キャンプ初心者でも充実した環境の中で贅沢なアウトドアを体験できる「グランピング」が今話題を集めています。
この記事では、グランピング初心者に向けて、キャンプとの違いや楽しみ方をわかりやすくご紹介します。おすすめのグランピング施設も合わせてご紹介しますので、グランピングを楽しんでみたい方はぜひ記事をチェックしてみてください。
グランピングとは
グランピングは、Glamorous(優雅)とCampingと(キャンプ)を組み合わせた言葉です。
キャンプのようにテントを設営したりバーベキュー道具を準備したりする必要がなく、グランピング施設に足を運ぶだけで気軽にキャンプ体験を楽しめます。
グランピングの楽しみ方
ここからは、グランピング初心者の方に向けて、オーソドックスな楽しみ方をご紹介します。
手ぶらで現地に行くだけでキャンプ体験ができる
グランピングは、用意の手間がなく手軽に楽しめることが最大のメリットです。
グランピング施設には、コテージ・トレーラーハウスなどが設置されており、食材も現地で提供されるため、手ぶらで行くだけで楽しめます。
困ったらインストラクターによるサポートしてもらえる
グランピング施設には、キャンプやアウトドアのプロであるアウトドアインストラクターがいます。
これまでキャンプをしたことがなく、道具や設備の使い方やバーベキューの準備のやり方がわからない場合でもプロにサポートしてもらえるため、初心者でも安心してアウトドアが楽しめます。
大自然の中でアクティビティを満喫できる
一般的なグランピング施設は、自然に囲まれた場所にあります。都会の喧騒から離れ、夜は天体観測をしたり、焚き火を楽しんだり、施設の中で映画を観たりすることも可能です。
施設によっては、海水浴・カヌー・カヤック・その他さまざまなアクティビティを体験できるところもあります。
施設によってはペットと楽しめる
施設によっては、大切なペットとグランピングを楽しむこともできます。
プライベートドックランや犬用ケージが用意されているペット同伴可能な施設も増えてきており、ペットの入室可能なコテージなどもあるため、ペットと一緒に宿泊したい人にもグランピングがおすすめです。
必要なアイテム
グランピング施設にはバーベキューセットや食器、宿泊可能な施設の場合はアメニティなどが完備されていますが、施設によっても用意されている設備に違いがあります。用意されている設備を事前に確認しておき、必要なものがあれば持参しましょう。
以下は、最低限必要な準備やアイテムです。
● 着替え
● 雨具
● タオル
● 救急用品
● ビニール袋
● 各種充電器
● 歯ブラシ
● シャンプー・ボディソープ
● メイク落とし
● コンタクトレンズ
● 水着
● 虫除け
● 日焼け止め
● アクティビティグッズ など
グランピング施設は大自然に囲まれたところも多く、標高や地域によっては気温が低いこともあるため、その点も考慮して着替えを用意しましょう。また、山の天気は変わりやすいため、雨具やタオルも必須アイテムです。
応急処置のための絆創膏などの救急用品、ゴミや脱いだ服を入れるビニール袋もあると便利です。
その他、夏場は虫除けや日焼け止めもあるといいでしょう。人によって必要な持ち物は変わるため、忘れないように事前にリストアップしておくと安心です。
グランピングの
メリット・デメリット
ここからは、グランピングのメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
メリット
まずは、グランピングのメリットを見てみましょう。
● 自然や非日常体験を満喫できる
● 設備とアメニティが充実している
● 満天の星空を楽しめる
● お風呂やシャワーを利用できる
● 初心者でも存分に楽しめる
自然や非日常体験を満喫できる点は、グランピングの大きなメリットです。設備やアメニティが充実しているため、初心者でも手軽に、思う存分アウトドア気分が楽しめます。
デメリット
グランピングのデメリットとしては、費用や予約が挙げられます。
● 宿泊費がキャンプ代よりも割高になる可能性あり
● グランピング施設自体まだ少ない
● 人気施設は予約を取りづらい
● 天候による影響を受ける
● 施設までのアクセスが不便
グランピングは優雅さが特徴です。豪華な施設はその分、宿泊費などの利用費が高くなる傾向にあります。また、人気施設は予約が取りにくいことも。なかなかグランピングができないという人は、気軽にできる日帰りプランから試してみるのもいいかもしれません。
おすすめの
グランピング施設を紹介
雑誌やテレビなど、メディアでもすっかりおなじみになったグランピング。グランピングを提供している施設は数多くあります。
ここからは、都内から好アクセスのグランピング施設のサービス内容や料金プランをご紹介していきます。
施設によっても内装や外装、提供しているサービスや施設の特徴は異なるため、ぜひ自分にぴったりのグランピング施設を見つけてみてください。
奥多摩グランピング リバーテラス(東京都西多摩郡)
出典元:https://riverterrace.cafekuala.jp/about/
奥多摩グランピング リバーテラスは、都心から電車で1時間40分の場所にあるグランピング施設です。JR青梅線古里駅から歩いて13分の距離にあるため、車がない人でも歩いてアクセスできます。
奥多摩の森と川に囲まれた秘密の渓谷で楽しめる日帰りグランピング施設で、1日4組限定のため、限られた人数でゆったりとグランピングが楽しめます。
1組の定員は3名以上〜最大で6名までとなっており、BBQ食材は施設側が用意してくれるため、持ち込み必要はなし。
今話題のジビエ料理でも人気の鹿肉を使ったBBQが楽しめます。奥多摩の山中で捕獲された新鮮でヘルシーな鹿のもも肉には、野生の深い旨みがぎっしり。
その他にも、東京都産の高級ブランド黒毛和牛「秋川牛」を使ったステーキやサイボクゴールデンポークのステーキ、きのこと魚介のアヒージョ、メイソンジャーサラダやミニカレーなど自然に囲まれて、美味しい食事が堪能できます。
BBQ食材の持ち込みはNGですが、ドリンクは持ち込みOK。名物である奥多摩クラフトビールも販売されているので、乾杯におすすめです。
施設名 | 奥多摩グランピング リバーテラス |
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住所 | 東京都西多摩郡奥多摩町棚澤16−1 |
アクセス | JR青梅線古里駅から徒歩13分 |
サービス内容 | ● アオゾラテラス
● リバーサイドダイニング ● 自立式ハンモック ● ガスBBQグリル ● 食器類、クーラーボックス など |
宿泊 | 不可(日帰り専用施設) |
料金プラン | ジビエ&ステーキランチプラン (施設利用+お食事+食後ドリンク付):一人9,000円〜 など |
公式サイト | https://riverterrace.cafekuala.jp/ |
WOODLAND BOTHY GLAMPING AUBERGE(東京都あきる野市)
出典元:https://woodlandbothy.jp/bothy/
WOODLAND BOTHY GLAMPING AUBERGEは、八王子ICから車で30分の場所にある1日1組限定のラグジュアリーなグランピング施設です。
白を基調とした清潔感のあるコットンテントがメインルームで、アウトドアとは思えない優雅な空間で解放感のある大自然に包まれたひとときを楽しめます。
こちらの施設では専属シェフが付き、地元黒毛和牛ブランド「秋川牛」や季節の食材を使った地元料理をグリルコースで味わうことが可能です。大切な記念日にも利用できるよう、ケーキやお花の配送もできます。
別棟には貸切のお風呂、プライベートで利用できる秘境サウナがあり、テントにはプロジェクターと大型スピーカーが完備されているため、Bluetoothを使って好きな動画や音楽を楽しむことも可能です。
併設されている焚き火台では、焚き火や手持ち花火を楽しむこともできます。
施設名 | WOODLAND BOTHY GLAMPING AUBERGE |
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住所 | 東京都あきる野市養沢684 |
アクセス | 電車:JR五日市線「武蔵五日市駅」→上養沢行きバス「神谷バス停」→登山20分 車:八王子ICから施設駐車場まで30分 |
サービス内容 | ● コットンテント
● 焚き火台 ● 別棟貸切風呂 ● プロジェクター&大型スピーカー ● サウナ ● 専属シェフ など |
宿泊 | 可 |
料金プラン | テント型ヴィラ1泊:一人42,350円〜 など |
公式サイト | https://woodlandbothy.jp/bothy/ |
WILDMAGIC The Rainbow Farm(東京都江東区)
出典元:https://wildmagic.jp/area-map/village-area
WILDMAGIC The Rainbow Farmは、ゆりかもめ新豊洲駅から徒歩1分、10名以上の団体でも楽しめるグランピング施設です。
東京・豊洲の都市型アウトドアパークにあり、スカイツリーや東京タワーなどの夜景を眺めながら気軽に日帰りグランピングが楽しめます。
飲み放題付きの多彩なBBQプランが用意されており、サーバー付きの生ビールセットもレンタル可能です。
ヴィレッジエリア、ファイヤーピットエリア、シーサイドエリア、ファミリーエリア、ビーチ&ラグーンエリア、ギャザリングエリア、パーティーエリアと7つのエリアから成る施設で、エリアごとにテントや施設の雰囲気が異なります。
新豊洲駅から徒歩1分とアクセスも抜群なので、都内に居ながらリゾート感を味わえるでしょう。
施設名 | WILDMAGIC The Rainbow Farm |
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住所 | 東京都江東区豊洲6-1-23 |
アクセス | ゆりかもめ新豊洲駅から徒歩1分 |
サービス内容 | ● BBQ
● 飲み放題 ● カフェバー ● ウェディング ● BBQ用品のレンタル・販売 など |
宿泊 | 不可 |
料金プラン | スタンダードBBQプラン: 一人5,500円〜 など |
公式サイト | https://wildmagic.jp/ |
THE FARM(千葉県香取市)
出典元:https://www.thefarm.jp/index.html
THE FARMは千葉県香取市にある農園リゾートグランピング施設で、関東圏の中でも人気の高い施設です。都内から車で行きやすい好アクセスで、東関東自動車道・大栄ICから約20分で到着します。
グランピング施設の他にも、キャンプサイトやコテージがあり、日帰りBBQや宿泊が可能です。施設内の農園で採れた新鮮野菜や地元食材を使った料理が振る舞われるBBQやレストランで美味しい食事が楽しめます。
アクティビティも豊富で、農業体験・収穫体験、ジップライン、焚き火、カヌーツーリング、ミニ動物園、乗馬クラブ、レザークラフト、ボタニカルキャンドル作りなど、森と川に囲まれた大自然の中でさまざまな体験が可能です。
ペットも同伴可能で、コテージペット棟にはドッグラン(宿泊者様専用エリア)も完備されています。
施設名 | THE FARM |
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住所 | 千葉県香取市西田部1309-29 |
アクセス | 東関東自動車道・大栄ICから約20分 |
サービス内容 | ● 日帰りBBQ
● 宿泊 ● カフェ・テラス ● 温泉・サウナ・食事処 ● アクティビティ ● 農業体験 など |
宿泊 | 可 |
料金プラン | リバーサイドグランピング(宿泊): 2人31,800円〜 など |
公式サイト | https://www.thefarm.jp/ |
KEIKOKU GLAMPING TENT(東京都あきる野市)
出典元:https://www.keikokuglampingtent.com/
KEIKOKU GLAMPING TENTは、都心から車で1時間半、まるでヨーロッパにいるかのような体験ができる1日2組限定で宿泊可能なラグジュアリーグランピング施設です。
すぐ下を清流が流れる広い敷地内には、芝生のプライベートガーデンと広々としたデッキを完備し、焚き火やジェットバスを楽しめます。
食材やドリンクの持ち込みも可能ですが、国産リブロースステーキセット、国産黒毛和牛肩三角ステーキセット、オーストラリア産ラム肉のセットなど、BBQセットを頼むことも可能です。
オプションで深層リンパドレナージュのマッサージ体験も受けられるので、自然に囲まれてリラックスしたい人におすすめです。
施設名 | KEIKOKU GLAMPING TENT |
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住所 | 東京都あきる野市乙津789 |
アクセス | 電車:武蔵五日市駅からバスと徒歩で受付まで約15分、施設まで約36分 車:八王子第2ICから受付まで約25分、施設まで約30分 |
サービス内容 | ● プロジェクターセット
● アウトドアリビング ● プライベートガーデン ● BBQガスグリル、調理器具・食器等 ● 深層リンパドレナージュ(マッサージ) など |
宿泊 | 可 |
料金プラン | ラグジュアリーテント宿泊プラン:一人30,300円〜 |
公式サイト | https://www.keikokuglampingtent.com/ |
まとめ
キャンプ道具を用意しなくても、手ぶらで足を運ぶだけでOKなグランピングなら、キャンプ初心者の人も、気軽にアウトドアを楽しむことが可能です。
最近では、都心から1〜2時間ほどでアクセスできるグランピング施設も増えています。今年はぜひグランピングに足を運んで、アウトドアでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。