秩父は自然に囲まれた地域で美しい紅葉が見られるのですが、山奥に位置するだけに日帰りで行けるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
地域によって変わりますが、秩父の紅葉は日帰りで行くことが可能です。
この記事では、秩父の紅葉は日帰りで行けるか、紅葉の名所、混雑・渋滞を避ける方法、モデルコースをわかりやすく解説します。
秩父の紅葉について知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
秩父の紅葉は日帰りで行ける？
秩父の紅葉は地域によって変わりますが、日帰りで見に行くことが可能です。ここでは、秩父の紅葉は日帰りで行けるかについて詳しく解説します。
首都圏からだと日帰りで行ける
秩父は東京をはじめとする首都圏からであれば、日帰りで行けます。
そもそも秩父がどこにあるのかというと、埼玉の南西部に位置しており、いわゆる秩父地方の中心部を指すのが一般的です。
人口は約6万人と控えめですが、面積は約578km2と埼玉で最も広い敷地を持つエリアとして知られ、自然に囲まれている美しい場所としても知られています。
秩父山地に囲まれた秩父盆地の中央部に市街地が位置しており、秋になると美しい紅葉が見られる地域としても著名です。
首都圏からなら自動車やバイクで約1時間30分〜2時間30分ほどで行けるため、紅葉を見るためだけにドライブやツーリングするのも良いでしょう。
周辺の神奈川県、群馬県、栃木県、長野県、山梨県などからも自動車・バイクですぐに行けるため、基本的には日帰りで行きやすい立地といえるのではないでしょうか。
他県からだと泊まりになる
他県からだと泊まりになることもあります。
関東地方は陸続きで比較的移動しやすいですが、首都圏以外から秩父まで行くとなると自動車・バイクで3〜4時間かかることもあるでしょう。
長時間の運転が求められる可能性があるため、移動に数時間かかる場合は秩父の中心街もしくは周辺の地域で一泊するのが望ましいです。
短時間の運転でも体調によっては負担となることがあるため、無理はしないようご注意ください。
車中泊も選択肢に入れる
もし宿泊が必要となりそうな場合は、車中泊するのもありです。
日帰りで紅葉を見るのも良いですが、秩父のいくつかの紅葉はライトアップされるため、車中泊してまったりと眺めるのも良いです。
もちろん、車中泊が許可されているところは限られますが、日帰りで弾丸旅行しなくて済む分、ゆっくりとした時間を過ごせるでしょう。
しかし、秋の秩父は標高も相まって朝晩の冷え込みが激しくなるため、ポータブル電源などを持参していつでもどこでも暖を取れるようにしておくのが望ましいです。
常にアイドリング状態のままエンジンをかけ続けるのは危険なため、停止状態でも暖を取れるようポータブル電源を持参しましょう。
ポータブル電源があればエンジンを止めたままでも他の家電が使用できるため、寒さを防げます。電気ケトルや電気毛布を使用すれば、一定の温かさを保つのに便利です。
持ち運びできるポータブル電源は、紅葉キャンプにも役立つため、荷物に余裕がある場合はぜひ導入をご検討ください。
なお、EcoFlowではEcoFlow DELTA 3などコンパクトデザインで静音設計のポータブル電源を扱っており、車中泊はもちろんキャンプにも簡単に持参できます。
使用方法で難しいことは一切なく、コンセントに挿入して充電するだけなため、初めて導入する人でも戸惑いません。
AC充電だと約1時間で100％充電でき、99％の家電に対応できるため、アウトドアの他にリモートワークや非常用電源として置いておくのも良いでしょう。
詳しくは、公式ホームページをご覧ください。
日帰りで行ける秩父の紅葉名所
秩父には日帰りで行ける紅葉の名所が豊富です。ここでは、日帰りで行ける秩父の名所について詳しく解説します。
秩父ミューズパーク
出典：秩父ミューズパーク
秩父ミューズパークは、秩父にある自然豊かなテーマパークです。
園内にはサイクリング貸出所、サイクルランド、スカイロード・スカイトレイン、展望ちびっこ広場、遊具などのアトラクションが揃っている他、イベント会場や施設、ショップにレストランまで揃っています。
秋になると芝生広場、せせらぎ広場、パルテノン横にあるモミジ並木が色づき、美しい紅葉を披露してくれます。
例年11月上旬〜下旬にかけて紅葉するため、モミジのトンネルを見ながら休憩したり、のんびりと散歩したりするのが良いです。
月の石もみじ公園
出典：ちょこたび埼玉
月の石もみじ公園は、高浜虚子の「ここに我句を留むべき月の石」と書かれた句碑に由来する公園です。
約50本のオオモミジが生えていることで知られ、毎年秋になると紅葉を目的に県内外から行楽客が訪れます。
昼は太陽に照らされて綺麗ですが、夜はライトアップでより幻想的かつ神秘的な光景となるため、ぜひライトアップとあわせてご覧ください。
隣接する県立自然博物館でも紅葉が拝めるため、一緒に訪れるのも良いでしょう。
中津峡
出典：ジオパーク秩父
中津峡は、秩父帯に刻まれたV字の峡谷です。
秩父のさらに奥にある奥秩父を代表する紅葉の名所として知られ、特に持桶トンネルの手前にある女郎もみじで知られる場所となっています。
荒々しい岩盤が続いているがゆえに天然林が残っており、人の手が入っていないありのままの紅葉が眺められる場所といえるでしょう。
埼玉県指定名勝にも選ばれるなど景観の美しさで知られているため、写真を撮りたい人にとってはより楽しめる場所ではないでしょうか。
長瀞
出典：ながとろ
長瀞は、秩父を代表する景勝地の一つです。
荒川や岩畳、秩父赤壁など自然の美しさで知られる場所で、秋になると赤・黄・緑といった色とりどりのコントラストに彩られる場所となっています。
静かに流れる荒川を中心に全長約600mの岩畳が続く景色は圧巻で、対岸にある秩父赤壁の迫力満点の風景も見逃せません。
現地では船で川下りできる長瀞ライン下りなどのレジャーにも参加できるため、気になる人は参加してみても良いでしょう。
なお、長瀞ライン下りは船頭のガイド付きのものがあるため、長瀞を初めて訪れる人はぜひ参加してみてください。
三峯神社
出典：Web Guide 秩父
三峯神社は、標高約1,102mのところに位置する神社です。
全国でも珍しい山犬信仰のある神社で、大口真神（おおくちのまかみ）というオオカミを神格化した神様を祀っています。
伊弉諾尊（いざなぎのみこと）・伊弉冉尊（いざなみのみこと）などを祀る神社としても知られ、夫婦仲を良くするご利益があるとされています。
紅葉の時期になると辺り一面に広がる木々が一斉に色づき、美しい紅葉を見せてくれるなど見どころ満載です。
見頃は10月下旬〜11月上旬頃で、美しい純白の鳥居とのコントラストをはじめ、奥宮妙法ヶ岳へのハイキングなどにも挑戦できるでしょう。
周辺には博物館やビジターセンターもあるため、1日かけて回ってみましょう。
秩父の紅葉で混雑・渋滞を避ける方法
秩父の紅葉を自動車やバイクで見に行く人は、混雑・渋滞の避け方を知っておくのが望ましいです。ここでは、秩父の紅葉で混雑・渋滞を避ける方法について詳しく解説します。
一般道・高速道路を使い分ける
混雑・渋滞を避けたい場合は、一般道・高速道路を使い分けましょう。
紅葉の時期になると秩父周辺の一般道・高速道路は混みやすくなるため、空いている方の道を適宜探し、うまく混雑・渋滞を避けることを推奨します。
運転する前に道路情報を調べ、工事が行われている場所や事故が発生している場所がないか確認しておくとより安心です。
違法駐車はしないようにする
自動車・バイクを運転する際は、違法駐車をしないでください。
道沿いに自動車やバイクを止めて紅葉を見るのは危険です。後続車から激突される可能性がある他、自分自身が死角に入ることで追突される可能性があります。
違法駐車は近隣住民とのトラブルにも発展するため、自動車やバイクは必ず指定の駐車場に停めるようにしましょう。
運転のマナー・ルールを守る
自動車・バイクを運転する際は、マナー・ルールをお守りください。
イライラして煽ったり、急ハンドル・急ブレーキしたりするのは危険です。乱暴な運転は事故の原因となる他、予定が大幅に乱れます。
他の人にも迷惑がかかるため、自動車やバイクは道路交通法を遵守するようにしましょう。
交通機関で訪れるようにする
自動車・バイクでの移動が心配な人は、交通機関で訪れましょう。
地域によっては電車やバスなどの公共交通機関が通っていないところもありますが、首都圏からなら電車やバスを駆使して訪れられます。
公共交通機関を使用すれば運転によるストレスや疲労を軽減できる他、駐車場を探す手間や面倒もないため、ドライバーの負担軽減につながるでしょう。
交通情報に目を通しておく
秩父の道路状況がわからない人は、交通情報に目を通しておきましょう。
首都圏の人は上り・下りの道の道路情報を調べることで、よりスムーズに移動できます。他県から訪れる人も、秩父につながる道を調べておくことで迷子を防止可能です。
秋は紅葉を見ようと県内外から行楽客が訪れるため、テレビや新聞はもちろんSNSなどを駆使してリアルタイムの情報を集めておくのが良いでしょう。
秩父の紅葉のモデルコース
秩父の紅葉を見る場合は、ある程度のモデルコースを決めておくと安心です。ここでは、秩父の紅葉のモデルコースについて詳しく解説します。
公共交通機関なら西武秩父駅を中心に計画する
公共交通機関なら西武秩父駅を中心に計画すると良いでしょう。
回りやすいコースとしては、以下のようなものがあります。
- 彩甲斐街道出会いの丘⇒豆焼橋⇒滝沢ダム⇒三峯神社⇒金蔵落し⇒秩父神社
- 秩父ミューズパーク⇒秩父鉄道秩父駅⇒秩父華厳の滝⇒宝登山神社
ただし、以上はあくまでもモデルコースの一例であり、秩父には各地に紅葉の名所が点在しているため、オリジナルのコースで回るのも良いです。
電車やバスで行く場合は、秩父鉄道三峰口駅からバスでアクセスできる丸神の滝を訪れるなど予定に合わせて組み替えてみてください。
自動車やバイクなら目的地を絞る
自動車やバイクなら目的地を絞るのが良いでしょう。
秩父は埼玉で一番広い地域だけに、1日ですべて回るのは大変です。可能であればいくつか候補地を決め、効率的に回れるルートに絞って予定を立てることを推奨します。
自動車やバイクなら急な予定変更にも対応できるため、地元の人からおすすめを聞いてみるのも良いです。
他には紅葉キャンプを楽しむなど、メインとなる目的を決めておくと予定を立てやすくなります。
なお、以下の記事では紅葉キャンプの魅力について解説しているため、初めて紅葉キャンプに挑戦する人は目を通してみてください。
→紅葉キャンプの魅力を徹底解説！注意点やおすすめスポットも併せて紹介
ライトアップを眺める
昼にたっぷりと紅葉を楽しんだ後は、夜のライトアップを眺めてみてはいかがでしょうか。
秩父の一部の施設では紅葉のライトアップが行われているため、モデルコースにライトアップの予定も盛り込んでおきましょう。
まとめ
秩父の紅葉は日帰りで行けるか、紅葉の名所、混雑・渋滞を避ける方法、モデルコースを解説しました。
秩父の紅葉は、首都圏からだと日帰りで行くことが可能です。東京をはじめとする首都圏からだと自動車・バイクで約1時間30分〜2時間30分で行けます。
埼玉の山奥だけに運転は大変ですが、流れる紅葉の絶景を見ながら回るというのは素敵な思い出になるのではないでしょうか。
ライトアップも見たい人は、車中泊などを検討するのも良いでしょう。
車中泊なら時間を気にすることなくライトアップを楽しめます。
ただし、秋の秩父は想像以上に寒いため、いつでもどこでも暖を取れるよう持ち運びできるポータブル電源を持参するのが良いです。
ポータブル電源があれば、家電の使用はもちろんデバイスの充電もできるため、より快適な車中泊を過ごせるのではないでしょうか。
なお、EcoFlowでは高出力・大容量な高性能ポータブル電源を販売しています。
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