急速充電にならない場合、急速充電に対応していない機器を使用していたり、端末が発熱していて過熱状態にあったりする可能性が高いです。
また、可能性としては低いですが、デバイスの互換性がなかったり他のアプリが干渉していたりしていても急速充電にならない場合があるため、注意が必要でしょう。
この記事では、急速充電にならないのはなぜか、仕様以外で急速充電にならない原因、再び急速充電を行うための対処法、急速充電できない状態で使用するリスク、よくある質問をわかりやすく解説します。
急速充電にならない理由について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
急速充電にならないのはなぜ?

急速充電にならない理由はいくつかあるため、一つ一つ原因を探るのが確実です。ここでは、急速充電にならないのはなぜかについて詳しく解説します。
急速充電に対応していない機器を使用している
急速充電に対応していない機器を使用している場合、急速充電されません。
ケーブル、充電器、本体のすべてが急速充電に対応していないと機能しないため、まずはそれぞれが対応しているのかを確認すると良いです。
急速充電に対応しているかは、充電画面の表示や本体の製品情報からチェックできます。
端末が発熱していて過熱状態にある
端末が発熱していて過熱状態にある場合、急速充電されないことがあります。
機器によっては保護機能で制限がかかっていることがあるため、もし端末が熱くなっているようであれば一度冷やしてから再度急速充電できるか試してみると良いです。
それでも充電できない場合は、他の原因が考えられます。
デバイスの互換性がない
デバイスの互換性がない場合も、急速充電されないことがあります。
メーカーによって規格が変わることがあるため、もし別々のメーカーのものでデバイスを急速充電しようとしているなら統一してから再度試してみるのも良いです。
純正品を使用していない場合は、とりわけ注意が必要です。
他のアプリが干渉している
SNSやゲームなどを起動したまま急速充電しようとすると、他のアプリが干渉することで充電に影響を与えることがあります。
他のアプリの干渉によって急速充電がストップすることは稀ですが、SNSやゲームをバックグラウンドで起動している場合は、急速充電できなくなる場合も珍しくありません。
急速充電するなら、他のアプリは一度落としてから充電器に接続すると安心です。
仕様以外で急速充電にならない原因

本体の仕様以外で急速充電できない場合、ケーブルが切れている、コンセントが抜けている、バッテリーが寿命を迎えているなどの可能性が考えられるでしょう。
モバイルバッテリーを使用する場合、本体が壊れている可能性もあるため、要注意です。
ここでは、仕様以外で急速充電にならない原因について詳しく解説します。
ケーブルが切れている
ケーブルが切れていると、急速充電になりません。
何度も使用しているとケーブルが内部で断線し、充電できなくなることがあります。何度接続しても充電されない場合は、ケーブルを交換すべきではないでしょうか。
コンセントが抜けている
コンセントが抜けていても、急速充電になりません。
足を引っ掛けたり手をぶつけたりした拍子に充電器がコンセントから抜けることは、度々あることです。単に充電器が抜けていただけの場合は、差し直せばまた充電されるでしょう。
バッテリーが寿命を迎えている
バッテリーが寿命を迎えた場合、急速充電にならないことがあります。
急速充電は他の充電方法と比べてバッテリーへの負荷がかかりやすいため、何度も使用するといずれ劣化し、反応しなくなるのが一般的です。
最近の製品は劣化を防ぐ工夫がされていますが、他の充電器と比較するとバッテリーに負荷がかかりやすい充電方法となるため、連続使用には注意しましょう。
モバイルバッテリーが壊れている
モバイルバッテリーで充電する人もいますが、モバイルバッテリー本体が壊れているとスマホ・タブレット・ノートパソコンへ急速充電できない場合があります。
実際に、モバイルバッテリーを接続したものの何も反応がないという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
モバイルバッテリーは安全性や耐久性に配慮して開発されているものの、会社や学校などに持ち込んで使用する性質も相まって壊れることがあるため、要注意です。
なお、モバイルバッテリーが充電できないことについては以下の記事で解説しているため、あわせて参考にしてみてください。
→モバイルバッテリーが一瞬しか充電できないのはなぜ?購入時の注意点を解説
→モバイルバッテリーが充電できない・点滅しない理由は?不具合の確認事項を解説
再び急速充電を行うための対処法

再度急速充電するためには、機器を再起動したり、純正品や新品に買い替えたりする他、高温多湿の場所での充電を避けるのが良いです。
他にもデバイスの設定が適切か見直してみたり、バックグラウンド処理を終了させたりと、いくつかの方法を試すことで急速充電できるようになることも珍しくありません。
ここでは、再び急速充電を行うための対処法について詳しく解説します。
機器を再起動してみる
機器を再起動してみることで、一時的に改善されることがあります。
ソフトウェアの不具合などの場合、再起動だけで改善することもあるため、まずは使用している機器を再起動してみてください。
再起動の方法は機器によって変わりますが、大抵は電源メニューから実行可能です。
機器を純正品や新品に買い替える
何度やっても急速充電できない場合は、機器を純正品や新品に買い替えるのが確実です。
バッテリーが劣化しているにもかかわらず無理に使い続けると発火する恐れがあるため、頃合いを見て交換することが求められます。
よくわからないメーカーのものではなく、純正品かつ新品に交換するのが良いでしょう。
高温多湿の場所での充電を避ける
急速充電を行う場合、高温多湿の場所で充電するのは避けるのが賢明です。
とりわけ直射日光の当たる場所は熱がこもりやすく本体が発熱する可能性があるため、ケースを付けている場合は一度外し、風通しが良く涼しい場所で充電することが求められます。
どうしても発熱を抑えたい場合は、日陰で充電するのが良いのではないでしょうか。
デバイスの設定が適切か見直してみる
どこにも不具合が見られない場合は、デバイスの設定が適切か見直してみましょう。
デバイスによっては、急速充電の設定項目が設けられています。場合によっては機種ごとに通常充電を行う設定となっていることがあるため、一度見直してみると良いです。
バックグラウンド処理を終了させる
急速充電するなら、バックグラウンド処理を終了させてください。
バックグラウンド処理が充電の妨げとなるのは稀ですが、いくつもアプリを起動した状態で急速充電するとバッテリーにより負荷がかかりやすくなります。
SNSで動画を見ながら充電したり、ゲームをプレイしながら充電したりすると強制的にシャットダウンされることもあるため、アプリはオフにしましょう。
事情があってアプリをオフにできない場合は、通常充電を行うのも手です。
急速充電できない状態で使用するリスク

急速充電にならないまま無理に充電しようとすると、ガスが発生したり、故障したり、爆発したりと何かと危険を伴うため、注意が必要です。
ここでは、急速充電できない状態で使用するリスクについて詳しく解説します。
ガスが発生する恐れがある
急速充電できない状態で使用すると、内部でガスが発生する恐れがあります。
スマホに搭載されているリチウムイオン電池は、過度な充電を行うとガスが発生し、最悪の場合は発火することがあるなど危険です。
外部からの圧力や衝撃によってもガスが発生することがあるため、乱暴に扱わないでください。不意に落としたりすることのないよう、取り扱いには十分に注意しましょう。
故障する可能性がある
充電できない状態で無理に使用すると、故障する可能性もあります。
ケーブルや充電器、本体が一度破損すると自然に戻ることはなく必ず修理が必要となるため、基盤などの部品を含めて取り扱いに注意が必要です。
爆発する場合がある
滅多にあるものではありませんが、無理に使用しようとすると爆発する場合もあります。
何度も発熱している状態が続くとバッテリーが膨張し、最悪の場合は爆発することもあるため、バッテリー部分に異変が見られる場合はすぐに使用を中断してください。
バッテリーから異音や異臭がする場合も、使用をやめましょう。
不具合が見つかった場合は、すぐに修理に出すのが鉄則です。
急速充電できない場合によくある質問

急速充電にならない場合は、他の人が陥っている事例を参考にすることで解決する可能性もあるため、よくある質問を知っておくと安心です。
ここでは、急速充電できない場合によくある質問について詳しく解説します。
急速充電されなくなったらまず何をすればいい?
急速充電されなくなったら、一度再起動してみるのが良いでしょう。
単なるソフトウェアのバグであれば、再起動するだけで直ることがあります。もし、再起動しても直らなければ、新品のものに買い替えるなどの対処が必要です。
もしくは、専門業者に修理に出すのが安心といえます。
急速充電しなくなったまま使用するのは危険?
急速充電しなくなったまま使用するのは、推奨できません。
バッテリーが劣化した状態で使い続けると稀に発火の危険があります。爆発すること自体は稀ですが、無理に使用するとバッテリーが膨張することもあり危険です。
安全に使用するためには、用法用量を守ることが望ましいです。
モバイルバッテリーでも急速充電できる?

急速充電に対応しているモバイルバッテリーであれば、可能です。
最近のモバイルバッテリーは急速充電に対応しており、スマホ・タブレット・ノートパソコンなどの端末にも問題なく充電できます。
例えば、EcoFlowが販売しているEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (10,000mAh)は、最大65W対応のUSB-Cケーブルが内蔵されているため、別途でケーブルを持ち歩かなくても急速充電可能です。
本体自体は最速33分で70%まで充電できるため、身支度をしながらすぐに充電できます。ワイヤレス充電にも対応しているため、幅広いシーンで活躍するのではないでしょうか。
もしまだお持ちでない人は、ぜひ一度お試しください。

まとめ
急速充電にならないのはなぜか、仕様以外で急速充電にならない原因、再び急速充電を行うための対処法、急速充電できない状態で使用するリスク、よくある質問を解説しました。
ケーブルや充電器を接続しても急速充電にならない場合、急速充電に対応していない機器を使用していたり、端末が発熱していて過熱状態にあったりします。
また、デバイスの互換性がなかったり他のアプリが干渉していたりしていても急速充電にならないことがあるため、一度確認が必要です。
チェックして何も問題ないのに急速充電できない場合は、一度再起動したり、純正品や新品と交換してみましょう。
なお、いつでもどこでも急速充電したい場合は、EcoFlowが販売しているEcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (10,000mAh)をぜひご検討ください。
当社の製品は急速充電対応で、時間や場所に縛られずにデバイスを充電可能です。
最大65Wで充電可能となっているため、容量によってはすぐに充電できます。
強力マグネットでデバイスにくっつくのはもちろん、内臓スタンドで立てられるため、シーンに合わせてご活用いただけます。
詳しい商品の詳細については、以下のリンクからご覧いただけると幸いです。