キャンプを楽しむうえで、食事は欠かせない要素です。
しかし、火おこしや調理に手間がかかると、せっかくの時間を有効に使えないかもしれません。
そのようなとき、キャンプ用コンロはさまざまなメリットをもたらしてくれます。簡単な操作で火を起こせるほか、火力調整も容易なため、時間を有効活用できるでしょう。
しかし、種類や選び方によっては、使い勝手が大きく変わってきます。
この記事では、キャンプ用コンロの種類、メリット・デメリット、製品選びのポイントをわかりやすく解説します。
キャンプ用コンロの必要性について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプ用コンロの種類

キャンプ用コンロには、主に4つの種類があります。
- シングルバーナー
- ツーバーナー
- カセットコンロ
- 使い捨てコンロ
それぞれ特徴が異なるため、用途や好みに合わせて選ぶ必要があります。自分のキャンプスタイルに合ったものを選べば、快適な野外調理が可能です。
ここでは、各タイプの特徴を解説します。
シングルバーナー
シングルバーナーは、1口タイプのコンパクトなキャンプ用コンロです。
軽量で持ち運びやすく、ソロキャンプや登山などに適しています。特徴は火力が強く、効率的な調理が可能な点です。
ただし、五徳(ごとく)が小さいため、大きな鍋や重い調理器具を使用する際は安定性に注意が必要です。
シングルバーナーはコンパクトさを重視する方や、荷物を最小限に抑えたい方に適しています。価格は手頃なため、キャンプ初心者にもおすすめです。
ツーバーナー
ツーバーナーは、2口タイプのキャンプ用コンロです。
同時に複数の料理を調理できるため、本格的なキャンプ料理を楽しみたい方に適しています。
特徴は、家庭用のガスコンロに近い使い心地のほか、火力が安定している点です。大きな鍋や、重い調理器具も安定して使用できます。
使用は、ファミリーキャンプやグループキャンプなど大人数で楽しむ際に最適です。ただし、サイズが大きく重量もあるため、持ち運びや収納には工夫が必要です。
また、組み立てや燃料のセッティングに慣れが必要な場合もあります。
カセットコンロ
カセットコンロは、家庭でもよく見かける手軽なタイプのコンロです。
使い方は簡単で、ガス缶を取り付けてスイッチを回すだけで火がつきます。特徴はコンパクトで持ち運びやすく、初心者でも扱いやすい点です。
しかし、風に弱いため、屋外での使用には注意しなければいけません。キャンプ用には、風防付きで高火力のタイプを選びましょう。
また、燃料のカセットガスは、一般的なスーパーやコンビニでも入手できます。
カセットコンロは、手軽さを重視する方やキャンプ初心者の方におすすめです。
使い捨てコンロ
使い捨てコンロは、使い切りタイプのキャンプ用コンロです。
軽量でコンパクト、使い方が非常に簡単なのが特徴です。
主に固形燃料を使用し、火をつけるだけで調理を始められます。そのため、短期的な使用や緊急時の備えにおすすめです。
しかし、火力の調整ができず、調理できる量も限られています。また、使い捨てのため、頻繁に使用する場合はコストがかさむ可能性があるでしょう。
使い捨てコンロは簡単な調理や湯沸かし程度の用途、あるいは非常用として持ち歩きたい方に適しています。
キャンプ用コンロを使用するメリット

キャンプ用コンロを使用するメリットは、以下の通りです。
- 火おこしの手間がない
- 火力の調整が簡単
- コンパクトで持ち運びやすい
これらのメリットにより、キャンプでの調理を効率化できます。時間や労力を節約できるため、キャンプそのものを楽しむ余裕が生まれるでしょう。
ここでは、キャンプ用コンロを使用するメリットを詳しく解説します。
火おこしの手間がない
キャンプ用コンロのメリットは、火おこしの手間がない点です。
従来の焚き火や炭火と違い、スイッチを入れるだけですぐに火がつくため、調理の準備時間を大幅に短縮できるでしょう。
特に雨天時や風の強い日でも、安定して火を使えるのが魅力です。
初心者でも簡単に扱えるため、火おこしの技術や経験がなくても、おいしい料理を作れます。
キャンプ用コンロは時間を有効に使えるようになるため、キャンプでの他の活動により多くの時間を割きたい方におすすめです。
火力の調整が簡単
キャンプ用コンロのメリットは、火力の調整が簡単な点です。
多くのコンロは、つまみを回すだけで火力を細かく調整できます。強火で素早く湯を沸かしたり、弱火でじっくり煮込んだりと、料理の幅が広がるでしょう。
また、火力を安定させやすいため、焦げつきや吹きこぼれのリスクも減少します。焚き火や炭火と比べて、繊細な火加減が必要な料理も簡単に作れます。
コンパクトで持ち運びがしやすい
キャンプ用コンロの多くは、コンパクトで持ち運びやすいデザインになっています。
軽量で場所を取らないため、他の荷物と一緒に簡単に運べます。特にバックパッキングやソロキャンプなど、荷物を最小限に抑えたい場合に重宝するでしょう。
また、収納時にはさらにコンパクトになるモデルも多く、車での移動時にも場所を取りません。使用後の片付けも簡単で、清掃しやすいのが特徴です。
キャンプ用コンロを使用するデメリット

キャンプ用コンロを使用するデメリットは、以下の通りです。
- ガス缶などの燃料が必要
- 焚き火や炭火の醍醐味を味わえない
ここでは、キャンプ用コンロを使用するデメリットを詳しく解説します。
ガス缶などの燃料が必要
キャンプ用コンロを使用するデメリットは、ガス缶などの燃料が必要な点です。
事前に燃料を購入し、持参しなければいけません。燃料の残量管理も重要で、使用中に燃料切れになると調理が中断する可能性があります。
また、使用済みのガス缶の処分にも注意が必要です。環境への配慮から、適切な方法で廃棄しなければいけません。
さらに、燃料の保管や運搬では安全を確保する必要があります。高温や直射日光を避け、適切に管理しましょう。
焚き火や炭火の醍醐味を味わえない
キャンプ用コンロを使用するデメリットは、焚き火や炭火特有の醍醐味を味わえない点です。
キャンプの魅力は自然の中で火を起こし、その火を囲んで過ごす時間です。焚き火の揺らめく炎や薪の香り、炭火で焼いた食材の独特の風味などは、キャンプ用コンロでは再現が困難といえます。
また、火おこしの技術を磨いたり、火の管理を学ぶ機会も減るでしょう。
これらの経験は、自然との触れ合いや生きる力を養ううえで貴重なものです。キャンプ用コンロの便利さと引き換えに、こうした原始的な体験や感動が失われてしまう可能性があります。
焚き火ならではの魅力については、以下の記事をご覧ください。
→夏キャンプの醍醐味「焚き火」の魅力とは?楽しむためのコツやアイテムを紹介
キャンプ用コンロの選び方

キャンプ用コンロを選ぶ際は、いくつかのポイントを考慮しなければいけません。
- 使用するガス缶の種類(OD缶かCB缶か)
- 最大火力をチェック
- 使用人数
- 防風性能
- 安全性の高い製品
- 専用ケースの有無
- お手入れのしやすさ
- デザイン性
これらのポイントを押さえれば、最適なキャンプ用コンロを見つけられるでしょう。
ここでは、キャンプ用コンロの選び方を詳しく解説します。
使用するガス缶の種類で選ぶ(OB缶orCB缶)
キャンプ用コンロを選ぶ際は、使用するガス缶の種類を考慮すべきです。
主にOD缶とCB缶の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
OD缶は主にアウトドア用途に開発されたもので、寒冷地でも安定した火力を維持できます。CB缶は一般的な家庭用カセットガスで、入手しやすいのが特徴です。
OD缶は専門店での購入が必要ですが、CB缶はスーパーやコンビニでも手に入ります。使用環境や入手のしやすさを考慮して選びましょう。
また、コンロによっては両方のガス缶に対応しているものもあります。汎用性を重視する場合は、両方に対応したモデルを検討するとよいでしょう。
最大火力をチェック
キャンプ用コンロを選ぶ際は、最大火力をチェックしましょう。
火力は通常kcal(キロカロリー)で表示され、数値が大きいほど火力が強くなります。
一般的な家庭用ガスコンロの火力は、3,600〜4,000kcalほどのためこの数値を参考に選びましょう。
強い火力が必要な料理(例:炒め物や湯沸かし)を頻繁に行う場合は、より高い火力のコンロを選ぶべきです。ただし、火力が強すぎると繊細な調理が難しくなる場合もあるため、調整範囲の広さも確認してください。
また、燃料効率も考慮に入れます。高火力でも燃料消費が少ないモデルを選べば、長時間の使用や燃料の節約につながります。
使用人数で選ぶ
キャンプ用コンロを選ぶ際は、使用人数を考慮してください。
ソロキャンプなら小型のシングルバーナーで十分ですが、家族やグループでのキャンプではより大きなサイズや複数口のコンロが必要になるでしょう。
例えば、2〜3人用なら中型のシングルバーナーやコンパクトなツーバーナーが適しています。4人以上の場合は、大型のツーバーナーや複数のコンロを組み合わせるのがおすすめです。
また、調理の効率性も考慮しましょう。同時に複数の料理を作る必要がある場合は、ツーバーナーが便利です。
使用頻度や収納スペースも考慮に入れ、普段の使用人数と最大使用人数の両方を想定して選ぶようにしてください。
防風性能をチェック
キャンプ用コンロを選ぶ際は、防風性能をチェックしましょう。
屋外での使用を前提とするため、風の影響を受けにくいコンロを選べば、安定した調理が可能です。
防風性能が高いコンロは、風が強い日でも火力が安定し、調理時間の短縮や燃料の節約にもつながります。
防風性能を高める工夫としては、風防(ウインドスクリーン)が付属しているモデルや、バーナー部分が凹型になっているデザインのものを選ぶとよいでしょう。
キャンプ場の環境や使用する季節を考慮し、十分な防風性能を持つコンロを選べば、より快適なアウトドア調理を楽しめるはずです。
安全性の高い製品を選ぶ
キャンプ用コンロを選ぶ際は、安全性の高さを基準にしましょう。
安心して使用できる製品を選べば、事故のリスクを減らせるほか、安心してキャンプを楽しめます。
まずは、PSマーク(PSTGマークやPSLPGマーク)が付いているかを確認しましょう。PSマークは、製品が安全基準を満たしていることを示す重要な指標です。
また、過熱防止機能や圧力感知安全装置などの安全機能が搭載されているか、安定性を確認するために五徳(ごとく)の大きさや形状、コンロ全体の重心バランスにも注目してください。
専用ケースのある製品を選ぶ
キャンプ用コンロを選ぶ際は、専用ケースの有無を確認してください。
専用ケースがあると、コンロの保護や持ち運びが格段に楽になります。キャンプギアは頻繁に移動や収納を繰り返すため、適切な保護をしないと製品の寿命を縮めます。
専用ケース付きの製品を選べば、キャンプの準備や片付けがより簡単になるでしょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
キャンプ用コンロを選ぶ際は、お手入れのしやすさも基準にするべきです。
使用後の清掃が簡単なものを選べば、メンテナンスの手間を減らし、コンロの寿命を延ばせます。
分解・組み立てが容易なモデルで、バーナーや五徳(ごとく)が取り外せるタイプがおすすめです。このような製品は細部まで清掃しやすく、衛生的に保てます。
デザインで選ぶ
キャンプ用コンロを選ぶ際は、デザインにも注目しましょう。
機能性だけでなく、見た目の魅力も考慮すれば、キャンプの楽しさが倍増します。
自分のキャンプスタイルに合ったデザインを選び、他のキャンプギアとの調和も考慮してください。統一感のあるデザインを選ぶと、キャンプサイト全体の雰囲気が格上げされます。
ただし、デザインに惹かれすぎて機能性を無視しないよう注意してください。
EcoFlowのポータブル電源で使用できる調理器具の幅を広げよう!

EcoFlowのポータブル電源を活用すれば、キャンプでの調理の幅が広がります。
高出力で安定した電力を供給するため、電子コンロや電子レンジなど、さまざまな電気調理器具を使用可能です。
例えば、EcoFlow DELTA 3 Plusは、最大出力3,000Wの高性能ポータブル電源です。IHクッキングヒーターやホットプレートなども使用できるため、多彩な料理を楽しめます。
また、EcoFlow RIVER 3 Plusは、持ち運びが容易なコンパクトなサイズながら最大900Wの家電を稼働できる性能を持つため、短期間のキャンプやソロキャンプに最適です。
これらのポータブル電源を使用すれば、天候に左右されない、快適なキャンプ料理を実現できます。
詳しい製品情報は以下のページをご覧ください。


キャンプ用コンロに関するよくある質問

ここでは、キャンプ用コンロに関するよくある質問を紹介します。
家庭用のカセットコンロはキャンプで使用できますか?
家庭用のカセットコンロは、キャンプで使用可能です。
しかし、いくつかの注意点があります。
まず、家庭用コンロは屋外での使用を想定していないため、風や雨に弱いです。特に風の影響を受けやすく、火力が不安定になったり、消火してしまう可能性があります。
また、屋外での使用に適した安全機能が備わっていない製品もあるため、専用のアウトドア用カセットコンロを選ぶべきです。アウトドア用コンロは風防が付いているほか、安定した設計になっているため、屋外での使用に適しています。
キャンプ場にコンロを持ち込めますか?
キャンプ場へのコンロの持ち込みは、各キャンプ場のルールに従わなければいけません。
多くのキャンプ場では、安全に配慮した使用を認めていますが、場所によって制限がある場合もあります。
例えば、地面に直接コンロを置くことを禁止し、テーブルの上での使用を義務付けているなどです。また、火災リスクの高い時期には、コンロの使用を制限する場合もあります。事前に確認し、ルールを把握しておきましょう。
まとめ
キャンプ用コンロのメリット・デメリットと製品選びのポイントを解説しました。
キャンプ用コンロは、アウトドア料理を楽しむうえで必要性の高いアイテムです。種類や特徴、メリット・デメリットを理解し、ニーズに合った製品を選びましょう。
選ぶ際は使用するガス缶の種類、火力、使用人数などを考慮してください。
また、EcoFlowのポータブル電源を活用すれば、電気調理器具が使用できるため、調理の幅が広がります。
キャンプ場のルールを守り、豊かなアウトドア体験を楽しんでください。