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- RVパークとはどんな施設?
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- RVパークの魅力や選び方を知りたい
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- おすすめのスポットやその詳細を教えてほしい
このような疑問がある方もいるのではないでしょうか。RVパークは、電源や水道などの設備が完備されている車中泊に適した施設です。
RVパークの大きな魅力は、シャワールームやランドリーといった共用施設の充実度が高い点です。長期の旅行でも衛生面や清潔さを保てるため、ストレスなく過ごせるでしょう。
本記事では、RVパークの特徴やメリット、選び方、おすすめのスポットについて解説します。RVパークでの車中泊を検討している方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
RVパークとは?
RVパークとは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設のことです。多くのRVパークでは、キャンピングカーやトレーラーハウスなどの大型車両を駐車できます。
一般的な道の駅とは異なり、数日間の車中泊が許可されており、備え付けの電源や広いスペース、シャワー設備などが提供されています。専用の区画が用意されているため、利用者は安心して車両を駐車し、車中泊を楽しむことが可能です。
場所によっては利用前に予約が必要なので、RVパークを利用する際は事前に調べてから訪れるようにしましょう。
RVパークの特徴
RVパークの特徴として、一般的な設備よりも車中泊に適している点が挙げられます。施設がRVパークと名乗るには、日本RV協会が策定した以下のルールを満たす必要があります。
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- 余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)
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- 24時間利用可能なトイレ
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- 100V電源が使用可能(20A以上推奨)
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- 入浴施設が近隣にあること(車で15分圏内)
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- ごみ処理が可能
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- 入退場制限が緩やか
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- 看板の設置(指定ロゴを日本RV協会より支給)
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- 複数日の滞在が可能
区画には電源や水道などの設備が完備されており、備え付けの設備を使用しながら、快適に宿泊できます。また、共用施設の充実度が高い点もRVパークの大きな特徴です。
シャワールームやランドリーを利用できるほか、施設によっては天然温泉も完備されているため、長期の旅行でも衛生面や清潔さを保つことができます。
さらに、バーベキューエリアやキャンプファイヤー場といったアウトドアを楽しむための施設を備えているRVパークも多くあります。
RVパークのメリット
RVパークには一般的な施設と違い、さまざまなメリットがあります。ここでは、RVパークの主なメリットとして以下の3つを紹介します。
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- 快適で安全な環境で宿泊できる
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- 長期滞在に適している
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- 同じ趣味の仲間と交流できる
各メリットの詳細を1つずつ見ていきましょう。
メリット1.快適で安全な環境で宿泊できる
RVパークは、車中泊と比べて格段に快適な環境で宿泊することができます。電源や水道が完備された区画では、エアコンや冷蔵庫、テレビなどの車両設備を使用しながら、まるでホテルのような感覚で過ごせるでしょう。
また、RVパークは管理された安全な施設であるため、防犯面でも安心です。車上荒らしなどの心配をすることなく、ゆっくりと休養を取ることが可能です。
メリット2.長期滞在に適している
2つ目のメリットは、長期滞在に適している点です。そもそもRVパークは複数日の滞在を想定しており、場所によっては1週間近く滞在できることもあります。
また、長期滞在に不可欠な設備やサービスが揃っている点も特徴です。例えば、シャワールームや洗面所、ランドリーといった共用施設を利用することで、長期の旅行でも快適に過ごすことができるでしょう。
メリット3.同じ趣味の仲間と交流できる
RVパークには車で旅をする同じ趣味の仲間が集まる傾向にあり、車両を通じて旅の経験や情報を共有し、交流を深められるのが大きな魅力です。
RVパークでの仲間との出会いは、旅をさらに楽しいものにしてくれるでしょう。普段の生活では味わえない特別な体験を、共に分かち合うことができます。
RVパークの選び方
RVパークを選ぶ際は、利用する車両の種類や大きさに適したスポットを検討することが大切です。車両に合った区画があるかどうかを確認し、必要な設備が整っているかもチェックしましょう。
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- 車両の種類や大きさに適した区画があるか確認する
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- 必要な設備が整っているか確認する
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- 立地や周辺環境を考慮する
以下、RVパークを選ぶ際に重要なポイントを詳しく解説します。
ポイント1.車両の種類や大きさに適した区画があるか確認する
RVパークを選ぶ際は、利用する車両に合った区画があるかどうかを事前に確認しましょう。車両のサイズや搭載している電源の種類などをチェックし、適切な区画が用意されているパークを選ぶことがポイントです。
区画のサイズが合っていないと、車両が収まらなかったり、隣の区画にはみ出してしまったりする恐れがあります。また、車両の設備が使用できない場合もあるので注意が必要です。
ポイント2.必要な設備が整っているか確認する
RVパークには、電源や水道、トイレ、シャワーといった基本的な設備が整っているところが多く、快適に宿泊することができます。しかし、パークによって設備の充実度は異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
特に長期の滞在を予定している場合は、Wi-Fiやランドリーなどの設備の有無をチェックしておくと良いでしょう。快適に過ごすためには、自分に必要な設備が揃っているパークを選ぶことが重要です。
ポイント3.立地や周辺環境を考慮する
RVパークの立地や周辺環境も、選ぶ際の重要なポイントです。パークを選ぶ際は、目的地までの距離や交通アクセスを念入りに確認しましょう。
また、自然豊かな環境で過ごしたいのか、もしくは街中の利便性を重視するのかによって、選ぶパークも変わってくるため、事前に周辺環境をチェックするのも大切です。
日本の人気RVパーク5選
日本全国には、魅力的なRVパークが数多く存在します。ここでは、特におすすめの人気RVパークを5ヶ所紹介します。
北海道|RVパーク昆布森番屋
RVパーク昆布森番屋は、キャンピングカーライフを快適に楽しめるスポットです。昆布漁の時期(7・8・9月)には、昆布干しのアルバイトをすることができ、アルバイト希望者は連泊割引を受けられます。
トイレやシャワー、水道はもちろん、備え付けの電源も整備されています。フルコンやバスコンなど、さまざまな車両を駐車可能です。
【詳細情報】
場所:北海道釧路郡釧路町昆布森3-114
アクセス:無料高速道路釧路別保ICから16分
関連サイト:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/990.html
山梨県|RVパーク Luxway 南アルプス
RVパーク Luxway 南アルプスの駐車数は1日3台までと少なめですが、1区間が大きいため、RVパーク内でゆったりと過ごすことができます。フリースペースもついており、各区間ごとに手洗い場も設けられています。
夏にはフルーツ狩りが楽しめるのも魅力の1つ。ペットOKでWi-Fi完備、さらにはコインランドリーもあるため、旅行や車中泊の拠点として使用できます。
【詳細情報】
場所:山梨県南アルプス市野牛島2160
アクセス:中央道甲府昭和ICから15分
関連サイト:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1044.html
富山県|RVパーク 天然温泉 湯めごこち
富山県で天然温泉に入りたいなら、RVパーク 天然温泉 湯めごこちがおすすめです。2023年4月1日に新規オープンしたスポットであり、立山・黒部・魚津へのアクセスの拠点に向いています。
広々とした駐車スペースが計15台分あるため、RVパークを急に使用したくなった場合も安心です。「長旅の疲れを癒やしたい」「富山県のアクセス拠点を探している」という方におすすめです。
【詳細情報】
場所:富山県中新川郡舟橋村古海老江256-1
アクセス:立山ICから5分
公式HP:https://yumegokochi.co.jp/article/171
静岡県|RVパーク ふじすその
2024年3月にキャンピングカー販売店としてオープンしたスポットであり、展示場の奥にRVパークスペースが設置されています。道路から距離があるため、静かに車中泊をすることが可能です。
伊豆や箱根・富士山周辺等のアクセスが良好で、静岡県の観光や車中泊に最適。入浴施設や炊飯場もあるため、観光の拠点として快適に過ごせます。
【詳細情報】
場所:静岡県裾野市佐野85-1
アクセス:東名高速裾野ICより裾野市街に4km
関連サイト:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1344.html
福岡県|RVパークsmart道の駅おおき
のどかな自然で車中泊を楽しみたいなら、福岡県にあるRVパークsmart道の駅おおきがおすすめです。久留米・八女・大川・柳川に囲まれた位置にあり、スポット周辺には田園風景と堀割が広がっています。
周辺農地を使った収穫イベントなどが開催されており、車中泊ついでに地域のイベントを楽しめます。施設には温泉もあるため、旅の疲れを癒やすことも可能です。
【詳細情報】
場所:福岡県三潴郡大木町大字横溝1331番地1
アクセス:九州自動車道 八女ICから国道442号を佐賀・大川方面へ約10km
関連サイト:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/763.html
RVパークで気をつけたいマナー
RVパークを利用する際は、一定のマナーを守ることが大切です。ほかの利用者への配慮を忘れずに、快適に過ごせるよう心がけましょう。以下、RVパークで気をつけたいマナーを3つ紹介します。
マナー1.区画内に駐車する
RVパーク利用の際は、指定された区画内にきちんと駐車することを徹底しましょう。区画からはみ出して駐車すると、隣の区画を圧迫してしまい、ほかの利用者の迷惑になります。
緊急時の車両の通行を妨げる可能性があるため、必ず区画内に収めるよう心がけましょう。
マナー2.騒音に注意する
大きな音を立てたり、深夜に騒いだりしないよう注意が必要です。特に夜間は静かに過ごすことを心がけ、ほかの利用者への配慮を忘れないことが大切です。
テレビやラジオの音量、話し声の大きさにも気をつけましょう。場合によっては、管理者から注意を受ける可能性もあるため、十分に注意することが求められます。
マナー3.ゴミは指定の場所に捨てる
RVパークで出たゴミは、分別して指定された場所に捨てるようにしましょう。区画内や共用スペースにゴミを放置するのは絶対にNGです。
ゴミをパーク内に放置すると、ほかの利用者の迷惑になり、利用者同士のトラブルにもつながりかねません。ゴミ置き場の利用ルールを守り、定められた分別方法に従ってゴミを処理しましょう。
RVパーク利用に役立つ便利グッズ
RVパークを快適に利用したい方は、役立つグッズを事前に揃えておきましょう。ここでは、RVパークでの宿泊に役立つグッズを5つ紹介します。
グッズ1.ポータブル電源
RVパークのサイトでは、家庭用電源が利用できない場合も少なくありません。そんなときに頼りになるのが、ポータブル電源です。
コンパクトで持ち運びやすいポータブル電源があれば、スマートフォンやPC、LEDランタンなど、さまざまな電気機器を利用することができます。容量や機能に合わせて、自分に適した製品を選ぶのがおすすめです。
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グッズ2.リバーシブルの防水マット
RVパークの区画内に敷いて使えるリバーシブルの防水マットも便利グッズの1つです。裏表で柄が違うため、シーンに合わせて使い分けることができます。
防水マットが1枚あれば、RVパークでの活動範囲が広がります。サイズやデザインも豊富にあるため、自分の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。
グッズ3.ドライヤー
RVパークのシャワー施設には、ドライヤーが設置されていないことも多くあります。混雑時に利用が制限される場合もあるため、ドライヤーを用意しておくと何かと便利です。
特にショートタイプのドライヤーは、保管場所に困らず、旅行や車中泊に適しています。RVパークで宿泊する際には、ドライヤーを1つ持っておくことをおすすめします。
グッズ4.簡易シャワー
シャワー施設が混雑しているときでも、簡易シャワーがあれば困りません。少量の水で体を洗うことができ、非常時の備えにもなります。
コンパクトに収納できるものを選べば、車内のわずかなスペースにも収めることができるでしょう。清潔に過ごすために、1つ用意しておくと重宝するアイテムです。
グッズ5.折りたたみ式テーブル・チェア
屋外での食事や作業に便利な、折りたたみ式のテーブルとチェアの用意がおすすめです。使わないときはコンパクトに収納できるため、車内スペースが小さくても持ち運べます。
アウトドアでの使用に適した、丈夫で軽量なものを選ぶと良いでしょう。大人数で利用する場合は、大きめのサイズを選ぶのもおすすめです。
まとめ
本記事では、RVパークの特徴やメリット、選び方、便利グッズについて解説しました。
RVパークは、RV車両専用の区画や充実した共用設備など、車中泊に適した環境が整っている施設です。快適で安全に過ごせることが大きな魅力であり、長期滞在にも適しています。
RVパークを選ぶ際は、車両の種類や大きさに合った区画があるか、必要な設備が揃っているか、立地や周辺環境が自分の好みに合っているかなどを確認することが大切です。
より快適に過ごしたい場合は、ポータブル電源などの便利グッズの用意がおすすめです。EcoFlowでは、車中泊やアウトドアで活躍する便利グッズを多数販売しております。RVパークの利用を検討している方は、以下の商品をぜひご確認ください。