花見は大勢の人が行き交うところで楽しむのも良いですが、あまり人で混雑していない穴場で楽しむのもまた良いです。
ただし、花見の穴場については知らない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、地方や都内の花見の穴場5選、穴場のメリット・デメリット、見つけ方、よくある質問をわかりやすく解説します。
地方や都内の花見の穴場5選
花見の穴場は、地方・都内に限らずいくつかあるため、あまり人に知られていない桜の名所を探してみるのもまた楽しみの一つです。
ここでは、地方や都内の花見の穴場5選について詳しく解説します。
茨城：愛宕神社の桜
愛宕神社は、茨城県笠間市にある神社です。
愛宕神社自体は全国各地にありますが、茨城県のものは愛宕山の山頂にあり、日本三大火防神社として知られ、境内は神聖な空気に満ちています。
春になると桜が咲き、美しい光景が広がることから、地元の人に愛される桜の名所といえるでしょう。花見の穴場としては比較的知られているものの、人でごった返してはいません。
落ち着いた雰囲気のなかで花見を楽しめるなど、穴場を求めている人にも良いでしょう。
天狗が住み修行していたという伝説もあるなど、エピソードなども含め、隠れた桜の名所といえるのではないでしょうか。
大阪：永楽ダムの桜
永楽ダムは、大阪府泉南郡熊取町にあるダムです。
緑豊かな自然に囲まれており、隠れた桜の名所としても知られています。
ダムの周辺には約2kmの周回路が整備されており、時期になると満開の桜が拝めるなど、花見の穴場をお探しの人は十分訪れる価値はあるといえるでしょう。
毎年3月下旬〜4月上旬にかけて、ソメイヨシノやヤマザクラなどが見頃を迎え、桜の開花時期に合わせて広場に提灯が吊るされるのも特徴の一つです。
昼間は淡い色合いを楽しめる他、夜間はライトアップが楽しめるなど、訪れる時間帯によって別の一面を見せてくれるのも楽しみの一つといえます。
もちろん、ダムが描く大迫力の光景も見逃せません。
京都：山科疏水の桜
山科疏水は、京都府京都市山科区にある疏水です。
明治時代、琵琶湖の水を京都に引き込むために作られた水路で、沿線に沿ってソメイヨシノやヤマザクラが約660本ほど植えられている隠れた桜の名所となっています。
例年3月下旬〜4月上旬になると桜と一緒に菜の花が一斉に咲くため、ピンク色と黄色のコントラストが楽しめるのが見どころの一つといえるでしょう。
豪華絢爛な花見会場とはいえませんが、逆に落ち着いた雰囲気に満ちているからこそ、まったり花見を楽しみたい人にこそ訪れていただきたいスポットです。
約4kmの遊歩道はゆっくり歩いても1時間程度で回れるため、散歩がてらに訪れてみるというのも良いと思います。
埼玉：与野公園の桜
与野公園は、埼玉県さいたま市中央区にある公園です。
明治10年に開園した歴史ある公園で、日本固有とされるソメイヨシノなど桜の木が植えられていることから、隠れた桜の名所として知られています。
大勢の人で賑わっていることは稀で、比較的人がまばらだからこそ、気の合う人とのんびり花見を楽しめる穴場といえるでしょう。
園内にバラ園などもあって、観光や散策したい人にも良いスポットです。埼玉という立地もあり、首都圏からちょっとした小旅行をしたい人にも適度な距離感となっています。
ドライブがてら、訪れてみるのも良いのではないでしょうか。
東京：石神井川の桜
石神井川は、東京都板橋区・練馬区などを流れる川です。
特に、閑静な住宅街が広がっている練馬高野台は花見の穴場とされており、東京でも知る人ぞ知る桜の名所となっています。
練馬高野台は東京のなかでも落ち着いていて静かなエリアとなっており、桜の時期でも人で混雑しているわけではありません。
名立たる名所と比べても訪れる人は限られるため、散歩しながら花見を満喫したい人に良いです。あまり知られていない穴場だけに、賑やかなのが苦手な人も快適に過ごせます。
なお、春にキャンプやバーベキューを楽しみたい人は、以下の記事もご参考ください。
→3月はキャンプデビューにおすすめ！春キャンプにピッタリなキャンプ場10選を紹介
→春のバーベキューは花見も一緒に楽しもう！関東のおすすめスポット10選を紹介
花見の穴場のメリット
花見の穴場は、人混みを避けられる点、人に迷惑をかけにくい点、変な人に遭遇しにくい点などがメリットです。ここでは、花見の穴場のメリットについて詳しく解説します。
人混みを避けられる
穴場の花見会場は、人混みを避けられるのがメリットです。
人気のところほど必然的に人が集まりやすく、3月末〜4月頭などのベストシーズンともなると大勢の人で埋め尽くされます。
なかには、桜を楽しむ暇がないほど人で溢れており、花見をするだけで疲れることもあるでしょう。人混みを避けて場所取りする必要があるなど、有名な場所ほど苦労が絶えません。
逆に、穴場とされる花見会場は人混みを避けられ、のんびりと桜が楽しめるでしょう。
人に迷惑をかけにくい
人に迷惑をかけないのも、穴場の花見会場のメリットといえるでしょう。
桜を見るために仲間と集まると、どうしても歌ったり踊ったり話したりする際に周囲に気を遣うことになりますが、あまり人のいないところではさほど気にしなくても良いです。
どこで桜を見るにしても花見客だけでなく近所の方々にも迷惑をかけないよう配慮は必要ですが、穴場であればそこまで迷惑にはならないでしょう。
他の名所と比べても比較的自由に過ごせるのは、穴場ならではの強みです。
変な人に遭遇しにくい
変な人に遭遇しにくいのも、穴場の花見会場のメリットといえるのではないでしょうか。
どうしても人が集まるところには、変な人も集まってくるのが世の常です。実際に炎上系・迷惑系の配信者や痴漢といった変質者、酔っ払いなどにも遭遇することがあります。
対して、訪れる人が限られている場所であれば、変な人に遭遇することもありません。
平穏無事に過ごせるという点も、穴場ならではの強みといえます。
花見の穴場のデメリット
花見の穴場は、アクセスする方法が限られる点、ゴミ捨て場が設置されていない点、マナー違反が散見される点などがデメリットです。
ここでは、花見の穴場のデメリットについて詳しく解説します。
アクセスする方法が限られる
穴場とされる花見会場は、アクセスする方法が限られるのがデメリットです。穴場の花見会場は穴場となる理由があり、大抵はアクセスしづらい場所にあります。
アクセスしづらいからこそあまり人がいないということでもあるのですが、場所によっては車でしか行けないところもあるでしょう。
交通機関がないなど、行きづらい点はデメリットといえるでしょう。
もちろん、アクセスがしづらいところほど訪れた際の感動はひとしおであるため、誰にも知られていない場所で桜を楽しみたい人ほど、穴場が良いのではないでしょうか。
ゴミ捨て場が設置されていない
ゴミ捨て場が設置されていないのも、穴場の花見会場のデメリットとなるでしょう。
桜の名所とされるところには大勢の人が訪れても良いように、いくつかゴミ捨て場が設置されているのですが、穴場には設置されていないのが一般的です。
基本的には花見客自身がゴミを自力で持ち帰る必要があるため、やや負担となります。
あらかじめゴミを持ち帰ることを想定して事前に袋を準備すれば良いだけですが、何も知らずに訪れると後始末が大変なため、必ずゴミ袋を持参してください。
マナー違反が散見される
マナー違反が散見されるのも、穴場の花見会場のデメリットとなるのではないでしょうか。
桜の名所とされるところでは花見会場が設営されており、警備員やスタッフが巡回しているところもあるのですが、穴場とされる場所は基本的に誰もいません。
誰もいなければ、必然的にマナー違反が起こりやすくなるのが一般的です。ゴミのポイ捨てや不法投棄といった犯罪など、モラルの崩壊が起こりやすくなります。
だからこそ、全員が意識的にマナーを守りながら楽しみましょう。
花見の穴場にポータブル電源を持参すべき理由
花見の穴場にポータブル電源を持参することで、充電切れに備えたり、電源として活用したりすることが可能です。ここでは、花見の穴場に持参したいポータブル電源について詳しく解説します。
充電切れに備えるため
ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池で、スマホなどの充電切れに備えられます。
大規模な花見会場には電力供給源が設置されていることもあるのですが、穴場のような小規模な花見会場には何も設置されていないのが通例です。
一方で、軽量かつ小型のポータブル電源を持参すれば、スマホのみならずタブレットやパソコンも充電できるため、現地で充電切れになるのを防げるでしょう。
映画を流したり、音楽をかけたりするだけでも充電は消費されるため、念のためポータブル電源を持参すると安心ではないでしょうか。
電源として活用するため
ポータブル電源があれば、電源として活用することが可能です。
調理器具によっては電力の供給が必要となりますが、大抵の花見会場では電源が取れないため、現地で料理をする人ほどポータブル電源が必須となります。
高出力・大容量のポータブル電源があれば、寒暖差に対応するための電気毛布や食材を管理するための電気冷蔵ボックスにも給電できるでしょう。
EcoFlowのポータブル電源
EcoFlowで販売しているポータブル電源、EcoFlow RIVER 3 Plusは花見に持ち込むのに適したコンパクトサイズの商品となっています。
EcoFlow RIVER 3 Plusは他の製品と組み合わせることで拡張が可能な他、互換性のあるソーラーパネルであれば太陽光発電も可能です。
本体自体は持ち運びやすい設計となっているため、アウトドアにも向いています。
他にも、稼働時の音を抑えた静音設計だったり、高耐久バッテリー搭載で長持ちだったりとアウトドアに適しているため、まだお持ちでない人はぜひ購入をご検討ください。
花見の穴場に関するよくある質問
穴場で花見をする人は、疑問を解消しておくと安心です。ここでは、花見の穴場に関するよくある質問について詳しく解説します。
許可されているところと禁止されているところがある？
花見会場は、許可されているところと禁止されているところがあります。花見が禁じられているところで行うのは許されていないため、場所選びには注意が必要です。
危険な場所での花見をして事故に巻き込まれても自己責任となるからこそ、場所選びは慎重に行うべきでしょう。
花見の穴場はどうやって見つける？
花見の穴場は、インターネットで探したり、自分で歩いて探したりするのが良いです。
すでに知られているところは情報が出回っており、桜の名所となっていることがあるため、本当に人がいないところを見つけたい場合は自力で探すしかありません。
まだ世間に知られていないところを見つけたい場合は、SNSを駆使すると見つけやすくなります。
まとめ
地方や都内の花見の穴場5選、穴場のメリット・デメリット、見つけ方、よくある質問を解説しました。
花見は人気の場所や有名な場所ほど、大勢の人で賑わっています。賑わいのある場所が好きな人であれば、王道とされる桜の名所で花見をするのが良いです。
対して、静かに花見をしたい人は穴場とされるところを見つけるのが良いでしょう。
なお、穴場の花見スポットはアクセスしづらく電源の取れないところがほとんどであるため、スマホを充電したり電気製品に給電したりしたい人はポータブル電源が必須です。
もしポータブル電源をまだお持ちでない場合は、携帯性に優れているEcoFlowのEcoFlow RIVER 3 Plusの導入をご検討ください。
EcoFlow RIVER 3 Plusは軽量かつ小型で運搬しやすいポータブル電源で、老若男女問わず片手で持てる取っ手付きです。安全性や耐久性にも配慮して作られているため、安心してお使いいただけます。
アウトドアにも用いやすい設計であるため、詳細を知りたい人はぜひ当社の公式ホームページを一度ご覧ください。