「DELTAシリーズ徹底比較」ブログに引き続き、今回はRIVERシリーズについて解説をしたいと思います。この記事を読むことで、EcoFlow RIVERシリーズの商品ラインナップとその特徴がわかるようになっております。DELTAシリーズとどちらにしようか迷っている、自分にぴったりのポータブル電源が決められないという方にはおススメの内容ですよ。それではさっそく選ぶ際のポイントから見ていきましょう。
DELTAシリーズの詳細が知りたい人は「EcoFlowポータブル電源DELTAシリーズ徹底比較」をご覧ください。
目次
RIVER(リバー)シリーズを選ぶ際の6つのポイント
前回のDELTAシリーズに続き、RIVERシリーズについて選ぶ際に重要なポイントを見ていきましょう。
基本的に、注目するポイントはDELTAシリーズと大きく変わりません。
既にDELTAシリーズのブログを見られた方にはおさらいも兼ねて、初めてEcoFlowのブログをご覧になった方はこちらのみでも重要なポイントがわかるようになっておりますのでご安心ください。では、1つずつ確認していきましょう。
容量
まず確認すべきポイントは「容量」です。容量が大きいポータブル電源であれば、電化製品を長時間使用できますので便利です。
一方で、用途によってはそこまでの容量を必要としない場合があり、大は小を兼ねるという点で大容量のポータブル電源を購入しておけば安心という言い方はできますが、容量が大きいとどうしてもサイズが大きく、そして重たくなる傾向がありますので、やはりどのような使い方をするのかという目的に応じてぴったりのものを購入するのが良いでしょう。
RIVERシリーズではRIVER Proが最も容量が大きく、エクストラバッテリーによる拡張が可能なので、キャンプや車中泊などの用途で力を発揮します。
また、以下に電化製品の消費電力をまとめてみましたので、ご利用になりたい製品がどのくらいの数値なのかご確認頂ければと思います。
一般的な容量/消費電力 | 必要な想定電力 | 起動電力(目安) | |
---|---|---|---|
スマホ | 4,000mAh (3.7V) |
14.8Wh | – |
懐中電灯 | 5,000mAh (3.7V) |
18.5Wh | – |
LEDランタン (長時間タイプ) |
15,000mAh (3.7V) |
55.5Wh | – |
ラップトップ (Macbook) |
5100mAh (9.8V) |
50Wh | – |
ホットプレート IHヒーター |
1,200~1,400W | 460W 20分間使用 |
– |
電気毛布 | 50W | 300W 6時間使用 |
– |
液晶テレビ (4K・40インチ以下) |
120~400W | 300W | – |
炊飯器 (5.5合炊き) |
1,000~1,400W | 1,400W 60分間使用 |
– |
炊飯器 (2合炊き) |
200~300W | 150W 30分間使用 |
– |
ポータブル冷蔵庫 | 45~60W | 60W | – |
冷蔵庫 (小型) |
50~130W | 120W | 400W |
冷蔵庫 (大型) |
200~350W | 300W | 1,000W |
電気ケトル | 1,200~1,400W | 110W 5分間使用 |
– |
扇風機 (リビング用) |
20~60W | 50W | 100W |
エアコン (8畳用以下) |
460~580W | 500W | 2,000W |
エアコン (12畳用以下) |
850~960W | 900W | 3,600W |
電子レンジ | 1,000~1,300W | 65W 3分間使用 |
2,000W |
オーブントースター | 1,100~1,400W | 110W 5分間使用 |
– |
電気ストーブ ファンヒーター |
500~1,000W | 800W | 1,600W |
ドライヤー | 1,000~1,400W | 350W 15分使用 |
1,600W |
※使用時間が1時間未満の家電は、消費電力÷60分×使用時間で実質の消費電力を計算しています
※「起動電力」とは家電の使い初めに過大な電流が流れる状況をいいます
※複数のウェブサイトや製品の仕様書などから入手した値やその平均値なので、参考としてご理解下さい
出力
次にご紹介するのが出力です。こちらもポータブル電源を使用する上での基本スペックとなりますので見逃せないポイントです。
ご存知のように電化製品にはそれぞれ稼働する為の定格出力・最大出力があり、一方で、ポータブル電源によってどこまでの出力に対応しているのか、というのがまちまちなのです。
一般的には、大型のポータブル電源ほどパワフルでカバーできる電化製品が多く、コンパクトなものはそれとは反対の傾向にあります。
RIVERシリーズはPCやスマートフォンなどのそこまで出力を必要としない電化製品については全機種対応しております。電気ケトルやドライヤーなど出力の大きな製品でも、RIVER ProやRIVER Max、RIVERであればある程度の対応が可能になってきます。
とにかく、こちらも容量の場合と同様に、出力と携帯性が相反する傾向にありますので、ご自身の用途にあった製品をお選びいただくのがポイントになります。
出力の詳細が知りたい人は「ポータブル電源選びの決め手になる「定格出力」とは?」をご覧ください。
なお、EcoFlowは、ポータブル電源をより便利に使用する為の革新的かつ斬新な新機能の搭載に積極的です。
出力について、RIVERシリーズは全て「X-Boost」が搭載されております。X-Boostは家電の消費電力を小さくして本来は足りない定格出力でも利用可能にしてしまう仕組みです。
電化製品を少ない消費電力で動かす技術ですので、本来の消費電力よりも時間がかかったり、パフォーマンスが落ちたりしてしまいますが、使えないはずの家電がまがりなりにも使えるというのは非常に便利だと言えるでしょう。
例えば、RIVER Maxでは、通常の定格出力が600Wに対して、X-Boostを適用すると1200Wまでの電化製品が使用できます。
これにより、1200Wまでの電気ケトルや電気フライパンの使用が可能となります。
※ただし、家電製品の中には消費電力を抑えると動作しない製品もあるので、必ずしも「X-Boost」がすべての家電に有効ではないことをご留意ください。
携帯性
携帯性とは持ち運びのしやすさということです。既にこれまでの文章で若干触れましたが、容量・出力と携帯性は相反する関係です。
特にポータブル電源は最大の大容量・高出力のモデルだと重さ40kg以上となります。ハンドルやキャスターなどがつき、持ち運びのしやすい設計がされてはおりますが、ちょっとしたお出掛けに持ち運ぶというのは気が引けるかもしれません。
そしてこの携帯性こそ、RIVERシリーズが最も強みとしているところなのです。
例えばRIVER miniはEcoFlowのポータブル電源の中で最もコンパクトであり、その重さはわずか2.85kgです。この程度であれば、片手で持ち運ぶことも可能ですし、リュックに入れて常備し喫茶店でのPC作業やスマホ残量がなくなったときに給電するという使い方もできて心強いですね。
急速充電
急に使用したいときにすぐにポータブル電源が充電できるかどうかも重要です。
例えば、キャンプ当日の朝にポータブル電源の充電を忘れていることに気づいた。などということがあれば青ざめてしまうでしょう。
これによって、楽しみ方の幅が狭まったり、十分な充電量が蓄えられるまで出発を遅らせないといけないということが発生します。この言わば、誰でも起こしてしまうようなケアレスミスを補完できるのがEcoFlowのX-Stream技術です。この技術は全てのRIVERシリーズに搭載されており、AC100V充電の場合、いずれのモデルも充電開始から1時間で80%の充電が可能となっております。
なぜこのようなことが可能なのか、それは「スマートインバーター技術」を採用することで、AC⇔DCをスムーズに変換できるため、「ACアダプター」を経由しなくても充電が可能だからです。
話が戻りますが、このように短時間での充電が可能になるとキャンプ当日の朝に充電を忘れていることに気づいても、準備物の最終確認や支度をしている間に充電ができるのでなんとか間に合わせられるわけです。
X-Streamの詳細が知りたい人は「EcoFlowの急速充電技術」をご覧ください。
ソーラー充電
ソーラー充電に対応しているかどうかも、ポータブル電源選びの重要なポイントです。
「太陽光発電は、便利そうだけど気休め程度の電力しか調達できないのでは?」と感じている人も多いのではないでしょうか。太陽光発電は近年技術革新が著しい充電方法であり、ソーラー充電とポータブル電源をうまく組合せて使うことで飛躍的な効果をもたらすのです。
EcoFlowの場合、60W、110W、160W、220W(両面受光型)、400Wのソーラーパネルのラインナップがあり、ポータブル電源RIVERのご使用であれば110W、160W、220Wの3タイプが推奨されています。
例えば、RIVERシリーズの中で最も大容量なRIVER Proでも、160Wのソーラーパネルを使用することで天候条件にも左右されますが6-12時間での満充電が可能です。
つまり、キャンプなどで日中、外にポータブル電源とソーラーパネルを繋ぎ充電させておけば、夜には十分な電力が蓄えられており、お料理用の家電や携帯の充電ができてしまうという訳です。
いかにパワフルな充電方法だということがお分かりいただけましたでしょうか。使用の範囲は上記のようなレジャーシーンに限らず、停電や災害時にも有効です。
例えば、災害による停電で電力復旧が長期化したときに、通常であれば電力不足に陥り、家電が使用できなくなります。一方で、もしポータブル電源とソーラーパネルを備えていれば、エネルギーの自給自足ができ、料理を作ったり携帯電話にて安否の確認や最新情報を入手したりといったことが可能なのです。
このような非常用として考えた場合にRIVERシリーズはコンパクトなのでご家庭内のスペースをとらずに保管できますし、DELTAシリーズと比べて相対的に容量が小さいという欠点をうまくソーラーパネルが補ってくれる相性抜群の関係性なのです。こちらは参考ですが、ソーラーパネルをお選びいただく際には防水性かどうかがポイントになります。
EcoFlowが提供するソーラーパネルは全て防塵防水仕様になっておりますので、こちらも購入時の参考にされてみてください。
※上記記載のソーラーパネルによる充電時間はあくまで参考であり、実際に充電にかかる時間は天候に大きく左右されますのでご了承ください。
ソーラーパネルの詳細が知りたい方は、「ソーラー発電とは?ソーラーパネルを選ぶ際に押さえるべきポイント」をご覧ください。
バッテリーの種類
ポータブル電源には基本的にリチウム系のバッテリーが内蔵されています。このリチウム系バッテリーは小さくても高電圧を得ることができるという特徴があります。
一方で、充放電を繰り返すことで、少しずつ貯めておける充電量が減少します。これがいわゆるバッテリーの劣化、または寿命と呼ばれる現象です。
近年のトレンドではこのリチウム系バッテリーには更に三元系とリン酸鉄という素材の違いによる2つのタイプの電池があります。一般的に、リン酸鉄タイプは長寿命、三元系は軽量でコンパクトというのが特徴です。
また、素材とは別の切り口でBMS(バッテリーマネジメントシステム)が搭載されているポータブル電源かどうかもポイントです。このシステムは電流・電圧・温度などのバッテリー管理パラメータをリアルタイムで管理・調整することでバッテリーを保護します。
RIVERシリーズにおいては全て三元系リチウムバッテリー及びBMSが採用されているモデルとなり、これにより小型・軽量で持ち運びが便利という側面と劣化を食い止めるという2つの技術課題を解決しております。
寿命について具体的に知りたい方のために、シミュレーションをしてみたいと思います。
例えば、RIVERポータブル電源のバッテリーの充電サイクルは容量80%(20%劣化)想定で約500〜800回です。
この「充電サイクル」のカウント方法は、例えば1日目:30%、2日目:45%、3日目の25%が放電された時点で、放電量(電気の使用量)の合計が100%になり、その時点で「充電サイクル1回」をカウントします。もし1週間で充電サイクル1回分を消費する場合は、500週〜800週間の使用後に容量が80%程度になるということ。
つまり、1年を50週程度とすると、10年間〜16年間ご使用になった後に、まだ80%程度パフォーマンスを保持しているということです。これなら長期間使用できると言ってよいレベルですし、そこそこの頻度で使用したとしても長くお使いいただけることが分かると思います。
充電サイクルについて詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
大容量ポータブルバッテリーを買うべき4つの理由 – EcoFlow Japan
RIVERシリーズそれぞれの解説
前項のポータブル電源を選ぶ際の重要なポイントを押さえた上で、本項ではEcoFlow RIVERシリーズのポータブル電源のスペックや特長などを一つずつご紹介していきます。
EcoFLow RIVER Pro
~大容量のその先へ~
<容量> 720Whから1,440Whに拡張可能
ソロキャンプからファミリーなどのグループキャンプまで、ご利用のシーンに合わせてご利用いただけます。長期旅行やさらに多くの電力を必要とする場合はRIVER Pro 専用エクストラバッテリーを追加することで、容量を720Whから1440Whに倍増させることができます。
<出力>600W AC出力
RIVER ProはAC出力600Wです。3つの家庭用ACコンセントが付属し、X-Boostモードをオンにすると最大1200Wのデバイスに電力を供給することができます。冷蔵庫、テレビ、ノートパソコン、ドライヤーなど、様々な電化製品に対応しています。
コンパクトで持ち運びに便利
RIVER Proの重さはわずか7.6kgで、持ち運びに便利なキャリーハンドルを備えています。車のトランク、キャンプ場、家の中でも場所をとらず持ち運びにも困りません。RIVER Proがあれば家族で旅行やオフグリットの際も、必要不可欠な電化製品やデバイスに電力を供給できます。
<充電速度>1時間でゼロから80%へ充電
X-Streamテクノロジーにより、0%から80%への充電は1時間以内、フル充電なら1.6時間で完了。EcoFlow専用アプリで「静音モード」を有効にすれば、より静かな充電に切り替えることができます。
<ソーラー充電> 200Wソーラー入力
RIVER Proは、110Wソーラーパネルと接続して満充電すると、1枚充電予想時間は9-18時間で、2枚充電予想時間は4-8時間 (並列接続) です。160Wソーラーチャージャーは最大1枚接続可能で、満充電にはおよそ6〜12時間がかかります。これにより、どこにいてもクリーンなエネルギーを楽しむことができます。
EcoFlow RIVER Max (RIVER Max Plus)
~便利なモジュール設計~
<容量> 576Wh
EcoFlow RIVER Maxは、コンパクトかつモジュール設計を特長としており、容量を288Whまたは576Whに調整できます。エクストラバッテリーを取り外した場合は軽く携帯に便利になります。一方で、エクストラバッテリーを装填した場合は、2倍の容量に設定できます。このように、ソロのロードトリップでもファミリーでのご使用でも、用途によってポータブル電源の容量をカスタマイズできます。
<出力> 600W AC出力
RIVER MaxのAC出力は、RIVER Pro同様の600Wです。3つの家庭用ACコンセントが付属し、X-Boostモードをオンにすると最大1200Wのデバイスに電力を供給することができます。冷蔵庫、テレビ、ノートパソコン、ドライヤーなど、様々な電化製品に対応し、最大10台のデバイスへの同時給電が可能です。
重量、サイズの調整が可能なフレキシブルポータブル電源
予め組み合わされているエクストラバッテリーが脱着式の為、重量が7.6kgから5kgに可変可能となっております。
<充電速度>1時間でゼロから80%へ充電
X-Streamテクノロジーにより、ゼロから80%への充電は1時間以内、フル充電なら1.6時間程度で完了。業界では最速クラスを誇ります。RIVER Pro同様、EcoFlow専用アプリで「静音モード」を有効にすれば、より静かな充電に切り替えることができます。
<ソーラー充電> 200Wソーラー入力
EcoFlow RIVER MaxはEcoFlowソーラーチャージャーと接続すれば、快晴の屋外でクリーンで信頼性の高い太陽光発電を行うことができます。110Wソーラーチャージャーを2台並列に接続した場合、3〜6時間で100%まで充電できます。
EcoFLow RIVER (RIVER Plus)
~コンパクトで急速~
エコフローリバーは、拡張性に優れたコンパクトタイプのポータブル電源です。必要に応じて容量を変更できるモジュール設計を採用することで、ちょっとしたお出掛けの場合は、エクストラバッテリーを組み合わせずに普段使いでき、キャンプなどの容量が必要な場合は逆にエクストラバッテリーを組合せいただくことで、電化製品をしっかりとお使い頂けます。
ちなみに、エクストラバッテリーを取り外した状態をRIVER、組み合わせた状態がRIVER Maxとなります。RIVERご購入後にエクストラバッテリーを別途ご購入いただいて増設(DELTA Maxに)することも可能です。ご購入時の参考とされてみてください。
<容量> 288Whから576Whに拡張可能
前述のとおり、拡張機能を利用することで、容量が288Whから576Whに倍増します。エクストラバッテリーをつけない状態での重量は5kg、トースターよりわずかに大きいサイズで片手で持ち運びができます。
<出力>600W AC出力
RIVERはRIVER Pro及びRIVER Max同様の定格出力600Wです。X-Boost機能を利用することで1200Wまで使用でき、よりコンパクトなのに、同じ定格出力の電化製品をお使い頂ける設計はうれしいですね。
コンパクトなのに高出力をキープ、容量の拡張が可能
RIVERは大容量タイプのポータブル電源と同等のAC出力を持ちながらコンパクトなサイズを実現、重さがわずか5kgなので片手で持ち運べる。容量を増やしたい場合は、エクストラバッテリーと組み合わせれば倍増。
<充電速度>250W~500W
RIVERの充電速度は、他の製品と劣らずACコンセントから1時間弱でゼロから80%充電できます。ここまで読んでこられた方の何には、「容量を拡張した場合の充電速度は一緒なのか?」と疑問に思われた方がいるかもしれません。実はそこには秘密があります。エクストラバッテリー装着時の充電におけるAC出力は500W、本体のみ(エクストラバッテリーなし)の充電におけるAC出力は250Wなのです。このように設計することで、急速充電と保護機能を両立させユーザーフレンドリーな使い勝手を実現させているのです。
<ソーラー充電> 200Wソーラー入力
RIVERのソーラー充電は、拡張機能の使用有無にかかわらず200W入力です。天候によりますが、110Wソーラーパネルを2枚使用して充電した場合で、エクストラバッテリーなしのフル充電は1.6〜3時間、ありの場合は、3〜6時間となります。3時間であれば、天気の良い日にお庭に設置するだけでサクッと充電できてしまう驚異の便利さ、日常使いにも優れているということができます。
EcoFlow RIVER mini
~手元に小さな安心を~
RIVER miniはEcoFlowのラインナップの中で、最小・最軽量モデルとなります。
容量が他の機種ほど確保できていない点は否めませんが、それとトレードオフして創り出された可能性がユーザーの使用用途を大幅に広げてくれるでしょう。片手で持てるサイズ感にもかかわらず、ACコンセントを始め複数の電化製品接続に対応しているので、あたかもACコンセントがいつもどこでもそばにあるかのような便利さを錯覚されること間違いなしです。
また、ワイヤレス充電タイプも通常タイプがあり、前者は本体上部にスマートフォンを置くだけで充電が可能です。
<容量> 210Wh
RIVER miniの容量は210Whです。と聞くと、「なんだかEcoFlowの他の製品よりは少ないなあ」、とお感じになられるかもしれません。一方で、これだけの容量があれば実はiphoneの充電が10回以上できたり、PCが複数回充電できたり、USBタイプのLEDライトであれば10時間以上使えたりと使用用途によってはかなりタフにお使いいただけます。長期キャンプというわけにはいかないかもしれませんが、これだけコンパクトなので喫茶店やご自宅のベランダでのワーク(ベランピングというらしいです)にぴったりですね。
<出力> 300W AC出力
RIVER miniのAC定格出力は300Wです。さらにX-Boost機能を利用して最大600Wまでの電気製品へ給電できます。このくらいの電力で使用できる電化製品となると、例えばLED電球(8~10W)、扇風機(50~60W)、加湿器(10~40W)、電気毛布(50~100W)、ノートPC(50~100W)、ヘアアイロン(150W~240W)などが挙げられます。
最小・最軽量で抜群の携帯性、電源がいつもあなたと共に
重さわずか2.85kg、サイズもリュックに収まるコンパクトさなので、日帰り旅行やお仕事で外回りの多い方、外でのスマホ撮影で充電を確保したい方には、軽量で移動の負担にならない点がおすすめです。またワイヤレス充電機能付きなので、スマホの充電ケーブルを忘れても大丈夫、お手元に安心をお届けする1台となります。
<充電速度>1.5時間でフル充電
RIVER miniは1時間以内に0%から80%までの充電、最速で1.5時間でフル充電ができます。つまり、他の製品と同様の充電速度を誇ることになります。その他、コンパクトにも関わらず、他の機種同様にシガーソケットやソーラーパネル充電にも対応しておりますので、シーンに合わせてお好みの充電方法をお選び頂けるよう設計されています。
<ソーラー充電> 100Wソーラー入力
RIVER miniのソーラー入力は最大100Wです。160Wソーラーパネルを1枚使用することで、2〜4時間で充電を完了させることが可能です。コンパクトなポータブル電源ではございますが、このような使用方法によって限られた容量の中でやりくりして長時間の使用にも耐えることができます。クイックに充電できるので、キャンプの日中に充電しておいて、夜はPC作業に専念するということもできるでしょう。写真撮影やドローン撮影をやられる方であれば、日中に撮影作業に専念し、その課程で思いついた創造的なアイディアをその日の夜のうちに編集できるのはまさに理想的ですね。
RIVER miniについて詳しく知りたい方は以下が参考になります。
日常使いにオススメ!ポータブル電源RIVER miniのスペックと使用例 – EcoFlow Japan
RIVERシリーズ比較表
まとめ
RIVERシリーズは全体的にコンパクト、だからこそ広がる可能性について、ご理解頂けましたら幸いです。
2022年になり、ポータブル電源についてレジャー用途はさる事ながら、災害や停電に備えたい方の注目も集まっています。
やはり世界規模で発生しているエネルギー問題への不安や先日の地震・停電の影響があるということでしょう。
手頃なお値段で手に入るというのもRIVERならではですので、もしもの備えとしても、まずはRIVERシリーズからスタートしてみてはいかがでしょうか。