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夏の車中泊は暑すぎる!具体的な暑さ対策や必要なもの・アイテムを紹介

夏の車中泊における暑さ対策は超重要です。対策をせずに車中泊を実行すると、快適に過ごせないどころか、熱中症や脱水症状などのトラブルに見舞われるリスクがあります。

「車のエアコンをつけっぱなしにすれば大丈夫でしょ」という意見もありますが、車中泊ではエンジンを切るタイミングが必ずあるため、有効な暑さ対策とは言えません。そのため夏の車中泊では、車のエアコンを使わずに暑さを軽減することがキーポイントとなります。

本記事では、夏の車中泊における注意点や具体的な暑さ対策、用意すべき車中泊グッズを解説します。夏に車中泊を行う予定の方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

夏の車中泊における暑さ対策の重要性!

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夏に車中泊を実施する場合は、暑さ対策を万全にする必要があります。夏の車中泊は車内温度が大幅に上昇しがちなので、対策をしていないと熱中症や脱水症状などのリスクが伴います。

「車のエアコンをつけっぱなしにすれば問題ないのでは?」と、思う方もいるでしょう。しかし、騒音トラブルや一酸化炭素中毒のリスクを避けるために、車中泊ではエンジンを切って過ごすことがあります。

エンジンが止まっている間はエアコンを使用できないため、別の方法で暑さを軽減する必要があるのです。なお、外気温がそこまで高くない場合でも、車のエンジンを止めて窓を締め切っていると、強い日差しにより車内温度が50度近くまで上昇することも。

トラブルを避け、快適に車中泊を楽しむためにも、事前に注意点や暑さ対策をしっかりと把握しておきましょう。

夏に車中泊を実施する際の注意点

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本項では、夏の車中泊における注意点を3つ解説します。特に夏の車中泊を初めて行うという方は、事前に以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. 熱中症や脱水症状のリスクがある
  2. 窓を開けていると虫が入ってくる
  3. エンジンをつけっぱなしにしない

各項目をそれぞれ詳しく解説します。

注意点1.熱中症や脱水症状のリスクがある

1つ目の注意点は、熱中症や脱水症状のリスクがあることです。前述した通り、エアコンを止めて窓を締め切っていると、車内温度が50度近くまで上がることがあります。

その状態で過ごすと体の水分が失われ、熱中症や脱水症状などのリスクが伴います。「喉が乾いた」と思ってからでは、すでに熱中症や脱水症状になりかけている可能性があるため、時間を決めてこまめに水分補給をすることが大切です。

注意点2.窓を開けていると虫が入ってくる

車内が暑いからと窓を開けると、その隙間から虫が入ってくることがあります。夏場はほかの季節に比べて虫の量が多く、山や海などの大自然では都会で見ないような虫も存在します。

窓を開けて換気を行う場合は、いつもより警戒しておくことが大切です。車の窓に網戸やシェードを取り付ける、虫除けスプレーを用意しておく、などが主な対策です。

車上荒らしや盗難といったトラブルを予防するという意味でも、車の窓には何かしらの対策を講じましょう。

注意点3.エンジンをつけっぱなしにしない

車中泊スポットなどに留まる場合、エンジンをつけっぱなしにしてはいけません。エンジンをつけたままだと、騒音や排気ガスなどで周囲の人に迷惑をかけてしまいます。

また車内に排気ガスが入り込むと、一酸化炭素中毒になる恐れもあるため注意が必要です。バッテリーの負担を軽減するという観点からも、夏の車中泊ではエンジンをつけっぱなしにせず、別の方法で暑さ対策を行いましょう。

夏の車中泊における具体的な暑さ対策4つ

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夏に車中泊を行う場合の注意点は理解できたでしょうか?次に、具体的な暑さ対策を合計4つ解説します。夏の車中泊を快適にするためにも、以下の対策を把握しておきましょう。

  1. 標高が高いところで過ごす
  2. できるだけ日陰の場所を選ぶ
  3. 車内の風通しを良くする
  4. 暑さ対策アイテムを取り揃える

それぞれのポイントを順番に解説します。

対策1.標高が高いところで過ごす

1つ目は、標高が高いところで過ごすという対策です。標高が高くなればなるほど、気温は基本的に低下していきます。

「標高が100m高くなると気温は約0.6度低下する」とも言われているため、気温が極端に高い状況では、山などの標高が高くなる場所をピックアップしましょう。

なお快適に睡眠できる気温は、一般的に夏は26度前後だとされています。そのため、標高0mの気温が30度前後の場合は、標高500〜700mのスポットで車中泊を行うのがベストだと言えます。

対策2.できるだけ日陰の場所を選ぶ

夏に車中泊を実施する場合、できるだけ日陰の場所を選ぶようにしましょう。標高が高くなくとも、日陰が常にある場所ならいくらか快適に過ごせます。

日陰と日向で気温がほとんど変わらない状況でも、日差しによる放射熱が少なくなるため、日陰のほうが日向よりも涼しく感じます。また日差しを反射しやすく、高温になりやすいアスファルトの上を避けるのも暑さ対策として有効です。

対策3.車内の風通しを良くする

車内の風通しを良くすることも、有効な暑さ対策の1つです。夏に車中泊を行うと、外気温よりも車内温度のほうが高くなることがあるため、通気性を高めて熱気を逃がしてあげることが大切です。

また、少しでも風の涼しさを感じることができれば、体感温度は多少下がります。ただし、窓を全開にすると虫が窓から入ってくるだけでなく、盗難などのトラブルも考えられるため、網戸やシェードを取り付けた上で空気を循環させましょう。

対策4.暑さ対策アイテムを取り揃える

4つ目の対策は、暑さ対策アイテムを取り揃えることです。これまで紹介した暑さ対策でも十分な効果は見込めますが、暑さ対策アイテムを揃えれば、さらに快適なアウトドアが実現します。

具体的なアイテムとしては、ボディーシート、冷却マット、ネッククーラーなどが挙げられます。これらのアイテムで直接体を冷やせば、車内温度が多少高くても快適に過ごせるはずです。詳しい内容は次項で解説します。

夏の車中泊で必要なもの|暑さ対策アイテム6選

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夏の車中泊で必要となる暑さ対策アイテムを6つ紹介します。以下のアイテムを事前に用意しておけば、気温が多少高くなっても安心して過ごせます。

  1. ボディーシート・冷却スプレー
  2. サンシェード・カーテン
  3. 冷感マット・保冷枕
  4. ミニ扇風機・ポータブルクーラー
  5. ネッククーラー
  6. ポータブル電源

各アイテムを1つずつ解説します。これから夏の車中泊を実施する予定の方は、ぜひ以下のアイテムをチェックしておきましょう。

アイテム1.ボディーシート・冷却スプレー

暑さ対策には、ボディーシート・冷却スプレーが有効です。「汗をかいたな」「暑くなってきたな」というタイミングで気軽に使用できます。また、収納スペースを圧迫せず、荷物の負担になりにくいのが利点です。

アイテム2.サンシェード・カーテン

夏に車中泊を実施する際は、サンシェード・カーテンを忘れずに用意しましょう。車の窓を開け、空気の入れ替えをするときに虫除け対策になるほか、盗難や車上荒らしなどのトラブルを予防できます。また、直射日光を防げるのも利点です。

アイテム3.冷感マット・保冷枕

通気性に優れた冷却マットを用意すれば、夏の車中泊でも快適な睡眠が実現します。また、凍らせて使用する保冷枕も暑さ対策として有効です。保冷枕を凍らせるためには、クーラーボックスや小型冷蔵庫を用意する必要があります。

アイテム4.ミニ扇風機・ポータブルクーラー

エンジンを停止し、車のエアコンが使えない状況では、ミニ扇風機・ポータブルクーラーが重宝されます。ミニ扇風機は暑さ対策のほか、空気の循環の手助けとしても機能します。

なお、ポータブルクーラーはエアコンに比べると性能は劣りますが、車内全体を冷やしてくれるため、夏の車中泊では必須級のアイテムだと言えるでしょう。

アイテム5.ネッククーラー

首元をひんやりと冷やしてくれるネッククーラー。そもそもネッククーラーは、冷えた金属プレートを首に当て、首を流れる血液を冷やして体温を下げるアイテムです。体を直に冷やしてくれるため、夏の車中泊では重宝されます。

アイテム6.ポータブル電源

夏の車中泊では電気機器を利用する場面が多いため、ポータブル電源が大いに活躍します。これまでに紹介したアイテムのなかにも、電気を必要とする製品が含まれています。

それらのアイテムを使用し、夏の車中泊を快適にするためにポータブル電源が必要となります。「備え付けの電源を使えばいい」という意見もありますが、すべての車中泊スポットに電源が備わっているわけではありません。そのことを念頭に置いた上で、暑さ対策アイテムを揃えましょう。

夏の車中泊で活躍するポータブル電源3選

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ポータブル電源は有効な暑さ対策になるだけでなく、スマホやパソコンの充電、プロジェクターやゲーム機の使用など、さまざまな使い道があります。車中泊を快適に過ごし、アウトドアの楽しみ方を広げたい方は、ポータブル電源の導入をご検討ください。

なお、本サイトを運営するEcoFlowは、車中泊に適したポータブル電源を多数販売しております。夏の車中泊におすすめの製品として、以下の3つが挙げられます。

RIVER2 Pro

まずは、携帯性と機能性の両方を備えた「RIVER2 Pro」を紹介します。本製品は「RIVER2」シリーズの最新機種であり、従来製品を凌駕する圧倒的な充電スピードを誇ります。

0%からの充電でも、わずか70分で100%まで充電が可能。これは、一般的なポータブル電源に比べて約5倍の充電スピードです。また、比較的コンパクトかつ軽量な製品なので、車内の収納スペースを占領することがありません。

容量 768Wh
定格出力 800W
AC 入力 100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A
サイズ 26.9 x 25.9 x 22.6cm
重量 約7.8kg
出力口 合計10
公式サイト https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station

DELTA 2

「DELTA 2」はバランスに優れたポータブル電源です。バッテリー容量は1,024Whとパワフルなので、数日間の車中泊でも安心です。

出力口が合計15ポート備わっていることから、ミニ扇風機とポータブルクーラーを使用しながらスマホを充電する、といった使い方ができます。

また、バッテリーにリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、高い安全性と長寿命を実現したのもポイントです。ポータブル電源の製品選びで迷ったなら、この「DELTA 2」をおすすめします。

容量 1,024Wh
定格出力 1,500W
AC充電入力 最大1,200W
サイズ 40.0 x 21.1 x 28.1 cm
重量 約12kg
出力口 合計15

ACx6

USBx6

DCx2

シガーソケット x1

公式サイト https://jp.ecoflow.com/products/delta-2-portable-power-station

DELTA Max2000

大容量バッテリーの製品を求めるなら「DELTA Max2000」が推奨されます。バッテリー容量はなんと2,016Wh。定格出力も2,000Wと、非常にパワフルな性能を誇ります。

複数の充電方法に対応しているところもポイント。「ファミリー複数人で車中泊を楽しみたい」「長期間の車中泊に挑戦してみたい」という方に向いています。

容量 2,016Wh
定格出力 2,000W
AC充電入力 最大1,500W
サイズ 49.7×24.2×30.5cm
重量 22Kg
出力口 合計:15

AC×6

USB×6

DC×2

シガーソケット×1

公式サイト https://jp.ecoflow.com/products/delta-max-2000-portable-power-station

まとめ

本記事では、夏の車中泊における注意点や具体的な暑さ対策、用意すべき車中泊グッズを解説しました。

夏に車中泊を実施する場合、車内温度が高くなり熱中症などのリスクが考えられるため、暑さ対策を徹底的に行う必要があります。有効な暑さ対策としては、標高が高いところで過ごす、できるだけ日陰の場所を選ぶなどが挙げられます。

夏に車中泊を行う予定がある方は、ぜひ本記事で紹介した注意点や暑さ対策を参考にしてみてください。また快適に過ごし、楽しみ方をさらに広げたい方は、ポータブル電源の導入がおすすめです。以下の製品情報をチェックしてみてください。

製品名 RIVER2 Pro DELTA 2 DELTA Max2000
容量 768Wh 1,024Wh 2,016Wh
定格出力 800W 1,500W 2,000W
AC 入力 100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A 最大1,200W 最大1,500W
サイズ 26.9 x 25.9 x 22.6cm 40.0 x 21.1 x 28.1 cm 49.7×24.2×30.5cm
重量 約7.8kg 約12kg 22Kg
出力口 合計10 合計15

ACx6

USBx6

DCx2

シガーソケット x1

合計:15

AC×6

USB×6

DC×2

シガーソケット×1

公式サイト https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station https://jp.ecoflow.com/products/delta-2-portable-power-station https://jp.ecoflow.com/products/delta-max-2000-portable-power-station
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