屋外で活動する人は、害虫に注意が必要です。
特にキャンプや車中泊などでは、害虫に近づかない、肌の露出を避ける、虫除け用品を使用するなどの虫除け方法を知っておくことが重要となるでしょう。
この記事では、屋外での最強の虫除け方法、発生しやすい害虫、発生しやすい場所をわかりやすく解説します。
屋外での虫除け方法について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
屋外での最強の虫除け方法
屋外で活動する人は、害虫に近づかない、肌の露出を避ける、虫除け用品を使用するという3つのポイントを守ることが重要です。
ここでは、屋外での最強の虫除け方法について詳しく解説します。
害虫に近づかない
虫除けを徹底したい人は、害虫に不用意に近づかないのが望ましいです。
不用意に害虫に近づくと噛まれたり刺されたりするため、もし周辺にアブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨ・ムカデなどの害虫がいたら逃げることを推奨します。
逃げられない状況であれば、殺虫剤で退治するようにしてください。
しかし、蜂などは下手に刺激するとかえって反撃してくるため、刺激せずにそっと立ち去るのが良いでしょう。上手に立ち回れば、まず刺されることはありません。
肌の露出を避ける
肌の露出を避けるのも、効果的な虫除け方法となるでしょう。肌の露出を避けるだけで虫刺されを予防できるため、屋外で活用する人はTシャツ・短パンを避けてください。
上半身は長袖のアウター・インナーを着用し、下半身は長タイツ・長ズボンを着用することで、害虫に嚙まれたり刺されたりしないようにすると安心です。
首元はタオルやバンダナでガードしつつ、手足は靴下と手袋でカバーするだけでも有効な対策となります。
最近ではキャンプや車中泊の様子をSNSにアップするために薄着で過ごしている人もいますが、害虫に対抗するためには厚着が基本となるでしょう。
おしゃれを重視したい気持ちもわかりますが、虫に刺されないようにすることこそが最重要と認識しておくのが望ましいです。
以下の記事ではキャンプの最適な服装の選び方について解説しているため、服装選びに悩んでいる人はあわせてお読みください。
→夏キャンプでは何を着る？最適な服装の選び方やおすすめアイテム、人気アウトドアブランド6選を紹介
虫除け用品を使用する
虫除けを徹底したい人は、虫除け用品を使用することが求められます。
代表的な虫除け用品は、以下の通りです。
- おにやんま君：虫除けアクセサリー
- KA・KO・I：置き型虫除け
- KASATH：蚊取り線香ホルダー
- コールマン クイックアップIGシェード：虫除けテント
- コンフォートゾーン：携帯虫除け
- サーマセルMR300：薬剤不使用虫除け
- バジャー アンチバグ サンスクリーン：虫除け日焼けクリーム
- パーフェクトポーション アウトドアボディスプレーハッカ：ハッカスプレー
- バルサン スキンバルサン ガードミストウォーター：虫除けスプレー
- 富士錦パワー森林香：蚊取り線香
- モスキーランタン：虫除けハイテクギア
すべての虫除け用品について紹介しているときりがないため、ここではざっと紹介しただけですが、以上の虫除け用品があればある程度の虫除けになるでしょう。
虫除け用品は長年の研究で開発されたもので、一瞬で害虫を撃退できるものがあります。
殺虫スプレーを持参するだけでも安心感が変わってくるからこそ、上記の虫除け用品に限らず、役立ちそうなものを持参すると良いです。
ただし、どれも最強と断言できるものではないため、注意が必要となるでしょう。
その点は、口コミやレビューなどを参考にしながらご判断ください。
以下の記事ではキャンプの効果的な虫除け対策について解説しているため、虫除けをより徹底したい人はあわせてご覧ください。
→夏キャンプは虫除け対策が超重要！効果的な対策方法と便利アイテムを紹介
屋外で発生しやすい害虫
屋外でよく遭遇する害虫としては、アブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨ・ムカデなどが代表的です。ここでは、屋外で発生しやすい害虫について詳しく解説します。
アブ
アブは、水辺など湿った場所に潜んでいる害虫です。刺すというよりも皮膚を噛み切って血を吸う害虫で、噛まれると一瞬激しい痛みに襲われ、次第に患部が腫れます。
もし噛まれたら傷口を摘まんで成分を絞り出し、患部を洗うようにしてください。
蚊
蚊は、汗や息に含まれる成分（臭気・二酸化炭素）に反応して集まってくる害虫です。刺されると激しいかゆみを伴い、患部が腫れます。
ウエストナイル熱・黄熱病・ジカウイルス感染症・チクングニア熱・デング熱・日本脳炎・マラリアなどの感染症を運んでくることがあるため、危険な害虫といえるでしょう。
蜂
蜂は、人間の動きに反応して攻撃してくる害虫です。刺されると激しい痛みを伴い、患部が腫れます。
人によっては倦怠感や蕁麻疹が出たり、重症化すると痙攣や血圧の変化が出たりするなど、非常に危険な害虫といえるでしょう。
何度も刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こして死に至ることもあるため、蜂と遭遇したらすぐに退避してください。
ハエ
ハエは、代表的な害虫の一つです。飲食物の香りに集まってくる他、糞尿の匂いに集まってくることもあるなど、不衛生な害虫の代表格とされています。
伝染病を媒介する害虫で、O-157・黄色ブドウ球菌・サルモネラ菌・赤痢菌・大腸菌・腸炎菌などがあり、コレラ・赤痢・チフス・ポリオなどの原因となります。
ハエは非常に遠くからでも飲食物や糞尿に反応して集まってくるため、キャンプや車中泊で何か食べたり飲んだりする人は要注意です。
ブヨ
ブヨは、清流のある場所に潜んでいる害虫です。刺すというよりも皮膚を噛み切って血を吸う害虫で、噛まれると一瞬激しい痛みに襲われ、次第に患部が腫れます。
噛まれたら傷口を摘まんで成分を絞り出し、患部を洗うようにしましょう。
なお、稀に激しいアレルギー反応を引き起こすことがあるため、要注意です。傷口を搔きむしると細菌感染して化膿するため、症状が深刻な場合は病院での診察を推奨します。
ムカデ
ムカデは、暗くてジメジメした場所に潜んでいる害虫です。普段は臆病なため、人間に攻撃してくることはあまりありませんが、身の危険を感じると反撃してきます。
偶然触れたり踏んだりすると噛まれることがあるため、十分注意しておきましょう。
ムカデは毒性があるため、噛まれると炎症を引き起こします。もし噛まれたら患部を水で洗い流し、病院で診察してもらうのが安心です。
害虫が発生しやすい場所
害虫が発生しやすい場所としては、キャンプ場、サービスエリア、公園、ゴルフ場などが代表的です。ここでは、害虫が発生しやすい場所について詳しく解説します。
キャンプ場
キャンプ場には、アブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨなどが生息しています。地面からテントにムカデが入ってくることもあるため、虫除けを徹底しておくことが重要です。
林や森に囲まれているキャンプ場は害虫たちにとってのホームとなるため、無防備な人間が立ち入ると攻撃されても仕方ありません。
もしキャンプ場でキャンプする場合は、害虫対策を徹底してください。
サービスエリア
サービスエリアにも、アブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨなどが生息しています。駐車場から車にムカデが入ってくることもあるため、同じく虫除けを徹底しておくことが重要です。
一見するとサービスエリアはアスファルトで舗装されていて害虫とは無縁のように見えますが、自然に囲まれているところでは害虫との遭遇も珍しくありません。
そのため、サービスエリアで車中泊する場合も、害虫予防を徹底しましょう。
公園
公園は、ベンチや遊具などに蚊が潜んでいることがあります。ベンチに座ったり遊具で遊んだりすると気づかないうちに刺されていることがあるため、要注意です。
公園にはアブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨ・ムカデの他、マダニなどの害虫も生息しています。
マダニは回帰熱・重症熱性血小板減少症候群（SFTS）・ダニ媒介脳炎・日本紅斑熱・ライム病などの病気を引き起こす病原体を保有していることのある危険な害虫です。
ゴルフ場
ゴルフ場にも、アブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨなどが生息しています。ボールがラフに入った際に噛まれたり刺されたりすることがあるため、注意が必要です。
プレイに夢中になっていると害虫の存在に気づかず、知らず知らずのうちに噛まれたり刺されたりしていることがあるため、常に警戒は怠れません。
なかでも、山奥に設置されているゴルフ場には害虫と遭遇しやすいため、十分にご注意ください。
庭や畑
自宅に隣接している庭や畑にも、害虫は生息しています。
庭や畑にいる害虫の厄介なところは、自宅に入ってくる可能性がある点です。
自宅は人間にとって住みやすいだけでなく、害虫にとっても住みやすい環境となっているため、放置しているとすぐに大量発生につながります。
そのため、換気扇にフィルターを取り付けて自宅に侵入できないようにしたり、排水溝をこまめに掃除したりすると良いでしょう。
害虫は湿気があるところを好む傾向にあるため、定期的に空気を入れ替えておくなど、普段からできることをやっておくのが良いです。
より害虫を寄せ付けたくない人は、防虫剤を窓際に設置しておくのが良いでしょう。
屋外での防虫に役立つポータブル電源
屋外での防虫には、ポータブル電源があると便利です。
最近では超音波や電磁波を活用して害虫を撃退する道具がいくつか開発・販売されているのですが、屋外で使用するとなると一定の電力が必要となります。
通常、キャンプ場やサービスエリアなどの屋外には電源を取れるところがないため、仮に害虫を撃退できる道具があっても利用できません。
一方、ポータブル電源があれば電気が必要となる道具をいつでもどこでも活用できるため、電力が確保できなくて困るということがありません。
いわゆる電撃殺虫器もポータブル電源ですぐに動かせるため、屋外で害虫をどうにかしたいと考えている人は両方セットで導入しておきましょう。
なお、電撃殺虫器を動かすためのポータブル電源としては、EcoFlowのEcoFlow DELTA 3 Plusが良いです。
EcoFlow DELTA 3 Plusはコンパクトでありながら高出力・大容量なポータブル電源で、フル充電すれば数日分〜10日分の電気を貯めておけます。
電力をいつでもどこでも持ち運べるようになるため、屋外で他の家電やデバイスが必要となる場面でも便利でしょう。
EcoFlow DELTA 3 Plusに限らず、ポータブル電源があればスマホ・タブレット・パソコンなどの充電はもちろん、調理家電への給電も可能です。
屋外をより快適にできる要素が詰まっているため、安心してご使用いただけます。
安全性・耐久性はもちろん、静音性の面でもEcoFlow DELTA 3 Plusは優れた商品となっているため、屋外での利用を想定している人はぜひEcoFlowの製品にご相談ください。
各モデルの情報については、当社の公式ホームページをご覧ください。
まとめ
屋外での最強の虫除け方法、発生しやすい害虫、発生しやすい場所を解説しました。
屋外で虫除けを徹底する場合は害虫に近づかない、肌の露出を避ける、虫除け用品を使用するなどの虫除け方法を知っておくことが重要です。
日本にはアブ・蚊・蜂・ハエ・ブヨ・ムカデなどの害虫が生息しており、嚙まれたり刺されたりすることがあるため、普段から予防対策の徹底が求められます。
キャンプや車中泊をよくする人はより害虫の被害に遭いやすいからこそ、対処法を含めてどのようにすれば良いのかを知っておきましょう。
なお、最近では電撃殺虫器などが販売されているため、ポータブル電源と一緒に導入していつでもどこでも害虫対策しておけるようにしておくと安心です。
EcoFlowのEcoFlow DELTA 3 Plusがあれば、大抵の電撃殺虫器は動かせるため、導入がまだの人はぜひ一度購入をご検討ください。
EcoFlow DELTA 3 Plusの情報は、以下の公式ホームページからご覧いただけます。