キャンプでは、キャンプ場の電源サイトや持参したポータブル電源によって電力を確保できるものの、具体的な容量についてはわからない人もいるはずです。
現地でデバイスや家電を使用したい人は、おおよその容量を知っておくのが良いでしょう。
この記事では、キャンプで電源を確保する方法、キャンプに持参するポータブル電源の容量目安、持参すべき理由、注意点をわかりやすく解説します。
ポータブル電源の容量目安について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプで電源を確保する方法
キャンプで電源を確保する方法としては、キャンプ場の電源サイトを使用するもしくは持参したポータブル電源を使用するのが定番です。
ここでは、キャンプで電源を確保する方法について詳しく解説します。
キャンプ場の電源サイトを使用する
キャンプ場の電源サイトを使用すれば、電源を確保できます。
電源サイトはキャンプ場利用者限定で利用できるようになっているのが一般的で、通常は接続するだけで電源を確保できるようになっています。
基本的にキャンプ場の利用者であれば制限なく利用できるため、デバイスを充電したり、家電を稼働させたりしたい人はうまくご活用ください。
なお、利用者以外の人が利用するのは禁止されていることがほとんどであるため、十分に注意しましょう。
持参したポータブル電源を使用する
持参したポータブル電源を使用して、電源を確保するのもありです。
ポータブル電源は一定期間・一定量の電気を貯めておける蓄電池のことで、製品によっては老若男女誰でも簡単に持ち運びできるのが特徴です。
前もって充電しておくことで数日〜10日分の電力を貯められるため、キャンプを行う日程に合わせて充電しておくのが良いでしょう。
最近の製品は約1時間でフル充電できるようになっているため、エネルギーを持ち出したい人にとって心強い味方となってくれるのではないでしょうか。
ただ、製品によって蓄電できる容量が変わるため、注意が必要です。
なお、EcoFlowでは高出力・大容量のポータブル電源を取り扱っており、キャンプで使用するのに十分な性能を備えた製品を取り揃えています。
どの製品も一度の充電で数日分〜10日分のエネルギーを貯められるため、1泊2日のキャンプはもちろん、2泊3日や3泊4日のキャンプでも重宝するでしょう。
当社の製品は安全性に加え、携帯性・耐久性にも配慮して開発されているからこそ、アウトドアに便利です。リモートワークでも活躍し、外で仕事をしたい人にも役立ちます。
業界トップクラスの機能・性能を誇るEcoFlow DELTA 3 Plusであれば、キャンプの幅広いシーンに活用できるでしょう。
商品の詳細は公式ホームページで紹介しているため、ぜひ一度お問い合わせください。
キャンプに持参するポータブル電源の容量目安
キャンプに持参するポータブル電源の容量目安は、日帰り・1泊2日・2泊以上で分けて考えていくと選びやすいです。
ここでは、キャンプに持参するポータブル電源の容量目安について詳しく解説します。
日帰りのキャンプ:400~500Whほどの容量
日帰りのキャンプは、容量400〜500Whのもので十分です。
スマホの充電器は一般的に20Wとされているため、基本的には400〜500Whのポータブル電源をフル充電しておけば16〜20時間は充電し続けられます。
タブレットは40〜50W、パソコンは60〜70Wとなるため、日帰りのキャンプであれば400〜500Whのポータブル電源があれば十分でしょう。
1泊2日のキャンプ:700~800Whほどの容量
1泊2日のキャンプは、容量700〜800Whのもので十分です。
スマホ・タブレット・パソコンを充電する他、各種家電に給電する際も700〜800Whのポータブル電源があれば大抵の場面に対応できます。
700〜800Whのポータブル電源なら消費電力が低い電気毛布(10〜50W)から、消費電力の高いドライヤー(600〜1,200W)まで幅広く動かせるでしょう。
2泊以上のキャンプ:1,000Wh以上の容量
2泊以上のキャンプは、容量1,000wh以上のものが理想とされます。
2〜3日分のスマホ・タブレット・パソコンの充電、その他の家電への給電を考えると1,000Wh以上のものを準備したいです。
ただ、1,000whを超えると持ち運びがやや大変になるため、どのような製品を用意するかは実際にシミュレーションしながら考えておきましょう。
持ち運ぶことを前提とするなら、あえて1,000Wh以下に抑えるのも良いかもしれません。
逆に大量のデバイスや家電を一度に充電・給電したいなら2,000〜3,000Wh以上ある高出力・大容量のポータブル電源を持参するのが良いでしょう。
なお、他の記事でもキャンプに最適なポータブル電源の容量とは、ポータブル電源のベストな容量とその目安について解説しているため、あわせてご確認ください。
→キャンプに最適なポータブル電源の容量とは?用途別の選び方と人気モデルを比較
→ポータブル電源のベストな容量とその目安|製品を選ぶ際に意識すべきポイント
キャンプにポータブル電源を持参すべき理由
キャンプにポータブル電源を持参すべき理由としては、携帯電話を充電できる点の他、電気毛布やドライヤーが使用できる点にあるといえるでしょう。
他にも火を使用せずにお湯を沸かせることや、冷暖房で快適な環境を整えられる点などの理由から、キャンプにはポータブル電源を持参したいです。
ここでは、キャンプにポータブル電源を持参すべき理由について詳しく解説します。
携帯電話を充電できるから
ポータブル電源は、携帯電話を充電するために持参するのが良いです。
スマホをはじめタブレットやパソコンまで充電できるため、キャンプのように電源が取れないところでも安心して利用できます。
携帯電話は単なる連絡手段としてだけでなくインターネットで検索したり、SNSに投稿したり、写真を撮影したり、数字を計算したり、レシピを確認したりと目的を選びません。
どのような場面でも幅広い用途に対応できるため、常に充電できるようポータブル電源と一緒に持参するのが良いでしょう。
電気毛布を使用できるから
ポータブル電源は電気毛布を使用できるため、暖を取りたい際に活躍します。
キャンプ場によっては氷点下まで冷え込むこともあるからこそ、常に電気毛布を使用できる状態にしておきたいです。
ポータブル電源は複数の家電を同時に接続できるため、充電式カイロなどと併用するのも良いのではないでしょうか。
ドライヤーを使用できるから
ポータブル電源はドライヤーも使用できるため、髪を乾かしたいときに活躍します。
キャンプ場によっては温泉が備え付けられているのですが、設備が不足していることがあるからこそ、常にドライヤーを使用できる状態にしておきたいです。
他の家電と比べてある程度の消費電力が必要となるのは難点ですが、高出力・大容量のポータブル電源であれば十分対応できるでしょう。
火を使用せずにお湯を沸かせるから
ポータブル電源があればケトルやポットなど、火を使用せずにお湯を沸かせます。
わざわざ火を起こす必要がないため、手間も面倒もありません。むしろ、火事や火傷を負うリスクがないため、安心してお湯を沸かしたい人にとっては魅力的ではないでしょうか。
ケトルもポットもお湯を沸騰させるまでに1,000Wほどかかるものの、高出力・大容量のポータブル電源であればいつでもどこでも動かせます。
キャンプでお湯が必要な場面は結構あるため、必要な容量を備えたポータブル電源を見極めて持参しましょう。
冷暖房で快適な環境を整えられるから
ポータブル電源があればエアコンやストーブなどの冷暖房で快適な環境を整えられます。
状況に応じて適宜設定温度を変えられるため、不便なキャンプも快適に過ごせます。
キャンプは不便を楽しむものではあるものの、季節によっては暑すぎたり寒すぎたりするからこそ、快適な環境を整えられるようにしておくことが欠かせません。
メーカーによっては持ち運びできるポータブル電源と併用できるポータブルエアコンを提供しているところもあるため、ぜひ一度購入を検討してみましょう。
なお、他の記事では小型ポータブル電源の魅力とは、中古ポータブル電源の魅力とはについて解説しているため、あわせてご参照ください。
→小型ポータブル電源の魅力とは?選び方やキャンプで活躍するおすすめ製品も紹介
→中古のポータブル電源の魅力とは?購入時の重要ポイントや欠点・デメリットを解説
他にも、安いポータブル電源のメリット・デメリット、レンタルできるのか、後悔しない選び方についても解説しているため、あわせてご覧ください。
→安いポータブル電源のメリット・デメリット!コスパ最強のおすすめ製品を紹介
→ポータブル電源はレンタルできる?メリット・デメリットやサービスの選び方を解説
→ポータブル電源の後悔しない選び方は?高性能の製品を選ぶならEcoFlowのDELTA 2がおすすめ!
ポータブル電源の注意点
ポータブル電源は、ある程度の初期費用を覚悟しなければいけない点、使用できる時間が製品によって影響される点、容量に比例してサイズが左右される点に注意が必要です。
ここでは、ポータブル電源の注意点について詳しく解説します。
ある程度の初期費用を覚悟しなければいけない
ポータブル電源を導入するなら、ある程度の初期費用を覚悟しなければいけません。
容量の少ないものは数万円で手に入りますが、容量の多いものは数十万円ほど必要となります。製品によっては100万円前後するものもあるため、予算との相談が必須です。
高出力・大容量を求めるほど製品自体のコストがかかるため、よく財布と相談しましょう。
家族がいる人は、キャンプに参加する人数なども含めてどのようなモデルが良いのかをご判断ください。
使用できる時間が製品によって影響される
ポータブル電源は、使用できる時間が製品によって影響されます。
使用可能な時間は以下の計算式から割り出すことが可能です。
- ポータブル電源の容量×0.8÷家電の消費電力=使用できる時間
仮にポータブル電源の容量が1,000Whで家電の消費電力が200Wだとすると、使用できる時間は「1,000Wh×0.8÷200W=4時間」となります。
300Wだと約2.6時間、400Wだと約2時間、500Wだと約1.6時間という具合にワット数に応じて使用できる時間が影響を受けるわけです。
以上のように製品によって使用できる時間が変わる点には注意が必要となるでしょう。
容量に比例してサイズが左右される
ポータブル電源は、容量に比例してサイズが左右されます。
容量が小さいものはサイズも小さくて持ち運びやすいのですが、容量が大きいものほどサイズも大きくなりやすく持ち運びが大変です。
重量もサイズに比例するため、持ち運びを前提とするならできる限りコンパクトなものを選ぶようにするのが良いでしょう。
メーカーによっては軽量かつ小型のモデルが販売されているため、キャンプなど使用するシチュエーションに合わせて購入するのが良いかもしれません。
もちろん、自宅でも使用するなら中型〜大型を選ぶのも良いです。
こればかりは使用する場面によって必要なものが変わるため、利用するシチュエーションに合わせて選ぶことを推奨します。
なお、他の記事では大容量ポータブルバッテリーは本当に必要なのか、ワットアワー別のポータブル電源の選び方・活躍する場面・長持ちするのかについて解説しているため、あわせてご覧ください。
→大容量ポータブルバッテリーは本当に必要?大容量を買うべき5つの理由
→【大容量】2,000Wh以上のポータブル電源の選び方!おすすめの製品3選も紹介
→1500wクラスのポータブル電源が活躍する場面とは?おすすめ製品や選び方も解説
→1,000Whのポータブル電源は長持ちする?利用シーンやメリット・デメリット、選び方を解説
まとめ
キャンプで電源を確保する方法、キャンプに持参するポータブル電源の容量目安、持参すべき理由、注意点を解説しました。
キャンプで電源を確保する方法としては、キャンプ場の電源サイトを利用する方法やポータブル電源を持参する方法があります。
ただ、デバイスや家電など現地で使用するものによって、必要となるポータブル電源の容量が変わるため、注意が必要です。
容量に決まりはありませんが、以下を目安にすると良いでしょう。
- 日帰りのキャンプ:400~500Whほどの容量
- 1泊2日のキャンプ:700~800Whほどの容量
- 2泊以上のキャンプ:1,000Wh以上の容量
なお、EcoFlowでは以上のような小型・中型・大型のポータブル電源を幅広く提供・販売しているため、気になる人は一度公式ホームページをご覧ください。
当社の製品は幅広い環境で使用できるよう開発されており、キャンプはもちろん車中泊などにも持参できます。
普段は節電や売電などにも使用できる他、緊急時には非常用電源としても使用できるため、詳しくは公式ホームページをご覧いただけると幸いです。
特に、高出力・大容量で安全性・耐久性に優れているものが必要な人は、EcoFlow DELTA 3 Plusなどの高性能ポータブル電源をお求めください。
EcoFlow DELTA 3 Plusは約56分でフル充電できる急速充電対応であるため、急遽キャンプに行くことになっても安心です。
前日の夜はもちろん、当日の朝に充電を初めても十分に間に合う充電速度となっているため、シチュエーションに合わせてお使いいただけます。