バーベキューでは家族や友達の人数が多くなるほど、必要なものも多くなります。直前に慌てて準備すると、忘れ物をして悔いの残るバーベキューになりかねません。初心者の方は特に、余裕を持って計画的に持ち物の準備を進めましょう。
そこで本記事では、バーベキューに必要なものをリスト形式で紹介します。バーベキューで役立つ便利グッズや、子連れのバーベキューに必要なものも掲載しているので、満足度の高いバーベキューを実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【基本】バーベキューに最低限必要なものリスト6選
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大自然に囲まれた環境で仲間と楽しむバーベキューは、最高の思い出になります。しかし、必要なものを忘れると、せっかくのバーベキューが台無しになりかねません。バーベキュー初心者のために、必要なものを以下にリストアップしました。
- 調理|BBQグリル・コンロ・鉄板・網
- 着火|炭・着火剤・チャッカマン
- 小物|トング・軍手・調味料
- 下準備|包丁・まな板
- 食器|皿・箸・コップ
- 掃除|ゴミ袋・洗剤・スポンジ
それぞれの必要なものについて、詳しく見ていきましょう。
調理|BBQグリル・コンロ・鉄板・網
調理道具としてBBQグリル・コンロ・鉄板・網がなければ、バーベキューは始まりません。鉄板は、焼きそばや野菜、海鮮などを調理する際に便利です。鉄板があると、油や汁が落ちにくく、食材がこぼれる心配もありません。
網焼きは、ステーキや魚など、直火で焼くと香ばしさが際立つ食材に適しています。バーベキュー場でレンタルできる場合もあるので、確認してみてください。
着火|炭・着火剤・チャッカマン
調理道具はレンタルできたとしても、着火するための炭・着火剤・チャッカマンはバーベキュー場に用意されていないケースもあります。炭は、火持ちが良く、高温でじっくり食材を焼き上げるのに最適です。
着火剤を炭の下に置き、チャッカマンで火をつければ、初心者でも簡単に着火できます。着火剤やチャッカマンは、100円ショップで安く入手できます。
小物|トング・軍手・調味料
バーベキューに忘れがちなアイテムが、トング・軍手・調味料などの小物類です。トングは、食材や炭を扱うために使用します。食材用トングは、衛生面を考慮して専用のトングを準備しましょう。炭用トングには、耐熱性の高いタイプが必要です。
軍手は、火起こしや炭の配置、道具の取り扱い時に手を保護するために役立ちます。耐熱性がある厚手のものを選ぶと安心です。食材の味付けや風味を引き立てるために、塩・コショウや醤油、焼き肉のたれなどの調味料も忘れてはいけません。
下準備|包丁・まな板
食材の下準備には、包丁とまな板が必要です。家庭と異なり、バーベキューでは包丁を使用した後に濡れたまま自然乾燥させる場合もあります。
包丁を長持ちさせたいならば、錆びにくいステンレスやセラミック製がおすすめです。頻繁に持ち歩くため、取り外しカバーが付いたタイプを選ぶと安心でしょう。事前に自宅で仕込んでいく場合には、省略しても問題ありません。
食器|皿・箸・コップ
バーベキューで調理した料理を食べるためには、食器の準備も必要です。紙皿や紙コップ、割りばしであれば、使用した後に捨てられるので、片付けの手間を省けます。
頻繁にバーベキューを楽しむ予定の方は、耐久性が高いステンレス皿を選びましょう。カトラリー類も、100円ショップに折りたたみできるアウトドア用が販売されています。
掃除|ゴミ袋・洗剤・スポンジ
バーベキューで使用した食器や料理道具、食べ残しを掃除するために、ゴミ袋・洗剤・スポンジが必要です。グリルや鉄板の焦げ付きは、水で簡単に落とせません。目が粗いタイプのスポンジに洗剤を付けて擦る必要があります。
バーベキューで出るゴミは、施設のルールに従って捨てなければなりません。ゴミの分別が決められている場合もあるので、ゴミ袋は多めに持参しましょう。
【食材】バーベキューに必要なものリスト3選
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友人や家族と楽しむバーベキューでは、美味しい食材選びが成功のカギです。定番の食材から変わり種まで、バーベキューを満喫するためには外せない食材があります。バーベキューに必要な食材リストは、以下のとおりです。
- 肉|牛・豚・鶏
- 野菜|キャベツ・ピーマン・玉ねぎ・ニンジン
- 海鮮|海老・ホタテ・イカ
- きのこ類|しいたけ・エリンギ
- 変わり種|トウモロコシ・さつまいも
それぞれの食材について、詳しく見ていきましょう。
肉|牛・豚・鶏
バーベキューを盛り上げるために、肉は欠かせません。グリルで豪快に焼き上げる肉は、食欲をかき立て、バーベキューに満足感をもたらしてくれます。バーベキューのメインとなる牛・豚・鶏の魅力とおすすめの部位は、以下のとおりです。
肉の種類 | 魅力 | おすすめの部位 |
牛 | ・柔らかくてジューシーな味わいがある・好みの焼き加減に調節できる | 牛肩ロース・リブロース・Tボーンステーキ |
豚 | ・牛肉よりも低価格で仕入れられる・部位ごとに異なる味わいが楽しめる | 豚バラ・スペアリブ |
鶏 | ・ヘルシーでさっぱりとした味わいがある・しっかり焼いても硬くなりにくい | 手羽先・せせり・モモ |
野菜|キャベツ・ピーマン・玉ねぎ・ニンジン
ついついお肉を選んでしまいがちなバーベキューですが、野菜も重要です。キャベツ、ピーマン、玉ねぎ、ニンジンなどの野菜は、焼いて甘みが増し、肉料理を惹き立てます。
野菜を加えると料理が彩り豊かになるので、食欲をかき立てられます。野菜が苦手な方でも、場の楽しい雰囲気も相まって美味しく食べられるでしょう。
海鮮|海老・ホタテ・イカ
バーベキューに海鮮を取り入れれば、肉とは違った味わいが楽しめます。バーベキューの定番である海老・ホタテ・イカの魅力は、以下のとおりです。
海鮮 | 魅力 |
海老 | ・殻が付いたまま焼くと、身はふっくらジューシーに仕上がる・丸ごとワイルドに焼けば、バーベキューが盛り上がる |
ホタテ | ・網に乗せて焼くだけで、貝の旨味が味わえる・バターと醤油で絡めて焼くと、ホタテの甘みと旨味が引き立つ |
イカ | ・表面はカリっと香ばしく、内側は柔らかくジューシーに仕上がる・焼いている間の香りも食欲をそそる |
きのこ類|しいたけ・エリンギ
炭火で焼いたきのこ類は、香ばしさが引き立ち、ジューシーで肉厚な食感を楽しめます。バーベキューの定番といえば、しいたけやエリンギです。
しいたけは石づきを切り落とし、裏返しにした状態で網に乗せます。ひっくり返さずにバターや醤油をかければ、絶品料理の完成です。エリンギは丸焼きにして、ジューシーな味わいをわさび醤油でご賞味ください。
変わり種|トウモロコシ・さつまいも
定番の食材だけでは物足りなく感じる場合があるため、トウモロコシやさつまいもなどの変わり種も用意しておきましょう。トウモロコシは皮ごと焼くと、みずみずしさが味わえます。皮なしで焼くと、香ばしい風味と引き立つ甘さが絶品です。
バーベキューのデザートには、焼き芋を作りましょう。特に寒い時期のバーベキューで食べるホクホクの焼き芋は、心も体も温めてくれます。
【便利グッズ】バーベキューに必要なものリスト5選
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バーベキューをより快適に行うためには、便利グッズの準備も欠かせません。楽しみ方が広がるので、満足度の高いバーベキューが実現するでしょう。バーベキューに揃えておきたい便利グッズのリストは、以下のとおりです。
- テーブル・チェア
- ウェットティッシュ
- ダッチオーブン
- ポータブル冷蔵庫
- 電気式グリル
それぞれの便利グッズについて、詳しく見ていきましょう。
テーブル・チェア
バーベキューを快適に楽しむには、テーブルとチェアが必要です。特に複数の食材を使用したり、下準備を行ったりする場合は、作業スペースを確保する必要があります。
テーブルは、人数に合ったサイズを選びましょう。小さすぎると使い勝手が悪くなるので、少し大きめを選ぶのがポイントです。チェアは持ち運びしやすい折りたたみタイプが重宝します。ドリンクホルダーが付いていると、さらに便利です。
ウェットティッシュ
バーベキューでは、手で食材を扱ったり、ソースやタレが手についたりする場面が頻繁にあります。ウェットティッシュがあれば、手をサッと拭けて常に清潔な状態を保てます。
また、テーブルや調理器具に油や食材の汚れがついた場合も、ウェットティッシュがあればすぐに拭けて便利です。洗い場まで距離があっても、問題ありません。
ダッチオーブン
バーベキュー料理が一段と美味しくなるアイテムが、ダッチオーブンです。ダッチオーブンとは、蓋が付いた鋳鉄製の鍋を指します。ダッチオーブンの魅力は、以下のとおりです。
- 1台で焼く、炒める、煮る、蒸す、揚げる、燻すの6役を担える
- 蓋の上に炭を置けば、上下から熱を加えられる
- 分厚いので、食材に熱が均等に伝わる
無骨でワイルドな見た目は、アウトドアの雰囲気をさらに盛り上げてくれるでしょう。
ポータブル冷蔵庫
バーベキューの食材や飲み物を保存するために活躍するアイテムが、ポータブル冷蔵庫です。コンパクトで持ち運びやすく、冷却機能を備えています。バッテリー内蔵タイプを選べば、コンセントが設置されているバーベキュー場を選ぶ必要がありません。
EcoFlowは、取り外し可能なバッテリーを備えた「EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫」を販売しています。製品の特徴は、以下のとおりです。
- 120Wのコンプレッサーが内蔵され、12分で18個の氷を作れる
- 2つに仕切られた冷蔵庫と冷凍庫を同時に使用できる
- わずか15分程で30℃から0℃まで急速冷凍する
- バッテリーパックを装着すると、最大40時間もコードレスで稼働する
- 大容量の38Lなので、330ml缶を60本収納できる
着脱式のキャスターとハンドルが付いているため、駐車場からバーベキュー場まで離れていても気軽に持ち運べます。食材の鮮度を保ち、キンキンに冷えた飲み物やデザートを常備したい方は、ぜひ製品情報をチェックしてみてください。
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電気式グリル
コンセントから給電できる電気式グリルは、火を一切使わないため、安全で快適なバーベキューが実現します。炭を使わないので煙が出にくく、庭でのバーベキューにも最適です。
上蓋付きを選べば、蒸し料理もできます。プレートに熱源が内蔵されているため、熱が直接食材に伝わり、美味しいバーベキュー料理が作れるでしょう。
電気で快適なバーベキュー!ポータブル電源の魅力
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バーベキューには、調理道具や火起こしの道具、食器など多くの持ち物を用意する必要があります。夏や冬には気温対策グッズも必要です。子供連れのバーベキューでは、さらに荷物が多くなるでしょう。
荷物を最小限にして、快適なバーベキューを実現したい方にはポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄え、コンセントがない場所でも電化製品に給電できる機器を指します。
バーベキューにポータブル電源を持参するメリットは、以下のとおりです。
- 冷暖房機器を駆使して、快適な気温で過ごせる
- 電気式グリルを稼働し、火を使わず手軽にバーベキューが楽しめる
- ポータブル冷蔵庫に給電し、食材や飲み物を冷蔵保存しておける
- LEDランタンを点灯させ、調理や食事の手元を照らせる
- 買い出し先やレシピを調べるためのスマホを、常にフル充電にしておける
バーベキューは炭焼きが醍醐味という方は、調理以外の部分に電化製品を導入するとよいでしょう。ソーラーパネルがあれば、現地にいながら太陽光発電で充電もできます。
バーベキューに必要な性能|おすすめの製品
バーベキューで使用するポータブル電源は、調理家電や冷暖房機器を同時に動かせるよう高出力の製品を選びましょう。例えば、電気式グリル(1,250W)やポータブル冷蔵庫(120W)、電気ストーブ(600W)を同時に動かすには、出力1,970Wが必要です。
EcoFlowは、最大2,000Wの出力を誇る高出力のポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。製品の特徴は、以下のとおりです。
- バーベキュー場に行く前に、コンセントから56分で満充電できる
- ソーラーパネルを使えば、バーベキューを楽しみながら70分で満充電できる
- LFPバッテリーを採用し、10年以上もアウトドアで活躍する
- 夜のバーベキューでも600W以下の動作で30dbに抑えられる
- 重量12.5kg未満の軽量コンパクト設計により、気軽に持ち運べる
13個の多彩な出力ポートを搭載しているので、電気式グリルや炊飯器、電気毛布など、幅広い家電を同時に動かせます。電気のある快適なバーベキューを実現したい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。
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バーベキューに必要なものに関するよくある質問
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最後に、バーベキューに必要なものに関するよくある質問を紹介します。
- 子供連れのバーベキューで用意する物は?
- 100均で揃えられるバーベキュー用品は?
- お庭でのBBQに必要なものリストは?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
子供連れのバーベキューで用意する物は?
子供連れのバーベキューには、子供用の着替えが必要です。子供は炭で汚れたり、動きまわって汗をかいたりするので、何着か持って行くようにしましょう。
食器や着替え、冷暖房器具など、多くの荷物が必要になるため、駐車場からバーベキュー場までの移動にキャリーワゴンがあると安心です。
100均で揃えられるバーベキュー用品は?
100円ショップには、アウトドア専用のコーナーが設けられ、数多くのバーベキュー用品が取り揃えられています。100均で揃えられるバーベキュー用品は、以下のとおりです。
- ミニコンロ
- バーベキュー網
- バーベキューシート
- 炭
- 着火剤
- チャッカマン
- メスティン
- 鉄串
- トング
- 軍手
その他、掃除用品やカトラリーなども揃えられます。
お庭でのBBQに必要なものリストは?
庭でのバーベキューは、荷物を運んだり移動したりする手間がかかりません。庭でのバーベキューには、電気式グリルが必要です。コンセントから給電し、火を使わないため、火事が起きる心配はありません。
煙も出にくいため、近隣住民に迷惑をかけずに楽しめます。庭にコンセントがない家庭では、ポータブル電源を導入しましょう。電子レンジや炊飯器なども稼働し、快適なバーベキューが実現します。
まとめ
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本記事では、バーベキューに必要なものについて解説してきました。
バーベキューを楽しむためには、BBQグリル・コンロと網、鉄板が欠かせません。火をつけるために、炭や着火剤、チャッカマンも必要です。トングや軍手、調味料などの小物類は、忘れやすいので注意してください。
バーベキューの食材には、主役となる牛・豚・鶏が外せません。野菜や海鮮、キノコ類も取り入れて、バーベキューを盛り上げましょう。
EcoFlowでは、電気式グリルや炊飯器などに給電できるポータブル電源を販売しています。手軽に快適なバーベキューを楽しみたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
→バーベキュー場で99%の電化製品に電力を供給できる「DELTA 3 Plus」