今年の夏休みは日本を離れて、海外旅行をするのはいかがですか。海外には、まだ見ぬ魅力的な世界が広がっています。異国の地に足を踏み入れ、新たな文化・自然・料理に触れると、忘れられない特別な思い出になるでしょう。
そこで今回は、夏休みの海外旅行におすすめの場所を紹介します。昨今の円安による影響が少なく比較的安価で行ける国も掲載しているので、予算に見合った魅力的な渡航先が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
夏休みにおすすめ！海外旅行先の人気ランキング
透き通る青い海に囲まれた南国のビーチ、歴史と文化が息づくヨーロッパの街並み、美味しい料理と温かな人々が迎えてくれるアジアの都市。長期休みである夏休みを利用して、海外の魅力的なスポットを冒険してみませんか。
ここでは、夏休みにおすすめの海外旅行先をランキング形式で紹介します。
- 1位|ハワイ
- 2位|中国台湾
- 3位|イタリア
- 4位|シンガポール
- 5位|グアム
- 6位|インドネシア
- 7位|オーストラリア
それぞれの国の魅力を理解し、あなたの好奇心を刺激する場所を探してみてください。
1位|ハワイ
南国リゾートの代表格ともいえるハワイ。エメラルドグリーンの海が広がるビーチで、海水浴やマリンスポーツを楽しむのはいかがですか。ハワイの魅力は海だけではありません。グルメやショッピング、自然など、楽しめる観光スポットが満載です。
ハワイのシンボルでもある「ダイヤモンドヘッド」の山頂からは、ワイキキとホノルルの絶景が一望できます。「KCCファーマーズマーケット」では、ハワイの農家で育った新鮮なパイナップルやマンゴーなどの果物ジュースが堪能できます。
2位|中国台湾
日本からのアクセスに優れ、絶品グルメが立ち並ぶ中国台湾。東京から4時間で行ける上に、時差はわずか1時間しかないので、子供連れにもおすすめです。夏の台湾旅行では、ちょうど最盛期を迎えるマンゴーを使った絶品スイーツが味わえます。
台北市最大規模を誇る「士林観光夜市」は、屋台のグルメから雑貨まであらゆる店が立ち並ぶ、台湾の魅力を一度に味わえるスポットです。台湾の夜に映える「九份」は、提灯に灯りがともされ、街全体にノスタルジックな雰囲気が漂います。
3位|イタリア
ミラノ・ローマ・フィレンツェ・ベネチアなど、魅力的な都市が集まるイタリア。夏休みをフルで使っても、行きたい場所を全て回り切るのは難しいでしょう。世界で最も世界遺産が多い国でもあります。
ルネッサンス文化の中心地として知られるフィレンツェでは、美しい街並みとアートの世界が楽しめます。ベネチアは、124の小さな島と176本の運河から構成される水の都です。ゴンドラで街中を巡り、独特な美しい風景を満喫してください。
4位|シンガポール
近未来的な都市景観と多文化が融合するシンガポール。マリーナベイサンズのインフィニティプールでは、絶景を一望しながら涼を感じられます。他のエリアとは対照的なチャイナタウンには、数々の展望スポットや寺院、商店街があり、伝統文化が息づいています。
シンガポールの魅力は観光名所だけではありません。チキンライスやバクテー、チリクラブなど、シンガポールならではの絶品グルメもぜひ堪能してください。
5位|グアム
東京から3時間半で行けるアクセスに優れた常夏の島、グアム。シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティが充実しているので、海を満喫したい方にはもってこいの渡航先です。ハワイよりも短時間かつ安く行けるお手頃さが魅力と言えるでしょう。
「チャモロ・ビレッジ」では毎日マーケットが開催されており、料理や美術品、工芸品が集まります。夜にはダンスショーが開催され、グアムの夜を盛り上げてくれることでしょう。「フィッシュアイマリンパーク」では、様々なアクティビティを体験できます。
6位|インドネシア
17,000あまりの島々が密集しているインドネシア。国民の約9割がイスラム教を信仰しており、温厚な人が多いのが特徴です。島と同様に民族の種類も豊富なので、異なる文化や伝統に刺激を受けることでしょう。
「ジャワ島」には、世界遺産であるボロブドゥール寺院遺跡があり、ジャングルの中にたたずむ姿は圧巻です。リゾートアイランドである「バリ島」では、ビーチだけでなく森の大自然も満喫できます。「スマトラ島」には、スマトラ虎やオランウータンが生息しています。
7位|オーストラリア
治安が良く、衛生面・医療面でも世界高水準のオーストラリア。時差が少ないので、最初の海外旅行にもぴったりな国です。日本と四季が正反対なので、日本の夏休みはオーストラリアでは冬にあたります。
大都市「シドニー」には、独特な形状をしたシドニーオペラハウスがあり、数々のオペラやミュージカル作品が楽しめます。クラシックな欧風の街並みが魅力の「メルボルン」では、壮大な歴史を感じられるでしょう。
【穴場】夏休みの大学生向け！安い海外旅行スポット
大学生活における夏休みは、友達や恋人と長期の海外旅行を楽しむのに絶好の機会です。一方で、バイトで稼いだお金だけでは満足のいく海外旅行ができないと、悩んでいる方も多いでしょう。そこで、大学生でも比較的安価で行ける海外旅行先を3つ紹介します。
- 韓国
- ベトナム
- タイ
お財布と相談しながら、思い出に残る海外旅行計画を立てましょう。
韓国
日本から最も近い海外である韓国。LCCを使えば、片道1万円台で行けます。円安の状況でも両替レートはさほど変わりなく、日本と同じような感覚で旅を楽しめるでしょう。
韓国といえば、韓国グルメを想像する方も多いのではないでしょうか。「明洞」にはトレンドに合ったお店が立ち並び、流行りのグルメを堪能できます。韓国の原宿とも呼ばれており、お手頃価格で韓国コスメやスキンケア用品を購入できるのも魅力です。
ベトナム
バックパッカーにも人気が高いベトナム。片道1万5千円ほどで行けるので、大学生の財布にも優しい旅行先と言えるでしょう。日本と比べて物価が安いので、ローカルのレストランでは日本よりも安く食事が楽しめます。
ハノイやホーチミンの街中には、ノスタルジックな歴史的建造物が現存しています。自然遺産にも選ばれている「ハロン湾」にある海面から突き出た岩は圧巻です。バイクで通勤するベトナム独特な風景も、日本では見られません。
タイ
出典：【公式】タイ国政府観光庁
価格を抑えた海外旅行といえば、東南アジアを思い浮かべる方も多いでしょう。東南アジアの中でも初心者におすすめなのが、タイです。3泊4日の旅をしても、10万円以内に収まります。また、夏は雨季にあたる「グリーンシーズン」と呼ばれ、ホテル料金が格安です。
バンコクやプーケットから飛行機を乗り継げば、離島も満喫できます。「ラチャ島」は、透明度の高さからタイ屈指のシュノーケリングスポットと言われています。「ピピ島」には、サメダイビングやシミラン諸島探検など、魅力的なアクティビティが満載です。
夏休みの海外旅行をお得に楽しむためのポイント
せっかくの夏休みに旅行費用を気にして、期間を短くしたり、観光スポットを諦めたりはしたくないですよね。夏休みの海外旅行をお得に楽しむためのポイントを紹介します。
- LCC（格安航空会社）を利用する
- 航空券と宿泊施設を早期予約する
- お得なクレジットカードを申し込む
それぞれのポイントを押さえて、納得のいく海外旅行を計画しましょう。
LCC（格安航空会社）を利用する
価格を重視するなら、LCC（格安航空会社）を利用するのがおすすめです。大手航空会社と比べると2〜5割の運賃で済むので、圧倒的に安く旅ができます。ただし、以下のようなデメリットもあるので注意してください。
- 機内サービスが有料になる
- 預け荷物が有料になる
- 欠航時の保証が付いていない
- 駐機場がターミナルより離れていることが多い
- シートピッチが狭い
航空券と宿泊施設を早期予約する
航空会社や宿泊施設は早期割引を実施している場合があるので、予約は早めにした方がよいです。特にLCCでは、何日前の予約かによって価格が大きく変動します。海外であっても、片道1万円を切るような破格の航空券が発売されることもあるでしょう。
ただし、早期予約においては、キャンセル料金に注意しなければなりません。日程が確定していない段階でホテルや航空券を予約してしまうと、キャンセル時に多額のキャンセル料を取られる恐れがあります。
お得なクレジットカードを申し込む
旅行向けのクレジットカードを申し込めば、海外旅行する際にお得な特典が受けられます。クレジットカードの主な特典は、以下のとおりです。
- 海外旅行保険が付いている
- 指定された空港内のラウンジが使用できる
- 対象ホテルの宿泊料金が安くなる
- 渡航先でおすすめの店舗を紹介してくれる
クレジットカードの種類によって特典や年会費が異なるので、結果的に損をしないか十分検討してから申し込みましょう。
安全で楽しい海外旅行にするための注意点3選
初めて降り立つ異国の地では、誰しも気分が高揚するでしょう。しかし、日本と同じ感覚でいると痛い目にあうリスクが高まります。以下の注意点に気を付けてください。
- 多額の現金や貴重品を携帯しない
- 夜間に人通りの少ない場所を歩かない
- 旅行先で白タクは利用しない
海外では日本の常識が通じません。それぞれの注意点を念頭に置いて過ごしましょう。
多額の現金や貴重品を携帯しない
海外では、日本人はお金持ちというイメージを持たれる可能性があります。スリや置き引きに遭う危険があるので、多額の現金や貴重品は携帯しないようにしてください。
パスポートや使わない現金は、ホテルのセーフティボックスに保管するのがおすすめです。現金は少額にして、クレジットカードやデビットカードを使用しましょう。
夜間に人通りの少ない場所を歩かない
夜間の外出には危険が伴います。夜間に人通りの少ない場所を一人で歩くのは控えましょう。観光地や繁華街では安全であっても、一歩外れた暗い路地ではトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。事前に滞在先の治安情報を調べ、地元の人々や宿泊施設のスタッフから危ないエリアを聞いておくとよいでしょう。
旅行先で白タクは利用しない
営業許可を得ずに違法で業務をしている個人タクシー「白タク」には注意してください。表示灯や料金メーターがないことも多く、非常に危険です。
過剰な金額を請求されたり、遠回りをされたり、場合によっては盗難や強盗に遭うリスクもあるでしょう。白タクを見つけても乗らずに、必ず正規のタクシーを利用してください。
夏休みの海外旅行に最低限必要な持ち物リスト
夏休みの海外旅行の行き先が決まれば、日数に合わせて必要な持ち物を準備しましょう。現地で調達しようとすると、円安の影響で割高な可能性があります。事前に揃えておくべき、夏休みの海外旅行に最低限必要な持ち物リストは、以下のとおりです。
| 分類 | 持ち物 |
| 貴重品 | パスポート、ビザ、海外旅行保険保険証、証明写真、クレジットカード、現金 |
| 鞄 | スーツケース、スーツケースベルト、観光用のバッグ、セキュリティポーチ、財布 |
| 電子機器 | スマホ、モバイルバッテリー、Wi-Fiルーター、海外用電源プラグ変換アダプター |
| 日用品 | 歯ブラシ、歯磨き粉、タオル、ウェットティッシュ、ボディソープ、シャンプー、リンス、医薬品、日焼け止め |
| 機内 | 耳栓、マスク、ネックピロー、アイマスク |
海外旅行を当初は計画していても、費用を見積っているうちに予算オーバーになり、渋々国内旅行に切り替えた方も多いのではないでしょうか。そんな方には、旅行先での生活が快適になるポータブル電源の購入を推奨します。
ポータブル電源とは、内部のバッテリーに大量の電気を蓄電し、旅行先でも電化製品を動かせる機器のことです。ポータブル電源があれば、扇風機やポータブルクーラーを使った気温対策や、ケトルや炊飯器を使った調理などが旅行先でも手軽に行えます。
EcoFlowは、夏休みの国内旅行に最適な高出力・大容量のポータブル電源を販売しています。電気の力で快適な旅を実現したい方は、ぜひ製品情報をご覧ください。
→99%以上のあらゆる電化製品が使用できる「EcoFlow DELTA シリーズ」
夏休みの海外旅行に関するよくある質問
最後に、夏休みの海外旅行に関するよくある質問を紹介します。
- 子供連れ家族が海外旅行で注意すべきことは？
- ヨーロッパ各国は円安の影響で旅行代金が高い？
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
子供連れ家族が海外旅行で注意すべきことは？
子供連れの海外旅行では、フライト時間が短い渡航先を選ぶのがおすすめです。子供は普段と異なる状況に敏感に反応します。フライト時間が長くなると、ストレスが溜まって騒いだり、泣いたりする子供もいるでしょう。また、渡航先では子供が迷子にならないように、常に目を離さないでください。
ヨーロッパ各国は円安の影響で旅行代金が高い？
円安の影響はユーロも受けているため、ヨーロッパ各国への旅行をためらっている方も多いでしょう。確かに、直行便を使うと以前よりも航空券の料金は高くなります。しかし、中国経由のルートを使うと、往復7万円以下の格安で行ける場合もあります。ただし、現地での買い物については、円安の影響を大きく受けているので注意しましょう。
まとめ
本記事では、夏休みの海外旅行におすすめの渡航先を紹介してきました。
海外には、夏にぴったりな南国のリゾート地や、世界遺産が点在する都市、絶品グルメが立ち並ぶ市場など、魅力的な場所が豊富にあります。
昨今の円安の影響を加味して安く海外旅行がしたい方には、アジア圏もおすすめです。LCCを利用したり、早期予約を行ったりすることで、お得に海外旅行が楽しめるでしょう。
今年の夏休みは、家族や友達、恋人と海外旅行を満喫してください。