これから本格的にキャンプを始めようとしている方にとって、キャンプ用品のブランド選びは重要です。ブランドによって品質やデザイン、価格は異なります。自分に合ったブランドのギアを装備すれば、キャンプが一層盛り上がること間違いありません。
そこで今回は、日本・海外生まれのおすすめのキャンプ用品ブランドを紹介します。キャンプ用品ブランドの選び方やブランドの製品を実店舗で見る方法も掲載しているので、お気に入りのブランドを見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
キャンプ用品ブランドの選び方とは
自分が気に入ったキャンプ用品ブランドのギアを集めると、キャンプが一層快適で楽しいものになります。キャンプ用品ブランドを選ぶ際には、価格・デザイン・品質・性能・品揃えなどの基準から、優先順位をあらかじめ決めておきましょう。
それぞれの基準について、詳しく紹介します。
基準 | 特徴 |
価格 | ・同じ種類のキャンプ用品でもブランドによって価格帯が広い・自分の予算に合ったブランドを選ぶ |
デザイン | ・ブランドごとに独自のデザインがある・好きなデザインやコンセプトを持つブランドを選ぶ |
品質 | ・キャンプ用品はアウトドア環境で使用するため、耐久性が重要・長く使うために高品質なブランドを選ぶ |
性能 | ・コンパクトさや重量、設営のしやすさなどの性能が異なる・キャンプを快適に過ごすために高性能のブランドを選ぶ |
品揃え | ・ブランドによってキャンプ用品のバリエーションは異なる・同じブランドで統一するために品揃えが良いブランドを選ぶ |
日本生まれのキャンプ用品ブランド5選
海外でも人気のある日本生まれのキャンプ用品ブランドも存在します。日本生まれのキャンプ用品ブランドの最大の魅力は、日本の気候に合った使いやすさです。おすすめの日本産キャンプ用品ブランドを紹介します。
- ロゴス|LOGOS
- キャプテンスタッグ|CAPTAIN STAG
- モンベル|mont・bell
- ユニフレーム|UNIFLAME
- スノーピーク|Snow Peak
それぞれのキャンプ用品ブランドについて、詳しく見ていきましょう。
ロゴス|LOGOS
出典:ロゴス:LOGOS
ロゴスは、1985年に設立された日本のキャンプ用品ブランドです。「海辺5メートルから標高800メートルまで」をコンセプトに、このエリアで使えるアイテムを提供しています。
5つの葉脈のように自然と人との繋がりを広げるという思いを込めてメイプルリーフのマークが作られました。ロゴスの製品は、おしゃれさにこだわったデザイン性の高さとリーズナブルな価格帯が特徴です。
キャプテンスタッグ|CAPTAIN STAG
出典:キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグは、1976年に日本で設立されたアウトドアブランドです。社名には「大自然の中で頼りになる存在になりたい」という思いが込められています。
キャプテンスタッグの魅力は、機能性の高さとリーズナブルな価格帯を両立したコストパフォーマンスの高さです。さらに、キャプテンスタッグの製品だけでキャンプに行けるほどの豊富な品揃えを誇ります。
モンベル|mont・bell
出典:モンベル
1975年に大阪で誕生したモンベル。キャンプ用品だけでなく、登山用品や自転車用品、釣り道具、スキー用品など、幅広いアウトドア製品を開発しています。
モンベルの最大の魅力は、コストパフォーマンスの高さです。製品の開発から流通、販売までを全て自社で行っているため、高品質でありながら低価格な製品を実現しています。
ユニフレーム|UNIFLAME
1985年に「ユニークな炎を創造する」を理念に新潟県で生まれたUNIFLAME。ユーザーに安心してキャンプやバーベキューを楽しんでほしいという願いを込めて、設計・製造されています。
UNIFLAMEの魅力は、日本のものづくりならではの高い品質です。ユーザーのことを考え、細部までこだわって作られているので、長くキャンプシーンで活躍してくれます。
スノーピーク|Snow Peak
スノーピークは、1958年にクライマーから誕生したキャンプ用品ブランドです。「社員である前に、キャンパーであれ。」を理念として、実際に社員自身が自然を体感し、世の中にない革新的な道具を生み出しています。
スノーピークはブランド力の高さから、キャンパーたちの憧れの存在です。キャンプ用品一式が揃う網羅性を誇り、シンプルで洗練されたデザイン性を誇ります。
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海外生まれのキャンプ用品ブランド5選
キャンプの始まりは、1860年代にアメリカの学校で行われた野営生活と言われています。海外生まれのキャンプ用品は、長い歴史で培われた知識に基づく高品質・高性能が魅力です。海外生まれのキャンプ用品ブランドを紹介します。
- コールマン|COLEMAN
- ザ・ノース・フェイス|THE NORTH FACE
- ヒルバーグ|Hilleberg
- チャムス|CHUMS
- バックカントリー|BACKCOUNTRY
それぞれのブランドについて、詳しく見ていきましょう。
コールマン|COLEMAN
出典:Coleman
1900年頃にアメリカ合衆国オクラホマ州で生まれたコールマン。「家族・仲間・自然が触れ合うことで生まれる心のつながりを大切にする」をコンセプトに製品が生み出されています。
「キャンプ用品ブランドといえばコールマン」と連想する人が多いほど、知名度が高いブランドです。老舗ブランドであるため、信頼性のある機能性と耐久性を誇ります。使いやすい製品が多いため、キャンプ初心者にもおすすめです。
ザ・ノース・フェイス|THE NORTH FACE
1966年にアメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれたザ・ノース・フェイス。ロゴに入った3本のラインは世界三大北壁を表しています。アウトドア向けのファッションをメインに取り扱っており、厳しい品質管理基準をクリアした高品質な製品が特長です。ブランド独自開発の素材を使用し、耐久性と機能性にも優れています。
ヒルバーグ|Hilleberg
1971年にスウェーデンで設立されたヒルバーグ。あらゆるキャンパーのニーズにマッチした「正しいテント」が開発されています。北欧の厳しい環境でも耐えられる高い耐久性と耐水性が魅力です。軽量さを追求したテントも発売されているので、ソロキャンプやデイキャンプでも大活躍します。
チャムス|CHUMS
出典:CHUMS
1983年にアメリカ・ユタ州で設立されたチャムス。「仲間と遊ぼう・集まろう」をコンセプトに、アウトドアをサポートする製品を幅広く発売しています。楽しくユニークな商品が多いため、遊び心のある方にぴったりなブランドです。
チャムスが人気の理由として、カツオドリをモチーフにした可愛いデザインが挙げられます。カラーバリエーションも豊富なので、可愛らしさを求めるならチャムズで決まりです。
バックカントリー|BACKCOUNTRY
出典:Backcountry
バックカントリーは、韓国で生まれた人気のアウトドアブランドです。個性的なドーム型のテントをはじめ、シュラフやクッカー、ストーブなど、キャンプに欠かせないキャンプ用品が豊富に取り揃えられています。
テントは軽量コンパクト設計なので、持ち運びの邪魔になりません。二重構造になっているため、通気性に優れており結露対策も万全です。他人と被らない個性的なキャンプ用品を求めている方には、最適なブランドと言えるでしょう。
【条件別】キャンプ用品メーカー4選
メジャーなキャンプ用品ブランドを理解しても、結局どれを選べばよいか分からない方は多いのではないでしょうか。キャンプ用品を選ぶ基準は人によって異なるので、以下の条件別におすすめのキャンプ用品メーカーを厳選します。
- コスパ最強!安いキャンプ用品ブランド
- デザイン性抜群!おしゃれなキャンプ用品ブランド
- 贅沢なアウトドア体験!高級キャンプ用品ブランド
- ソロキャンプに最適!キャンプ用品ブランド
それぞれの特徴を理解し、自分のニーズにマッチしたブランドを見つけましょう。
コスパ最強!安いキャンプ用品ブランド
コストパフォーマンスを重視する方には「コールマン|COLEMAN」のキャンプ用品がおすすめです。ラインナップが豊富に揃っている上に、コスパは申し分ありません。
特にテントは低価格でありながら、室内空間の広さと高い耐久性を兼ね備えています。キャンプ初心者が最初にキャンプ用品一式を揃えるのに、最適なブランドと言えるでしょう。
デザイン性抜群!おしゃれなキャンプ用品ブランド
デザイン性でキャンプ用品を選ぶなら「スノーピーク|Snow Peak」がおすすめです。雪の結晶がモチーフのロゴはシンプルかつおしゃれで、キャンパーなら使いたくなること間違いありません。アパレル製品も販売しているので、キャンプ用品や服装をスノーピークで統一すれば、キャンパーから憧れの存在になれるでしょう。
贅沢なアウトドア体験!高級キャンプ用品ブランド
最高級のテントが欲しいなら「ヒルバーグ|Hilleberg」がおすすめです。世界中の本格派のキャンパーから支持されています。雪山にも対応できる高品質なテントは、場所を選ばず、長くキャンプシーンで活躍してくれるでしょう。最高峰ブランド「ヒルバーグ」のテントを入手し、上質なキャンプを味わってみませんか。
ソロキャンプに最適!キャンプ用品ブランド
軽量コンパクトなキャンプ用品を揃えて身軽にソロキャンプを楽しみたい方には「ロゴス|LOGOS」がおすすめです。ソロ用の品揃えが良いので、ロゴスだけで必要なキャンプ用品一式を揃えられます。クッカー類もミニサイズが揃っているため、身軽な装備で気軽にキャンプ料理を満喫できるでしょう。
キャンプで大活躍!ポータブル電源ブランド「EcoFlow」
普段のキャンプをより快適に楽しみたいなら、海外ブランド「EcoFlow」が販売するポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を溜め込み、コンセントがないアウトドアでも電化製品に給電できる機器を指します。
キャンプにポータブル電源を導入するメリットは、以下のとおりです。
- 電気毛布や扇風機などの冷暖房機器を稼働し、常に快適な気温で過ごせる
- 電気ケトルや電子レンジを使い、誰でも簡単に調理が行える
- 冷蔵庫を稼働し、キャンプ料理で使う食材や飲み物を冷蔵・冷凍保存できる
- 夜の暗闇を照らすLEDランタンを夜通し点灯し続けられる
- キャンプ場までのナビ代わりになるスマホを常にフル充電にしておける
ポータブル電源があれば、生活家電を使った快適なキャンプが実現するので、キャンプ初心者でも安心です。火を使わずに調理や気温対策ができるので、火災や一酸化炭素中毒の心配もありません。家電の使用で時間を効率化でき、やりたいことに割ける時間も増えます。
EcoFlowのポータブル電源は、業界屈指の高速充電が特徴です。X-Streamテクノロジーによって1時間以内にフル充電でき、思い立ったらすぐにキャンプ場に向かえます。海外で生まれたEcoFlowですが、日本法人があるのでアフターサービスも充実しています。
キャンプに必要な性能|おすすめの製品
キャンプで使用するポータブル電源には、自由に持ち運びできるコンパクトさと軽量さが必要です。いくら高出力・大容量の製品だったとしても重量があれば、使い勝手は悪くなります。キャンプの気軽さを求めたいならば、充電速度も重要です。
EcoFlowは、コンパクト軽量設計と高速充電を兼ね備えた「RIVERシリーズ」を販売しています。キャンプで活躍するポータブル電源をお探しなら、以下2つの製品をぜひ確認してみてください。
- RIVER 2 Pro
- RIVER 3
各製品の特徴を詳しく見ていきましょう。
RIVER 2 Pro
「RIVER 2 Pro」は、1人〜3人のキャンプで高出力家電も使用したい方に、おすすめの機種です。7.8kgの軽量設計なので、片手で簡単に持ち運べます。業界トップクラスの高速充電を誇り、一般的なポータブル電源と比べて5倍も高速です。
768Whの容量と800Wの定格出力を備えており、冷蔵庫(150W)を約4時間、電気毛布(30W)を約20時間使用できます。X-Boostモードを使えば、消費電力1000Wの高出力家電への給電も可能です。
RIVER 3
「RIVER 3」は、1人〜2人のキャンプで荷物を最小限にしたい方に、おすすめの機種です。リュックに収まるコンパクトサイズなので、両手を自由にして気軽にキャンプ場まで向かえます。30dBの静音設計なので、就寝中に使用しても睡眠を妨げません。
230Whの容量と最大450Wの出力を備えており、LEDランタン(9W)を約16時間、電気毛布(30W)を約6時間使用できます。防水性、耐火性、耐落下性に優れているため、キャンプ初心者でも安心です。充電はわずか1時間で完了します。
→デイキャンプ・ソロキャンプで小型家電をフル活用できる「RIVER 3」
キャンプ用品ブランドに関するよくある質問
最後に、キャンプ用品ブランドに関するよくある質問を紹介します。
- キャンプ用品ブランドの製品を実際に見る方法は?
- キャンプ用品ブランドは統一した方がよい?
- 初心者におすすめのキャンプ用品ブランドは?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
キャンプ用品ブランドの製品を実際に見る方法は?
気になるキャンプ用品ブランドが見つかっても、現物を見てみないと本当に良いか分からない、という方も多いのではないでしょうか。キャンプ用品ブランドの製品を実際に手に取って吟味する場合は、大型キャンプ用品店に行くのがおすすめです。
大型キャンプ用品店には豊富なブランドのキャンプ用品が取り揃えられているため、気になるブランドの製品を見比べられます。事前のリサーチでは気に留めていなかったブランドでも、実際に手に取ると魅力的に映ることもあるでしょう。
キャンプ用品ブランドは統一した方がよい?
キャンプ用品ブランドを統一するかどうかは、個人の好みによります。キャンプ用品ブランドを統一するメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | 機能が統一されて、使い勝手が良くなる・デザインに一体感が生まれる |
デメリット | 選択肢が限定される |
初心者におすすめのキャンプ用品ブランドは?
初心者で初めてキャンプ用品を揃える方には、定番の登竜門であるブランド「coleman」がおすすめです。コストパフォーマンスに優れた商品が多いため、安価で高品質なキャンプ用品一式を揃えられます。大型キャンプ用品店にも多く出店されているのも特徴です。
まとめ
本記事では、日本・海外生まれのキャンプ用品ブランドを紹介してきました。
コストパフォーマンスに優れたギアをお探しなら「コールマン」、デザイン性を重視するなら「スノーピーク」、幅広いキャンプスタイルに対応するなら「ロゴス」がおすすめです。現物で見定めたい場合は、大型キャンプ用品店を利用するとよいでしょう。
EcoFlowでは、業界屈指の充電速度とコンパクト軽量設計を備えたポータブル電源を販売しています。あらゆるキャンプシーンを快適にしたい方は、ぜひ製品の購入を検討してみてください。