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今すぐできる花粉症対策3選!目・鼻に効く最強グッズや食べ物も紹介

春の訪れとともに人々を悩ませる花粉症。何も対策をせずに外出すると、目や鼻から花粉が侵入し、たちまち鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状に見舞われるでしょう。花粉症の発症や悪化を防ぐには、日頃から花粉を避けるセルフケアが重要です。

そこで本記事では、花粉飛散シーズンに欠かせない花粉症対策について解説します。最強の花粉症対策グッズや花粉症対策に効果的な食べ物も掲載しているので、花粉症の悩みから解放されたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

花粉症対策が重要な3つの理由

花粉症対策

環境省の資料によると、2019年時点で日本人の花粉症有病率は、42.5%にのぼります(※1)。花粉症患者は年々増加しており、これまで花粉症と無縁だった人も突如として症状に見舞われる可能性があります。花粉症対策が重要な理由は、以下のとおりです。

  • 鼻水・くしゃみ・鼻づまりが長期化する
  • 目のかゆみや異物感が生じる
  • 喘息の症状が悪化する

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

※1参考:環境省「花粉症環境保健マニュアル 2022」

鼻水・くしゃみ・鼻づまりが長期化する

花粉症の代表的な症状として挙げられるのが、鼻水・くしゃみ・鼻づまりです。風邪の時に出てくる黄色がかった鼻水と異なり、粘性が低い透明の鼻水が止まらず出てきます。

鼻の粘膜に花粉が付くと、くしゃみも止まりません。次第に鼻の粘膜が腫れてきて、鼻詰まりを起こします。口呼吸が多くなるため、口の渇きや咳に悩まされる方もいるでしょう。

目のかゆみや異物感が生じる

花粉症対策を行わずに放置していると、花粉が目の結膜に触れて、目のかゆみや異物感が生じます。我慢できずに目をこすってしまうと、目の表面を傷付けるリスクがあります。

特に車の運転中に目をこする時間が生じると、取り返しのつかない事故につながりかねません。2017年4月には、男性が運転中に目のかゆみやくしゃみなどの症状が激化し、対向車線の軽自動車と正面衝突する事故が発生しました(※2)。

※2参考:日本経済新聞「花粉症ドライバー要注意 くしゃみ・涙…事故の危険」

喘息の症状が悪化する

喘息を患っている方は、特に花粉症対策が重要です。喘息の患者は、慢性的に気道の炎症が続いているため、花粉症による鼻の炎症が気道にも影響を及ぼし、喘息の症状を悪化させます。鼻と気道はつながっているので、相互にアレルギー反応を引き起こすのです。

「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という独特な呼吸音から始まり、重篤になると気道が塞がり、窒息死を招く危険もあります。花粉症対策を万全にした上で、喘息の治療も並行して行ってください。

対策の前に知りたい花粉症の知識

花粉症の知識

花粉症の発症を抑制するには、花粉症が起きるメカニズムを把握し、花粉の侵入経路に対してピンポイントで対策を講じる必要があります。花粉症対策を行う前に把握しておきたい、花粉症に関する知識は、以下のとおりです。

  • 花粉症が起きる原因
  • 花粉症と通年性アレルギー性鼻炎の違い
  • 花粉症になりやすい人の特徴

それぞれの予備知識について、詳しく見ていきましょう。

花粉症が起きる原因

花粉症が起きる原因の70%は、スギ花粉です。日本では国土の12%をスギが占めています。スギ以外にヒノキやシラカンバ、イネ科なども花粉症の原因になるので、注意が必要です。

人間の体内に花粉が入ると、体は異物と認識し、igE抗体が作られます。花粉が目や鼻から度々侵入し、抗体量が増加すると、抗体と結合するマスト細胞からアレルギー反応を起こす化学物質(ヒスタミンやロイコトリエンなど)が放出されるのです。

花粉症と通年性アレルギー性鼻炎の違い

アレルギー性鼻炎には、通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の2種類があります。花粉症は、花粉の飛散時期にだけ症状が見られるのに対し、通年性アレルギー性鼻炎は、ダニやホコリが原因で1年を通して症状が見られるのが特徴です。

アレルギー性鼻炎の主な症状は、鼻水・くしゃみ・鼻づまりといずれの場合も変わりません。ただし、通年性アレルギー性鼻炎の場合は、目のかゆみや充血の症状を併発する可能性が、花粉症に比べると少なくなります。

花粉症になりやすい人の特徴

現時点で花粉症の症状が見られない方でも、アレルギー素因を持っている場合は、将来的に抗体生成量が許容量を超えると症状が発症します。抗体の許容量が少なく、花粉症になりやすい人の特徴は、以下のとおりです。

  • 食生活が偏っている人
  • 睡眠不足に陥っている人
  • 疲労やストレスが蓄積している人
  • 排気ガスの多い地域に住んでいる人
  • コンクリートやアスファルトの多い街に住んでいる人

花粉症対策が欠かせない時期とは

花粉症対策が欠かせない時期

花粉症対策が欠かせない時期は、花粉の種類や地域によって異なります。花粉症といえば、春先のイメージが強いですが、1年中様々な種類の花粉が飛散しています。地域別に、花粉症の主な原因となる花粉の飛散時期を見ていきましょう。

花粉の種類北海道東北関東東海関西九州
スギ3月-5月2月-4月2月-4月2月-4月3月-4月2月-3月
ヒノキ4月-5月4月3月-5月3月-4月3月-4月3月-4月
シラカンバ4月-6月4月-6月

花粉は1日の中でも、昼前後と夕方に多く飛散します。特に晴れて気温が高い日や、空気が乾燥していて風が強い日、雨上がりの翌日には飛散量が増えるため、注意してください。

辛い花粉症とおさらば!必要な対策3選

花粉症対策

辛い花粉症から解放されるためには、花粉を避ける工夫が欠かせません。外出する際は、花粉の飛散量が少ないタイミングを見計らい、外出後は室内に花粉を持ち込まないようにします。花粉の飛散時期に必要な花粉症対策は、以下のとおりです。

  • 対策1|花粉飛散の多い時間帯に外出しない
  • 対策2|花粉が付着しにくい服装を着用する
  • 対策3|帰宅時に花粉を室内に持ち込まない

それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。

対策1|花粉飛散の多い時間帯に外出しない

外出する際は、できるだけ花粉の飛散量が少ない時間帯を選んでください。スギは朝に開花して花粉を放出します。スギ林から放出された花粉は、郊外から都市部へと飛散し、昼頃にピークを迎えます。

午後になると一時的に飛散量が落ち着くので、外出のベストタイミングと言えるでしょう。ただし、夕方になると上空の花粉が地上に落ちたり、落ちていた花粉が舞い上がったりするため、飛散量が再び多くなる場合もあります。

対策2|花粉が付着しにくい服装を着用する

外出する際には、花粉が付着しにくい服装を着用しましょう。花粉が付着しにくい素材としておすすめなのが綿や化学繊維です。綿は他の素材よりも静電気が発生しにくく、化学繊維は表面がツルツルしているため、花粉が内部まで入り込むのを防げます。

一方、ウール素材の服は静電気が発生しやすいため、多くの花粉を引きつけてしまいます。素材別の付着花粉率は、綿が150、化学繊維が180なのに対して、ウールは約10倍の980でした(※1)。

対策3|帰宅時に花粉を室内に持ち込まない

いくら花粉が付着しづらい時間帯や服装に気を付けていたとしても、わずかに付着した花粉が家に持ち込まれると、花粉症の発症リスクが高まります。帰宅時には、花粉を室内に持ち込まないために以下の対策を講じましょう。

  • 玄関先で花粉を払い落とす
  • 手洗い、うがい、洗顔、洗髪を徹底する
  • ドアの開閉は短時間で行う
  • 外出時に着ていた服装は着替える

外出時に露出していた体の部位は、念入りに洗ってください。

最強の花粉症対策グッズ4選

花粉症対策グッズ

花粉を体内に侵入させないためには、侵入経路である鼻や目で花粉をブロックする必要があります。また、室内に持ち込んでしまった花粉を除去するためのアイテムも必要です。花粉の飛散時期に用意しておきたい花粉症対策グッズを紹介します。

  • マスク
  • メガネ
  • ワセリン
  • 空気清浄機

それぞれの花粉症対策グッズについて、詳しく見ていきましょう。

マスク

花粉症対策の定番アイテムといえば、マスクです。特に不織布マスクは、複数のシートが重なった構造をしているタイプが多く、中間層で花粉をキャッチして逃がしません。

厚生労働省の資料によると、花粉症用のマスクをした場合、鼻の中の花粉数は何も対策をしていない人の1/5以下になりました(※3)。

※3参考:厚生労働省「花粉症対策 スギ花粉症について日常生活でできること」

メガネ

花粉が目に入るのを防ぐには、メガネの着用が効果的です。レンズ部分が大きく、顔との隙間が小さいメガネを選びましょう。花粉の侵入を防ぐフード付きの花粉症用メガネも販売されています。

普段からコンタクトを着用している方は、花粉シーズンだけでもメガネを使用するのがおすすめです。コンタクトを着用している場合、目とコンタクトの間に花粉が入り込むと、摩擦によって結膜の炎症を悪化させる恐れがあります。

ワセリン

石油を精製して作られた保湿剤であるワセリンも、花粉症対策に効果的です。ワセリンを目や鼻の周りに塗れば、油膜が花粉をキャッチし、体内への侵入を防いでくれます。

ただし、ワセリンに付着した花粉を長く放置していると、かえって花粉症が悪化する可能性もあります。ワセリンはこまめに拭きとり、新しく塗り直しましょう。

空気清浄機

部屋の花粉を除去できる花粉症対策グッズが、空気清浄機です。花粉だけでなく、ハウスダストやウイルスもキャッチしてくれるので、快適な生活空間を作り出せます。

空気洗浄機を置く位置は、滞在時間の長い場所が最適です。360度に吸気口が付いているタイプを選べば、効率的に空気中の花粉を除去できるでしょう。

車中泊・アウトドアでの花粉症対策!ポータブル電源とは

ポータブル電源

冬の寒さが落ち着き、桜が満開になる春は、キャンプやお花見のベストシーズンです。しかし、春の訪れとともに花粉の飛散量も増えるため、花粉症対策を万全にしておかなければなりません。花粉が気になり、車中泊を選択する方も多いのではないでしょうか。

そこで、外出先での花粉症対策には、ポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、コンセントがない場所でも電化製品に給電できる機器を指します。車中泊やアウトドアでポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。

  • 空気洗浄機を稼働して、テント内や車内の花粉を除去できる
  • 電気毛布や電気ストーブを使い、快適な気温を維持できる
  • 電子レンジやケトルで温かい食事を摂り、免疫力を高められる
  • ポータブル冷蔵庫を稼働し、食材や飲み物を冷蔵保存しておける
  • 花粉の飛散情報を調べるためのスマホを、常にフル充電にしておける

毎年、花粉に悩まされている方にとって、ポータブル電源は必需品と言えるでしょう。

花粉症対策に必要な性能|おすすめの製品

アウトドアや車中泊での花粉症対策に使用するポータブル電源は、軽量コンパクト設計かつ高出力のタイプがおすすめです。花粉症対策に必要な空気洗浄機がかさばるので、ポータブル電源は携帯性に優れたタイプが重宝します。

また、空気洗浄機(80W)や電子レンジ(700W)、電気ストーブ(800W)、ポータブル冷蔵庫(120W)を同時に動かすには、1700Wの出力が必要です。

EcoFlowは、約12.5kgの軽量小型設計と最大2000Wの高出力を兼ね備えたポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。

「DELTA 3 Plus」の主な特徴は、以下のとおりです。

  • 業界最速クラスの急速充電により、わずか56分で満充電できる
  • LFPバッテリーを搭載し、10年以上もアウトドアで活躍する
  • 出力600W未満の動作時に30dbの動作音に抑えられる
  • 10024Whを最大5kWhまで拡張できる
  • 高性能なBMSを搭載し、発火や爆発を防ぐ

ACやDC、USB、シガーソケットなど、計13個の出力ポートを搭載しているので、花粉症対策や気温対策、加熱調理が同時に行えます。花粉シーズンの車中泊やアウトドアで快適に過ごしたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow DELTA 3 Plus
DELTA 3 Plusは、1024Whの大容量に加えて、EcoFlowのX-Stream充電テクノロジーと1,500WのAC入力を使用すると、40分で80%、56分で100%充電できます。業界トップクラスのポータブル電源で、あらゆるシーンで最速の充電速度を実現させます。

花粉症対策におすすめの食べ物3選

花粉症対策の食べ物

花粉症を発症するかどうかは、体の免疫機能が大きく関係しています。食べ物によって腸の免疫システムを整えれば、花粉症に強い体を作れるでしょう。花粉症対策におすすめの食べ物は、以下のとおりです。

  • ヨーグルト
  • 青魚
  • レンコン

それぞれの食べ物について、詳しく見ていきましょう。

ヨーグルト

乳酸菌が多く含まれているヨーグルトは、腸内環境を整えて、花粉症対策になる食べ物です。乳酸菌が腸内で働けば、消化機能の改善や免疫力の向上などの効果が得られます。

また、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖や水溶性食物繊維と一緒に摂取すると、より効果的です。乳酸菌の働きが活発になるのは、35〜40℃と言われています。

青魚

サバやイワシ、サンマなどの青魚も、花粉症対策に効果的です。青魚の油に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には、花粉症の症状を引き起こすアレルギー誘発物質「ヒスタミン」の働きを抑制します。

レンコン

食物繊維やタンニンが含まれるレンコンも、花粉症対策になる食べ物です。水溶性食物繊維は、腸内にいる善玉菌のエサになり、腸内環境を整えます。

腸内環境が整うと、腸内の免疫機能が改善されるため、花粉症の症状緩和につながるのです。また、ポリフェノールの一種であるタンニンには抗酸化作用があり、鼻水やのどの痛みを抑える効果があると言われています。

まとめ

花粉症対策

本記事では、花粉シーズンに欠かせない花粉症対策について解説してきました。

花粉症が発症すると、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状に見舞われます。花粉症の苦しみから解放されるには、花粉を避ける対策と持ち込まない対策が必要です。

外出する際には、花粉の飛散量が多い時間帯を避け、花粉が付着しづらい服装を着用しましょう。帰宅時には、手洗いやうがい、洗顔、洗髪が欠かせません。

EcoFlowでは、車中泊やアウトドアでの花粉症対策に効果的なポータブル電源を販売しています。花粉シーズン中も外出先で空気洗浄機を動かして、花粉症対策を万全にしたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。

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