「バーベキューの焼き時間が長すぎる」「火力調節が難しい」「料理のバリエーションが少ない」といった経験はありませんか?もしかしたら、これはバーベキューに使っている道具が原因かもしれません。
適切な道具を取り揃え、効率的に活用することで、いままでのバーベキューをより良いものにできる可能性があります。そこで今回は、バーベキューがもっと楽しく、もっと快適になるおすすめの道具を21通り紹介します。
用意すべきバーベキューの道具一覧
バーベキューを楽しくするには、状況に合った適切な道具を用意する必要があります。道具を正しく扱うことで、バーベキューがより快適に、より効率的に、そしてより楽しいものに変わります。
本項では、バーベキューで用意すべき道具を一覧で紹介します。すでに所持している道具と見比べてみてください。
【火を扱うための道具】
- バーベキューコンロ:肉や野菜を焼くために欠かせない
- 炭:コンロで燃やすための必需品
- 着火剤:炭を効率よく燃やすために使う
- ライター:炭に火をつけるために必要
- 軍手:火や熱に対する保護として重要
【調理するための道具】
- 氷:飲み物や食材を冷やすために必要
- クーラーボックス:氷と共に飲み物や食材を保冷するために使う
- 皿:料理を盛り付けるために必要
- 箸やフォーク:食事を楽しむためのツール
- トング:肉や野菜を焼く際に使う
- テーブル:料理を置いたり、食事をしたりするスペースを確保する
【あると便利な道具】
- キッチンバサミ:食材の切り分けや開封に便利
- アルミホイル:焼き物をする際に火加減を調整できる
- メスティン:鍋やフライパンの代わりになる便利アイテム
- ダッチオーブン:複数の料理を一度に調理できる
- ポータブル電源:電気を必要とする場面で重宝する
バーベキュー道具の選び方|3つのポイント
バーベキューに必要な道具を選ぶ際は、以下3つのポイントを意識しましょう。自身の状況に合った道具を見つけやすくなります。
- 参加する人数を踏まえる
- 会場の設備を考慮する
- 片付けやすいものを選ぶ
各ポイントを順番に解説します。
ポイント1.参加する人数を踏まえる
道具を選ぶ際は、参加する人数を考慮しましょう。バーベキューの参加人数に応じて、道具の大きさ、種類、数量が左右します。
例えば、バーベキューの参加人数が多い場合、大型のコンロやたくさんの炭、さらには大容量のクーラーボックスが必要となります。また、食器や箸、フォークなども1人1組ずつ用意しなければなりません。
一方で、少人数でのバーベキューなら、コンパクトなコンロや少量の炭だけで事足ります。荷物の負担軽減にもつながるため、必ず参加人数に合わせて道具を用意しましょう。
ポイント2.会場の設備を考慮する
バーベキューは会場の設備によって、用意する道具が変わります。事前に会場の設備を調べておき、その環境に合った道具を用意するようにしましょう。主なシーンと必要な道具は以下の通りです。
- 自宅の庭:普段使っている皿やカトラリー、大型の調理器具
- キャンプ場:コンパクトな道具、必要最低限の食材
- バーベキュー専用施設:レンタルできない道具のみ
バーベキュー専用施設の場合、基本的に道具のレンタルが可能なので、コンロや炭などを用意する必要がありません。状況に合わせて道具を用意すれば、荷物の負担や予算を大幅に減らせます。
また、施設に電源設備が整っていない場合は、ポータブル電源の持ち込みを検討しましょう。電気機器を自由に使えるようになり、バーベキューがより快適になります。
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ポイント3.片付けやすいものを選ぶ
バーベキューは楽しい反面、後片付けが非常に大変です。だからこそ、片付けが容易な道具を選ぶことが大切です。
例えば、使い捨て可能なアルミトレイやプラスチック皿を用意すれば、後片付けが大幅に楽になります。また、パーツを分解できて、安全かつ楽に灰を処理できるコンロを選ぶのも1つの手です。
携帯性にこだわり、荷物の負担を軽減したい方は、折りたたみ可能なコンロやアウトドアテーブルを選びましょう。
→キャンプのバーベキューを成功させるコツとは?必要なアイテム、用意すべき食材を紹介
火起こしに必要|おすすめのバーベキュー道具6選
バーベキューは基本、着火剤や炭を使った火起こしから始まります。火起こしに必要な道具として、以下6つのアイテムを紹介します。
- バーベキューコンロ
- 炭
- 着火剤
- 炭バサミ
- 軍手
- ライター・マッチ
これらの道具をうまく活用すれば、バーベキューの開始時間を短縮できます。それぞれの道具を1つずつ見ていきましょう。
バーベキューコンロ
バーベキューコンロがなければバーベキューは行えません。焼き網が付いているタイプが多く、バーベキューの雰囲気を盛り上げてくれます。材質はステンレス製が一般的。種類としては、以下のようなものが挙げられます。
- スタンドタイプ:一般的なコンロ
- 焚き火台タイプ:ロースタイルのコンロ
- ソロタイプ:1人用の小さなコンロ
- 卓上タイプ:携帯性に優れた軽量コンロ
- パーティータイプ:大人数で楽しめる大型のコンロ
複数の種類があるため、バーベキューを行う人数や状況に応じて選択しましょう。
炭
バーベキューに欠かせない炭は、火力と風味を左右します。炭の種類として、備長炭と成形炭の2つが一般的です。
備長炭は燃焼時間が長く、高温を保つことが可能です。しかし、火がつきづらいので初心者にはおすすめできません。一方で、成形炭は着火しやすいため、初心者でも気軽にバーベキューを楽しめます。
着火剤
着火剤は炭に火をつける手間を減らし、火力を素早く安定させる役割を果たします。液体タイプ、固形タイプ、ジェルタイプが一般的で、火力、燃焼時間、安全性に違いがあります。火起こしに自信がない方は、固形タイプとジェルタイプの2つを用意しておきましょう。
炭バサミ
炭バサミは、炭を適切に配置するための道具です。大きなバーベキューコンロを使用する場合や、火力を細かく調整したいときに便利です。
長い柄と大きな開口部が特徴で、熱い炭でも安全に扱えます。耐熱性と強度が求められるため、ステンレス製の製品が多い傾向にあります。
軍手
高温の炭や道具を安全に扱うためには軍手が必要です。熱から手を守るだけでなく、滑り止めの効果も見込めます。素早く炭を加えたり、焼き網を少しだけ動かしたりする際に活躍します。
ライター・マッチ
ライターやマッチを用意すれば、簡単に火起こしができます。安全に火起こしするためにも、持ち手が長いタイプを選びましょう。また、ジェットライターは風に強く、高温の火力を誇るため、バーベキュー初心者におすすめです。
調理に必要|おすすめのバーベキュー道具7選
続いて、調理で活躍するバーベキュー道具を7つ紹介します。幅広い調理に対応するため、事前に以下の道具を取り揃えておきましょう。
- 調理用トング
- クーラーボックス
- 割り箸・皿・コップ
- キッチンペーパー
- テーブル・イス
- レジャーシート
- 鍋やフライパン
調理に必要な道具を1つずつ解説します。
調理用トング
調理用トングは食材を取り扱うための必須道具です。調理用トングは柄が長く、耐久性に優れているステンレス製のタイプを選びましょう。バーベキューの人数に合わせて、2〜3本程度用意しておくことをおすすめします。
クーラーボックス
クーラーボックスを使用すれば、食材を新鮮な状態で保てます。特に夏場は気温が高くなりやすいため、食中毒の対策として有効です。できれば、断熱性能の高いものを選びましょう。
割り箸・皿・コップ
人数分の割り箸・皿・コップも必要不可欠です。後片付けを楽にするためにも、使い捨てのタイプを選ぶと良いでしょう。雰囲気を楽しみたい方は、木製でおしゃれなものをおすすめします。
キッチンペーパー
キッチンペーパーは手を拭いたり、食材の水気を取ったりなど、多用途で使用する道具です。食材を包み、安全に保管する際にも使えるため、多めに用意しても損はありません。吸水性の良いものを選びましょう。
テーブル・イス
バーベキューを快適に楽しむためには、安定したテーブルとイスが必要です。携帯可能な折りたたみタイプであれば、持ち運び時の負担を軽減できます。イスは人数分を用意する必要があるため、できる限り携帯性の高い製品を選びましょう。
レジャーシート
レジャーシートがあれば足やものが汚れず、大自然のなかで快適に過ごせます。水や砂を弾く素材のものがおすすめ。横たわって休憩する際にも活躍します。
鍋やフライパン
料理の幅を広げるために、鍋やフライパンが必要です。直火に耐える鉄製やアルミ製のものがバーベキューに向いています。デザインは好みに合わせて選びましょう。
あると便利|おすすめのバーベキュー道具8選
最後に、あると便利なバーベキュー道具を8つ紹介します。各道具の特徴と利点、使用シーンなどを見ていきましょう。
- キッチンバサミ
- アルミホイル
- メスティン
- ダッチオーブン
- 火消し壺
- ポータブルエアコン
- ポータブル冷蔵庫
- ポータブル電源
それぞれの道具を順番に解説します。
キッチンバサミ
キッチンバサミは、滑り止め付きの握りやすいハンドルと、強い切れ味が特徴の調理用ハサミです。肉や野菜の切り分け、パックの開封など、食材の準備で広く使用します。耐久性があり、切れ味も良いため、アウトドアでの使用に適しています。
アルミホイル
バーベキューのさまざまな場面で活躍するアルミホイル。耐熱性があり、使い捨てが可能なので度々重宝します。食材の焼きムラを防ぐだけでなく、煙を抑える効果にも期待できます。
メスティン
メスティンは折りたたみが可能で、保存容器として使用できるコンパクトな調理器具です。携帯性に優れており、バーベキューにおける料理のレパートリーが広がります。「トランギア」のメスティンが特に人気です。
ダッチオーブン
使い勝手に優れているダッチオーブンは、バーベキューにおいて多彩な調理を可能にします。そもそもダッチオーブンとは、深さがあり、蓋を閉じて使える鋳鉄製の鍋のことです。
熱伝導性に優れており、熱を長時間均一に保てます。なかでも「ロッジ」のダッチオーブンは、製品のクオリティに優れています。
火消し壺
火消し壺は使用済みの火元を入れるアイテムです。火の広がりを防げるため、バーベキューを安全に行えます。また、火がついている炭を火消し壺に入れ、そのまま持ち帰ることも可能になるので、後片付けの時間短縮に役立ちます。
ポータブルエアコン
バーベキューでの暑さ対策・寒さ対策として有効なポータブルエアコン。場所を選ばず利用できるため、どんな環境でも快適にバーベキューを楽しめます。
製品を選ぶ際は、携帯性の高さを考慮しましょう。また、冷暖房機能付のポータブルエアコンであれば、使い勝手がより向上し、さまざまなアウトドアで活用できます。
ポータブル冷蔵庫
ポータブル冷蔵庫があれば、真夏日でも食材を安全に持ち運べます。バーベキューでの食材保存に最適で、クーラーボックスよりも長時間保管できます。
EcoFlowのポータブル冷蔵庫なら、冷蔵・冷凍・製氷に対応しているため、より快適なバーベキューが実現します。携帯性に優れているのもポイントです。
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ポータブル電源
電気機器を使って快適にバーベキューを楽しみたいなら、ポータブル電源を用意しましょう。アウトドアでも電源を確保することが可能で、調理器具、ポータブルエアコン、ポータブル冷蔵庫など、さまざまな電気機器に電力を供給できます。
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まとめ
本記事では、バーベキューで活躍するおすすめの道具21選を紹介しました。
バーベキューを最大限に楽しむには、適切な道具を用意しておく必要があります。とはいえ道具の種類が多く、製品選びで迷ってしまう方もいるでしょう。
バーベキューコンロや炭、ライターなど、基本的な道具のほか、キッチンバサミやメスティン、ポータブル電源などがあれば、バーベキューでの快適な調理が実現します。これからアウトドアを実施する予定の方は、ぜひ本記事の内容をご参考ください。
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