キャンプで活躍するミニ炊飯器(ライスクッカー)をご存知でしょうか?ミニ炊飯器とは、名前の通り携帯性に優れたコンパクトな炊飯器のことです。
ミニ炊飯器をキャンプで使用すれば、メスティンや飯盒を使う場合に比べ、キャンプで行う調理が簡単になります。しかし、一部デメリットも考えられるため、ミニ炊飯器を購入する際には注意が必要です。
そこで今回は、キャンプで活躍するミニ炊飯器の特徴、メリット・デメリット、使用する方法を解説します。最後までご覧になれば、ミニ炊飯器について深く理解でき、その上でご自身に適した製品を見つけることができるでしょう。
キャンプで活躍するミニ炊飯器(ライスクッカー)とは?
ミニ炊飯器(ライスクッカー)とは、その名前の通り、携帯性に優れた小さな炊飯器のことです。コンパクトで軽量なので、キャンプに持ち込んでも荷物の負担になりづらいのが特徴です。
大体のミニ炊飯器は炊飯量が1.5〜2.0合であるため、家族4〜5人で使う場合は物足りないと感じるかもしれませんが、少人数のキャンプであれば十分な量だと言えます。「メスティンや飯盒でうまく炊飯できない」「もっと手軽にキャンプ飯を作りたい」と思う方は、ミニ炊飯器を一度利用してみてください。
なお、ミニ炊飯器はお米を炊く以外にも、ピラフやチャーハン、リゾットなどを調理できます。そのほか、プリンやケーキなどのデザートも簡単に作れます。
キャンプでミニ炊飯器を使用するメリット・デメリット
キャンプでミニ炊飯器を使用する場合、メリットとデメリットの両方が考えられます。良い点と悪い点の両方を理解した上で、購入を検討してみてください。
ミニ炊飯器のメリット
ミニ炊飯器のメリットは、キャンプでの料理が簡単になることです。研いだお米と適量の水を炊飯器のなかに入れ、ボタンを押して炊飯が完了すればすぐにご飯を食べられます。
メスティンや飯盒を使ってお米を炊くのが苦手な方でも、ミニ炊飯器を使えば簡単に調理できるはずです。前述した通り、ミニ炊飯器はお米を炊く以外にも、さまざまなキャンプ飯を作れます。
さらに、普段自宅で使っている炊飯器と使い勝手が同じであることから、購入してすぐスムーズに利用できるのもメリットです。そのほか、コンパクトかつ軽量で持ち運びやすい、ほかの電気機器に比べて消費電力が少ない、調理後の片付けが手軽などの利点が挙げられます。
ミニ炊飯器のデメリット
ミニ炊飯器のデメリットは、高機能な製品があまり販売されていないことです。ミニ炊飯器は安価でシンプルな製品が多いため、銘柄炊き分け機能や複雑な調理機能が充実していない傾向にあります。
また、3〜5合炊きの家庭用炊飯器に比べて火力が弱く、ご飯をふっくら炊けない場合があるのもデメリットの1つです。そのほか、炊飯量が限られているため大人数には適していない、キャンプ先で電源を確保する必要がある、といった難点が挙げられます。
キャンプでミニ炊飯器を使用する方法|利用時の注意点
続いて、キャンプでミニ炊飯器を使用する方法と、利用時の注意点を解説します。製品によって使い方が多少異なりますが、基本的には以下の手順で炊飯を行います。
- お米を計量する
- お米を素早く洗う
- お米の量に合わせて水を入れる
- 内釜を本体にセットする
- 電源につないで炊飯ボタンを押す
- 炊けたあと10分程度蒸らす
- ご飯をしゃもじでほぐす
このように、使い方自体は家庭用の炊飯器とほとんど同じです。しかし、自宅とキャンプ先では使用する環境がまったく違うため、利用時にはいくつか注意すべきポイントがあります。
まず注意すべきは、ミニ炊飯器まわりの水分です。本体に水をつけたり、濡れた手で電源プラグを抜いたりなど、本体まわりに水分がかかってしまうとショート・感電の原因になります。また、不安定な場所や熱に弱いテーブルの上で使用すると、火災の原因になるため注意が必要です。
ご飯を美味しく炊くためのポイント
ミニ炊飯器を使えば、誰でも美味しいご飯が炊けます。しかし、以下の工夫を行うことで、さらに美味しいご飯を炊くことが可能です。
- 精米日が新しい/粒が揃っているお米を選ぶ
- お米は涼しくて風通しの良い場所に保管する
- お米は計量カップで正確に計る
- 洗米は時間をかけずに素早く行う
- 水加減は内釜を水平に置いて行う
- 炊き上がり後はできるだけ早くほぐす
- 長時間の保温は行わない
キャンプでミニ炊飯器を使う場合は、ぜひこれらの工夫を試してみてください。
ミニ炊飯器以外の便利アイテム
ミニ炊飯器以外にも、以下のような便利アイテムがあります。キャンプでの調理を快適に行いたい方は、ぜひ便利アイテムの使用をご検討ください。
- ホットプレート
- たこ焼き器
- ブレンダー
- 電気ポット
- 電気コンロ
これらの便利アイテムは基本的に燃料に電気を用いるため、キャンプ場に電源がなければ使用できません。しかし、ポータブル電源を用意しておけば、これらの便利アイテムに加え、ストーブや電気毛布、扇風機など、キャンプを快適にしてくれる電気機器の利用を可能にします。
本サイトを運営するEcoFlowは、キャンプや登山などのアウトドアに適したポータブル電源を多数販売しております。ポータブル電源を購入予定の方は、ぜひ一度以下の公式サイトから製品情報をチェックしてみてください。
各メーカーのミニ炊飯器を徹底比較
一言でミニ炊飯器と言っても、製品の種類は多岐にわたります。「どのミニ炊飯器を購入しようか迷っている」という方は、以下の一覧表を参考にしてみてください。各メーカーが販売する製品の違いを理解できるはずです。
商品の型番 | メーカー | 値段 | 炊飯量 | サイズ | 重量 |
RC-MF15 | アイリスオーヤマ | 約5,000円 | 1.5合 | 193x162x191mm | 1.4kg |
RC-MA30AZ-B | アイリスオーヤマ | 約8,000円 | 3合 | 274×232×201mm | 2.75kg |
YJE-M150 | 山善 | 約4,000円 | 1.5合 | 190×180×210mm | 1.3kg |
YJG-M150 | 山善 | 約4,300円 | 1.5合 | 167×167×198mm | 1.25kg |
SR-MC03 | パナソニック | 約5,500円 | 1.5合 | 210×160×160mm | 1.0kg |
i001 | 東京Deco | 約4,300円 | 1.5合 | 146×172×185mm | 1.3kg |
d000 | 東京Deco | 約4,300円 | 2合 | 170×195×205mm | 1.34kg |
ARC-T105 | コイズミ | 約8,000円 | 1.5合 | 192×168×189mm | 1.3kg |
KSC-1513 | コイズミ | 約4,000円 | 1.5合 | 200×175×190mm | 1.4kg |
これらの製品は単純な性能だけでなく、ミニ炊飯器のデザインも異なります。キャンプにミニ炊飯器を持っていく場合、ほかのアイテムと違和感がないデザインを選ぶことをおすすめします。
また、一覧表には記載していませんが、製品ごとに消費電力や機能性も違うため、ミニ炊飯器を購入する際は各製品を十分に比較してみてください。
キャンプで活躍するEcoFlowのポータブル電源
ミニ炊飯器やホットプレート、電気ポットなどの電気機器は、キャンプでの調理を快適にしてくれます。しかし、キャンプ場で電源を確保できない場合は、ポータブル電源などの外部電源を用意する必要があります。
ポータブル電源もミニ炊飯器と同じように、製品の種類によって特徴がさまざまです。製品選びで迷ってしまう方は、EcoFlowが販売する以下の製品を検討してみてください。
- DELTA 2
- DELTA Max1600/2000
- DELTA Pro
- RIVER 2
- RIVER 2 Pro
これらの製品は高機能かつ携帯性に優れているため、キャンプや登山などのアウトドアで活躍します。ポータブル電源の購入を検討している方は、ぜひ以下の製品詳細をご確認ください。
DELTA 2
はじめに紹介する「DELTA 2」は、バッテリー容量1,024Whのパワフルなポータブル電源です。合計15ポートが備わっており、1,500Wの高出力に対応しているため、ミニ炊飯器はもちろんのこと、ほかの電気機器も快適に使用できます。
また、本製品の電池部分には、安全性が高く長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池が採用されているので、「1つのポータブル電源を長く愛用したい」という方にも適しています。
容量 | 1,024Wh |
定格出力 | 1,500W |
AC充電入力 | 最大1,200W |
サイズ | 40.0 x 21.1 x 28.1 cm |
重量 | 約12kg |
出力口 | 合計15 ACx6 USBx6 DCx2 シガーソケット x1 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/delta-2-portable-power-station |
DELTA Max1600/2000
「DELTA Max1600/2000」は、用途に合わせてバッテリー容量を選択できる高機能なポータブル電源です。選べるバッテリー容量は1,612Whと2,016Whの2つであり、基本的な性能は双方でほとんど変わりません。
外付けのエクストラバッテリーで拡張すれば、最大約6,000Whまでカスタマイズできます。また、特許技術X-Streamにより、驚きの急速充電を実現しているのもポイントです。
ミニ炊飯器だけでなく、ホットプレートや電気ケトルなど、複数の電気機器を同時に使用したい場合に適しています。
容量 | 1,612Wh/2,016Wh |
定格出力 | 2,000W |
AC充電入力 | 最大1,500W |
サイズ | 49.7×24.2×30.5cm |
重量 | 22Kg |
出力口 | 合計:15 AC×6 USB×6 DC×2 シガーソケット×1 |
公式サイト(1600モデル) | https://jp.ecoflow.com/products/delta-max-1600-portable-power-station |
DELTA Pro
「DELTA Pro」は、EcoFlowが販売するポータブル電源のなかで、最もバッテリー容量が大きい製品です。バッテリー容量は驚きの3,600Wh。大人数でのキャンプで使用しても、「バッテリー容量が足りない」という状況になりにくいのが利点です。
また、多種類の充電方法に対応しているため、電源が確保できない状況でも安心して利用できるほか、バッテリー容量が大きいので非常用電源としても活躍します。
容量 | 3,600Wh |
定格出力 | 3,000W |
AC充電入力 | 最大1,500W |
サイズ | 63.5×28.5×41.6cm |
重量 | 45Kg |
出力口 | 合計:15 AC×5 USB×6 DC×2 シガーソケット×1 アンダーソン×1 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/delta-pro-portable-power-station |
RIVER 2
「RIVER 2」は、EcoFlowが提供する「RIVERシリーズ」の最新型ポータブル電源です。バッテリー容量は256Whと控えめですが、その分コンパクトで携帯性に優れています。製品の性能にもよりますが、ミニ炊飯器程度であれば十分事足りるバッテリー容量です。
史上最速の充電スピードを誇るほか、ほか製品に比べて安価で購入できるため、「ミニ炊飯器を使うためのポータブル電源がほしい」という方におすすめの製品です。
容量 | 256Wh |
定格出力 | 300W |
AC充電入力 | 最大360W |
サイズ | 24.5 x 21.5 x 14.5cm |
重量 | 約3.5kg |
出力口 | 合計11 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-portable-power-station |
RIVER 2 Pro
「RIVER 2 Pro」は、近日発売予定の最新ポータブル電源です。従来製品を凌駕する圧倒的な充電スピードはもちろんのこと、リン酸鉄リチウムイオン電池が搭載されているため、長期間かつ安全に使用できます。
また、本製品は僅か7.8kgの軽量デザインなので、キャンプや登山などのアウトドアに持ち込んでも荷物の負担になりづらいのが特徴です。さらに、停電時には非常用電源として機能します。
容量 | 768Wh |
定格出力 | 800W |
AC 入力 | 100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A |
サイズ | 26.9 x 25.9 x 22.6cm |
重量 | 約7.8kg |
出力口 | 合計10 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station |
まとめ
本記事では、キャンプで活躍するミニ炊飯器の特徴、メリット・デメリット、製品の使用方法について解説しました。
ミニ炊飯器はコンパクトで軽量なので、キャンプに持ち込んでも荷物の負担になりづらいのが特徴です。銘柄炊き分け機能や複雑な調理機能が充実していない、電源を確保する必要があるといったデメリットがあるものの、メスティンや飯盒を使うよりも、キャンプ飯をより快適に調理できます。
なお、本サイトを運営するEcoFlowは、ミニ炊飯器をキャンプ場で使用するためのポータブル電源を多数販売しております。ポータブル電源を購入予定の方は、ぜひ以下の公式サイトから製品情報をチェックしてみてください。