寒い日にキャンプする場合、全身を温めてくれるスープがあると安心です。
具体的にはカレースープ、クラムチャウダー、コンソメスープ、トムヤムクン、豚汁、ポトフ、ミネストローネなどを持参もしくは自炊すると良いでしょう。
この記事では、キャンプで温まるおすすめスープ7選、ボリュームのあるスープ、調理に必要なクッカーの選び方、冷える日の防寒対策、よくある質問をわかりやすく解説します。
キャンプのスープについて知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
キャンプで温まるおすすめスープ7選

キャンプではカレースープ、クラムチャウダー、コンソメスープ、トムヤムクン、豚汁、ポトフ、ミネストローネなどで暖を取ることが可能です。
ここでは、キャンプで温まるおすすめスープ5選について詳しく解説します。
カレースープ
キャンプで温まるおすすめスープの一つが、カレースープです。
カレースープはスパイスをふんだんに使用したスープで、スパイシーな香りや辛味が全身を温めつつ食欲を刺激してくれる汁物料理です。
現地で作ったカレーライスで余ったルーをスープにするだけで作れるため、ずぼらな人でもすぐにできるお手軽スープといえるでしょう。
クラムチャウダー
クラムチャウダーは、二枚貝を使用した具沢山のスープです。
アメリカ東海岸の名物料理として知られる汁物料理で、二枚貝の他にじゃがいも・セロリ・玉ねぎなどの野菜をたっぷりと入れるため、栄養面でも優秀とされています。
キャンプはバーベキューなど偏った食事になりやすいため、クラムチャウダーをいただいて栄養バランスを整えるのが良いでしょう。
具材がふんだんに入っていてコンソメなどがなくても旨味を感じられるため、満足感のあるスープを求めている人はぜひお試しください。
コンソメスープ
キャンプで温まるおすすめスープとしてもう一つ紹介したいのが、コンソメスープです。
コンソメスープは文字通りコンソメを入れるだけで作れるスープで、じゃがいもや玉ねぎの他に人参などを加えることで彩りも華やかな汁物料理です。
ウインナーを入れることで肉の旨味が出てより満足感のある一品となるため、バーベキューで余ったものを入れるのもありではないでしょうか。
トムヤムクン
トムヤムクンは、辛味と酸味が絶妙にマッチするスープです。
タイの郷土料理でありながら世界三大スープの一角としても知られる汁物料理で、エビなどの魚介類の他にきのこや野菜を入れて作ります。
トムヤムクンはスパイスだけでなくハーブも入れるため、芯から暖まりたい日に良いのではないでしょうか。
なお、トムヤムクンはココナッツミルクを使用したトムヤムナムコンとココナッツミルクを使用しないトムヤムナムサイの2種類がベースとなるため、好みに合わせて作り分けましょう。
豚汁
豚汁は、豚肉と根菜などの野菜を入れたスープです。
動物性たんぱく質で疲労回復につながるだけでなく、ごぼうなど栄養満点の野菜を取り入れることで健康促進も期待できる汁物料理といえるでしょう。
味に関しては地域によって差がありますが、味噌ベースが基本となります。
肉の部位もバラ肉を使用したりロース肉を使用したりと好みによって千差万別で、地域によっては油揚げを入れたり、里芋を入れたりします。
具材に決まりはないですが、旬のものを中心に入れると美味しいです。
ポトフ
ポトフは、牛肉と野菜を入れて煮込むスープです。
本場フランスでは家庭料理として親しまれており、塊のままの牛肉とゴロゴロの野菜を入れてじっくりと煮込む汁物料理となっています。
レストランなどでは牛すね肉や牛テールなど、複数の部位をまとめて入れることもあり、コクのある旨味を感じられる一品といえるでしょう。
日本ではウインナーを入れるのが定番ですが、具材は自由に決めて問題ありません。
ミネストローネ
ミネストローネは、決まったレシピのないスープです。
イメージとしてはイタリアの具沢山なトマトスープという印象ですが、実は決まったレシピがあるわけではなく、現地では冷蔵庫の残り物などで作るのが一般的となっています。
日本でいうところの豚汁のように、旬によって入れる具材が変わる汁物料理。バーベキューで余った食材を入れて作れるため、キャンプとの相性が良いスープともいえるのではないでしょうか。
なお、以下の記事ではバーベキューの食材について解説しているため、あわせて参考にしてみてください。
→バーベキューの肉の量はどれくらい?人数別・シーン別の目安を解説
→バーベキューは箸休めが重要!食材の選び方やおすすめレシピを詳しく紹介
キャンプで作りたいボリュームのあるスープ

キャンプで作りたいボリュームのあるスープには、以下のようなものがあります。
- キムチチゲ
- スープカレー
- スープパスタ
- ちゃんこ鍋
- ビーフシチュー
前項で紹介したスープは飲み物としての汁物料理でしたが、ここで挙げたスープは食べ物としての汁物料理がメインです。
どれも具沢山でエネルギーに代わってくれるため、キャンプのようなアウトドアにぴったりのメニューといえるでしょう。
暖を取るという観点からも、これらのスープを取り入れてみましょう。
キャンプでの調理に必要なクッカーの選び方

キャンプで使用するクッカーは、大きさ・形状・携帯性・素材・深さ・蓋の有無などの観点から選ぶと良いです。
ここでは、キャンプでの調理に必要なクッカーの選び方について詳しく解説します。
大きさや重さで選ぶ
クッカーは、まず大きさや重さで選ぶのが望ましいです。
1人で使用する場合は500〜700ml前後、2人以上で使用する場合は1,000〜1,400ml程度のものを選び、比較的軽量かつ小型のものを選ぶことを推奨します。
形状で選ぶ
角型や丸形など、形状で選ぶのも良いでしょう。
キャンプでスープを作ることが前提であれば丸形で良いですが、他の料理にも使用する場合は他の形状もあると便利です。袋麺などのインスタントラーメンを作る場合は、角型の方が役立つこともあります。
最近はクッカーの形状もバリエーションが豊かなため、作る予定の料理に合わせて複数のタイプを持参しておくと安心ではないでしょうか。
携帯性で選ぶ
キャンプ場まで持っていくことを考えると、携帯性でも選ぶ必要があります。クッカーはかさばりやすいため、重ねて収納できるスタッキング対応のものを選ぶのが理想です。
アウトドアで使用されるギアはコンパクトに収納できるスタッキング対応のものがワンセットで販売されているため、一式揃えたい人はワンセットになったものをお選びください。
なお、ギアの収納についてわからない人は、アウトドアショップに直接出向いてスタッフに聞いてみましょう。
素材で選ぶ
クッカーは、アルミ・ステンレス・チタンなどの素材で選ぶのも良いでしょう。
使用されている素材によって熱伝導率が変わり、作れる料理の幅も変わってきます。スープなど煮込むことが前提の場合は、耐久性に定評のあるステンレスが良いです。
深さで選ぶ
クッカーは、深さで選ぶのもありです。
炒めたり焼いたりするだけの料理は浅めタイプでも問題ありませんが、汁物料理を作るなら一定の深さのあるものが必要となります。
蓋の有無で選ぶ
クッカーによっては蓋のあるものとないものがあるため、蓋の有無でも選ぶべきです。
食材にムラなく火を通したい場合は、蓋ありのものを選ぶと良いでしょう。
蓋があることで、調理の幅も広がります。
キャンプで冷える日の防寒対策

寒い日にキャンプする場合、スープだけでなく他の防寒対策も万全にしておくと安心です。
ここでは、キャンプで冷える日の防寒対策について詳しく解説します。
全身にカイロを貼る
寒い日にキャンプするなら、全身にカイロを貼りましょう。
足首・お腹・首・腰・背中・ふくらはぎなど、血液循環と関係する部位に貼れば全身を効率よく温められます。ポケットに忍ばせて、常に暖を取れるようにしておくのも良いです。
暖房器具(ストーブ)を設置する
どれほど寒くてもアウトドア用の暖房器具(ストーブ)を設置すれば、暖を取れます。
ガスや石油などの燃料を必要とするタイプや、薪を燃やすタイプなどがあるため、使用する空間に合わせてお選びください。
テント内では一酸化炭素中毒になる可能性があるため、電気式のものを選ぶと安心です。
防寒着をレイヤリングで着込む
防寒着をレイヤリングで着込むのも、暖の取り方としては効果的です。
レイヤリングとは、いわゆる重ね着のことを意味します。
上にアウター、下にインナー、さらには手袋やマフラーなどの防寒着で保温を徹底すれば、体温を一定に保てるのではないでしょうか。
ホットカーペットを敷く
テント内には、ホットカーペットを敷いても良いでしょう。
電気式のホットカーペットを動かすためにはポータブル電源が必要となりますが、テント全体を効率的に温めるのに有効です。
もしポータブル電源をお持ちであれば、ぜひホットカーペットと一緒に持参しましょう。
まだポータブル電源をお持ちでない人は、EcoFlowが取り扱っているEcoFlow DELTA 3 Plusなど、高性能ポータブル電源の導入をご検討ください。

EcoFlow DELTA 3 Plusは業界トップクラスの充電速度を誇るポータブル電源で、AC入力であれば約56分でフル充電可能です。満充電だと数日〜10日分の電力となるため、日帰りでも宿泊でも重宝します。
EcoFlowの製品はアウトドアで使用することを前提として作られているため、安全性や耐久性の面でも心配無用です。
商品情報については、公式ホームページからご覧いただけます。

湯たんぽを使用する
直接暖を取りたい場合は、湯たんぽを使用すると良いでしょう。
寝袋に湯たんぽを入れれば、快適に眠れます。起きている間もお湯を入れて抱えておけば、寒さを感じることなく過ごすことが可能です。
余ったお湯は他の用途で使用できるため、無駄になりません。
キャンプのスープのよくある質問

キャンプでスープを持参もしくは自炊する場合、よくある質問を把握しておくと安心です。
ここでは、キャンプのスープのよくある質問について詳しく解説します。
インスタントでも問題ない?
キャンプにはインスタントのスープを持参すると楽です。
現地で自炊するのも醍醐味の一つですが、お湯を沸かすだけですぐに作れるインスタントスープは何かと重宝します。
即席の乾麵やフリーズドライの味噌汁などがあれば、より手軽に暖を取れて快適に過ごせるのではないでしょうか。
水筒に入れて持参するのはあり?
現地で作るのが大変なら、水筒に入れて持参するのもありです。
水はタンクに入れて別途持ち込めば良いため、保温性に優れている水筒にはむしろスープを入れておくのが良いでしょう。
粉末のスープを入れてお湯で溶かしておけば、現地ですぐにスープをいただけます。
まとめ
キャンプで温まるおすすめスープ7選、ボリュームのあるスープ、調理に必要なクッカーの選び方、冷える日の防寒対策、よくある質問を解説しました。
寒い日にキャンプする場合、カレースープ、クラムチャウダー、コンソメスープ、トムヤムクン、豚汁、ポトフ、ミネストローネなどのスープがあると安心です。
現地で手作りするのはもちろん、自宅で作って持って行けばすぐに暖を取れます。
他の方法で暖を取りたい場合は、底冷えを防ぐだけでなくテント内全体を温められる暖房器具(ストーブ)やホットカーペットを持参するのが望ましいでしょう。
なお、使用するものによっては電源が必要となる場合があるため、一緒にポータブル電源も持ち込んでおくことを推奨します。
ポータブル電源はEcoFlowで販売しているEcoFlow DELTA 3 Plusなど、軽量かつ小型でありながら高出力・大容量のものが便利です。
EcoFlow DELTA 3 Plusはスマホを充電したり電気製品に給電したりできるだけでなく、停電時には非常用電源にもなるため、防災用品としても役立ちます。
まだお持ちでない人は、一度EcoFlowの公式ホームページをご覧いただけると幸いです。