車中泊をするなら、プライバシーを守るためにもカーテンは必須です。
他にも車内の温度・湿度を一定に保つためだったり、太陽の光・街灯の光を遮るためだったり、多種多様なシーンで応用できるでしょう。
この記事では、車中泊にカーテンは必要か、選び方、自作方法・代用方法をわかりやすく解説します。車中泊用のカーテンについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
車中泊にカーテンは必要?
車中泊には、カーテンがあると便利です。ただ、具体的になぜ必要なのかについてはわからない人もいるのではないでしょうか。
ここでは、車中泊にカーテンは必要なのかについて詳しく解説します。
車中泊のカーテンとは?
車中泊のカーテンとは、自動車の窓に設置する布のことです。購入した際に設置されていることはあまりないため、別途で導入するのが主流となっています。
一部、アウトドアに特化した車には標準装備されている場合がありますが、普通乗用車にはまず搭載されていないため、車中泊するなら後付けを検討しましょう。
購入時に必要ないと思っても何度か車中泊する度に「やっぱりあった方が良いかも」と感じるシーンが出てくるため、状況に合わせてご判断ください。
車中泊でカーテンが必要な理由
車中泊でカーテンが必要な理由は、以下の通りです。
- 車内の温度・湿度を一定に保つため
- 太陽の光・街灯の光を遮るため
- プライバシーを守るため
車中泊用のカーテンは、車内の温度・湿度を一定に保ったり、太陽の光・街灯の光を遮ったりするのに役立ちます。
車内は夏だとより暑く、冬だとより寒くなりやすい他、雨風や日光の影響を受けやすいため、カーテンで防ぐのが効果的といえるでしょう。
もちろん、カーテンで完全にガードできるわけではないものの、何もないよりは心強いのではないでしょうか。単純に日焼け防止にもなるため、設置しておいて損はありません。
視線を遮れるため、プライバシーを守るのにも役立つでしょう。
以上のように、快適な車中泊を過ごすためにはカーテンがあると便利です。なくても車中泊はある程度快適に過ごせますが、より快適に過ごしたいなら設置を推奨します。
車中泊でカーテンを使用する際の注意点
車中泊でカーテンを使用する際は、以下の注意点にお気を付けください。
- 運転席・助手席のカーテンを閉めたまま走行すると道路交通法違反となる
- カーテンの取付方法によっては車検に通らない可能性がある
- 長時間放置すると職務質問される場合がある
- 事件や事故に気づくのが遅れやすい
- のしかかったり引っ張ったりしない
法律の観点から見ると、走行中はカーテンを開けておかなくてはなりません。
また、整備の観点から見ると車検時はカーテンを一度取り外さなければならないため、やや手間や面倒がかかるでしょう。
道の駅など公共の場ではカーテンをしたまま長時間放置していると職務質問されるケースがあるため、日中は開けておいて夜中は閉めるなど工夫が必要です。
その他、ずっとカーテンをしていると周辺で事件や事故が発生していた場合に気づくのが遅れるため、定期的に外の様子を見るなど警戒を推奨します。
使用の観点では、単純にのしかかったり引っ張ったりしないようにしてください。場合によっては破ける危険性があるため、丁寧に扱うよう心がけましょう。
なお、車中泊に便利なキャンピングカーの種類と特徴、電力事情については他の記事でも解説しているため、あわせてご確認ください。
→キャンピングカーの種類と特徴-最近のトレンド分析も
→キャンピングカーの電力事情-ソーラーパネルの種類とその特徴
車中泊カーテンの選び方
車中泊用のカーテンを初めて購入する人は、選び方を知っておくことが重要です。意外とカーテン選びは迷ってしまうため、ぜひ選び方を知っておきましょう。
ここでは、車中泊カーテンの選び方について詳しく解説します。
機能性で選ぶ
車中泊用のカーテンは、機能性で選ぶようにしましょう。
機能性に優れているものは車内の温度・湿度を一定に保てるため、夏は涼しいもの・冬は暖かいものを中心に選びたいです。
最近では温感接触タイプ・冷感接触タイプがあるため、季節に合わせて暖かいもの・涼しいものを選ぶことを推奨します。
遮光性で選ぶ
車中泊用のカーテンは、遮光性でも選ぶようにしてください。
遮光性に優れているものは太陽の光・街灯の光を遮ってくれるため、強烈な日差しによる熱中症・熱射病を防げるもの・車のヘッドライトや店の照明を防げるものを選びたいです。
場合によっては外の光に敏感ですぐに起きてしまう人もいるため、光を通さない分厚めのものを選ぶことを推奨します。
車内環境をより快適にするなら、紫外線を防げるUVカット仕様のもの、通気性に優れているメッシュ加工のものを選ぶのも良いかもしれません。
車種で選ぶ
車種によってはカーテンがセット販売されているため、車の購入時にディーラーに相談するのが良いでしょう。
車種専用のカーテンであれば1組ですべての窓を覆えて、サイズが合わないという事態も防げます。
別売りのものを購入するとサイズが合わない可能性があるため、カーテン選びに慣れていない人はセット販売の利用が望ましいです。
設置方法で選ぶ
車中泊で使用するカーテンは、設置方法で選ぶのもありかもしれません。
主な設置方法には、以下のようなものがあります。
- 吸盤・マグネット式
- ピラー式
- レール式
以上のなかで、比較的簡単なのは窓に貼るだけで設置できる吸盤・マグネット式です。
吸盤・マグネットタイプは難しいことが一切なく、初めて設置する人でも簡単に取り付けられ、専用の工具が求められることもありません。
ただし、吸盤タイプは一度取り付けると窓が開けられなかったり、マグネットタイプは車種によって合わなかったりするため、注意が必要です。
より頑丈なカーテンを選びたい場合は枠に固定して設置するピラー式やレール式を選ぶなど、目的や用途に合わせて判断するのが良いでしょう。
なお、他の記事ではキャンピングカー生活のリアルな事情と成功の秘訣について解説しているため、あわせてご参照ください。
カーテンの自作方法・代用方法
車中泊用のカーテンは、購入せず自作・代用が可能です。旅の途中で「やっぱり必要かも」となった場合は自作・代用に挑戦してみましょう。
ここでは、カーテンの自作方法・代用方法について詳しく解説します。
自作方法
車中泊用のカーテンは、百円ショップで売られている布で自作できます。
窓に合うよう適度なサイズに布を切って、貼り付けるだけで簡易的なカーテンになるため、旅の途中で必要だと判断した場合は百円ショップで購入しましょう。
一方、本格的に自作するならインテリアショップやホームセンターが望ましいです。
専門店で売られているカフェカーテンと突っ張り棒があればすぐに自作できます。カフェカーテンはデザインがおしゃれなため、男性キャンパー・女性キャンパー問わず選びやすいのが魅力です。
しかし、自作のものは安全性・耐久性に難があるため、あくまでも応急処置として考えた方が良いかもしれません。できれば、正式な車中泊カーテンをご購入ください。
代用方法
もし車中泊用のカーテンがない場合は、新聞紙や段ボールなどで代用できます。
新聞紙はセロハンテープ、段ボールはガムテープで貼れば簡易的なカーテンとなるため、周辺に百円ショップもインテリアショップもホームセンターもない場合に便利です。
人によっては衣服で窓を覆ったり、タオルケットや毛布で窓を覆ったりするなど、代用方法に正解・不正解はありません。
ただし、見た目を重視する人は素直に車中泊用のカーテンを購入した方が良いため、具体的にどのようにしたいのかは自分自身の気持ちに従いましょう。
なお、車中泊は布団や寝袋など睡眠環境を整えることも欠かせません。布団と寝袋どちらが快適なのか、ベッドを自作する方法などについて解説した記事もあるため、あわせてご覧ください。
→車中泊は布団と寝袋どちらが快適?季節ごとの使い分けとメリット・デメリットを解説
→車中泊ベッドを自作する方法!必要な材料や工具、自作の手順を徹底解説
車中泊をより快適にするポータブル電源
ポータブル電源があれば車中泊がより快適になります。例えば、ポータブル電源は以下のような場面に便利です。
- 車内でスマホ・タブレット・パソコンを充電したいとき
- サーキュレーターやドライヤーを使用したいとき
- ライトなどの照明を別途で設置したいとき
ポータブル電源があれば、車内でスマホ・タブレット・パソコンを充電できます。
最近ではシガーソケットやUSBポートで充電できるものもありますが、携帯用の蓄電池は出力・容量が根本的に異なるため、1台持参するだけでも変わってくるはずです。
車中泊では必須級とされるサーキュレーターやドライヤーも難なく使用できるため、荷物に余裕があるならポータブル電源も持参しましょう。
ポータブル電源があれば電子機器・電化製品が自由に使える他、いつでもどこでも電源が確保できるため、アウトドアやリモートワークにも便利です。
緊急時には非常用電源になるため、防災グッズとして置いておくのにも良いでしょう。
製品によっては数日分〜10日分のエネルギーを貯められるため、長期間の滞在や停電にも対応できるなど、防災の観点でも役立ちます。
まずはEcoFlowのポータブル電源をご検討ください。なお、当社ではEcoFlow DELTA 3 Plusなど、車中泊に便利な製品をいくつか取り扱っています。
EcoFlow DELTA 3 Plusは約56分で100%充電できる高速充電機能の他、高出力・大容量で家電の約99%に対応できるため、車中泊に1台あるだけで快適です。
太陽光発電との相性も良く、条件さえ揃えば電気の自給自足ができるため、防災アイテムとして備えておくのも良いでしょう。
ポータブル電源のような蓄電池があれば電気代の削減はもちろん、予備電源としても使用できるため、防災グッズの一環として置いておくのが望ましいです。
数十年以内に巨大地震が発生すると予想されている日本だからこそ、今からできる備えとしてポータブル電源をご検討ください。
もちろん、災害への予防対策だけでなくレジャーとしての車中泊などにも利用できるため、一度お問い合わせいただけると幸いです。
詳しくは以下の公式ホームページでご覧いただけます。
まとめ
車中泊にカーテンは必要か、選び方、自作方法・代用方法を解説しました。
車中泊をするなら、カーテンがあると便利です。カーテンは車内の温度・湿度を一定に保つ効果がある他、太陽の光・街灯の光を遮る効果があります。
単にプライバシーを守るためにも、設置した方が良いでしょう。
ただ、もし車中泊でカーテンを利用するならいくつかの注意点に気を付けたいです。
例えば、運転席・助手席のカーテンを閉めたまま走行しないこと、カーテンの取付方法によっては車検が通らない可能性があること、長時間放置すると職務質問される場合があることなどに注意が必要となります。
また、カーテンをしたままだと事件や事故に気づくのが遅れる他、のしかかったり引っ張ったりすると破れるため、丁寧な扱いが求められるでしょう。
なお、より車中泊を快適に過ごしたいならポータブル電源をご持参ください。
EcoFlowが販売しているEcoFlow DELTA 3 Plusは、高速充電に対応していて約56分の充電で100%充電できるため、レジャーに持参するのに便利です。
一度フルで充電しておけば数日間〜10日分のエネルギーとなるため、数日〜数週間の車中泊にも対応できます。
製品自体はコンパクトで持ち運びやすいため、邪魔になることもありません。車中泊するなら、ぜひ当社のポータブル電源をお試しください。
最近では巨大地震がやってくると予想されているため、非常用電源として備えておくのも良いかもしれません。
ポータブル電源の他、太陽光発電設備があると電気の自給自足が可能となるため、ぜひ一緒にご検討ください。