
- 電化製品が故障する
- 電化製品の寿命が短くなる
- 異常発熱によって火災に繋がる
ただし、海外の電圧は110V~240Vと幅広いので、海外製品を使用する際は対応している電圧を確認してみてください。
ポイント5|ソーラー充電に対応している
小型ポータブル電源は、携帯性や収納性に優れている一方で、容量は大型モデルに劣ります。そのため、充電切れが心配な方は、ソーラー充電に対応している機種を選ぶと安心です。
太陽光発電でどこでもポータブル電源に蓄電できるので、小型ポータブル電源の唯一の欠点を補えます。小型ポータブル電源のメリットを最大限生かすためには、折り畳みできる小型のソーラーパネルがおすすめです。
幅広い用途で活躍!おすすめの小型ポータブル電源
アウトドアや防災対策、DIYなど、気軽に外に持ち出して、電気の供給を可能にする小型ポータブル電源。本サイトを運営するEcoFlowは、上記で挙げた小型ポータブル電源を選ぶ際のポイントを全て網羅した「EcoFlow RIVERシリーズ」を販売しています。
高性能な小型ポータブル電源をお探しなら、以下3つの製品をぜひ確認してみてください。
- RIVER 2 Pro
- RIVER 2
- RIVER 2 Max
各製品の特徴を詳しく見ていきましょう。
RIVER 2 Pro
「RIVER 2 Pro」は、業界トップクラスの高速充電を誇り、使いたい時にすぐに使える汎用性の高さを求める方におすすめの製品です。一般的なポータブル電源と比べて5倍も速く、わずか70分で0%から100%まで充電できます。
さらに、RIVERシリーズでは最大となる800WのAC出力ポートを備えています。独自技術であるX-Boostモードを使えば、消費電力1000Wの高出力家電への給電も可能です。メイン家電の80%をカバーしているため、停電時やアウトドアで家電をフル活用できるでしょう。
RIVER 2
「RIVER 2」は、約3.5kgの軽量さとコンパクトさを兼ね備えた製品です。従来モデルより最大30%の軽量化を実現しています。キャンプや車中泊などのアウトドアに気軽に持ち運びたい方におすすめです。
EcoFlow史上最速となる60分で満充電できる製品でもあります。お出かけ前の準備時間で満充電にできるので、急に思い立った旅行にも最適です。純正の折りたたみ式ソーラーパネルを2枚接続すれば、お出かけ先にいながら最短3時間で満充電できます。
RIVER 2 Max
「RIVER 2 Max」は、軽量コンパクト設計と高出力を兼ね備えた製品です。わずか6.1kgしかないので、鞄に入れてどこにでも気軽に移動できます。X-Boostモードを使えば、最大750WのAC出力が可能です。
わずか60分で0%から100%に充電できるので、台風が急接近してきても素早く充電して、長期間の停電に備えられます。中容量512Whを備えているので、一人暮らしの停電対策にもおすすめです。
安い小型ポータブル電源を購入するデメリット3選
大型よりも安いという理由で小型ポータブル電源を検討している方は、安すぎるモデルには注意が必要です。安価なモデルはすぐに使い物にならなくなり、再度購入する羽目にも
なりかねません。安い小型ポータブル電源を購入するデメリットは、以下のとおりです。
- デメリット1|保証期間が短い
- デメリット2|家電が故障するリスクが高い
- デメリット3|寿命が短い
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
デメリット1|保証期間が短い
安いポータブル電源は、保証期間が短かったり、そもそも保証が付いていなかったりする場合があります。保証期間を過ぎてしまえば、商品の欠陥や不良が見つかっても交換してもらえません。最低でも2年の保証期間が必要です。
デメリット2|家電が故障するリスクが高い
製品の安全性を犠牲にして低コスト化を実現している可能性が高く、家電が故障するリスクがあります。回線のショートや異常な発熱によって、家電の故障のみならずポータブル電源自体が発火し、火災に繋がる恐れもあるでしょう。
デメリット3|寿命が短い
安いポータブル電源は、寿命が短く設定されている場合があります。ポータブル電源の寿命は、充電が0%になってから100%まで充電し、再び使い切るまでを1サイクルとするサイクル数で決まります。500サイクル程度の機種を選んでしまうと、毎日使用した場合、1年半も寿命がもちません。
小型ポータブル電源と相性抜群!おすすめグッズ
小型ポータブル電源の真価を発揮するために、以下の3つのアイテムも併せて揃えましょう。全て小型なので持ち運びに困らず、どこでも自宅のような快適な空間が作れます。
- ポータブル冷蔵庫
- ポータブルエアコン
- ソーラーパネル
それぞれのアイテムについて、詳しく見ていきましょう。
ポータブル冷蔵庫
持ち運びしやすい小型の冷蔵庫「ポータブル冷蔵庫」があれば、お出かけ先でいつでもキンキンに冷えた飲み物が飲めます。EcoFlowが販売する「EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫」の特長を見ていきましょう。
- 冷蔵・冷凍・製氷の3役を担う
- コードレスで最大40時間稼働する
- 大容量38Lにより、大人数のBBQにも対応する
アウトドアに冷蔵・冷凍・製氷機能を携帯したい方は、製品情報をチェックしてください。
→お出かけ先でソーラーパネルによる充電も可能「EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫」
ポータブルエアコン
真夏や真冬でも気温を気にせず、思い切りアウトドアが楽しみたい方には、ポータブルエアコンがおすすめです。EcoFlowが販売する「EcoFlow WAVE 2 ポータブルエアコン」の特長を見ていきましょう。
- 約5分で10℃上げ下げする冷暖房機能を備える
- 省エネモードでは最長8時間稼働する
- 44dBの静音設計により、睡眠中も動作音が気にならない
ポータブルエアコンで活動時期や範囲を広げたい方は、ぜひ製品情報をご覧ください。
→圧倒的にパワフルでコンパクトなエアコン「EcoFlow WAVE 2 ポータブルエアコン」
ソーラーパネル
太陽光発電でいつでも蓄電できるソーラーパネルがあれば、小型ポータブル電源で足りない容量を補えます。EcoFlowは、小型ポータブル電源とソーラーパネルのセットも取り揃えているので、ぜひご検討ください。
→高い発電効率で蓄電する「RIVER Pro+220W両面受光型ソーラーパネルセット」
ポータブル電源の小型に関するよくある質問
最後に、ポータブル電源の小型に関するよくある質問を紹介します。
- 小型のポータブル電源でも大容量のタイプはある?
- ポータブル電源の小型は大型よりも安い?
- キャンプでも小型ポータブル電源は活躍する?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
小型のポータブル電源でも大容量のタイプはある?
EcoFlowが販売する「RIVER 2 Pro」は、コンパクトなボディでありながら、768Whの大容量を備えています。X-Boostモードを使えば、1000Wの高出力家電の使用も可能です。僅か7.8kgの軽量デザインなので、カバンに入れて気軽に持ち運べます。
ポータブル電源の小型は大型よりも安い?
一般的に、小型ポータブル電源は大型モデルよりも出力が低く、容量も少ないので、値段は安くなります。ただし、安すぎるポータブル電源は、保証期間が付いていなかったり、寿命が短かったりとデメリットも多いので注意してください。
キャンプでも小型ポータブル電源は活躍する?
キャンプにおいて、小型ポータブル電源は大活躍します。携帯性に優れているため、サイトまでの持ち運びで疲れる心配はいりません。ポータブルエアコンを稼働すれば、快適な気温でアウトドアを楽しめます。電子レンジや炊飯器、ポータブル冷蔵庫を駆使すれば、まるで自宅のように充実した調理環境が整うでしょう。
まとめ
本記事では、小型ポータブル電源の魅力について解説してきました。
軽量コンパクト設計である小型ポータブル電源は、カバンに入れてどこでも気軽に持ち運べます。キャンプや車中泊などのアウトドアや、災害時の避難所など、様々なシーンで活躍してくれることでしょう。高速充電が可能で、使いたい時にすぐ使える点も魅力です。
本サイトを運営するEcoFlowでは、10kg未満の軽量コンパクトボディと768Whの大容量を兼ね備えた小型ポータブル電源を販売してます。小型ポータブル電源を取り入れて、日常生活やアウトドアを充実させたい方は、ぜひ製品の購入をご検討ください。
製品名 | RIVER 2 Pro | RIVER 2 | RIVER 2 Max |
容量 | 768Wh | 256Wh | 512Wh |
定格出力 | 800W | 300W | 500W |
Boost | 1000W | 450W | 750W |
サイズ | 26.9 x 25.9 x 22.6cm | 24.5 x 21.5 x 14.5cm | 26.9 x 25.9 x 19.6cm |
重量 | 約7.8kg | 約3.5kg | 約6.1kg |
ポート | 合計11ACx4USBx4DCx2シガーソケット×1 | 合計6ACx2USBx3シガーソケット×1 | 合計11ACx4USBx4DCx2シガーソケット×1 |
製品ページ | RIVER 2 Pro | RIVER 2 | RIVER 2 Max |