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ポータブル電源で冷蔵庫を動かすには?停電対策・キャンプ・節電におすすめも紹介

キャンプや釣り、車中泊、停電時など、あらゆる場面で冷蔵庫が使えたら、生活はさらに快適になります。そんな夢を叶えてくれるアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源から冷蔵庫を動かすには、消費電力や容量を考慮しなければなりません。

そこで本記事では、ポータブル電源で冷蔵庫を動かすための条件について解説します。ポータブル電源で冷蔵庫を長く動かすポイントや、おすすめの冷蔵庫・ポータブル電源も掲載しているので、どこでも冷蔵庫を稼働したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ポータブル電源で冷蔵庫を動かすための条件

ポータブル電源 冷蔵庫 条件

ポータブル電源とは、内部に大量のバッテリーを蓄電し、コンセントがない場所でも電化製品を動かせる機器を指します。一方の冷蔵庫は、家庭で唯一24時間稼働している家電です。ポータブル電源で冷蔵庫を動かすには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 出力が消費電力を上回る
  • 終日動かせるだけの容量がある

それぞれの条件について、詳しく見ていきましょう。

出力が消費電力を上回る

ポータブル電源の出力が冷蔵庫の消費電力を上回っていなければ、冷蔵庫は正常に稼働しません。例えば、消費電力200Wの冷蔵庫を動かすには、定格出力200W以上のポータブル電源が必要です。定格出力(W)とは、機器が安定して供給できる最大の出力を指します。

冷蔵庫の大きさ別に消費電力を見ていきましょう(※1)。

製品名定格内容積定格消費電力
NR-F60HX1約600L90~203W
NR-F50EX1約500L88~193W
NR-E41EX1約400L80~176W

※1参考:Panasonic「冷蔵庫カタログ 2024/秋冬」

冷蔵庫は、常温の状態から設定温度まで冷却する際に最も多くの電力を要します。

終日動かせるだけの容量がある

冷蔵庫を24時間稼働させるためには、ポータブル電源が相応の容量を備えている必要があります。容量(Wh)とは、1時間あたりに供給できる最大の電力量です。容量(Wh)は、消費電力(W)と稼働時間(h)の積で求められます。

ただし、ポータブル電源の容量は、記載されている分が全て使えるわけではありません。蓄電されている直流電流を、家電で使える交流電流に変換する際に、20%程度の電力ロスが発生します。そのため、必要な容量を計算する際には、電力ロスを加味してください。

例えば、消費電力200Wの冷蔵庫を24時間動かすには「200W × 24h × 80% ÷ 100」で3,840Whの容量が必要です。ただし、設定温度に達した後は低消費電力で断続運転されるので、実際に必要な容量はさらに少なくなります。

ポータブル電源で冷蔵庫を動かす場面3選

ポータブル電源 冷蔵庫 動かす

自宅のコンセントは、いつでも使えるわけではありません。屋外で冷たい飲み物や新鮮な食材を保存しておきたい場面もあるでしょう。ポータブル電源は、節電対策にも効果的です。ポータブル電源で冷蔵庫を動かす場面を紹介します。

  • 場面1|キャンプや車中泊で稼働させる
  • 場面2|停電時に食品の腐敗を防ぐ
  • 場面3|自宅で電気代を節約する

それぞれの場面について、詳しく見ていきましょう。

場面1|キャンプや車中泊で稼働させる

キャンプや車中泊では、冷たい飲み物や新鮮な食材を長時間保存できると便利です。朝に買い出ししたとしても、冷蔵庫で飲み物や食材を保存できれば、夜の料理にも使えます。

ポータブル電源の電力さえ確保できれば、クーラーボックスのように時間の経過とともに温度が高くなる心配はありません。特に真夏のアウトドアでは、冷蔵庫が大活躍します。アウトドアでかき氷やアイスが食べられるのは、冷蔵庫ならではの魅力です。

場面2|停電時に食品の腐敗を防ぐ

災害によって停電が起きた際には、ポータブル電源で冷蔵庫を給電し続けられます。ポータブル電源の電力があるうちは、庫内の食品が傷んで腐敗する心配はありません。

冷蔵庫が停止すると、庫内の冷えを保てるのはわずか2〜3時間ほどです(※2)。たとえ、停電がその日のうちに復旧したとしても、ポータブル電源がなければ、食品は少なからず傷んでいるでしょう。最悪の場合、大幅な食品ロスや食中毒につながりかねません。

※2参考:Panasonic「冷蔵庫の停電前の準備と停電時・停電復旧後の対処方法」

場面3|自宅で電気代を節約する

ポータブル電源と冷蔵庫の組み合わせは、電気代の節約にもつながります。冬の家庭における電気の使用割合では、冷蔵庫が最も多く14.9%を占めました(※3)。

電気料金が安い深夜にポータブル電源を充電しておけば、電気料金が高い時間帯にコンセントから冷蔵庫に給電しなくて済みます。さらに、ソーラーパネルで発電した電気をポータブル電源に溜めておけば、電気代はかかりません。

※3参考:資源エネルギー庁「冬季の省エネ節電メニュー」

ポータブル電源機能付き!ポータブル冷蔵庫

ポータブル 冷蔵庫

EcoFlowは、ポータブル電源との相性が抜群の「EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫」を販売しています。自宅だけでなく、屋外に持ち出せる小型の冷蔵庫なので、アウトドアで冷蔵庫を使用したい方には必須アイテムです。

「EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫」の主な特徴を見ていきましょう。

  • 120Wのコンプレッサーが内蔵され、約12分で18個の氷を作れる
  • 2つの貯蔵スペースで冷蔵庫と冷凍庫を同時に使用できる
  • 1℃単位で-25℃から10℃までの温度を設定できる
  • わずか15分程で30℃から0℃の急速冷凍が実現する
  • 容量298Whの内蔵バッテリーで最大40時間稼働する
  • 最大100W高速充電対応のUSB-Cポートが搭載されている
  • 大容量38Lにより、330ml缶を60本収納できる
  • 取り外せるキャスターとハンドルで持ち運びしやすい
  • コンセントから2.2時間、ソーラーパネルから2.1時間で満充電できる

GLACIERには通常モードとエコモードが搭載されており、エコモードに設定すると、ポータブル電源から長時間給電できます。ポータブル電源機能が付いたポータブル冷蔵庫で、快適なアウトドアを楽しみたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow GLACIER
ハイパワーな120Wのコンプレッサーが内蔵され、約12分で18個の氷を作ることができます。GLACIERがあれば、キンキンに冷えた飲み物やかき氷などが暑い季節のアウトドアシーンでも手軽に楽しめるようになります。

ポータブル電源で長く冷蔵庫を動かすポイント5選

冷蔵庫 動かす ポイント

ポータブル電源で使用できる電気は有限なので、冷蔵庫を長く動かすための工夫が必要です。何も考えずに冷蔵庫を使用するのと、以下のポイントに気を付けながら冷蔵庫を使用するのとでは、稼働時間や電気代に雲泥の差が生まれます。

  • ポイント1|冷蔵庫が省エネ性能に優れている
  • ポイント2|冷蔵庫に食品を詰め過ぎない
  • ポイント3|ドアの開閉回数を減らす
  • ポイント4|冷蔵庫の周囲に隙間を作る
  • ポイント5|冷蔵庫の設定温度を上げる

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

ポイント1|冷蔵庫が省エネ性能に優れている

省エネ性能に優れた最新の冷蔵庫を選べば、少ない電力で長時間、冷蔵庫を稼働できます。冷蔵庫の省エネ性能は年々進化しており、10年前の冷蔵庫と比較すると差は歴然です。2014年製と2024年製の冷蔵庫で、消費電力量の差を比較してみましょう(※4)。

定格内容積2014年製2024年製
201~250L360~440kWh291kWh
301~350L400~460kWh336kWh
451~500L370~410kWh260kWh
501~550L350~380kWh291Wh

※4参考:環境省「省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」」

ポイント2|冷蔵庫に食品を詰め過ぎない

冷蔵庫に食品を詰め過ぎると冷却効果が薄くなるため、より多くの電力を消費します。資源エネルギー庁の調査によると、食品を詰め込んだ場合と半分にした場合で、年間の消費電力量は43.84kWhも差がありました(※5)。

冷蔵庫内は、冷気が全体に行き渡るよう、ゆとりをもって食品を詰めましょう。一方の冷凍庫は、食品が保冷剤の働きをしてお互いに冷やし合うため、詰め込んでも問題ありません。

※5参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ 2024年版」

ポイント3|ドアの開閉回数を減らす

冷蔵庫のドアの開閉回数を減らすだけで、ポータブル電源による稼働時間を増やせます。資源エネルギー庁の調査では、冷蔵庫の開閉回数を半分にした場合、年間の消費電力量が10.40kWhも減少しました(※5)。

ドアの開閉回数が多いと、せっかく冷やした冷気が逃げてしまいます。開閉回数を最小限に抑えるために、頻繁に使う食品は手前に置くようにしましょう。

ポイント4|冷蔵庫の周囲に隙間を作る

冷蔵庫の周囲に隙間を作り、放熱スペースを確保すれば、ポータブル電源による稼働時間を増やせます。冷蔵庫の周囲にほとんど隙間がない状態では、庫内の食品から奪った熱を外部に発散できず、その分冷えにくくなります。

資源エネルギー庁の調査によると、片側のみが壁に接している場合は、上と両側が壁に接している場合に比べて、年間の電気量が45.08kWhも減少しました(※5)。

ポイント5|冷蔵庫の設定温度を上げる

冷蔵庫の設定温度を下げ過ぎている場合は、適正温度まで上げるだけで、ポータブル電源による稼働時間を増やせます。

周囲温度22°Cの環境で、設定温度を「強」から「中」にすると、年間の電気量は61.72kWh減少しました(※5)。冷蔵庫の適正温度は、約3℃から6℃です。

冷蔵庫の稼働に最適!おすすめのポータブル電源

冷蔵庫 稼働 ポータブル電源

冷蔵庫を稼働するためのポータブル電源は、冷蔵庫の消費電力を上回る出力と、十分な稼働時間を確保できる容量を備えていなければなりません。

EcoFlowは、最大2000Wの高出力と1024Whの大容量を備えたポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。製品の特徴は、以下のとおりです。

  • コンセントから56分、ソーラーパネルから70分で急速充電できる
  • UPS機能を搭載し、停電時は10ms以内に電気供給源を切り替える
  • 12時間以内に悪天候が予想されると、自動で本体への充電が開始される
  • LFPバッテリーを搭載し、10年以上も災害対策やアウトドアで活躍する
  • 高性能BMSを搭載し、火災や爆発からの安全を確保する
  • 冷蔵庫(600W以下)の動作時に稼働音を30dbに抑えられる
  • 容量1,024Whを5kWhまで自由に拡張できる

ACやUSB、シガーソケットなど、多彩な出力ポートを13個搭載しているので、冷蔵庫だけでなく、あらゆる電化製品を同時に動かせます。アウトドアや停電対策、節電対策でポータブル電源を活用したい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow DELTA 3 Plus
DELTA 3 Plusは、1024Whの大容量に加えて、EcoFlowのX-Stream充電テクノロジーと1,500WのAC入力を使用すると、40分で80%、56分で100%充電できます。業界トップクラスのポータブル電源で、あらゆるシーンで最速の充電速度を実現させます。

ポータブル電源と冷蔵庫に関するよくある質問

ポータブル電源 冷蔵庫 質問

最後に、ポータブル電源と冷蔵庫に関するよくある質問を紹介します。

  • ポータブル電源1000Whで冷蔵庫を何時間動かせる?
  • ソーラーパネルで冷蔵庫を動かすには何が必要?
  • ポータブル電源で冷蔵庫を動かす際の注意点は?
  • 冷蔵庫の上にポータブル電源を置いてもよい?
  • ポータブル電源でエアコンと冷蔵庫を同時に動かすには?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

ポータブル電源1000Whで冷蔵庫を何時間動かせる?

ポータブル電源の容量が1000Whある場合、直流から交流に変換する過程で失われる電力を加味すると、実際に使える容量は800Wh程度です。冷蔵庫の消費電力が100Wの場合、冷蔵庫は8時間動かせます。24時間動かすためには、2,880Whの容量が必要です。

ソーラーパネルで冷蔵庫を動かすには何が必要?

ソーラーパネルから冷蔵庫を動かすためには、ポータブル電源が必要です。ソーラーパネルで発電した直流電流で冷蔵庫を動かすためには、交流電流に変換しなければなりません。

ポータブル電源には、ソーラーパネルで発電した電気を直流のまま溜めておけます。ポータブル電源から冷蔵庫に給電する際に、交流へと変換されるのです。

ポータブル電源で冷蔵庫を動かす際の注意点は?

ポータブル電源から冷蔵庫を動かす際には、ポータブル電源の定格出力が冷蔵庫の消費電力を上回っているかに注意してください。ポータブル電源の定格出力が不足している場合は、冷蔵庫が正常に動作しません。

また、屋外で使用する場合には、直射日光の当たらない位置で動かしましょう。冷蔵庫の庫内が冷えにくくなるだけでなく、ポータブル電源の発熱が火災の原因になります。

冷蔵庫の上にポータブル電源を置いてもよい?

冷蔵庫の上には、以下の理由からポータブル電源を置かない方がよいでしょう。

  • 冷蔵庫の放熱スペースを奪い、稼働時間が減少する
  • ポータブル電源が落下すると、破損するリスクがある
  • ポータブル電源が落下すると、怪我を負うリスクがある
  • ポータブル電源の重量に耐えきれず、冷蔵庫が破損するリスクがある

冷蔵庫は高さがあるため、冷蔵庫の上にポータブル電源を置くのは危険です。

ポータブル電源でエアコンと冷蔵庫を同時に動かすには?

ポータブル電源でエアコンと冷蔵庫を同時に動かすには、以下の条件が必要です。

  • ポータブル電源が2つ以上のAC出力ポートを備えている
  • エアコンと冷蔵庫の合計消費電力が、ポータブル電源の定格出力を下回る

例えば、エアコン(800W)と冷蔵庫(150W)を同時に動かすには、定格出力950W以上のポータブル電源を用意しなければなりません。

まとめ

ポータブル電源 冷蔵庫 動かす 条件

本記事では、ポータブル電源で冷蔵庫を動かすための条件について解説してきました。

ポータブル電源で冷蔵庫を動かすためには、ポータブル電源の定格出力が冷蔵庫の消費電力を上回っている必要があります。また、ポータブル電源が稼働時間に合った容量を備えていなければ、冷蔵庫は十分に稼働できません。

ポータブル電源でできるだけ長く冷蔵庫を稼働するためには、省エネ性能に優れた冷蔵庫を選び、冷蔵庫に食品を詰め過ぎない工夫が必要です。

では、冷蔵庫を含む計13台の家電に同時給電できるポータブル電源を販売しています。場所を選ばず、冷蔵庫を14〜28時間稼働したい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。

最短56分でフル充電できる業界最速の急速充電を誇る「DELTA 3 Plus」

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