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2025年5月からの電気代値上げはどのくらい?高騰の理由や値上げ対策も解説

近年続いている電気代の値上げは、家計を窮地に追い込む重大な問題です。大手電力会社は、2025年4月分からの更なる値上げを発表しました。電気代の値上げによる影響を最小限に抑えるには、電気料金プランや家電の種類、使い方などの見直しが必要です。

そこで本記事では、電気代が値上げされる原因や値上げされる金額について解説します。家庭でできる電気代の値上げ対策も掲載しているので、電気代の高騰に振り回されたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

2025年3月使用分の電気代が値上げ

使用分 電気代 値上げ

直近の2025年3月使用分(4月請求)では、電気代の大幅な値上げが実施されました。ただでさえ物価の上昇による影響を受けているにも関わらず、電気代まで引き上げられると生活に支障をきたす方も多いでしょう。企業では、経営を圧迫するリスクがあります。

電気代はどのくらい値上げされた?

大手電力会社10社は、2025年3月使用分(4月請求)の電気代と値上げ額を発表しました(※1)。2月使用分からの値上げ幅は、294〜411円です。

会社名電気代値上げ額
北海道電力9,155円+301円
東北電力8,485円+366円
東京電力8,595円+377円
中部電力8,379円+411円
北陸電力7,406円+294円
関西電力7,326円+312円
中国電力8,103円+346円
四国電力8,197円+333円
九州電力7,223円+302円
沖縄電力9,232円+375円

※1参考:Yahoo!ニュース「電気とガス代、全社値上がり 3月使用分、補助金の縮小で」

電気代が高騰した理由とは

2025年3月使用分(4月請求)に電気代が高騰した理由は、以下のとおりです。

  • 理由1|政府の補助金が縮小した
  • 理由2|燃料の輸入価格が上昇した

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

理由1|政府の補助金が縮小した

政府は、物価高による国民の経済的な負担を軽減するために「電気・ガス料金負担軽減支援事業」を2025年1〜3月使用分に対して実施してきました(※2)。2025年3月使用分に対する補助金は、1〜2月使用分と比べて減額したため、電気代の高騰につながっています。

使用月別の値引き単価は、以下のとおりです。

  • 2025年1〜2月使用分:低圧 2.5円/kWh、高圧 1.3円/kWh
  • 2025年3月使用分:低圧 1.3円/kWh、高圧 0.7円/kWh

環境省の調査によると、世帯当たりで年間に3,911kWh、月々に約325kWhのエネルギーを消費しています(※3)。低圧契約をしている家庭では、1~2月に約813円の値引きがありましたが、3月には約423円しかありません。

※2参考:経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」

※3参考:環境省「令和5年度 家庭部門の CO2排出実態統計調査結果について(速報値)」

理由2|燃料の輸入価格が上昇した

火力発電に使用している燃料価格の高騰も、電気代を引き上げた要因の一つです。日本のエネルギー自給率は1割にも満たないので、燃料のほとんどを輸入に頼っています(※4)。

そのため、海外情勢の影響を受けやすく、燃料価格の高騰へとつながるのです。2024年12月における原油、LNG、海外炭の価格が公表されたため、2024年10月〜12月の平均燃料価格が確定し、2025年3月使用分の燃料費等調整額が値上げされました(※5)。

※4参考:関西電力「火力発電の燃料は、どこからやってくるの?」

※5参考:北海道電力「2025年3月分電気料金の燃料費等調整に関するお知らせについて」

2025年4月使用分から電気代はさらに値上げ

4月 電気代 値上げ

2025年4月使用分(5月請求)の電気代からは、3月使用分以上の値上げが確定しています。3月使用分と同様に、大手電力会社の10社全てで値上げする見通しです。電気代の値上げ額や値上げに至った理由について、詳しく見ていきましょう。

電気料金はどのくらい値上げされる?

2025年4月使用分(5月請求)の電気代は、前月と比べて385〜465円も値上がりします。3月使用分の最大値上げ額と比べて、54円増額です。

ただし、1kWh当たりの単価が上がったとしても、寒さが和らいで暖房機器の使用頻度が減るため、家庭の負担額はそれほど増えないと経済産業省は予想しています(※6)。

※6参考:日本経済新聞「4月の電気代、全社で値上がり 政府補助が3月分で終了」

電気代はなぜ値上げされるのか

2025年4月使用分(5月請求)に電気代が値上げする理由は、以下のとおりです。

  • 理由1|政府による補助が終了する
  • 理由2|再エネ賦課金が引き上げられる

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

理由1|政府による補助が終了する

4月使用分の電気代が値上げする原因として、電気・ガス料金負担軽減支援事業の終了が挙げられます。2024年3月使用分に適用されていた低圧2.5円/kWh、高圧1.3円/kWhの値引きはありません。1〜3月分と比較すると、最大約813円も値上がりする計算になります。

理由2|再エネ賦課金が引き上げられる

再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げも、電気代を引き上げる要因の一つです。再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、再生可能エネルギーを普及させるため、電気代に上乗せされている料金です。

再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が買い取る際に発生する料金は、電気を利用する消費者も負担しています。再生可能エネルギー発電促進賦課金は毎年見直されており、2025年の単価は昨年から1kWhあたり0.49円増の3.98円になりました。

【電力会社別】電気代の値上げ状況一覧

電気代 値上げ 一覧

大手電力会社10社は、2025年4月使用分(5月請求)から電気代に対して以下の値上げを実施すると発表しました(※6)。3月使用分と比べて、最大436円高い9031円になります。

会社名電気代値上げ額
北海道電力9,549円+394円
東北電力8,919円+434円
東京電力9,031円+436円
中部電力8,818円+439円
北陸電力7,791円+385円
関西電力7,791円+465円
中国電力8,531円+428円
四国電力8,639円+442円
九州電力7,671円+448円
沖縄電力9,650円+418円

家庭でできる電気代の値上げ対策5選

家庭 電気代 値上げ 対策

電気代の値上げが続くと、家計を圧迫して生活に支障をきたします。特に家族の人数が多い家庭では電力使用量が多いため、1kWh当たりの電気代の値上げは家計に大きな影響を及ぼすでしょう。家庭でできる電気代の値上げ対策は、以下のとおりです。

  • 対策1|電力会社・電気料金プランを見直す
  • 対策2|最新の省エネ家電に買い替える
  • 対策3|消費電力の高い家電を見直す
  • 対策4|家電別の節電対策を実施する
  • 対策5|太陽光発電を導入する

それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。

対策1|電力会社・電気料金プランを見直す

電力自由化により、どの電力会社を選ぶかは消費者の自由です。現在よりも家庭の生活スタイルに合った電力会社・電気料金プランに乗り換えれば、電気代の削減につながります。

例えば、夜間に電力を多く消費するオール電化住宅にお住まいの家庭には、夜間の電力単価が安いプランがおすすめです。セット割やポイントを活用すると、さらに電気代がお得になる可能性もあります。

対策2|最新の省エネ家電に買い替える

家電の省エネ性能は年々進化しているので、最新の省エネ家電に買い替えるだけで、電気代の節約につながります。家電別の省エネ性能について、10年前と比較しましょう(※7)。

家電省エネ率お得になる年間電気代
エアコン15%約4,150円
冷蔵庫約28~35%約3,190円~約4,430円
照明約86%約2,110円~約2,880円

※7参考:一般財団法人 家電製品協会「2024スマートライフおすすめBOOK」

対策3|消費電力の高い家電を見直す

家庭の人数や部屋の広さに見合わない出力の家電を使用している場合は、消費電力の低い家電に切り替えるのがおすすめです。電気代を構成する電力使用量(kWh)は「家電の消費電力(W)×家電の使用時間(h)」で求められるので、消費電力は電気代に直結します。

電気代を引き上げる要因になる消費電力の高い家電は、以下のとおりです。

家電消費電力
洗濯機500W~900W
炊飯器1000W
ドライヤー600W~1200W
オーブントースター1200W~1350W
食器洗浄機1200W~1300W
電子レンジ1300W
エアコン45W~2000W

対策4|家電別の節電対策を実施する

電力会社や電気料金プラン、家電の種類を見直した後は、家電ごとに異なる以下の節電対策を実践しましょう。電気代を大幅に節約するためには、家族全員の協力が欠かせません。

家電節電方法
エアコン・定期的にフィルターを掃除する
・こまめにスイッチをオンオフしない
・エアコンとサーキュレーターを併用する
冷蔵庫・ドアの開閉を最小限にする
・冷蔵庫内に詰める食品を7割程度に抑える
・冷凍庫内は隙間なく詰める
洗濯機・重たいものを下に、軽いものを上に入れる
・数日分の洗濯物をまとめ洗いする
・一度に多くの量を詰め込み過ぎない
テレビ・見ない時はこまめに電源を切る
・部屋の明るさに合わせてテレビの明るさを調節する
・画面を定期的に掃除する

対策5|太陽光発電を導入する

電気代の値上げに対抗する手段として、太陽光発電の導入が効果的です。日中帯の電力を自家発電でまかなえるので、電力会社から購入する電力を最小限に抑えられます。

太陽光発電を行うソーラーパネルは、据置型とポータブルタイプに分かれるのが特徴です。ポータブルタイプでは、据置型に必要なパワーコンディショナーやモニター、架台などの設置工事が必要ありません。持ち運びできるので、室内外問わず自家発電できます。

電気代の値上げ対策に必須!ポータブル電源とは

電気代 値上げ 対策 必須 ポータブル電源

電気代の値上げに対抗するためには、ポータブル電源も必要です。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、いつでもどこでも電化製品に給電できる機器を指します。ポータブル電源で電気代を抑える方法は、以下のとおりです。

  • 電気料金が安い夜間に蓄電した電気を日中帯に使用する
  • ソーラーパネルから蓄電した電気で生活する

電力会社によっては、特定の時間帯だけ割引価格になる電気料金プランを用意しています。電気代の安い時間帯に本体を充電しておくと、高い電気代は支払わずに済むのです。

また、ソーラーパネル単体では、発電した電気をその場で使用しなければなりませんが、ポータブル電源があれば余った電気を溜めておけます。

節電対策に必要な性能|おすすめの製品

電気代の節約には、高出力・大容量のポータブル電源が必要です。ソーラーパネルで発電した電気だけで生活するには、最低でも出力3000W・容量10kWhが必要になるでしょう。また、日中帯に短時間で発電するためには、ソーラーパネルの出力が400Wあると安心です。

本サイトを運営するEcoFlowでは、高出力・大容量のポータブル電源と400Wのソーラーパネルを以下のセットで販売しています。

  • DELTA Pro 3+400Wソーラーパネルセット
  • DELTA Pro Ultra + ソーラーパネル400W*2 ソーラー発電セット

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

DELTA Pro 3+400Wソーラーパネルセット

ポータブル電源の出力は最大5100W、容量は最大12kWhです。2,600Wソーラー入力とデュアルPVポートによって、高電圧と低電圧の両方が使用できます。

99%のMPPT効率を誇り、日常生活で最大限のソーラー発電を確保できます。4人家族なら、電気代が年間で約22万円もお得です。スマホと連携してTOU(時間帯別料金)モードを使えば、ピーク時間とオフピーク時間の電力使用を効率的に管理できます。

DELTA Pro 3+400Wソーラーパネルセット
日中は太陽光発電システムやソーラーパネルでDELTA Pro 3を充電し、夜間はDELTA Pro 3に蓄えられた電力を優先して家庭内に供給します。

DELTA Pro Ultra + ソーラーパネル400W*2 ソーラー発電セット

ポータブル電源の出力は最大6000W、容量は最大30kWhです。5.6kWのソーラー入力に対応し、わずか1時間の発電でおよそ1日分のエネルギーを生み出せます。

容量を30kWhまで拡張すれば、太陽光発電で約10日分の電気を溜められます。ポータブル電源にはインバーターが備わっているため、施工費用は一切かかりません。単相100V/200Vに対応しているので、あらゆる消費電力の高い家電にも給電できます。

DELTA Pro Ultra + ソーラーパネル400W*2 ソーラー発電セット
日中はソーラー入力し、夜間は蓄えた電力で家庭をサポート。最大30kWh容量、6,000W高出力、5.6kWソーラー入力対応で、従来の蓄電システムを超える性能を誇ります。一時間の発電で一日分の電力を確保できます。

電気代の値上げに関するよくある質問

電気代 値上げ 質問

最後に、電気代の値上げに関するよくある質問を紹介します。

  • 電気代の値上げ率が最も高い地域は?
  • 電気代だけでなくガス代も値上げされる?
  • 関西電力と九州電力の電気代が安い理由は?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

電気代の値上げ率が最も高い地域は?

2025年4月使用分から電気代が最も値上げされる地域は、関西です。関西電力の値上げ状況は、前月から465円増額の7,791円になりました。電気代が値上がりした要因には、再生可能エネルギー発電促進賦課金の増額や政府による補助の終了が関係しています。

電気代だけでなくガス代も値上げされる?

2025年4月使用分から値上げされるのは、電気代とガス代です。大手ガス4社の発表によると、前月に比べて都市ガスが106〜141円値上げされます(※8)。ガス代が値上げに至った大きな要因といえるのが、電気・ガス料金負担軽減支援事業の終了です。

※8参考:Yahoo!ニュース「電気ガス代、全社値上がり 4月使用分、補助金終了で」

関西電力と九州電力の電気代が安い理由は?

電気代の値上げ率が比較的高い関西電力と九州電力ですが、総額は安い傾向にあります。関西電力と九州電力の電気代が安い理由は、原子力比率が高いためです。原子力比率とは、国内における発電量のうち、原子力発電が占める割合を指します。

まとめ

電気代 値上げ 解説

本記事では、電気代がどのくらい値上げされるかについて解説してきました。

2025年3月使用分の値上げ幅は294〜411円、2025年4月使用分は385〜465円です。電気代が値上がりした原因には、電気・ガス料金負担軽減支援事業の終了や燃料の輸入価格上昇、再生可能エネルギー発電促進賦課金の増額が関係しています。

電気代の高騰による影響を最小限に抑えるには、電力会社や電気料金プラン、家電の見直しが欠かせません。太陽光発電とポータブル電源を導入すれば、大幅な節約も可能です。

本サイトを運営するEcoFlowでは、1時間で1日分の電力を発電できるソーラーパネルとポータブル電源のセットを販売しています。電気代の値上げに振り回されたくない方は、ぜひ製品の購入を検討してください。

最大12kWh「DELTA Pro 3+400Wソーラーパネルセット」

最大30kWh「DELTA Pro Ultra + ソーラーパネル400W*2 ソーラー発電セット」

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