「冬のキャンプや車中泊を快適に過ごしたい」と思ったことはないですか?そんな場合は、「充電式ヒーター」を検討してみてください。
充電式ヒーターは、コンパクトで携帯性の高い暖房器具です。外出先に電源がない場合でも、蓄電した電力を使って周囲をあたためることができます。
ただし、さまざまな充電式ヒーターが販売されているため、製品を選ぶ際に迷ってしまう方もいるはずです。そこで今回は、充電式ヒーターの利便性や給電方法、製品の選び方を解説します。
充電式ヒーターとは?製品の利便性
充電式ヒーターとは、コンパクトで携帯性に優れた暖房器具のことです。その名前の通り、自宅などで充電した電力を用いて動かすため、外出先に備え付け電源がなくても快適に使用できます。
充電式ヒーターは置き型のファンヒータータイプが一般的ですが、このタイプに限らず着用するジャケットタイプや、抱える湯たんぽタイプ、首に巻くネックウォーマータイプなど、さまざまなタイプがあります。
活躍する主な場所は、キャンプや登山、ハイキングなどのアウトドアです。特に冬のアウトドアは気温が極端に下がりがちなので、手軽に使用できる充電式ヒーターが重宝されます。そのほか、自然災害などによる停電時にも活躍します。
充電式ヒーターの給電方法
充電式ヒーターの給電方法は、大きく分けて以下の3つが考えられます。状況によって適した給電方法が異なるため、使用前にぜひご確認ください。
- シガーソケットのバッテリーから給電する
- 外出先の備え付け電源から給電する
- 持参したポータブル電源から給電する
それぞれの方法を1つずつ解説します。
方法1.シガーソケットのバッテリーから給電する
1つ目は、シガーソケットのバッテリーから給電する方法です。この方法なら、目的地へ到着するまでに給電を済ませることができます。
ただし、シガーソケットのバッテリーから給電する場合は、変換アダプターとなるカーチャージャーが必要です。このカーチャージャーには、ポート部分がUSBになっているもの、アクセサリソケットになっているものなど、いくつかの種類があります。使用する充電式ヒーターの給電方式に合わせて、カーチャージャーのポート部分を選択しましょう。
なお、シガーソケットはエンジンが止まった状態では使用できないという特性を持ちます。また、充電式ヒーターの消費電力がバッテリーの対応ワット数を超えていると、本体に給電することができないため注意が必要です。
方法2.外出先の備え付け電源から給電する
外出先の備え付け電源から給電する方法もあります。備え付け電源は出力が安定しているため、充電式ヒーターをほぼ確実に給電できます。また、充電しながら使用できるので、途中で電力が不足することがありません。
とはいえ、備え付け電源はすべてのキャンプ場で用意されているわけではありません。備え付け電源を使いたい場合は、事前に電源の有無を確認しておきましょう。
方法3.持参したポータブル電源から給電する
持参したポータブル電源から給電するのも1つの手です。ポータブル電源とは、蓄電した電力をさまざまな電気機器に電力を供給できる機器のことです。
製品によっては荷物の負担になってしまいますが、ポータブル電源を持参すればどんな状況でも充電式ヒーターに給電できます。また、充電式ヒーター以外にも、電気毛布や電気ケトルといった電気機器に電力を供給できるため、ポータブル電源は冬の寒さ対策として大いに活躍します。
なお、本サイトを運営するEcoFlowは、アウトドアでの使用に適したポータブル電源を多数販売しております。ポータブル電源の導入を検討中の方は、以下の「RIVER 2」シリーズをご確認ください。
→コンパクトで携帯性に優れたEcoFlowの最新モデル「RIVER 2」シリーズはこちら
充電式ヒーターの選び方|意識すべき3つのポイント
充電式ヒーターの種類は多岐にわたるため、製品を選ぶ際に迷ってしまう方もいるでしょう。そんな方は、以下3つのポイントを意識してみてください。
- 給電方式
- 製品形状
- サイズ・重量
各ポイントを順番に見ていきましょう。
ポイント1.給電方式
1つ目のポイントは、充電式ヒーターの給電方式です。給電方式はUSB給電が基本ですが、製品によってはコンセントで給電するタイプもあります。
使用状況に合わせて給電方式を選ぶことが大切です。「購入したけど外出先で給電できない」というトラブルを避けるためにも、必ず製品の給電方式を確認してから購入しましょう。
ポイント2.製品形状
製品を選ぶ際は、充電式ヒーターの製品形状も重要です。一言で充電式ヒーターと言っても、置き型のファンヒータータイプから、着用するジャケットタイプ、首に巻くネックウォーマータイプまであります。
製品の形状によって使い勝手がまったく異なるので、目的に合わせて購入することをおすすめします。例えば、テントのなかで暖を取りたいなら置き型タイプ、移動中にあたたまりたいならジャケットタイプといったイメージです。
ポイント3.サイズ・重量
3つ目のポイントは、充電式ヒーターのサイズ・重量です。製品によってサイズや重量が異なり、大きいものだと持ち運ぶ際に負担となってしまいます。
また、テントに設置した際、サイズが大きいと邪魔になる可能性があります。「目的地までの移動は車なのか」「テントのサイズは大きいのか」など、使用状況に合わせて製品のサイズ・重量をご選択ください。
充電式ヒーターのおすすめ製品5選
充電式ヒーターのおすすめ製品を紹介します。ご自身に適した充電式ヒーターを見つけるためにも、以下5つの製品をぜひご確認ください。
- SIWENGDE|充電式ファンヒーター
- GOHHME|充電式ファンヒーター
- SOSU|充電式電気ブランケット
- EXCITECH|充電式ヒートジャケット
- tulpock|充電式ネックウォーマー
各製品を詳しく解説します。
SIWENGDE|充電式ファンヒーター
SIWENGDEが提供する充電式ファンヒーターは、コンパクトかつ暖房性能に優れた製品です。一部分だけでなく広範囲をあたためてくれるため、大きめのテントにも有効です。
また、重量が小さく携帯性も良好なので、持ち運ぶ際に荷物の負担になりづらいという利点があります。「小さくて使いやすい」「パワフルなのに音が静か」などのレビューが見られました。
サイズ |
23.3 x 14.9 x 20.2cm |
重量 |
2.00kg |
給電方式 |
USB給電式 |
参考価格 |
7,035円 |
購入ページ |
GOHHME|充電式ファンヒーター
よりコンパクトかつ軽量な充電式ファンヒーターをお求めの方は、GOHHMEが販売する製品をご検討ください。本体重量は1.25kgと非常に軽く、持ち運んでもほとんど荷物の負担になりません。
「Low」と「High」の2つのモードで暖房効果を調節できる点も魅力的。長期旅行やアウトドアのお供に適しています。
サイズ |
16.2 x 19.6 x 23.2cm |
重量 |
1.25kg |
給電方式 |
USB給電式 |
参考価格 |
7,365円 |
購入ページ |
SOSU|充電式ブランケット
SOSUが提供する本製品は、ひざ掛けや肩掛けとして活躍する充電式ブランケットです。本製品を1つ持っていくだけで、冬のキャンプを快適に過ごせるようになります。
本製品は3モードで加熱温度を設定できるほか、タイマー機能が搭載されているため利便性が良好。洗濯可能なので、いつまでも清潔に使用できます。
サイズ |
140 x 78cm |
重量 |
0.65kg |
給電方式 |
USB給電式 |
参考価格 |
4,299円 |
購入ページ |
EXCITECH|充電式ヒートジャケット
充電式ヒーターを羽織りたい場合は、EXCITECHの充電式ヒートジャケットがおすすめです。前後17箇所のヒーターが体全体をあたためてくれます。
寒い時期の登山やハイキングなどで重宝されます。本製品もバッテリーを取り外せば洗濯が可能です。移動中にあたたまりたい方はぜひ。
サイズ |
M/L/XL/2XL/3XL |
重量 |
サイズによって異なる |
給電方式 |
USB給電式 |
参考価格 |
4,580〜7,980円 |
購入ページ |
tulpock|充電式ネックウォーマー
tulpockが販売する充電式のネックウォーマー。本製品には4段階の温度サイクルがあり、加熱後はいつでも自由に調整可能です。
USBType-Aだけでなく、Type-Cに対応している点も魅力的。充電式カイロや膝ウォーマーとしても使用できます。デザインがおしゃれで使いやすいのもポイントです。
「使い心地が良好」「ちょうど良い温度であたたかい」という絶賛レビューがある一方、「使用時間が短い」「首がこりやすい」などを指摘するレビューも見られました。
サイズ |
– |
重量 |
約275g |
給電方式 |
USB/Type-C給電式 |
参考価格 |
3,999円 |
購入ページ |
充電式ヒーターに合うポータブル電源3選
充電式ヒーターは持ち運びができ、蓄電した電力を使えば外出先でも快適に使用できます。しかし、製品によっては充電がそこまで長く持たなかったり、長時間の使用が想定されていなかったりする場合があります。
長期間のアウトドアで使用したいなら、充電式ヒーターの購入と一緒にポータブル電源の導入も検討しましょう。ポータブル電源を持参すれば、外出先に備え付け電源がなくても、充電式ヒーターやその他電気機器を自由に使用できます。
アウトドアで使用する前提なら、EcoFlowが販売する「RIVER 2」シリーズをおすすめします。コンパクトで携帯性に優れた製品をお探しの方は、以下のポータブル電源をご確認ください。
RIVER 2
「RIVER 2」は、あらゆるコストを削減したポータブル電源です。バッテリー容量は256Whと比較的少ないですが、その分本体重量が小さく、非常にコンパクトなので、持ち運ぶ際に負担になりづらいという利点を持ちます。
また、史上最速の充電スピードを実現しており、0%から満充電までわずか60分で完了します。バッテリー寿命は約3,000回で、約10年間使えるのも本製品の魅力です。
容量 |
256Wh |
定格出力 |
300W |
AC充電入力 |
最大360W |
サイズ |
24.5 x 21.5 x 14.5cm |
重量 |
約3.5kg |
出力口 |
合計11 |
公式サイト |
https://jp.ecoflow.com/products/river-2-portable-power-station |
RIVER 2 Max
「RIVER 2 Max」は、最近発売したばかりのポータブル電源です。携帯性と機能性を両立した本製品は、80%以上の家庭用電化製品に対応しています。
非常用電源機能付きなので、緊急時のバックアップとしても活躍します。突然停電が起きても本製品をセットしておけば、30ミリ秒以内でバッテリー供給に自動で切り替わります。
容量 |
512Wh |
定格出力 |
500W |
AC 入力 |
100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A |
サイズ |
26.9 x 25.9 x 19.6cm |
重量 |
約6.1kg |
出力口 |
合計11 |
公式サイト |
https://jp.ecoflow.com/products/river-2-max-portable-power-station |
RIVER 2 Pro
「RIVER 2 Pro」は、これから発売する予定の高機能ポータブル電源です。定格出力は800Wと高く、バッテリー容量も十分な性能を誇ります。
充電速度も業界トップクラスであり、わずか70分でフル充電まで完了します。4通りの充電方法に対応しているのも利点です。
容量 |
768Wh |
定格出力 |
800W |
AC 入力 |
100-120V 50Hz/60Hz, 最大10A |
サイズ |
26.9 x 25.9 x 22.6cm |
重量 |
約7.8kg |
出力口 |
合計10 |
公式サイト |
https://jp.ecoflow.com/products/river-2-pro-portable-power-station |
まとめ
本記事では、充電式ヒーターの利便性や給電方法、製品の選び方を解説しました。
充電式ヒーターは外出先での利用に適した暖房器具であり、置き型のファンヒータータイプから羽織るジャケットタイプ、首に巻くネックウォーマータイプまで、さまざまな種類があります。
多種多様な充電式ヒーターが販売されているため、製品を選ぶ際は「給電方式」「製品形状」「サイズ・重量」を意識することが大切です。充電式ヒーターを長時間使いたい場合や、ほかの電気機器を快適に使用したい場合は、ポータブル電源の購入もご検討ください。
EcoFlowが販売する「RIVER 2」シリーズであれば、コンパクトで携帯性に優れているため、キャンプやハイキングなどのアウトドアで活躍するはずです。製品の購入を考えている方は、以下の公式サイトから製品情報をご確認ください。