箱根は温泉というイメージがありますが、紅葉も屈指の美しさです。
箱根には芦ノ湖・桃源台エリア、大涌谷・仙石原エリア、箱根湯本エリアなどがあり、どこも紅葉を見るのに良いエリアといえるでしょう。
この記事では、箱根の紅葉の見どころエリア、紅葉が美しい場所、紅葉巡りのモデルコースをわかりやすく解説します。
箱根の紅葉について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
箱根の紅葉の見どころエリア
箱根の主要な紅葉エリアは、芦ノ湖・桃源台エリア、大涌谷・仙石原エリア、箱根湯本エリアの3つです。ここでは、箱根の紅葉の見どころエリアについて詳しく解説します。
芦ノ湖・桃源台エリア
芦ノ湖・桃源台エリアは、湖をメインに紅葉を楽しめるエリアです。
芦ノ湖は箱根火山にあるカルデラ湖で標高724mのところに位置しているため、平地と比べて色づきやすく、寒暖差も相まってより美しい紅葉が楽しめる場所です。
港から箱根海賊船に乗船して紅葉を眺められる他、キャンプ場やハイキングコースがあり、アクティビティやレクリエーションなどのレジャーも体験できるエリアとなっています。
桃源台にも港があり、観光バスやゴンドラなどの乗り物にも乗れることから、箱根で紅葉を満喫するなら芦ノ湖・桃源台エリアをメインにすると良いでしょう。
大涌谷・仙石原エリア
大涌谷・仙石原エリアは、大自然を謳歌できるエリアです。
箱根火山が最後に噴火したとして知られる大涌谷は今なお100℃前後の硫気と水蒸気が噴出する場所で、温泉地らしい絶景を楽しめる場所となっています。
現在は観光地化されていて快適に滞在できるため、周辺の仙石原とあわせて回ってみるのが良いでしょう。
仙石原にはカントリー俱楽部の他、箱根ガラスの森美術館、箱根ラリック美術館、ポーラ美術館などアートに関する場所が点在しており、旅のスタイルに合わせられます。
秋の風物詩である仙石原すすき草原は紅葉と一緒にみたい絶景として知られているため、ぜひ気になる人はチェックしてみてください。
駅周辺はロープウェイ乗り場もあるため、箱根の景色や風景を一望するのも良いでしょう。
箱根湯本エリア
箱根湯本エリアは、温泉に浸かりながら紅葉狩りできるエリアです。
箱根に行くからには、温泉に入らずにはいられません。箱根温泉は箱根火山の中腹から麓まで広がる温泉街で、日本の名湯として知られる温泉郷です。
なかでも、箱根十七湯と呼ばれる大小17の温泉地が集結している箱根温泉は日本でも指折りの温泉地として知られ、国内外から行楽客が訪れています。
日常生活で疲れた心と体を癒しながら、露天風呂から紅葉を一望するという贅沢な旅ができるのも箱根の見どころです。
周辺は富士箱根伊豆国立公園に指定されており、雄大な自然が広がっているため、温泉と紅葉をセットで回ってみるのはいかがでしょうか。
箱根の紅葉が美しい場所
箱根には紅葉が美しい場所が密集しているため、いくつかのエリアに分けて回るのが得策です。ここでは、箱根の紅葉が美しい場所について詳しく解説します。
芦ノ湖
芦ノ湖は箱根火山によって形成されたカルデラ湖で、秋になると周辺の木々が赤・黄に一斉に色づき、美しい紅葉を眺められる場所です。
湖畔にはカエデやヒメシャラ、ブナなどの林が広がっており、外輪山の山肌が秋一色に染まる姿は箱根でも指折りの絶景として知られています。
湖では港から遊覧船が出ているため、湖から絶景を眺めたい人に良いでしょう。よく知られた海賊船の他に双胴船などもあり、素敵な船旅を演出してくれます。
桃源台側ではボートのレンタルも行われているなど、湖と紅葉をセットで満喫したい人にぜひ訪れていただきたい場所です。
小塚山
小塚山は宮城野から仙石原に抜ける途中に広がる標高853mの山で、ゴンドラやロープウェイから見るとまんじゅうのように見えることで知られています。
紅葉狩りの名所として知られ、紅葉ケ丘の名でも有名です。
現在は別荘や保養所などの建設によって開発が進められたものの、今なお樹齢50年を超えるブナの林などが広がっており、秋には美しい紅葉を見せてくれます。
周辺には所要時間20分ほどで散策できる全長670mの森の散歩道もあるため、ゆっくりと箱根を歩いてみたい人に良いです。
強羅公園
強羅公園は1914年に開園した日本唯一のフランス式整型庭園で、箱根登山鉄道が運営している公園です。
貯水池を中心とした園内には多種多様な樹木が植栽されており、噴水などが織りなす美しい絶景が見られます。
園内には鳥類館や博物館、ブーゲンビリア館、熱帯植物館、熱帯ハーブ館など豊富な施設が置かれている他、カフェなどもあってゆっくり散策するのに良いです。
周辺には美術館もあるため、芸術と紅葉のコラボレーションを楽しみたい人はぜひ周遊してみてください。
仙石原すすき草原
仙石原すすき草原は、台ヶ岳の斜面に広がるススキの群生地です。
関東一のススキの名所として知られ、秋になると黄金色の穂をつけたススキが辺り一面を覆い尽くします。その光景は紅葉とはまた異なる幻想的な絶景といえるでしょう。
風に揺られるススキに太陽光が当たるとキラキラと光り、神秘的な光景を描くことから、かながわの景勝50選にも選定されています。
10月頃から穂が全体的に色づき始めるため、箱根に紅葉を見に行くならぜひ仙石原すすき草原も訪れてみてください。
紅葉が見られる期間は周辺に臨時駐車場が作られるため、自動車やバイクで訪れる人も安心して観光できます。
箱根美術館
箱根美術館は、箱根で一番と言われる庭園を持つ美術館です。秋になると園内の木々が色づき始めるのですが、美しい庭園と相まってより美しさが引き立ちます。
苔庭にある植物は低木ですが、約200本のモミジが植えられていることで迫力は十二分に感じられるでしょう。
巨岩による石組みと渓流を中心とする庭園は日本らしい絶景を描いており、滝の音も相まってより風情が感じられる場所となっています。
館内では日本の縄文火焔土器をはじめ埴輪男子像、桃山時代の茶陶、江戸時代の古伊万里鍋島等の優品が展示されているため、見逃さないようにしましょう。
箱根湯本
箱根湯本は、箱根観光の玄関口として賑わいを見せる温泉地です。
江戸時代には五街道の一つ、東海道に沿った温泉街として栄え、箱根に七つあるとされる温泉郷、箱根七湯の一つとしても知られています。
小田急ロマンスカーの終点駅かつ箱根登山鉄道の出発駅であり、箱根で最も大規模な温泉地だけあって共同浴場も数多く残されているため、温泉を楽しみたい人に良いでしょう。
塔ノ沢にほど近い函嶺洞門のトンネルなど紅葉に彩られた絶景も眺められるなど、目も体も癒される場所といえるのではないでしょうか。
箱根の紅葉巡りのモデルコース
箱根で紅葉巡りをするなら、モデルコースをある程度考えておくと安心です。ここでは、箱根の紅葉巡りのモデルコースについて詳しく解説します。
1～3箇所に絞って回る日帰りコース
1〜3箇所に絞って回る日帰りコースなら、箱根の紅葉を1日で楽しめます。
例えば、静かに紅葉を愛でたいなら1日箱根美術館で過ごすのが良いですし、やや物足りなければ芦ノ湖や大涌谷で雄大な自然を愛でるのもありです。
海賊船・ゴンドラ・ロープウェイなどの乗り物を活用すれば、湖や山から紅葉を眺められるため、効率的に回りたい人に良いでしょう。
駐車場も豊富に設置されている箱根は、自動車・バイクなどに乗って流れる紅葉を満喫するのも良いです。
箱根には景勝地が点在しているため、いくつか候補地を絞って回ることを推奨します。
温泉で癒される1泊2日コース
温泉で癒される1泊2日コースなら、温泉で癒されつつ紅葉を楽しめます。
箱根温泉の宿に宿泊すれば1〜2日かけてじっくりと紅葉を眺められるため、昼は紅葉、夜は温泉と贅沢な時間を過ごしたい人に良いです。
時間がある人は箱根フリーパスを買うと良いでしょう。箱根フリーパスは8つの乗り物が乗り放題で、約70箇所の施設で優待・割引を受けられます。
箱根フリーパスは初めて箱根を訪れる人で、どこから回れば良いかわからない人でも安心なため、色々なところを回ってみたい人はぜひ購入してみてください。
箱根の秋キャンプで活躍するポータブル電源
箱根の紅葉をより肌で感じるなら秋キャンプに挑戦するのが良いです。
箱根は温泉のイメージがありますが、周辺にはキャンプ場などが点在しており、より紅葉に包まれながらアウトドアが楽しめます。
人気のキャンプ場としては、芦ノ湖畔にある唯一のキャンプ場として知られる芦ノ湖キャンプ村などがあり、四季折々の絶景を満喫できます。
芦ノ湖キャンプ村は富士箱根伊豆国立公園内にあるキャンプ場で、約2万坪の広大な敷地を持つキャンプ場です。
自然と調和した心地いい空間は、都会では感じられない開放感があり、秋には美しい紅葉を楽しみながら過ごせるのが特徴といえるでしょう。
秋のイベントも満載で、落ち葉アートをはじめ、キャンプファイヤーやこども縁日など老若男女問わず楽しめます。
他にも、箱根にはいくつかのキャンプ場があるため、普通の観光ではなくいつもと違う紅葉を眺めたい人はぜひキャンプに挑戦してみてください。
ただし、箱根は標高があり、秋は朝晩の冷え込みが激しいため、ポータブル電源などを持参していつでもどこでも暖を取れるよう準備が必要です。
ポータブル電源は持ち運びできる蓄電池で、電源のないところでも電気ケトルや電気毛布を使用できる装置です。
最近のポータブル電源は高出力・大容量でありながら軽量・小型であるため、キャンプで使用する電源として持ち込むのが良いでしょう。
例えば、EcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3は、軽量かつ小型にもかかわらず高出力で家電の約99％に対応できます。
業界最速級の充電速度を誇り、約1時間で100％充電できるため、数日～10日など大容量のエネルギーが急遽必要となっても安心です。
安全性・耐久性にも配慮して製造されているため、キャンプなど外で使用する場面でも活躍するでしょう。
興味がある人は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。
なお、以下の記事では紅葉キャンプの魅力について解説しているため、初めて秋キャンプに挑戦する人はぜひ目を通してみてください。
→紅葉キャンプの魅力を徹底解説！注意点やおすすめスポットも併せて紹介
まとめ
箱根の紅葉の見どころエリア、紅葉が美しい場所、紅葉巡りのモデルコースを解説しました。
箱根は紅葉が見られるエリアが密集しており、芦ノ湖・桃源台エリア、大涌谷・仙石原エリア、箱根湯本エリアなどがあります。
どのエリアも秋になると美しい紅葉が広がり、風光明媚な絶景を見せてくれます。
箱根は温泉で知られていますが、紅葉の美しさも見逃せません。
遊覧船をはじめゴンドラやロープウェイが充実しているため、初めて訪れる人はぜひ定番のコースで回ってみてはいかがでしょうか。
なお、すでに何度も訪れている人は紅葉キャンプに挑戦してみるのも良いでしょう。
秋のキャンプは虫が少なく、暑さも感じないため、快適に過ごせます。寒ければ温泉に入れるのが箱根であるため、より快適に過ごせるのではないでしょうか。
ただし、箱根は標高があって寒暖差が激しいため、キャンプする場合はポータブル電源など持ち運びできる蓄電池をご持参ください。
ポータブル電源があれば電気ケトルや電気毛布を動かせるため、より快適に過ごせます。
EcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3はコンパクトデザインで持ち運びやすく、出力・容量ともに十分であるため、ぜひキャンプにお持ちください。
当社の製品は急速充電対応で、AC充電なら約56分でフル充電できるため、急遽キャンプに行くことになってもすぐに充電できます。
アウトドアに限らず、リモートワークや緊急時の非常用電源としても使用できるため、ぜひ手元に置いておいてはいかがでしょうか。
詳しくは当社の公式ホームページをご覧ください。