大して使ってないのに、電気代が高いと感じる方は少なくありません。請求書を見て、「あまり使っていないはずなのにどうして?」と首をかしげた経験もあるのではないでしょうか。
電気代が高くなる原因は、状況や環境によってさまざまです。待機電力や古い家電の使用、季節の変化など、多様な要因によって上昇します。
この記事では、本当に電気代が高いのかをチェックする方法、電化製品を使っていないのに電気代が高い原因や節電対策をわかりやすく解説します。
使ってないのに電気代が高い原因について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
まずは本当に電気代が高いのかをチェック

電化製品をあまり使っていないにもかかわらず、電気代が高いと感じるケースは珍しくありません。
しかし、高いかどうかは個人の感覚によって異なるため、客観的な基準と比較する必要があります。まずは、自分の世帯の電気代が本当に高いのか確認しましょう。
総務省統計局の家計調査では、世帯人数別の平均電気代が公表されています。この平均値を参考に、自分の家庭の電気代と比較してみましょう。
世帯人数 | 平均電気代 |
1人暮らし | 6,726円 |
2人暮らし | 10,940円 |
3人暮らし | 12,811円 |
4人暮らし | 13,532円 |
5人暮らし | 14,373円 |
出典:総務省統計局(家計調査)
家庭の電気代がこれらの数値を大きく上回っている場合は、何らかの原因があると考えられます。
ただし、電気代は生活スタイルや地域によっても変動するため、単純な比較だけでなく、総合的に判断しましょう。
電化製品を使っていないのに電気代が高い原因

電化製品を使ってないのに電気代が高い主な原因は、以下の通りです。
- 待機電力がかかっている
- オーバースペックの電化製品を使用している
- 省エネ性能の低い古い電化製品を使っている
- 季節の変化によるもの
- 漏電している
- 電気料金プランの選択ミス
ここでは、電化製品を使っていないのに、電気代が高い原因を解説します。節電に取り組む前に、まずは原因を探りましょう。
待機電力がかかっている
待機電力は、電気代が高いと感じる原因のひとつです。
待機電力は、電化製品の電源を切っていても消費される電力です。一つひとつは小さな消費量ですが、複数の機器で24時間発生するため、年間の電気代に大きな影響を与えます。
例えば、テレビやパソコン、電子レンジなどをコンセントに差し込んだままにしておくと、常に電力が生じます。特に、古い家電ほど待機電力が大きい傾向があるため、節電をするなら対策が必要です。
また、家庭によっては、待機電力が年間の電気代の5〜10%を占めるケースもあります。この無駄を減らせば、電気代の削減が可能です。
待機電力を抑えるためにも、使用していない電化製品のプラグはこまめに抜く習慣を身に付けたり、スイッチ付き電源タップを使用しましょう。
オーバースペックの電化製品を使用している
電気代が予想以上に高い場合は、使用している電化製品がオーバースペックになっている可能性があります。
一般的には、性能の高い製品ほど消費電力が大きくなる傾向です。
例えば、6畳の部屋に12畳用のエアコンを設置している場合、必要以上の電力を消費してしまいます。
また、大型の冷蔵庫や高性能なテレビなども、実際の使用状況に対して過剰な性能を持っていると、無駄な電力消費につながります。
照明器具も同様で、必要以上に明るい電球を使用していると、電気代が高くなる原因です。電化製品は適切な容量や性能のものを選び、電力消費を抑える意識を持ちましょう。
省エネ性能の低い古い電化製品を使っている
省エネ性能の低い古い電化製品を使用していると、電気代が高くなりがちです。
最新の電化製品は技術の進歩により、古い製品と比べて省エネ性能が格段に向上しています。
例えば、10年以上前の冷蔵庫と最新モデルを比較すると、年間の電気代が半分以下になるケースは珍しくありません。エアコンや洗濯機、テレビなども同様で、古い製品を使い続けると知らないうちに多くの電力を消費してしまっている可能性があります。
特に、使用頻度の高い電化製品ほど、その影響は大きくなります。
そのため、電気代の削減には、省エネ性能の高い新しい製品への買い替えが最適です。初期費用はかかりますが、長期的に見れば、大幅な電気代の削減につながります。
季節の変化によるもの
電気代は、電化製品を使っていないつもりでも、季節の変化によって大きく変動する可能性があります。特に、夏場と冬場は電気使用量が増加しやすい季節です。
夏はエアコンの使用頻度が高くなり、冬は暖房器具や電気カーペットなどの使用が増えます。これらの季節家電は消費電力が大きいため、使用時間が少し増えただけでも電気代に大きな影響を与えます。
また、日照時間の変化も増加要因です。冬は日が短くなるため、照明の使用時間が長くなります。
さらに、在宅時間が増える季節は、テレビやパソコンの使用時間も自然と長くなりがちです。これらの要因が重なり、気づかないうちに電気使用量が増加し、結果として電気代が高くなるケースも少なくありません。
漏電している
漏電が原因で電気代が高くなるケースは、珍しくありません。
漏電とは、電気が本来流れるべき経路以外に流れ出してしまう現象です。古い配線や電化製品の故障、水回りの電気設備の劣化などが原因で発生する可能性があります。
漏電が起きると、電気が常に消費され続けるため、使っていないのに電気代が高くなります。また、火災や感電の危険性もあるため、安全面からも早急に対処しなければいけません。
兆候は、以下の通りです。
- ブレーカーが頻繁に落ちる
- 電化製品に触れるとピリピリする
- 配線周辺が異常に熱くなる
これらの症状が見られる場合は、専門家に相談し、できるだけ早めに点検・修理を行ってください。
電気会社の料金改定によるもの
電気代は、電気会社の料金改定によって高くなるケースもあります。
電力の自由化以降は、さまざまな電力会社が参入し競争が激化していたため、電気代は安くなる傾向にありました。
しかし、電力の仕入れ価格の変動や燃料費の上昇などにより、料金が改定されるケースも見られます。特に、近年は、世界情勢の変化や環境問題への対応などにより、料金は上昇傾向です。
このような料金改定は、使用量が変わっていなくても電気代の増加につながります。
また、一部の電力会社では、季節や時間帯によって料金が変動するプランを提供しているため、高額な時間帯に電気を多く使用しているケースも考えられるでしょう。
電気代を節約するには、定期的に自分の契約内容や料金プランを確認し、必要に応じて見直す意識を持つ必要があります。
過去10年の電気料金の推移については、以下の記事をご覧ください。
→電気料金は過去10年の推移で上昇傾向!高騰する原因やコストを抑える対応を解説
電気料金プランの選択ミス
電気料金プランの選択ミスも、電気代が高くなる原因です。
例えば、アンペア数の高いプランを契約していた場合、実際の使用量に関わらず基本料金が高くなってしまいます。一般的には、契約アンペア数が高いほど基本料金も高くなる傾向です。
また、自分の生活スタイルに合っていないプランを選択している可能性も考えられます。昼間の電気使用量が少ない家庭なのに、昼間の料金が高いプランを選んでいる場合などです。
さらに、電力自由化により選択肢が増えたものの、最適なプランを選べていない可能性もあるでしょう。なかには、割引キャンペーンに惹かれて契約したものの、長期的には割高になるプランもあります。
電気代を節約するには、自分の電気使用パターンを定期的に分析し、最適なプランを選択しなければいけません。
電化製品を使っていないのに電気代が高いときの節電方法

ここでは、電化製品を使っていないのに、電気代が高いときの節電方法を解説します。
使わない電化製品はコンセントから抜く
節電の基本は、使わない電化製品をコンセントから抜くことです。
多くの電化製品は、電源を切っていてもコンセントに差し込んだままだと、待機電力を消費し続けます。特に、古い家電ほど待機電力が大きくなるでしょう。
例えば、テレビやパソコン、電子レンジ、炊飯器などは、使用していない時間帯にコンセントから抜くと待機電力を削減できます。ただし、常時電源が必要な冷蔵庫や時計機能付きの電化製品は除いてください。
また、頻繁に使う機器の場合は、スイッチ付きの電源タップを使用するのが効果的です。これにより、複数の機器の電源を一括で切れるため、手間を省けます。
コンセントをこまめに抜く習慣をつければ、年間の電気代を数千円単位で削減できる可能性があるでしょう。
最新の電化製品に買い替える
最新の電化製品への買い替えも、節電には効果的です。
技術の進歩により、最新の電化製品は省エネ性能が大幅に向上しています。特に、使用頻度の高い電化製品を買い替えれば、大きな節電効果が期待できるでしょう。
例えば、10年以上前のエアコンを最新モデルに替えると、電気代を約50%削減できるケースがあります。冷蔵庫も同様で、古いモデルから最新モデルに買い替えると、年間の電気代を数千円から1万円以上節約できる可能性が高いです。
また、LED照明に替えれば、従来の蛍光灯と比べて消費電力を約半分に抑えられます。
買い替えの際は、省エネラベルを確認し、性能の高い製品を選びましょう。初期投資は必要ですが、長期的にみると電気代の大幅な削減につながり、環境にも優しい選択になります。
電気の使い方を工夫する
電気の使い方を工夫すると、スムーズな節電を実現できます。
まずは、照明の使用を見直しましょう。必要のない場所の照明はこまめに消し、自然光を積極的に取り入れて電力消費を抑えます。
また、エアコンの使用方法も改善の余地があるはずです。適切な温度設定(夏は28度、冬は20度程度)を心がけ、フィルターの定期的な清掃を行えば効率よく運転できます。
さらに、扇風機やサーキュレーターを併用すると、エアコンの負荷を軽減できます。
消費電力が高い冷蔵庫は、ものを詰め込みすぎず、適切な温度設定を行ってください。ドアの開閉を最小限に抑える意識も大切です。
洗濯機は、まとめ洗いを心がけ、乾燥機能の使用を控えめにしましょう。テレビやパソコンは、使用していない時はこまめに電源を切ると効果的です。
これらの小さな工夫を積み重ねれば、総合的な電力消費の削減ができます。
電力会社やプランを見直す
節電方法には、電力会社やプランの見直しがあります。
昨今は電力自由化により、電力会社やプランを自由に選択できるようになりました。自分の生活スタイルに合った最適なプランを選べば、大幅な電気代の削減が可能です。
まずは、現在の電気使用量や使用パターンを分析しましょう。昼間の電気使用量が少ない家庭なら、夜間の電気代が安いプランが適しているかもしれません。
また、再生可能エネルギーを重視する場合は、環境に配慮したプランを選択できます。さらに、複数の電力会社の料金プランを比較すれば、より安価なプランを見つけられるかもしれません。
ただし、料金の安さだけでなく、サービスの質や契約条件なども考慮しましょう。
一部の電力会社では、ガスとのセット契約で割引が適用されるケースもあります。定期的に自分の契約内容を見直し、必要に応じて電力会社やプランを変更すれば、長期的な電気代の削減が可能です。
電力の一部を自家発電によっておぎなう
電力の一部を自家発電でまかなうのも、節電には効果的です。
近年は、家庭用の太陽光発電システムやポータブル電源が普及し、手軽に自家発電を導入できるようになりました。導入には初期投資が必要ですが、長期的に見ると電気代の大幅な削減につながります。
例えば、晴れた日中は自家発電した電力を使用し、余った電力は電力会社に売電できます。
また、ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせは、手軽に導入できる選択肢です。これらを使用すると、電力消費の多い家電製品の使用時間帯をずらしたり、一時的に自家発電の電力を使用したりできます。
日中にソーラーパネルで充電したポータブル電源を夜間の照明や小型家電の電源として使用すると、電力会社からの電力使用量を減らせます。
自家発電の種類やメリットを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
→自家発電とは?代表的な種類・メリット・注意点について徹底解説
EcoFlow DELTA Pro 3で節電&防災対策を実現しよう!

EcoFlow DELTA Pro 3は、手軽に節電を実現できる家庭用蓄電池です。通常の家庭用コンセントから充電可能で、最大3,600Wの出力を持っています。
電力需要のピーク時に使用すれば、電気代の削減に大きく貢献してくれるでしょう。例えば、電気料金の高い時間帯にDELTA Pro 3の電力を使用し、料金の安い深夜に充電すると、電気代を効果的に抑えられます。
また、ソーラーパネルと組み合わせれば、さらなる節電効果が期待できます。
防災面でも優れており、停電時には自動的に電力供給を開始し、家庭の必要な電力をバックアップします。さらに、アプリを通じて電力使用状況を管理できるため、より効率的な電力利用が可能です。
DELTA Pro 3は、節電と防災の両面から家庭の電力管理をサポートする、現代の生活に欠かせない製品といっても過言ではありません。
EcoFlow DELTA Pro 3の詳しい製品情報は、以下のページをご覧ください。

まとめ
本当に電気代が高いのかをチェックする方法、電化製品を使っていないのに電気代が高い原因や節電対策を解説しました。
電化製品を使っていないのに電気代が高くなる原因は、待機電力、オーバースペックや古い家電の使用など、多岐にわたります。これらの問題に対処するには、使わない機器のプラグを抜く、最新の省エネ家電に買い替える、電気の使い方を工夫するなどが効果的です。
特に、EcoFlow DELTA Pro 3のようなポータブル電源を活用すれば、節電効果と防災対策を同時に実現できるでしょう。
自分の生活スタイルに合った節電方法を実践し、スマートな電力利用を心がけてください。効果的な節電は、快適な暮らしと持続可能な社会の実現につながります。