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犬の熱中症対策5選!症状のチェックリストや応急処置・対策グッズも紹介

夏場に犬を連れてお出かけする際には、飼い主だけでなく犬の熱中症にも注意が必要です。犬の熱中症は重症化すると、命に関わる危険や後遺症を引き起こす恐れがあります。気温が年々上昇傾向にある昨今、予防策や対処法に関する飼い主の理解が欠かせません。

そこで本記事では、犬の熱中症について詳しく解説します。犬が熱中症を引き起こした時の主な症状や対処法、熱中症対策も掲載しているので、熱中症から愛犬を守るための知識が身に付くでしょう。猛暑に備えたい愛犬家の方は、ぜひ最後までご覧ください。

犬が発症する熱中症とは

犬 熱中症

犬の熱中症とは、高温多湿な環境に長時間晒されることによって、体温調節機能が上手く機能せず、体内に熱が溜まって発症する病気です。犬も人間と同じく恒温動物ですが、暑い環境や運動によって熱が蓄積しやすいという性質を持ちます。

犬は人間よりも汗腺が少なく、汗をかいて放熱しづらいので、人間よりも熱中症になりやすい動物と言えるでしょう。口を開けて速く浅い呼吸(パンティング)で唾液を気化させ、体温を下げようとしますが、熱が十分に蒸散されない場合は熱中症を引き起こします。

犬が熱中症になる原因

犬が熱中症になる原因は、環境による要因、身体による要因、行動による要因の3つに大別されます。それぞれの原因が重なった時に、熱中症は起こりやすくなるのです。

環境による要因・気温が高い
・湿度が高い
・直射日光が当たる
・換気が悪い
・風が強い
身体による要因・体調不良
・長毛種や短頭種
行動による要因・激しい運動
・炎天下での散歩
・水分補給不足

上記の要因が重なりやすい状況といえば、車内・暑い室内での留守番や日向での係留、蒸し暑い屋外での散歩・運動などが挙げられます。

犬の熱中症は死亡率が50%

犬の熱中症は、動物病院に来院した時点で重症化しているケースが多く、命を落とす事態にまで発展しかねません。緊急で来院した場合の死亡率は、50%にのぼると言われています(※1)。受診から死亡までの時間は、わずか24時間以内というケースがほとんどです。

※1参考:ダクタリ動物病院 東京医療センター「熱中症」

犬の熱中症症状チェックリスト

犬 熱中症  チェック リスト

高温多湿な梅雨や夏季の時期に犬の様子がいつもとおかしい場合は、熱中症を疑いましょう。熱中症は進行のスピードが早いため、犬のわずかな変化も見逃してはいけません。犬の熱中症症状のチェックリストは、以下のとおりです。

【軽度】犬の熱中症症状

犬の熱中症は、軽度な症状が見られる段階で応急処置へと移行できれば、十分な回復が期待できます。犬に以下の症状が見られる場合は、動物病院に指示を仰ぎましょう。

  • パンティング(ハァハァと激しい呼吸)
  • よだれ
  • 歯肉や舌の充血やうっ血
  • 40℃を超える高熱
  • 元気消失
  • ふらつき

体温測定は深部体温を測るために、直腸(肛門)で測定するのが最適です。

【重度】犬の熱中症症状

初期症状の段階で対応が遅れて重篤化した場合、内臓・脳の機能障害や死亡のリスクが高まります。一見回復したように見えても、数日後に後遺症が現れるケースもあるので油断はできません。犬の熱中症が重篤化した際に見られる症状は、以下のとおりです。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 血便
  • 虚脱
  • ふるえ
  • 意識消失
  • 痙攣発作
  • ARDS(急性呼吸促迫症候群)

重篤化した上記の症状と併せてDIC(播種性血管内凝固症候群)が発生する場合も多く、高い確率で死に至ります。

犬が熱中症になった場合の対処法

犬 熱中症 対処法

熱中症の治療は、症状の出現から90分以内が鉄則です(※2)。重篤化すると致死率が高くなるため、早急に以下の応急処置を行う必要があります。

  • 1.涼しい場所に移動させる
  • 2.体を冷やして体温を下げる
  • 3.水を飲ませる
  • 4.動物病院に連れて行く

それぞれの対処法について、詳しく見ていきましょう。

※2参考:日本気象協会推進「こんな人は特に注意!「犬や猫を飼っている人」」

1.涼しい場所に移動させる

まずは、犬を日陰の涼しい場所に移動させましょう。風通しの良い場所で休ませて、換気を行います。うちわや扇風機で冷風を送れば、効率的に体温の上昇を抑えられるでしょう。

公園で熱中症の症状が出現した場合は、木の陰で休ませるのが最適です。高温になりやすいアスファルトの上ではなく、土の上に犬を横たわらせてください。

2.体を冷やして体温を下げる

意識がはっきりしていて軽度な症状が見られる場合は、濡れタオルや保冷パック、缶ジュースなどで太い血管が通っている首、脇、内股を冷やしましょう。ただし、冷水や氷で急速に冷やすと、末梢血管が収縮して温度の高い血液が各臓器に循環する恐れがあります。

その結果、深部体温が下がらずに各臓器への障害が促進されるリスクもあるため、注意が必要です。また、意識が朦朧としていて重篤な症状が見られる場合は、体温調節ができなくなっている恐れがあります。犬を風呂場や水場に連れていき、全身に水をかけてください。

3.水を飲ませる

犬が自力で水を飲める場合は、冷たい水を少しずつ与えましょう。水で半分に薄めたスポーツ飲料は、吸収を助けてくれるのでおすすめです。犬の体液に近いハイポトニック飲料も、糖質・水分・イオンを素早く吸収できます。

ただし、意識がない場合に無理やり飲ませようとすると、気管に誤って入ってしまう恐れがあるため避けてください。飲んでもすぐに吐いてしまう場合は、早急に来院が必要です。

4.動物病院に連れて行く

上記の応急処置を行いながら、できるだけ早く動物病院に連れて行きましょう。応急処置と同時進行で動物病院にも連絡し、直ぐに対応できる態勢を整えてもらいます。

たとえ、症状が回復したように見えても、後から悪化する可能性が十分にあるため、必ず動物病院を受診してください。病院への移動中も、犬の体を冷やして体温を下げます。

犬の熱中症を防ぐための対策5選

犬 熱中症 対策

犬の熱中症を防ぐためには、環境・身体・行動による要因を作らない心掛けが大切です。熱中症は、屋外だけでなく屋内でも発症する可能性があります。高温多湿な時期に犬の熱中症を防ぐための対策は、以下のとおりです。

  • 対策1|室温と湿度を調節する
  • 対策2|朝晩の涼しい時間帯に散歩する
  • 対策3|こまめに水分補給させる
  • 対策4|犬を車内に放置しない
  • 対策5|野菜や果物を多く摂取する

それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。

対策1|室温と湿度を調節する

犬が快適に過ごせる環境は、室温25〜28℃、湿度45〜65%と言われています。エアコンや除湿器を活用し、最適な室温と湿度を保てるよう調節しましょう。

ただし、エアコンの設定温度を下げ過ぎるのには注意が必要です。冷たい空気は下に滞留する性質があるため、人間の高さでは寒く感じなくても、犬にとっては寒すぎる可能性があります。犬の様子を常に確認しながら、過ごしやすい環境を整えてあげてください。

対策2|朝晩の涼しい時間帯に散歩する

お散歩や外出する際には、できるだけ朝晩の涼しい時間帯を選びましょう。夏場の日中帯は日差しや気温による暑さがあるだけでなく、アスファルトから放出される熱(輻射熱)も熱中症を誘発します。

靴を履かず、地面の近くを歩いている犬の目線に立って、暑さを判断しましょう。真夏にお散歩する際には、必ずアスファルトを触って温度を確かめてみるのがおすすめです。

対策3|こまめに水分補給させる

犬の熱中症予防には、こまめな水分補給が欠かせません。外出する際には、必ず犬用の飲み物を持ち歩き、こまめに飲ませるようにしましょう。

犬用の飲み物を多めに持参していれば、万が一熱中症になった場合にも体にかけて体温を下げられます。頚部から体幹に水をかけて、うちわや小型扇風機で風を送ると、気化熱を利用して効率的に犬の体を冷却できるでしょう。

対策4|犬を車内に放置しない

外気温が25℃を超えている場合、締め切った車内に犬を放置するのは避けてください。興奮しやすい犬や活動的な犬は、外気温25℃より低い環境でも熱中症のリスクがあります。

夏場の車内は熱気がこもりやすいため、わずかな時間でも放置してはいけません。車内に犬を乗せる時は、エアコンを十分に効かせて、自由に飲水できるようにしましょう。

対策5|野菜や果物を多く摂取する

熱中症対策といえば、水分の摂取にばかり注目されがちですが、不要な水分の排出も重要です。野菜や果物を多く摂取し、不要な水分を排出すれば、自然と水が飲みたくなります。

野菜や果物には、水分を排出する作用のあるカリウムが豊富に含まれています。カリウムが豊富に含まれている野菜・果物は、以下のとおりです。

  • ブロッコリー
  • ほうれん草
  • にんじん
  • バナナ
  • キウイフルーツ
  • さくらんぼ

犬の熱中症対策に必要なグッズ5選

犬 熱中症 対策 グッズ

犬の熱中症を予防するために、以下のグッズも常備しておくと安心です。手軽に冷感効果が得られたり、空間を冷却できたりするので、愛犬家にとっては必需品と言えるでしょう。

  • ポータブルクーラー
  • クールマット
  • サーキュレーター
  • クールウェア
  • ネッククーラー

それぞれのグッズについて、詳しく見ていきましょう。

ポータブルクーラー

室内外問わず、犬にとって快適な気温に調節できるアイテムが、ポータブルクーラーです。自宅に取り付けるエアコンのように設置工事は必要ありません。室外機も不要なので、自宅に届いてすぐに犬の熱中症対策として使用できます。

EcoFlowは、空間を15分で約8℃涼しくできる1.8kWhの冷房性能を備えたポータブルクーラー「WAVE 3」を販売しています。ペットケア機能を搭載しており、設定した室温を上回った場合に自動で冷房機能をオンにできるため、犬の熱中症対策に最適です。

「WAVE 3」の主な特徴を見ていきましょう。

  • 除湿機能を使えば、犬の熱中症に直結する多湿を避けられる
  • バッテリーパックで最大8時間連続稼働する
  • 高品質のLFPバッテリーを採用し、10年間も熱中症対策として活躍する
  • AC充電とソーラー充電を組み合わせて、最短75分で満充電できる
  • スマートフォンで使用状況のモニタリングやモード切替などができる
  • 別売りの窓シートを使えば、排気ダクトが簡単に取り付けられる

「おやすみモード」を使えば、約44dBの超静音で動作するため、夜に稼働しても睡眠を妨げません。犬の熱中症対策を万全にしたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。

EcoFlow WAVE 3
冷暖両対応のWAVE 3は、1800Wの冷却性能と2000Wの暖房出力を備え、1024Whバッテリーパックによって最大8時間の連続稼働が可能です。冷房・暖房・除湿・ファン・自動の5機能に加え、マックス・スリープ・省エネの3つの運転モードを備えており、使用環境や好みに応じて細やかな温度調整が行えます。

クールマット

犬が寝転ぶ場所に置いて、冷感効果を発揮するグッズがクールマットです。接触冷感素材を採用しているため、犬の体に触れると体内の熱が逃げて、ヒンヤリ感を得られます。

犬は全身が被毛に覆われており、汗腺が少ないため、体内に熱がこもりやすい体質です。犬が休む場所にクールマットを置いておけば、効率的に体を冷やせるでしょう。

サーキュレーター

夏の冷房が効いた室内で活躍するグッズが、サーキュレーターです。熱中症対策としてエアコンの冷房を稼働している場合、犬にとっては適温でない可能性があります。

温かい空気は上に、冷たい空気は下に滞留する性質があるため、床付近で寝ている犬は寒く感じ、床から離れたケージにいる犬は暑く感じる恐れがあるのです。サーキュレーターを使えば、冷風を循環させて温度のムラをなくせるので、どこにいても快適な環境が作れます。

クールウェア

犬に着せて直接冷却効果を発揮するアイテムが、クールウェアです。常に犬の体に接触しているため、体の熱を効率的に排出できます。クールウェアの種類は、以下の3種類です。

  • 気化熱を利用するタイプ:ウェアの水が蒸発する際の気化熱を使い、体の熱を奪う
  • 接触冷感素材を採用するタイプ:触れるとヒンヤリ感が得られる
  • 遮熱素材を採用するタイプ:太陽光を反射する遮熱素材で衣服内を涼しく保つ

ネッククーラー

熱中症対策として犬用のネッククーラーもおすすめです。専用の保冷剤を入れて、首回りを360℃冷やせるので、夏のお出かけに欠かせません。裏面にアルミ繊維が採用されているタイプを選べば、魔法瓶効果で冷たさは長時間持続します。

保冷剤を入れて頭から被せるだけなので、散歩前の煩わしさはありません。愛犬の大きさによって、ネッククーラーのサイズや保冷剤の個数は変わってくるので注意してください。

犬の熱中症に関するよくある質問

犬 熱中症 質問

最後に、犬の熱中症に関するよくある質問を紹介します。

  • 犬が熱中症になると後遺症が残る?
  • 熱中症になりやすい犬種は?
  • 熱中症になった犬の治療内容は?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

犬が熱中症になると後遺症が残る?

犬が熱中症になった場合、たとえ回復したとしても後遺症が残る可能性があります。犬が熱中症になると、40℃を超える高温によって細胞のたんぱく質が変性します。

その結果、脳障害や肝臓・腎臓の障害を引き起こすのです。一度変性したタンパク質は元に戻らないので、臓器のダメージも生涯残り続けます。

熱中症になりやすい犬種は?

熱中症になりやすい犬種は、パグ、シーズー、ペキニーズなどの短頭犬種や、シベリアンハスキー、グレートピレニーズなどの北欧犬種です。短頭犬種は他の犬種よりも鼻の穴が狭いため、パンティングによる体温調整がしづらく、熱中症にかかりやすいと言われています。

北欧犬種は寒さに耐えるため、厚い被毛に覆われているので、暑さに強くありません。その他にも、毛が黒い犬や肥満の犬、持病の犬は熱中症のリスクが高くなります。

熱中症になった犬の治療内容は?

犬が熱中症になった場合、通常は以下の流れで診療が行われます。

  1. 体温や心拍数などから熱中症の重症度を確認する
  2. 体温が39.3°以上あった場合は、冷却処置を行う
  3. 必要に応じて、血液検査や血圧測定を行う
  4. 熱中症が重篤化している場合、入院治療を行う

軽度の場合、入院治療は行わずに自宅で経過観察するケースもあるでしょう。

まとめ

犬 熱中症 解説

本記事では、犬の熱中症について解説してきました。

犬は人間のように汗をかいて放熱しづらいので、熱中症になりやすい動物です。環境・身体・行動の要因が重なった時に、熱中症を発症する可能性が高まります。パンティングやよだれ、高熱などの症状が見られた場合は、早急に応急処置を行いましょう。

症状が重篤化すると、後遺症が残ったり、命を落としたりする恐れがあります。犬の熱中症を防ぐには、温度と湿度の調節が重要です。サーキュレーターも併用し、犬にとって快適な環境づくりに努めてください。屋外ではこまめな水分補給が欠かせません。

EcoFlowは、空間をわずか15分で約8℃も涼しくできるポータブルクーラーを販売しています。愛犬を熱中症から守りたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
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