Image 1

テント内で使えるおすすめの暖房器具6選!冬キャンプで電気を供給する方法

冬キャンプに挑戦したくても、寒さが心配で躊躇している方は多いのではないでしょうか。テント内に適切な暖房器具を設置していなければ、快適な冬キャンプは望めません。火災や火傷などのリスクを避けるためには、暖房器具の種類や使い方にも注意が必要です。

そこで本記事では、冬キャンプのテント内で使う暖房器具について解説します。暖房器具を使わずにテント内を暖める方法や、安全に暖房器具を使うための注意点も掲載しているので、冬キャンプの寒さ対策を万全にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

冬キャンプのテント内で使う暖房器具6選

テント 暖房

冬キャンプでは、テント内で過ごす夜から朝方にかけてが特に冷え込みます。暖房器具を用意していなければ、寒さで十分な睡眠は望めません。冬キャンプのテント内で使うおすすめの暖房器具は、以下のとおりです。

  • 電気ストーブ
  • 電気カーペット
  • 電気毛布
  • 湯たんぽ
  • こたつ
  • ポータブルエアコン

それぞれの暖房器具について、詳しく見ていきましょう。

電気ストーブ

スイッチを入れて素早く温まる電気ストーブは、テント内の寒さ対策にぴったりな暖房器具です。石油や灯油を使ったストーブのように油を燃焼させないので、一酸化炭素中毒の心配はありません。冷えやすい体をピンポイントで暖めるのに向いています。

ただし、暖房効果が高い分、他の暖房機器に比べて消費電力は高いので、電源サイトやポータブル電源で使える電力量をオーバーしないか注意が必要です。電気ストーブには、ハロゲンヒーターやカーボンヒーター、パネルヒーターなどの種類があります。

電気カーペット

サイトでは、地面からの冷気が直接テント内に伝わるため、底冷え対策として電気カーペットが活躍します。電気カーペットとは、カーペットに内蔵された電熱線を発熱させて床を暖める暖房器具です。電気カーペットがあれば、床に座っても寝ても快適に過ごせます。

電気カーペットのサイズは、テント内で過ごす人数に合わせて選びましょう。サイズが小さすぎると温かさが足りず、大きすぎると多くの電力を消費します。自動で電源が切れるタイマー機能が付いていると、就寝時の使用も可能です。

電気毛布

床に敷いたり膝にかけたりして暖房効果を発揮する電気毛布。寝る直前まで寝袋の中に入れておけば、ぽかぽかな布団で気持ちよく眠りにつけます。電気毛布が冬キャンプの暖房器具にぴったりな理由は、以下のとおりです。

  • 一酸化炭素中毒に陥る心配がいらない
  • リーズナブルな価格で購入できる
  • 75W程度と消費電力が低い
  • 軽量コンパクトで持ち運びの邪魔にならない

ただし、電気ストーブに比べると暖かさは劣ります。汎用性や携帯性、コストなどの面において、総合的に冬キャンプで使い勝手の良い暖房器具と言えるでしょう。

湯たんぽ

電源を確保できない場面でも活躍する暖房器具が、湯たんぽです。容器にお湯を入れるだけで暖房効果を発揮するので、電気やガスは使用しません。温め直して繰り返し使えるので、コストパフォーマンスに優れています。お手頃価格で販売されているのも魅力です。

シュラフの中に入れておけば、快適な睡眠をサポートしてくれます。湯たんぽに採用されている素材と主な特徴は、以下のとおりです。

湯たんぽの素材特徴
トタン・手頃な価格で購入できる・直火で加熱できる
ステンレス・耐久性が高い・トタン製に比べると価格が高い
純銅・熱伝導率が高く、素早く温まる・年数経過で渋みのある外観に変化していく
プラスチック・価格が安い・サイズ、形状、カラーのバリエーションが豊富にある
ゴム・お湯が入っていないとコンパクトに収納できる・肌に触れたときに柔らかい感触がする

こたつ

リビングに設置してぬくぬく至福の時間を過ごせるこたつは、冬キャンプにも導入できます。こたつにみんなで足を入れて温まれば、自然と会話が弾み、盛り上がること間違いありません。こたつは、カーペットと天板、テーブル、広げたシュラフで簡単に作れます。

中に湯たんぽを入れたり、ホットカーペットを敷けば、暖房効果を発揮できます。ヒーターユニットを使用する場合は、薄型のフラットヒーターがおすすめです。

ポータブルエアコン

テント内全体を温めたい場合には、ポータブルエアコンが活躍します。室内機と室外機が一体になっており、床に置いて使用するため、設置工事が必要ありません。

EcoFlowが販売する「WAVE 2 ポータブルエアコン」には、約5分で10℃上げる1.8kWの暖房機能が搭載されています。製品の特徴は、以下のとおりです。

  • 動作音が44dBと静音なので、就寝時も使用できる
  • 省エネモードでは最長8時間稼働する
  • ポータブル電源から充電した着脱式バッテリーで稼働できる
  • コンパクト設計により、サイトまで気軽に持ち運べる

暖房の最大消費電力は700Wと、自宅のエアコンより省エネ性能です。テント内を自宅のように快適な空間にしたい方は、ぜひ製品の購入を検討してみてください。

EcoFlow WAVE 2
WAVE 2には、最新技術を用いて開発されたコンプレッサーが採用され、5㎥以下の空間温度(30°C)を約5分で10℃下げる1.5kWの冷却機能と、約5分で10℃上げる1.8kWの暖房機能が搭載されています。

テント内の暖房効果を高める「サーキュレーター」

テント 暖房

暖房器具の効果をさらに高めたい場合は、サーキュレーターを活用しましょう。サーキュレーターとは、空気を循環させるために使用される電化製品です。

冬キャンプのテント内では、足元が寒いと感じる機会が多くなります。これは、温かい空気は上部に、冷たい空気は下部に滞留する性質があるためです。上半身がどれだけ温まっても、底冷えによる冷たさが足先に伝わると、やがて体全体が冷えてしまいます。

温まった空気をサーキュレーターで循環できれば、テント内における室温のムラを解消できます。暖房器具の運転効率が上がるため、電力量の節約も可能です。

暖房器具を使わずにテント内を温める方法3選

テント 暖房

冬キャンプで暖房器具に頼り過ぎると、持ち物が多くなって持ち運びが大変です。また、冬キャンプをより快適に過ごすためには、暖房器具を使わずにテント内を温められる以下の方法も実践する必要があります。

  • 方法1|断熱性のあるマットで底冷えを防ぐ
  • 方法2|スノーフライを取り付ける
  • 方法3|服装にレイヤリングを活用する

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

方法1|断熱性のあるマットで底冷えを防ぐ

テント内で敷布団の代わりになるマットは、断熱性を重視して選ぶのがおすすめです。マットの断熱性はR値という指標で表されます。R値4以上が冬キャンプに適しており、6以上のタイプは真冬のキャンプに最適です。

冬キャンプで使用するマットには、断熱性の高いインフレーターマットが適しています。ウレタンフォームという素材を内蔵し、バルブを開けたら自動で空気が入る仕様です。

方法2|スノーフライを取り付ける

冬に雪中キャンプをする場合は、テントにスノーフライを取り付けましょう。スノーフライは、テントをすっぽり覆って密閉性を高められるシートです。

雪や風が下から吹き込まないため、外気の影響を受けにくくなります。ただし、スノーフライは防水性を備えていないため、雨やみぞれの予報がある場合の使用は控えてください。

方法3|服装にレイヤリングを活用する

テント内で過ごす服装にレイヤリング(重ね着)を活用すると、保温性を高められて寒さが和らぎます。レイヤリングを構成するのは、肌着にあたるベースレイヤー、中間着にあたるミドルレイヤー、一番外側に着るアウターレイヤーの3層です。

それぞれのレイヤー別に、冬キャンプにおける選び方を見ていきましょう。

レイヤー冬キャンプにおける選び方
ベースレイヤー保温性・吸湿性・速乾性に優れている
ミドルレイヤー保温性・通気性に優れている
アウターレイヤー防風性・防水性・難燃性に優れている

テント内で暖房に電気を供給!ポータブル電源とは

冬 キャンプ 暖房 テント 内

冬キャンプでは、テント内で暖房機器を使用できるかが、キャンプの満足度を大きく左右します。冬キャンプで暖房機器をフル稼働させるためには、ポータブル電源が便利です。ポータブル電源とは、内部に蓄電した大量の電気で電化製品を動かせる機器を指します。

ポータブル電源があれば、電源サイトのあるキャンプ場を選ぶ必要がないので、キャンプ場の選択肢が大きく広がります。延長コードの配線や漏電に悩まされる心配もありません。冬キャンプでポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。

  • テント内で電気ストーブやポータブルエアコンを稼働し、快適な気温で過ごせる
  • 電気ケトルや電子レンジを使い、簡単に温かい料理が作れる
  • キャンプ料理で使う食材や飲み物を、ポータブル冷蔵庫に冷蔵保存しておける
  • テント内にLEDランタンを吊るし、夜の灯りを確保できる
  • キャンプシーンを撮影するためのスマホを常にフル充電にしておける

電源を持ち運んで快適な冬キャンプにしたい方は、ぜひポータブル電源を導入しましょう。

冬キャンプに必要な性能|おすすめの製品

冬キャンプで使用するポータブル電源は、消費電力の高い暖房機器も稼働できるよう高出力の製品を選んでください。例えば、電気ストーブ(1,000W)やポータブルエアコン(700W)、電気カーペット(150W)を同時に動かすには、1,850Wの出力が必要です。

EcoFlowが販売するポータブル電源「DELTA 3 Plus」は、最大2,000Wの高出力を誇ります。「DELTA 3 Plus」の主な特徴は、以下のとおりです。

  • キャンプ場に向かう前の56分で満充電できる
  • LFPバッテリー採用により、10年以上もキャンプで活躍する
  • BMS管理システムを搭載し、爆発や火災からの安全を確保する
  • 就寝中に600W以下の暖房機器を使用しても、30dbの動作音に抑えられる
  • 重量12.5kg未満の軽量コンパクト設計により、サイトまで楽に持ち運べる

13個の多彩な出力ポートを搭載しているので、テント内で暖房機器だけでなく、調理家電やスマホ、LEDランタンなどにも同時に給電できます。電気のある快適な冬キャンプを実現したい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow DELTA 3 Plus
DELTA 3 Plusは、1024Whの大容量に加えて、EcoFlowのX-Stream充電テクノロジーと1,500WのAC入力を使用すると、40分で80%、56分で100%充電できます。業界トップクラスのポータブル電源で、あらゆるシーンで最速の充電速度を実現させます。

テント内で安全に暖房を使うための注意点3選

冬 キャンプ 暖房 テント 内

冬キャンプを快適に過ごすために欠かせない暖房器具ですが、種類や使い方には注意が必要です。天体観測や露天風呂、焚き火など、魅力溢れる冬キャンプが、大事故によって台無しになりかねません。テント内で安全に暖房を使うための注意点は、以下のとおりです。

  • 注意点1|石油ストーブ・薪ストーブは使用しない
  • 注意点2|就寝時に暖房を体に接触させない
  • 注意点3|電源の漏電対策を万全にする

それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。

注意点1|石油ストーブ・薪ストーブは使用しない

火を使う石油ストーブや薪ストーブは、テント内で使用しないでください。多くのテントメーカーは、テント内での火器の使用を推奨していません。酸素不足によって発生した一酸化炭素がテント内に充満すると、一酸化炭素中毒の危険があります。

一酸化炭素中毒に陥ると、意識消失や息切れを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。火を使うストーブは、キャンプ道具や衣服に引火して火災のリスクもあります。

注意点2|就寝時に暖房を体に接触させない

体に直接触れる暖房器具は、就寝前に電源を切りましょう。電気毛布や電気カーペットの電源を入れたまま寝てしまうと、低温火傷のリスクがあります。低温火傷になるのは、44℃では3〜4時間、50℃では2〜3分の間、暖房器具が直接皮膚に触れていた場合です。

※1参考:一般財団法人製品安全協会「低温やけどについて」

注意点3|電源の漏電対策を万全にする

電気が使えると、暖房機器を使って冬キャンプの寒さ対策を万全にできますが、電源の漏電対策を忘れてはいけません。漏電が起きると、感電や火災など重大な事故に繋がる恐れがあります。

電源からテント内まで延長コードを使う場合は、野ざらしになっているコードや電源に雨が当たったり、損傷したりすると漏電の原因になります。防水加工が施された屋外用延長コードを使ったり、防水キャップを取り付けたりする対策が必要です。

テント内で使う暖房に関するよくある質問

テント 内 を 温める 方法

最後に、テント内で使う暖房に関するよくある質問を紹介します。

  • 電源なしのテント内で使うおすすめの暖房は?
  • 電源サイトで使える電気の容量は?
  • ソロキャンプのテント内で使うおすすめの暖房は?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

電源なしのテント内で使うおすすめの暖房は?

電源サイト以外で冬キャンプを楽しむ場合は、湯たんぽや使い捨てカイロ、充電式の電気毛布が活躍します。シュラフに湯たんぽを入れておけば、冷えやすい足元を温めて、気持ちよく眠りにつけるでしょう。

使い捨てカイロは、8時間ほど温かさが持続するので、足先や手先の寒さ対策に最適です。約53℃まで温度が上昇するので、長時間肌に触れさせるのは避けてください。自宅で充電した電気毛布であれば、電源がなくても問題なく使用できます。

電源サイトで使える電気の容量は?

電源サイトでは、制限なく電気が使えるわけではありません。多くのキャンプ場では、1000Wを利用上限としています。万が一、上限を超えた電気を使おうとすると、キャンプ場全体のブレーカーが落ちたり発火したりと、周囲に迷惑がかかります。キャンプ場によって使用できる上限は異なるので、必ず事前に確認しておきましょう。

ソロキャンプのテント内で使うおすすめの暖房は?

冬のソロキャンプで使用する暖房器具は、携帯性を重視して電気毛布や電気カーペットがおすすめです。電気毛布は一人用の暖房器具として、冷えている体の部位をピンポイントで温められます。テント内に電気カーペットを敷いておけば、底冷え対策は完璧です。

まとめ

テント 内 暖房 電源 なし

本記事では、テント内で使用するおすすめの暖房器具について紹介してきました。

冷えている部位をピンポイントで素早く温めたい場合には、電気ストーブがおすすめです。反対に、テント内全体を温める場合には、ポータブルエアコンが活躍します。サーキュレーターも併用すれば、温かい空気が循環して底冷え対策も可能です。

ただし、体に直接触れる電気毛布や電気カーペットを使用する際には、就寝前に電源をオフにしましょう。皮膚に長時間触れていると低温火傷のリスクがあります。

EcoFlowでは、テント内で消費電力の高い暖房機器も稼働できる高出力のポータブル電源を販売しています。電源のないキャンプ場でも暖房機器を使った快適な冬キャンプを実現したい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
冬キャンプで99%の電化製品に給電できる「DELTA 3 Plus」

Image 1

コメントを書く

コメントを入力してください
お名前を入力してください