車中飯に何を求めるのか、それは、それぞれの人によって違うでしょうが、手軽にできることと、片付けが簡単なこと、そして車内環境が快適に保てることは、共通して求められているのではないでしょうか。車中飯でも美味しい、車中飯だからこそ食べたい、そんな車中飯のレシピと、車中飯をつくるときに便利なグッズを紹介します。
車中飯の特徴
・滞在先のご当地のものが食べられる
車中泊で出かけたときに、道の駅などに立ち寄って、ご当地の食材に惹かれてしまうことは、あるあるなのではないでしょうか。肉や魚、野菜などの食材はもちろんですが、郷土料理やお惣菜、お弁当やパンなど、そこでしか食べられないものを、車中飯として食べることができます。
・車中で食べるからこそ味わえる特別感
どこででも食べられるインスタントラーメンでも、車中でお湯を沸かし、簡単な調理をするだけで、特別な食事であるかのように感じられます。アウトドア用の加熱調理もできる金属製の食器などを使うことで、さらに特別感を増すことができます。
・食費を安く抑えられる
食事にかかる金額を抑えたいときなど、車中飯で自炊をすれば、リーズナブルにお腹いっぱい食べることができます。
簡単に作れる!車中飯レシピ10選
焼きおにぎり
・コンビニおにぎりを、海苔をまかずにフライパンで両面こんがりと焼きます。
・焼きあがったおにぎりを海苔で巻いて食べます。
お好みで、しょうゆや味噌を塗って焼いたり、チーズをのせて焼いたりしても美味しいです。
袋入りインスタント麺
・お好みのインスタント麺を、小鍋で作るだけです。
卵を割り入れたり、カット野菜を入れたり、自由にアレンジできます。家でならやらないであろう、シメにご飯を入れるなどの行為で、背徳感も楽しめます。
ピザ
・ピザをフライパン用アルミホイルで包み、フライパンに乗せて弱火で加熱します。
・時々ホイルをめくって中を確認し、生地がふっくらして、チーズがとろけていれば出来上がりです。
冷凍でもチルドでも、焼いてあるものでも大丈夫です。中身を確認しながら加熱時間を調節してください。チーズに焦げ目が欲しい場合、ガスバーナーがあれば、かるく炙ることで香ばしさがでます。
鍋
・鍋に水を入れ、好きな鍋の素などで味付けをし、お好みの具材を入れて煮込むだけです。
あらかじめ鍋に具材やつゆがセットされて売られているものもありますし、鍋用カット野菜も売られていますので、簡単に作ることができます。
ホットケーキ
・ホットケーキミックスの袋や容器に、そのまま水や牛乳を入れて混ぜるだけでホットケーキの生地が作れるものを使います。
・パッケージの作り方に書いてあるとおりに、フライパンで焼けばできあがりです。
はちみつやメープルシロップ、チョコレートやアイスクリームなど、お好きなものをトッピングして食べられます。ベーコンをカリカリに焼いたり、チーズをトッピングしたり、食事としても食べられます。
ホットサンド
・パンにバターやマヨネーズなどを塗り、キャベツの千切りやハム、チーズなどのお好みの具材をはさみ、ホットサンドメーカーで焼きます。
ホットサンドメーカーがない場合は、焼く前のサンドウィッチを、フライパン用アルミホイルでぎゅっとピッタリに包み、フライパンで両面を焼けばできあがりです。
ごはん
・耐熱性のポリ袋に無洗米1合(150g)と水180mlを入れ、15分~30分ほど浸水させておきます。
・鍋底に、ポリ袋が直接鍋に触れないようにするための耐熱皿を入れ、米を入れた袋が浸かるくらいの水を入れて沸騰させます。
・米の入ったポリ袋は、なるべく空気を抜くようにしてねじり、袋の端に近い位置で結びます。
・沸騰した鍋に米の入ったポリ袋を入れたら、ふつふつした状態が保てるぐらいの弱火に調節し、25分~30分加熱します。
・米が炊けたらポリ袋を鍋から出し、タオルなどにくるんで10分間蒸らします。袋を開けて、空気を含ませるようにふっくら混ぜたらできあがりです。
特別な道具がなくても、ご飯を炊くことができます。ポリ袋のままお皿やお茶碗にのせれば、洗い物もいりません。
ご当地プチバーベキュー
・肉や魚介は、カットされていたり下ごしらえできているものの購入をおすすめしますが、野菜は洗って切っておく必要があります。
・あとは、フライパンで好みの焼き加減に焼くだけです。
ご当地スーパーや道の駅などで、魅力的なご当地食材に出会ってしまっても、車中飯なら手軽に食べられます。ご当地タレなど、お好みの調味料で食べる楽しみもあります。
チーズフォンデュ
・丸のままのカマンベールチーズを、正方形に切ったフライパン用アルミホイルの中心に置いて包みます。
・ポテトやウインナ、パンなどの具材の準備をしておきます。
・フライパンにカマンベールチーズのアルミを閉じた面を下にして置き、弱火で加熱します。
・フライパンの開いているスペースで、その他の食材も一緒に加熱します。
・1~2分たったら、カマンベールをひっくり返し、包んでいたアルミホイルを開きます。そのままカマンベールチーズの器になるように形を整え、カマンベールチーズの上面に丸く切り込みをいれておきます。
・チーズがグツグツしてきたら、切り込みを入れていた部分をはがして、パンやウインナをつけて食べます。
カマンベールチーズのふたの部分や、最後に残った器の部分も、パンにのせたりして美味しく食べられます。ポテトや野菜は、一度加熱してあるものを用意しておいて、再加熱すると簡単です。
ワンパンパスタ
・火をつける前の鍋に、1.6mmのパスタ100gを、鍋底より長いようなら折って、200mlの水に浸かるように入れます。
・塩をひとつまみとオリーブオイルを少々、お好みの具材を入れて、強火で加熱します。
・沸騰したら、無塩のトマトジュースを100ml入れ、パスタがくっつかないようにひと混ぜして、再び沸騰させます。
・再沸騰したら、パスタをひと混ぜして蓋をし、火力をごく弱火に調節します。
・ここから、パスタの袋に書かれている茹で時間と同じだけ加熱します。
・水分が減ってくるので、時々蓋を開けて混ぜ、パスタ同士のくっつきや焦げ付きがないか注意してください。
・水分が減ってきてもパスタが硬い場合は、水分を少し足して加熱時間をのばしたり、水分が多い場合は火力を強めて水分を飛ばしたり、味見をして塩分を調節したり、最終調整をしたらできあがりです。
トマトジュースの代わりに牛乳を入れればクリームパスタになります。隠し味に昆布茶をいれたり、チーズを入れたり、お好みの味にアレンジできます。
車中飯作るためのグッズ
あると便利な調理グッズ
・フライパン用アルミホイル、またはクッキングペーパー
上記のレシピにも何度もでてきましたが、肉や魚を焼く場合などにも、フライパンやホットプレートにフライパン用アルミホイルを敷いてから使用することで、使用後に丸めて捨ててしまえば洗い物がいりません。
・まな板シート
好きな大きさに切って使うことができ、まな板の上に敷いて使うことで、衛生的で洗い物もいらなくなります。
・キッチンバサミ
包丁とまな板を使うまほどでもない場合は、キッチンバサミで簡単に下ごしらえができます。
・耐熱性ポリ袋
調理にも使えますが、袋をお皿やお椀にかぶせて使うことで、洗い物が減らせます。食べ残してしまったり、鍋やラーメンの汁が残ったり、洗い物で流せないものもポリ袋に入れて持ち帰ることができます。
加熱調理に必要なもの
・カセットコンロ
・ガスバーナー
・IHクッキングヒーター
・ホットプレート
カセットコンロやガスバーナーは、火を使って加熱をするので、周りのものに引火してしまわないように注意が必要だったり、車内温度が上がりやすかったりするので、車中飯で使うのを躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。その点IHクッキングヒーターやホットプレートなら、火を出さずに調理することができるので、車内でも安心して使うことができます。しかし、車内で電源を確保するのが難しく、電気製品の使用を控えている人も多いのではないでしょうか。
車中でも安心して電力が使える、EcoFlowのポータブル電源
EcoFlowのポータブル電源は、ACコンセントが3口あり、キッチン家電などの電気機器を安心して使える電力量を持ち合わせています。特許申請中のX-Stream急速充電テクノロジーが搭載されているので、デバイスへの充電も業界最速クラスを誇り、0%~80%への充電は1時間以内、フル充電の場合は1.6時間で完了します。専用アプリを使えば、静音モードでより静かな充電にも切り替えられます。車中飯を作りながら音楽を聴いたり、動画を見ながら食事を楽しんだりしても、電力不足を心配する必要はありません。
簡単で美味しい車中飯を、安心して楽しむ
車中飯の美味しさとは「車中で食べる特別感」という最高の味付けによって、完成しているのではないでしょうか。そして、出かけた先でご当地ならではのものを食べる楽しみも、車中飯ではリーズナブルでも存分に味わうことができます。安全なキッチン家電を使って、簡単に美味しく車中飯を楽しみたいのなら、安心して使えるEcoFlowのポータブル電源をおともにしてはいかがでしょうか。