キャンプ場のなかには、釣りが楽しめるスポットが多く存在します。釣りができるスポットには、家族や友人との絆を深めることができる、日常から離れたリラクゼーションを体験できるなど、さまざまな魅力があります。
しかし、その一方でいくつかの注意点もあるため、事前にその旨を十分に理解した上で、慎重にキャンプ場を選択することが大切です。そこで今回は、釣りができるキャンプ場の魅力と注意点、おすすめのスポットについて解説します。
釣りができるキャンプ場の魅力
釣りができるキャンプ場には、通常のキャンプ場にはない多くの魅力があります。湖や川が近くにあるスポットでは、新鮮な魚を捕まえる楽しみが味わえるだけでなく、以下のような魅力が存在します。
- 自然のなかでの釣り体験:日常から離れたリラクゼーションを体験できる
- 家族や友人との時間:釣りやキャンプを通じて、家族や友人との絆を深めることができる
- 新鮮な魚料理:釣り上げた魚をその場で調理し、新鮮な味わいを楽しめる
- アウトドアスキルの向上:釣りやキャンプでの経験はアウトドアスキルの向上につながる
- サービスの充実:釣った魚をその場で調理してくれるサービスが提供されている場合がある
釣りができるキャンプ場は、自然の美しさを五感で感じながら釣りの楽しさを堪能できる理想的なスポットです。新たな刺激と癒しをもたらしてくれることでしょう。
キャンプ場で釣りをする際の注意点
キャンプ場での釣りを安全かつ快適に楽しむためには、いくつかの注意点が存在します。以下、キャンプ場で釣りをする際の主な注意点を3つ紹介します。
- 寒さ対策を万全にする
- 子どもが川遊びをする際は大人が付き添う
- 釣り以外の時間を十分に確保する
各注意点について順番に見ていきましょう。
注意点1.寒さ対策を万全にする
キャンプ場での釣りは低温により体調不良を引き起こす可能性があるため、十分な寒さ対策が求められます。防寒着や使い捨てカイロ、保温材を用いた衣服の準備は、寒い環境下での釣りにおいて極めて重要です。
【具体的な寒さ対策】
- 防水性と保温性を備えたアウターを着用する
- 使い捨てカイロで手足を温める
- ポータブルエアコンで周囲を暖める
これらの寒さ対策により、低温下での釣りでも体を温かく保ち、快適に過ごすことができます。特に釣りを行う際の服装選びが寒さ対策でポイントとなります。
→【海・川・渓流】釣りを楽しむ際の服装の選び方!選ぶときの注意点も解説
注意点2.子どもが川遊びをする際は大人が付き添う
キャンプ場で子どもが川遊びをする際は、必ず大人が付き添うようにしましょう。水辺には命に関わる危険がたくさんあり、たとえ浅瀬であっても子どもだけで川遊びをさせると、怪我や事故につながる恐れがあります。
水難事故を防ぐためにも、常に大人が子どもの近くにいて見守ったり、子どもにライフジャケットを着用させたり、危険な場所について事前に教えたりなどの対策が必要です。これらの対策により、子どもたちは水辺で安全に遊ぶことができます。
注意点3.釣り以外の時間を十分に確保する
キャンプ場での釣りは魅力的なアクティビティですが、釣りだけに集中しすぎるとキャンプ自体の楽しみを見逃してしまう可能性があります。バーベキューやハイキングなど、ほかのアクティビティや休息の時間も計画に含めることが大切です。
キャンプ場での過ごし方は、テントの設営や料理の準備、各種アクティビティなど多岐にわたります。釣りだけでなく広い視点で時間を確保することで、キャンプ全体の体験を充実させることにつながります。
釣りができるおすすめのキャンプ場7選
釣りができるおすすめのキャンプ場は複数あります。そのなかでも特におすすめのキャンプ場として、以下の7つを紹介します。
- 北海道:朱鞠内湖畔キャンプ場
- 群馬県:かたしな高原 チャイルドロッヂ
- 茨城県:RECAMP常総
- 千葉県:清水公園 キャンプ場
- 栃木県:鬼怒川温泉オートキャンプ場
- 長野県:青木湖キャンプ場
- 山梨県:ウエストリバーオートキャンプ場
釣り以外の魅力も併せて紹介するので、キャンプ場を選ぶ際にぜひ参考にしてください。
北海道:朱鞠内湖畔キャンプ場
朱鞠内湖畔キャンプ場は、朱鞠内湖の美しい景色を背景に釣りが楽しめるスポットです。水面からの涼しい空気が感じられ、静かで美しい雰囲気が魅力的です。
春にはバードウォッチング、夏にはカヌー、秋にはどんぐり拾いなど、四季を通じてさまざまなアクティビティを楽しむことができます。場内には炊事場、トイレ、コインランドリー、コインシャワーなどの施設が充実しており、レンタル品も揃っています。釣りを初めて行う方にもおすすめです。
利用可能期間は5月上旬から10月下旬までで、冬季は1月10日から4月10日までをフィッシングシーズンとしています。特にトラウトフィッシングやアイスフィッシングが人気です。
【詳細情報】
場所:北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内湖畔
アクセス:道央自動車道「士別剣淵」ICより38km、車で約50分
公式サイト:https://www.shumarinai.jp/accommodation/camping/
群馬県:かたしな高原 チャイルドロッヂ
かたしな高原 チャイルドロッヂは、群馬県にある国内唯一のミッフィー公式マウンテンリゾートです。冬はファミリースキー場、グリーンシーズンは初心者にも安心なキャンプ場として利用できます。
標高1,000mに位置するオシャレなロッジに宿泊でき、持参したテントやタープを張ってキャンプ気分を味わえます。ロッジに加えて子連れファミリー限定のテントサイトもあり、子どものテント泊デビューに最適です。
エリア内には川魚を放流した釣り堀があります。釣った魚は袋代200円で持ち帰ることができ、夕食時に味わうことも可能です。夏には期間限定で魚のつかみ取りコーナーが設けられ、アスレチック広場、水辺の探検エリア、ボードウォークなど、子ども連れにおすすめの設備が充実しています。
【詳細情報】
場所:群馬県利根郡片品村越本2990
アクセス:関越自動車道「沼田」ICより車で約35分
公式サイト:https://katashinakogen.co.jp/green/inn/
茨城県:RECAMP常総
RECAMP常総は茨城県に位置するキャンプ場で、気軽に非日常を楽しめることが特徴です。近くにはふれあい動物園「あすなろの里」があり、モルモットなどの小動物と触れ合えます。
キャンプ場自体は駅や施設から近く、アクセスの良さが魅力的です。また、徒歩5分の距離には大きな展望風呂があり、大自然を感じたあとはリラックスした時間を過ごせます。
ファミリー向けのイベントも定期的に開催され、桜の季節にはお花見が楽しめるサクラ区画サイトが利用可能です。キャンプ場内の広い池では釣りを楽しめますが、釣った魚を食べることができない点には注意が必要です。
【詳細情報】
場所:茨城県常総市大塚戸町310あすなろの里内
アクセス:常磐自動車道「谷和原」ICを出て国道294号線、県道3号線経由で約20分
公式サイト:https://www.recamp.co.jp/joso
千葉県:清水公園 キャンプ場
清水公園内に位置する清水公園キャンプ場には、バンガローやオートキャンプサイトが整備されています。最大1,000名を収容できる屋根付きのBBQ場があり、雨天時でもバーベキューを快適に楽しめます。
公園内にはフィールドアスレチックや季節の花、ポニー牧場、マス釣りなど子どもに人気のアトラクションが充実。国内最大級のアスレチックエリア、そしてポニー牧場ではヤギやモルモットとの触れ合いが楽しめます。
釣り愛好家にはニジマス釣りがおすすめで、2,000尾を超えるニジマスが放流されています。釣り上げたニジマスは600円で塩焼きにすることができ、焼き魚も同額で提供されています。釣り竿はエサ付きで1本200円でレンタル可能です。
【詳細情報】
場所:千葉県野田市清水906
アクセス:常磐自動車道「流山」ICを出て松戸野田道路経由で約25分
公式サイト:https://www.shimizu-kouen.com/
栃木県:鬼怒川温泉オートキャンプ場
鬼怒川温泉オートキャンプ場は栃木県の鬼怒川沿いに位置し、周囲を山々が囲む渓流沿いのキャンプ場です。日光国立公園の特別保護区内にあり、自然豊かな景観のなかで四季折々のキャンプを楽しめます。
施設内にはファミリー向けの釣り堀があり、多くのニジマスが泳いでいます。子どもでも手軽に釣りを体験でき、釣った魚は1尾100円で塩焼きにして食べることが可能です。
また、バンガローや屋根付きバーベキューエリアなどの設備も充実しており、場内には源泉温泉「上滝乃湯」もあります。オートキャンプの利用料金は4,400円、電源利用は1,100円、1人あたりの管理費は550円です。
【詳細情報】
場所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝1053
アクセス:日光宇都宮道路「今市」ICから国道121号経由で約25分
公式サイト:https://www.kinugawa-camp.jp/index.html
長野県:青木湖キャンプ場
長野県にある青木湖キャンプ場は、北アルプスの鏡と称される青木湖の西岸に位置しているスポットです。湖面からの吹き渡る風が森林の香りを運び、リラックスしたアウトドア体験を実現します。
オートキャンプ、テントキャンプ、バンガロー、コテージが利用でき、キャンプ用品や炊事用品のレンタルも豊富です。冬季にはスキー・スノーボードの貸出品も用意されています。
青木湖にはヒメマス、ニジマス、ウグイ、ブラックバスなど約20種類の魚が生息し、近くの川にはイワナやヤマメもいます。釣り竿のレンタルには、ルアー、フライ、手竿、ワカサギ穴釣用竿、ヒメマス用竿、アイスドリルといった豊富な種類が揃っています。
【詳細情報】
場所:長野県大町市平20789-1
アクセス:北陸自動車道「糸魚川」ICから車で約80分
公式サイト:http://www.aokiko.com/
山梨県:ウエストリバーオートキャンプ場
ウエストリバーオートキャンプ場は、アクティビティが充実したレジャー施設のようなキャンプ場です。キャンプ場の中心を流れる川は、水遊びエリアとフィッシングエリアに分かれています。
釣りのほかにも、ミニ・クライミングやクラフト体験など、さまざまなアクティビティに挑戦できます。特に釣りに関しては、チェックイン前から利用できる点が魅力的です。
釣りに必要な道具はレンタル可能で、釣った魚は有料で下処理や串刺し処理などのサービスを受けられます。また、炊事用品やテントのレンタルサービスも充実しています。
【詳細情報】
場所:山梨県南アルプス市須澤131
アクセス:中央道「甲府昭和」ICから車で約25分
公式サイト:http://www.westriver-camp.com/
キャンプ場で釣りをする際にあると便利なグッズ
キャンプ場での釣りを快適にするためには、特定の状況に適した便利なグッズを用意することが大切です。本項では、キャンプ場での釣りをより楽しむためのグッズを紹介します。
- ライフジャケット
- ポータブルエアコン
- ポータブル電源
各グッズの特徴を1つずつ見ていきましょう。
グッズ1.ライフジャケット
水辺での安全を確保するため、特に子どもや泳ぎが苦手な方へのライフジャケットの着用が推奨されます。万が一の水難事故に備えるため、ライフジャケットはキャンプ場での釣りにおいて重要なアイテムと言えます。子ども用から大人用まで、快適に着用できるものを選ぶことが大切です。
グッズ2.ポータブルエアコン
夏のキャンプ場での熱中症を防ぐため、ポータブルエアコンが非常に役立ちます。特にテント内で快適な休息や睡眠を確保する際に有効です。
ポータブルエアコンのなかには暖房機能を搭載しているものもあり、暑さ対策だけでなく寒さ対策としても機能します。EcoFlowが販売する「EcoFlow WAVE 2」なら、パワフルな冷暖房機能を搭載しているため、夏場・冬場のアウトドアをより快適にします。
→冷暖房機能を搭載!ポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 2」はこちら
グッズ3.ポータブル電源
キャンプ場で電気機器を使いたいなら、ポータブル電源の導入をおすすめします。備え付けの電源がなくてもポータブル電源があれば、スマートフォンやカメラの充電、照明器具、ポータブルエアコンなどの利用が可能です。
多機能で長時間稼働可能な大容量バッテリーや、ソーラーパネルで充電可能なタイプを選択すれば、キャンプ場での利便性がさらに向上します。ポータブル電源の導入を考えている方は、以下のEcoFlow製品をご検討ください。
→携帯性抜群!ポータブル電源「EcoFlow RIVER 2 Pro」はこちら
→大容量でパワフル!ポータブル電源「EcoFlow DELTA 2」はこちら
まとめ
本記事では、釣りができるキャンプ場の魅力と注意点、おすすめのスポットについて解説しました。
釣りができるキャンプ場には、家族や友人との絆を深めることができる、日常から離れたリラクゼーションを体験できるなど、さまざまな魅力があります。ただし、それと同時に注意点も多数存在するため、釣りを行う前に重要ポイントを確認しておきましょう。
これから釣りとキャンプを行う予定の方は、本記事で紹介したおすすめのスポットを参考にしてください。より快適にキャンプを楽しみたいなら、ポータブル電源の導入をおすすめします。
本サイトを運営するEcoFlowでは、パワフルで携帯性の高いポータブル電源を販売しております。アウトドアに適したポータブル電源を探している方は、以下の製品情報を確認してみてください。