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防災頭巾カバーの作り方【小学校・幼稚園用】背もたれ・座布団式別の手順を解説

災害時に子供の頭を守ってくれる防災頭巾。幼稚園や小学校では、防災頭巾カバーに入れて背もたれや座布団として活用されています。1日の長い時間を共にするアイテムなので、せっかくなら子供が気に入ってくれるデザインのカバーを作ってあげたいですよね。

そこで本記事では、背もたれタイプと座布団タイプ別に座布団カバーの作り方を解説します。座布団カバーに適した生地や、幼稚園・保育園・小学生別の裁断サイズも掲載しているので、今の子供にぴったりな防災頭巾カバーを作りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

防災頭巾カバーとは

防災頭巾 カバー とは

防災頭巾カバーとは、防災頭巾を未使用時に収納しておくためのカバーです。防災頭巾の汚れや傷みを防ぐ役割がある他、座布団や背もたれとしても活用されます。

幼稚園や小学校では、毎日座る椅子に取り付けられている場合がほとんどなので、子供にとって1日の気分を上げてくれるアイテムにもなりえるでしょう。防災頭巾カバーを選ぶ際には、災害時に素早く防災頭巾を取り出せるかも重要なポイントです。

背もたれタイプと座布団タイプの違い

幼稚園や小学校で使う防災頭巾カバーは、背もたれタイプと座布団タイプに分かれます。背もたれタイプは椅子の背にかけて背もたれクッションとして活用でき、背中にかかる負担を軽減できるのが特徴です。緊急時には、素早く防災頭巾を取り出せます。

一方、座布団タイプは床や椅子に敷いて使用し、快適な座り心地を実現できるのが特徴です。椅子の硬さを感じないため、授業への集中力を持続させる効果も期待できます。持ち手付きなので、災害時の持ち運びにも便利です。

防災頭巾カバーに適した3つの生地

防災頭巾 カバー 適した 生地

子どもが毎日触れる防災頭巾カバーだからこそ、耐久性・快適性・安全性を兼ね備えた生地が理想です。また、日常的な使用を考えると、洗濯のしやすさも重要な観点になるでしょう。防災頭巾カバーに適した生地は、以下のとおりです。

  • キルティング生地
  • キャンバス生地
  • オックス生地

それぞれの生地について、詳しく見ていきましょう。

キルティング生地

生地の丈夫さで選ぶなら、キルティング生地がおすすめです。キルティング生地は、2枚の生地の間に中綿や毛の芯を入れ、一定の間隔で縫い合わされています。防災頭巾カバーにキルティング生地を使用するメリット・デメリットについて、見ていきましょう。

メリット・保温性に優れている
・生地の厚みに対して軽量さを備える
・裏地が不要なほど強度が高い
・生地自体に厚みがあり、デザイン性に優れる
デメリット・中綿が入っているため、通気性が劣る
・ステッチが劣化や引っ掛かりでほどける場合がある

キャンバス生地

ファッション雑貨としても人気が高いキャンバス生地(帆布)。綿・麻・ポリエステルなどが原料の糸を平織りにしています。糸の撚りあわせ本数や密度によって11種類に細分化され、号数が小さくなるほど本数・厚さ・強度も増していくのが特徴です。

防災頭巾カバーにキャンバス生地を使用するメリット・デメリットを紹介します。

メリット・耐久性に優れている
・通気性と吸湿性に優れている
・高密度に織られており、水を通しにくい
・豊富な種類から選べる
デメリット・色落ちや色移りする場合がある
・7号以上は家庭用ミシンで縫うのが難しい
・洗濯が推奨されていない

オックス生地

織り目が見えるカジュアルな防災頭巾カバーを作りたい方には、オックス生地がおすすめです。オックス生地は、2本以上の糸を引き揃えて斜子織りで織られています。イギリスにあるオックスフォード大学の学生向けに作られたために「オックス」と命名されました。


防災頭巾カバーにオックス生地を使用するメリット・デメリットを紹介します。

メリット・比較的耐久性に優れている
・斜子織りの織り目に隙間があり、通気性に優れている
・平織りのため、生地の表裏を気にせず使える
・カジュアルなデザイン性を誇る
デメリット・重さが負担になる場合がある
・細かい部分の縫製に時間がかかる
・フォーマルな仕上がりにはならない

【背もたれタイプ】防災頭巾カバーの作り方

防災頭巾 カバー 作り方

手作りの防災頭巾カバーは世界に一つしかなく、他の子と被る心配がありません。子供のためだけを考えて作られた愛情たっぷりの防災頭巾カバーは、子供にとっても自慢のアイテムになるでしょう。背もたれタイプの防災頭巾カバーについて、簡単な作り方を紹介します。

背もたれタイプの材料

背もたれタイプの防災頭巾カバーに必要な材料は、以下の4アイテムのみです。

  • 同じサイズに切った布4枚
  • 持ち手の布1枚
  • 面ファスナー2組

布Aは前面用、布Bは背面用なので、それぞれ異なる種類の布を選ぶとおしゃれさも増すでしょう。布Aには中厚手、布Bには厚手の生地を選ぶのがおすすめです。

幼稚園・保育園・小学校用の裁断サイズ

幼稚園や小学校で使う防災頭巾カバーは、防災頭巾のサイズや椅子の形状に合わせて裁断サイズを決める必要があります。小さめで作ってしまった場合は修正が難しいので、注意してください。幼稚園・保育園・小学校用の裁断サイズは、以下のとおりです。

材料幼稚園・保育園用小学校用
布A縦29cm×横37cm縦35cm×横47cm
布B縦29cm×横37cm縦35cm×横47cm
持ち手(幅:3cm)綾テープ27cm共布27cm×12cm綾テープ27cm共布27cm×12cm
面ファスナー(幅:2.5cm)7cm7cm

防災頭巾カバーの作り方ガイド【簡単】

背もたれタイプの防災頭巾カバー作りに必要な道具は、ジグザグミシン(ロックミシン)、アイロン、針、糸です。防災頭巾カバーの作り方を詳しく見ていきましょう。

1.布の端を処理する

布A1枚と布B2枚の両端にミシンをかけて端処理をしていきます。布A1枚と布B1枚は防災頭巾ポケット用、残りの布Bは背もたれポケット用、端処理しない布Aはふた用です。

防災頭巾ポケット用は、上の辺を5mmと1cmで三つ折りにして縫っていきましょう。背もたれポケット用は、下の辺を1cmと3.5cmで三つ折りにして縫っていきます。

2.ポケット・ふたを作る

防災頭巾ポケット用の布A1枚と布B1枚を中が表になるように重ねて、下端を揃えましょう。揃えた下辺は、縫い代1cmで縫い合わせていきます。布Aと布Bを開いたら、縫い代にアイロンをかけておきましょう。

共布で持ち手を作るために、持ち手の長辺をそれぞれ中央に折ります。さらに半分に折ったら、両端にステッチをかけてください。布A(ふた用)の上辺を半分に折り、小さく切り込みを入れてノッチを付けます。ノッチから左右7cmの位置に、持ち手をまち針でとめます。

持ち手を上辺から5mmほど出した状態で、上辺の布端から5mmの位置に仮縫いしましょう(上図参照)。布の下辺は1cm裏側に折り、アイロンで折り目をつけておきます。

3.各パーツを揃えて縫う

防災頭巾ポケット用の布B(表面)の上に、背もたれポケット用の布B(表面)を端処理していない辺で揃えて重ねてください。その上に、ふた用の布Aを持ち手が縫いつけてある辺で揃えて、中を表にして重ねます(上図参照)。

上辺を縫い代1cmで縫い合わせたら、両方の布を開いて縫い代をふた側に倒し、アイロンをかけておきましょう。広げると防災頭巾カバーの完成形が見えてきます。

4.面ファスナーと脇を縫う

仕上げに面ファスナーと脇を縫っていきます。それぞれの手順は、以下のとおりです。

<面ファスナー>

  1. 背もたれポケット用布B(裏面)三つ折り部分の中心に、面ファスナー(フック)をまち針でとめて、周囲を四角く縫い付ける
  2. 防災頭巾ポケット用布B(表面)に面ファスナー(ループ)を縫い付ける(上図)
  3. 防災頭巾ポケット用布Aと布Bの縫い目で、外表に折りたたむ
  4. 防災頭巾ポケット用布A(裏面)に面ファスナー(フック)を縫い付ける
  5. 防災頭巾ポケット用布B(裏面)に面ファスナー(ループ)をまち針でとめる
  6. 防災頭巾ポケット用布B(裏面)に面ファスナー(ループ)を四角く縫い付ける

<脇>

  1. 防災頭巾ポケットの布Aと布Bが中表になるようたたむ
  2. ふた用布は中表で半分に折りたたむ
  3. ふた用布の1cm折ってある下辺と縫い目を合わせてまち針でとめて、両脇を縫う

縫い目で縫い代を内側に折り、アイロンをかけます。表に返して形と角を整えたら、全体にアイロンをかけましょう。ふた用布の下辺は縫い目に揃えてまち針でとめ、持ち手を縫い込まないよう下辺から2mmあたりにステッチします。これで、防災頭巾カバーの完成です!

【座布団タイプ】防災頭巾カバーの作り方

防災頭巾 カバー 作り方

日常生活では、お尻への負担を軽減するクッションとしての役割を担う座布団タイプの防災頭巾カバー。ゴムが付いているので、頻繁に椅子から落ちる心配もありません。座布団タイプの防災頭巾カバーについて、簡単な作り方を紹介します。

座布団タイプの材料・裁断サイズ

座布団タイプは椅子や床に敷いて使うシンプルな形状なので、基本的に幼稚園でも小学校でも同じ裁断サイズで使えます。座布団タイプの材料と裁断サイズは、以下のとおりです。

材料裁断サイズ
表布1枚縦40m×布幅108cm
裏布1枚縦40m×布幅108cm
キルト芯1枚縦40m×布幅108cm
椅子掛けゴム用布1枚縦8cm×横60cm
織りゴム(幅:2cm)1本45cm
面ファスナー1組10cm

防災頭巾カバーの作り方ガイド【裏地あり】

座布団タイプの防災頭巾カバー作りに必要な道具は、洋裁ハサミ、目打ち、ミシン、アイロン、針、糸です。防災頭巾カバーの作り方を詳しく見ていきましょう。

1.下準備を行う

まずは、防災頭巾のサイズ(縦Acm、横Bcm)に合わせて布を切っていきます。表布の縦を(A+6)cm、横を(2B+12)cm、裏布とキルト芯の縦を(A+6)cm、横を(2B+4)cmにカットしましょう。

表布、裏布、キルト芯は半分に折り、それぞれ1辺の両端にノッチを作ります。表布の両端を1cmと3cmで三つ折りにして、アイロンでしっかりと折り目をつけておきましょう。

2.椅子掛けゴムを作る

椅子掛けゴム用布の両端を1cmずつアイロンで折り目をつけたら、半分に折ります。両端にステッチをかけ、織りゴムを中に通してください。両端から織りゴムが1cmほどはみ出した状態で縫っていきます。

作った椅子掛けゴムは、表布に縫い付けましょう。縫い付ける位置は、上辺のノッチと三つ折りの折り目からそれぞれ1cmずつ内側の部分です。

3.表布・裏布・キルト芯を縫う

表布を中表で半分に折って三つ折りに開き、上下辺を縫い代1cmで縫い合わせます。裏布の裏面にノッチ同士が合うようにキルト芯を重ね合わせ、中表で半分に折ったら上下辺を縫い代1cmで縫い合わせましょう。表布を表に返したら、角を目打ちで整えます。

表布の中に裏返し状態のキルト芯付き裏布を入れ、縫い目同士を合わせてください。折り目に合わせて、表布の三つ折りを裏布に被せるように戻し、クリップでとめます。椅子掛けゴムの部分から三つ折り部分をぐるっと一周縫い縫っていきましょう。

4.面ファスナーを縫い付ける

三つ折りに処理した袋口部分の中央に、ファスナーをぐるりと四角く縫い付けたら、防災頭巾カバーの完成です!袋の中に防災頭巾をいれ、ファスナーを閉めたら座布団に早変わりします。ゴムは背もたれに掛けて、固定して使用しましょう。

防災頭巾と併せて揃えたいポータブル電源とは

ポータブル電源

災害時に防災頭巾で落下物から頭を守り、一次災害が収まったからといって油断はできません。一次災害で送電設備が損傷している場合は、二次災害として大規模な停電が発生します。復旧するまでに3日以上を要する場合もあるため、ポータブル電源の備えが必要です。

ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、停電している状況でも電化製品に給電できる機器を指します。停電時にポータブル電源が活躍する場合は、以下のとおりです。

  • 扇風機や電気毛布などの冷暖房機器を稼働して、快適な気温を維持できる
  • 電気ケトルや電子レンジを稼働して、簡単に非常食を温められる
  • 冷蔵庫に給電して、食品が傷むのを防ぐ
  • LEDライトを点灯させて、夜でも安全に避難できる
  • 災害情報を確認するための携帯ラジオを常にフル充電にしておける
  • スマホを使って、常に家族と確認が取り合える

特に体温調節機能が弱い子供やお年寄りがいる家庭では、気温対策が命に関わります。ポータブル電源を常備しておき、災害による停電時も安心して電気を使用しましょう。

防災用に必要な性能|おすすめの製品

防災用として家庭に備えるポータブル電源は、急速充電に対応したタイプがおすすめです。地震や台風、火山災害などが発生した際、停電はいつ起きるか分かりません。いくら高性能なポータブル電源があっても、いざという時に充電がなければ使い物にならないでしょう。

EcoFlowは、最短56分でフル充電できるポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。「DELTA 3 Plus」の主な特徴は、以下のとおりです。

  • コンセントから56分、ソーラーパネルから70分で満充電できる
  • 約12.5kgの小型設計で、使いたい場所まで自由に持ち運べる
  • LFPバッテリーを搭載し、10年以上も停電対策で活躍する
  • 出力600W未満の動作時に、動作音を30dbまで抑えられる
  • 高性能なBMSを搭載し、過電流や発火、爆発を防ぐ
  • 停電時に10ms以内で電気供給が切り替える
  • 計13個の多彩な出力ポートを搭載している

12時間以内に悪天候が予想されると、ユーザーに通知して自動で充電が優先されるので、充電を忘れる心配がありません。家庭における災害時の停電対策を万全にしたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow DELTA 3 Plus
DELTA 3 Plusは、1024Whの大容量に加えて、EcoFlowのX-Stream充電テクノロジーと1,500WのAC入力を使用すると、40分で80%、56分で100%充電できます。業界トップクラスのポータブル電源で、あらゆるシーンで最速の充電速度を実現させます。

防災頭巾カバーに関するよくある質問

防災頭巾 カバー 質問

最後に、防災頭巾カバーに関するよくある質問を紹介します。

  • 防災頭巾カバーは市販品と手作りどちらがよい?
  • 防災頭巾とカバーをセットで作るメリットは?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

防災頭巾カバーは市販品と手作りどちらがよい?

市販品の防災頭巾カバーは、購入してすぐに使える手軽さが魅力です。機能性の高い商品も多く、手間をかけずに高品質な防災頭巾カバーが手に入ります。ただし、デザインが絞られるので、他の子どもと被る可能性がある上に、子どもの好みに合うとは限りません。

一方の手作りは、子どもの好きな柄や布で作れるので愛着が湧きやすいでしょう。椅子や防災頭巾のサイズに合わせてオーダーメイドできる点も魅力です。しかし、耐久性や機能面では市販品に劣る場合がある上に、裁縫に慣れていないと手間がかかります。

防災頭巾とカバーをセットで作るメリットは?

頭巾とカバーを同じ布から作れるので、寸法のズレがなく出し入れしやすい点が大きなメリットです。また、同じ生地や柄で作れば、統一感のあるデザインで見た目がスッキリします。子どもも自分だけのオリジナル感を味わえて、愛着が湧くでしょう。

まとめ

座布団 カバー 作り方

本記事では、座布団カバーの作り方を背もたれタイプと座布団タイプ別に紹介しました。

防災頭巾カバーは、防災頭巾を汚れや傷から守る役割と、背もたれや座布団としての役割の両方を担います。子どもが毎日触れる防災頭巾カバーだからこそ、耐久性・快適性・安全性を備えたキルティング生地やキャンバス生地、オックス生地がおすすめです。

防災頭巾カバーを手作りすれば手間はかかりますが、子どもの好みに合ったデザインを取り入れられるので、愛着を持ってもらえること間違いありません。

EcoFlowは、防災頭巾と併せて揃えておきたいポータブル電源を販売しています。災害による大規模な停電時も家族の健康を守りたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
停電が起きたら10ms未満で電気供給源が切り替わる「DELTA 3 Plus」

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